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表題作VIPルーム~魅惑の五角関係~

後藤,VIPルームオーナー
正人,バーテンダー,バツイチ元リーマン

同時収録作品VIPルーム~魅惑の五角関係~

瑞樹,AVプロダクション社長?
正人,バーテンダー,バツイチ元リーマン

同時収録作品VIPルーム~魅惑の五角関係~

玲二,麻薬仲介人?
正人,バーテンダー,バツイチ元リーマン

同時収録作品VIPルーム~魅惑の五角関係~

今井,悪徳ジャーナリスト?
正人,バーテンダー,バツイチ元リーマン

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

ひとり以外は全員ワルメン!?
4人の男に囚われたバーテンダーの運命は!?

作品情報

作品名
VIPルーム~魅惑の五角関係~
著者
バーバラ片桐 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
発売日
ISBN
9784801900684
3.6

(24)

(5)

萌々

(9)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
84
評価数
24
平均
3.6 / 5
神率
20.8%

レビュー投稿数5

何でもありのテーマパーク、宴、BLならではのトンデモ設定&シチュ

「どういうこと!?」って延々と突っ込んでしまう(笑)
ジェットコースターのように加速していくエロ、どこを見渡してもエロ。
流石バーバラ片桐先生です。
エロを摂取したいときに頼れる先生、信頼しています。

ここまでくるとエロに胸やけを起こしそうなんですが、ローター大好きなのでなんだかんだ好きなシーンを鬼リピってます。

5Pというあまり他ではみないパーティー感があり、頭を空っぽにして楽しめます。

そして表紙のお尻が可愛いんですよねー!
挿絵だけみると「なにが起きてるの…?」と心配になりますが、エロもエロ、最終的には、乙女ゲームかのようなノリと展開。
これでも全員中年男性です!(笑)

勢いだけじゃなく、細かい伏線もちゃんと回収する細やかさも好印象です。
不思議とたまに読みたくなります。

1

タイトル通り!

バーバラさんのはコミカル作品が多いですが、こちらはシリアスとまでいかずとも、軽く楽しめるサスペンス作品になっていました。娯楽作品としてなかなか楽しみました。

タイトルでネタバレ感もあるのですが、VIPたちにいいように体を開かれるんだけど、という展開です。
正人は、バーのVIPルームの給仕。集まるのはオーナーの同級生で、漏れ聞く話からはどうやら裏家業の偉い人ばかり(しかし若くてイケメン)。
正人は前の会社をくびになり行く当てがないところをオーナーに拾ってもらった。やさしくて渋いオーナーにほのかに憧れている。

この、前勤めていた会社は、後半サスペンスの鍵になってきます。そして、体の快楽に弱い、真面目な正人。次々にオーナーやVIPたちに籠絡されてしまう。
真面目だけどHな正人がぐずぐずになってしまうのを楽しむ本。

そしてこのタイトルでバーバラさんといえば、そう、もうおわかりですね。5Pです。読んでてHなのですが、さすがに体がもたないよねーという気もしてきます。正人は体を大事にして欲しいですね。

最後にネタばらしがありますが、それは読んでのお楽しみということで。

2

エロがあればいい

とにかくシツコイ攻が好きです。
受が果てようとなんだろうと責めまくる攻が好きです。
むしろ追い打ちをかけまくるプレイが好き(n*´ω`*n)ジュルリv
なのであと書きで描かれていた言葉にひどく同意。
そんな愛が詰まった1冊でございます。

絶倫4人にしこたま仕込まれまわされ犯されまくる話。
もう少し手加減してやれば毎日でも楽しめると思うのだがいかがなものか(苦笑
むしろもう一人くらい受を増やしてみてはどうだろうか。
ハジメテなのに開発されまくり
あまつさえ犯されまくる
なんともエロエロなお話しでした。

少々事件的なエピソードもあるのですが
かすんで見えなかった(w
ガツンとエロだけ読みたいときにはおすすめです。

3

攻4×受1!

答姐トピで「表紙イラストのお尻が魅惑的♡」ということでご紹介いただいて読みました!(おい)

いやはや、面白かったです。正直、小説としての完成度という点ではそう高くないというか…攻4×受1という驚異の5P作品なので繊細さに欠ける作品ではあるのですが、そのぶん勢いがありました。エロスだけかと思いきや、主人公・正人の前職にまつわる事件に絡んだちょっとしたハードボイルド展開(?)もあって、結構楽しく読めました。

物語は正人の一人称で進んで行きます。そのせいもあってか、最後の最後まで正人の魅力が本当に分からなかったのも面白かったです。いや、良い人なんですよ。ちょっと気が弱いけど、真面目で、正義感があって、働く意欲もあって、別れた妻子への思いやりもある。でもBL作品の受キャラで、尚且つ4人のメンズに溺愛されるほどの男ではないんです。けれど4人全員がメロメロになってるんですよね笑 腑に落ちないっちゃあ腑に落ちないのですが、そのモヤッと感が面白かったのでヨシとします。

4人の誰を選ぶのか――なんて、乙女ゲーム(BLゲーム?)にありそうな設定ですね。その割にはみんな年上攻でタイプが似通っていますが…。トゥルーエンドは後藤ルートのようです。それが分かって読み返すと…ちょっとオーナー、最初の展開が非道くないですか…と思わなくもなかったです。お初を瑞樹に譲っちゃいかんでしょう。

正体不明の攻4人。最後まで読んで、4人じゃなくて3人で十分な気もしましたが(正人が体力的な意味で大変そうなので)、奈良千春さんの魅惑的なイラストに★1つオマケです。

4

嵩張る5Pモノ

一人の受けに四人の攻め、という5Pモノ。
バツイチ元リーマンの冴えない三十路男が
とあるVIPルームでバーテンとして働き始める。
そこのオーナーと常連客三人に気に入られ
ところ構わず犯されるというエロエロなお話です。


まず思ったのは、人数が多ければいいというものでもないなぁということ。

攻めが四人もいるため、どうしてもキャラ被り問題が浮上してきます。
ダンディで物静かなオーナー以外
三人ともちょい悪系でやや鬼畜系。
攻め方も似通っており、四人いる意味を感じません。

また、この攻め四人は学生時代の同級生で
主人公(三十代)より五歳年上という設定。
これがまた画一的で面白くないな~と(すみません)。
四人もいるなら、一人くらい年下攻めにしても良かったように思います。

四人の絆を描くための同級生設定かと思いますが、別に同い年でなくても「付き合いが長い 」だけで十分絆の根拠となりえた気がします。


5Pシーンは、3Pモノのそれと大差ありません。
一人が挿入している間に、ほかの三人が
受けの乳首を責めたり、フェラさせたり……
人数が多いぶん受けの負担が大きくなるので
受けが痛めつけられる描写が見たい!
という方には良いかもしれません。

一度だけ二輪挿しのシーンがありますが
これも3Pモノとの差別化を感じられるものではありませんでした。


主人公の受けは、地味で平凡な小市民タイプ。
いきなり強姦されショックを受けるも、オーナーの優しい態度にほだされ、そのまま身体で懐柔され四人を好きになってしまうという、とても不憫かつ都合のよい(?)キャラクターです。

ヤクザ絡みの事件に巻き込まれ、そのことで四人に脅迫されても前の会社の機密情報を漏らさない芯の強さは買いますが、その強さをフィジカル面でも発揮して欲しかったです。


少し前に、愁堂れなさん『オジさんパラダイス~愛される理由~』
(同じく奈良千春さん挿絵、6Pモノ)
という作品がありましたが
それを読んだときと似たような惜しさを感じました。

人数が四人以上の複数物、アイディアとしてはとても面白いと思うのですが、大人数を捌くのは至難の技だなと改めて実感した次第です。

10

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