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表題作シチリアの花嫁

ワルター,30代半ば,元貴族の当主で実業家
百里凪斗,旅行中の大学四年生

その他の収録作品

  • ユーリィ・エミリアーノ・ベルカストロ(五歳)の悩み
  • あとがき

あらすじ

遺跡好きの草食系男子である大学生の百里凪斗は、
アルバイトをしてお金を溜めては世界遺産や歴史的遺跡を巡る貧乏旅行をしている。
卒業後は長旅に出られなくなるため、凪斗は最後に奮発してシチリアで遺跡巡りをしていた。
そのとき、偶然路地で赤ん坊を保護した凪斗は拉致犯と間違われ、
保護者である青年実業家のワルターの館に連れていかれてしまう。
すぐに誤解は解けほっとする凪斗だったが、赤ん坊に異様に懐かれてしまった凪斗は
しばらくワルターの館に滞在することに。
その上、なにかとワルターに構われて、凪斗は彼に次第に想いを寄せるようになる。
しかしある日、彼には青年実業家とは別の顔があることを知り――。

作品情報

作品名
シチリアの花嫁
著者
妃川螢 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
ISBN
9784344832473
3.2

(14)

(1)

萌々

(5)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
44
評価数
14
平均
3.2 / 5
神率
7.1%

レビュー投稿数2

子育てBLでもあり・・・

「花嫁」もの、マフィアものはあまり得意ではないので積極的には買わないのですが、今回は蓮川先生の美麗なイラストに魅かれ、そして萌えツボが合うことの多い作者様の作品ということもあって、購入しました。
シリアスな状況も織り込まれてはいるのですが、全体的には個人的に好きな「子育てBL」の雰囲気もあって(とりわけ巻末短編のユーリィとワルターの攻防戦がとてもツボで・・・これぞ子育てBLの萌醍醐味!!!という感じでした。)、わくわくどきどきしながら夢中になって読むことができました。
最近割と日常をテーマにしたBLを読む事が多かったので、久しぶりにドラマティックでロマンティックなお話を読み、非日常の夢のような世界を堪能する事ができました。
お話は勿論のこと、イラストの美しさにもうっとり・・・。世界観に酔いしれることができました。

受け様である凪人の最終的な選択も、私にはとても新鮮な展開でした。

あと、個人的にはサブキャラのカップル(ジュリア―ノとデュリオ)のスピンオフを切望してしまいました。ストイックでクールキャラの受け様が乱されていく姿、萌えツボなんです。

2

ほのぼの???

冒頭、これはハードなマフィア系?なの??と思っていましたが
まあ ほのぼのと言いきれませんが、平和に読める作品でした
どろどろしすぎると自分的に辛いので、このぐらいで自分は丁度いいです(*´∀`*)

受け様はバイトで資金を貯めて長期の休みには、海外に行って
遺跡巡りをするのが好きな大学4年生です
攻め様は実業家でありながらマフィアの肩書もある方です

話は、受け様が旅行先でひょんなことから赤ん坊を見つけ出した所に
強面の集団に囲まれ無理やり攻め様の屋敷に連れられてきます
どうやら受け様は、その赤ん坊を誘拐した犯人だと間違われていたようですが
その誤解も解けて・・・と思ったら
今度は赤ん坊に気に入られてしばらく滞在することになって
優しく接してくる攻め様の事が気になり始める受け様・・・

けっこうな攻め様、溺愛を隠しきれない方で
受け様を混乱させてくれますw

メインカップルの他に他のカップルの絡みもみれましたし
重要なカギをもつ赤ん坊が5歳になってからのお話で
攻め様と赤ん坊だった子が受け様を取り合うのがツボでした(*´∀`*)

6

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