イエスかノーか半分か

yes ka no ka hanbun ka

イエスかノーか半分か
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神219
  • 萌×264
  • 萌17
  • 中立3
  • しゅみじゃない27

11

レビュー数
40
得点
1405
評価数
330件
平均
4.3 / 5
神率
66.4%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784403523649

あらすじ

人気若手アナウンサーの国江田計は極端な二重人格。王子と称される完璧な外面と、「愚民め」が(心の)口癖の強烈すぎる裏の顔を持っている。もちろん誰にも秘密だ。そんなある日、取材で知り合ったアニメーション作家の都築潮と、オフモードの時に遭遇してしまう。幸い都築は、くたびれたジャージにマスクの男があの国江田計とは気づかない。けれど怪我をした都築の仕事を、計はしばらく手伝う羽目になり…?

表題作イエスかノーか半分か

都築潮,ストップモーションアニメーター,27歳
国江田計,ニュース(サブ)キャスター,27歳

その他の収録作品

  • 両方フォーユー
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数40

可愛いの一言に尽きます

一穂ミチさんの小説を読むのは2度目です。最初に読んだ『ノーモアベット』は、絵師さんに惹かれて購入したのですが、いまひとつ、という感じで、もしかしたら私には合わない作家さんなのかもしれないと今まで避けてきたのですが、表紙絵の可愛らしさ、美人強気受け、職業BL、と気になる要素満載で、軽い気持ちで手に取ったこの本。
控えめに言って、最高でした。いや、まじで。
なんで私は作家避けしてたんだろうとめちゃくちゃ後悔してます。それくらい素晴らしかった。素晴らしく萌えた。
まず受けが可愛いんですよね。外面がめちゃくちゃ良くて、ほとんど二重人格みたいな変わり様。自分の口や意地が悪いのを自覚しているから、処世術として外付けよく振舞っていたけど、完璧に作り上げた王子様な自分と、口が悪い自分、どちらが本当かわからなくなってくる。その中で攻めに出会い、「国江田計」と「オワル」、別人として攻めと親交を深めていく。素の自分を受け入れてくれる攻めに安心感を覚えつつも、攻めが嬉々として語る「国江田計」に嫉妬したりもする。かわいい。
なんやかんやあって、付き合うことになるんだが、本当に受けが可愛い。頭は回るけどち続きょっと鈍くて、素直じゃなくて。もうめっちゃ可愛いよ。

ストーリーやキャラが良いのはもちろんだが、共感できるセリフとかもある。「自分より活躍している同い年は皆嫌い」とかね わかる わかるよ……

2

鼻濁音

なんといっても、主人公・国江田計が魅力的な小説です。
私、頑張り屋さんのキャラクターがほんとうに好きで、ついつい入れ込んでしまうのですが...(それゆえにスポコンが大好物)国江田さんは私のこのタイプにドンピシャでした。
表ではいい人なのに、裏では人をこき下ろす...とだけ聞くと、なんてやつだ。と思うかもしれません。しかし2面性を隠し続けるっていうのは、どれだけの努力が必要なんでしょう。国江田さんはその努力を絶対にかかしません。普通そこまでできないでしょうってほど、彼は、裏の性格が露呈しないよう日々ストイックに生きていて、ある意味潔くかっこいいなと感じるほどです。
そんな国江田さんが(1〜3巻のどれかは忘れてしまいましたが)、ひとりで「もう頑張り方が分からない」となるシーンでは、かなり胸にくるものがありました。
性格悪くて頑張り屋で、意地っ張りで素直な国江田さんを支える、都築潮という人物。
国江田さんを完璧にコントロールできる日は来るのでしょうか。

BL小説は何冊か目を通しましたが、ほかと違うな、と思ったのは、「へえ~、そうなんだ知らなかった」って知識が増える楽しさがある続きという点です。今回は登場人物がアナウンサーやアニメーションクリエイターなどの珍しい職業であるということもあって、それ関係の専門用語とかも出てきて面白かったです。別に必要な知識じゃないけど、増えたらもっと楽しい、みたいな。そういうところも好きだな、と思いました。

0

強気美人受け好き必見!

一穂先生の素敵な世界観がにじみ出ている。
この作品を通して、正直アナウンサーへの見方が変わった(笑)
そして何より行為の描写がエロい。強気でいじっぱり美人の計と男前に温かく見守りながらもヤルときはヤる潮。どんどんグズグズになっていく計が見てて微笑ましい。
竹美家らら先生のきれいでふわふわな絵とこのふたりがまたすんごく合っていてホント最高!!!表紙はもちろんのこと、挿絵もエッチで可愛くて!!!ジャケ買いでも後悔しな買ったと思う。

3

ツンデレ好きな人にオススメ。

アニメーション作家×人気若手アナウンサー。

前から気になっていた小説をようやく読了!
面白かった〜!!もっと早く読めばよかったです(*^^*) 

計の二面性がとっても愛おしいです。「この愚民め。」で惚れました(笑)
あそこまで完璧に演じ分けるのは相当ストレス溜まりそう。
でも潮の前でだけオフなれる計が可愛いです。
本番直前の計の「助けて。」にドキドキしました。潮が気づいててくれて良かった〜(泣)

設楽さんが何げに気になります。計がお仕事してるところがすごく楽しい。もっと読みたいです。

3

ほのぼの読みやすい

ほのぼの系が読みたくて、購入しました。

神評価が多く、期待していましたが、私の好みにはあいませんでした。
キャラはとても魅力的でしたが、お話の進め方が私には合わなかったようです。

読みやすか読みにくいかで言うと、読みやすいとは思いますが、もっと心からラブラブして欲しかったな…なんて。

そもそも、アナウンサーに萌えなかったり二重人格と言いますか、裏表のある性格が苦手なところが苦手なのかもしれません。

感想の一部として捉えていただけるとありがたいです。

1

会話の応酬やテンポが良いd(⌒o⌒)b

あらすじや内容については皆様によって既出ですので、私は感想のみ申し上げることに致します。
まず、計が潮との出会いで偽名を名乗る際、「オワリ」という名前を選んだのが面白かったです。
相手の名前が都築ということを知り、とっさに「続き」に対して「終わり」だから「オワリ」。
さすがアナウンサーなだけあって、計は頭の回転が速いです。
そう言えば、小説が好きで数多く読んでまいりましたが、業界ものって初めてです。
いつも何気なく観ているTV。その中で活躍されているアナウンサーたち。
この人、朝の早い時間に出てたけど、夜のこんな遅い番組にも出てるんだ。
大変だなー、アナウンサーって。
でもグルメリポートとか映画評論、海外出張など美味しい思いも一杯してそうで、楽しそう。
とはいえ、口下手な自分には向いている職業だとは思えないし、別世界のこと。それに特別知りたいとも思わない世界でした。
ところが今回、この小説を読んでその世界の一端を知り、大変興味深く、楽しく読むことが出来ました。
小説や映画の良さは、普段絶対になれない自分になれること。
自分自身がせずとも小説の中の主人公がやっての続きけ、悔しさを味わったり、悲しみを経験したり、嬉しさを共感できることにあります。
この小説を読んだことにより、そういったことを改めて実感させられました。
というのも、主人公の一人、受の国江田計の性格があまりにも自分と違っていたためです。
会社の外や心の中では、うぜーとか、死ねとか、愚民どもとか、こんな汚い言葉ばかり吐く人が主人公のこの小説。最初は「うわ…」と思いました。最後まで読めるかな、とすら思いました。当然主人公に共感できないし、感情移入などもってのほか。
ところが読み進めるごとにどんどん面白くなってきて、こんな性格もありかも、と思えるほどになりました。
読み終えた今では計が可愛くて可愛くて、その性格すらも丸ごと好きになってしまいました。
そういや私だって、会社で苦手な人からの電話には、「うわっ、やな奴からかかってきた」と思いながらも、逆に丁寧な応対をしてやり過ごします。
「ああ、私も同じだ。心の中の声を表に発しないだけで」と思いました。
会社での私と、家での私。よそ行きの外面と、素顔。
二重人格を辞書で調べると、一人の人間の中に二つの全く異なる人格が交代して現れ、互いに他方の人格にあるときの行動を想起できない、とあります。
本物の二重人格者は病気ですが、計は案外どこにでもいる普通の人格を持った、頭の切れる要領のいい人。
それゆえ要領の悪い私からすると、計は羨ましい性格です。
でもただ要領がいい嫌な奴ではなく、どこか憎めない愛嬌のある可愛い性格、それが計なんですよね。
とっても楽しかった。
この後も2巻、3巻と読んで参ります♪

2

可愛いね!

面白くてスラッと一日で読めました。アナウンサーとアニメーターのラブコメみたいな感じです。
何より受けの計が可愛すぎます笑 いちいち頭の中で暴言を吐く姿に、この人いちいち文句を言うのめんどくさくないのかなぁと思ってしまいました。でも頑張るところはしっかり努力するし、普通にいい子じゃないかと思いました笑
少し疑問に思うのは、顔をマスクで隠してるだけで違う人だと思う潮です。いや、声でバレるだろ!いくら喋り方が違ってもわかるでしょう! まあ、結局声でバレるんですけどね。笑
潮と計の掛け合いはとても可愛らしく、お似合いカップルだなぁとつくづく思いました。エッチシーンでは計が無駄にネコ役に慣れていて、潮に弄ばれてて萌えました。ツンデレ受け可愛すぎか、と興奮しました。

0

素の自分でいられる特別な場所

表向きの顔は優等生のアナウンサー国江田計。
でも心の中の素の計は常に悪態をついています。
その裏の顔を知っているのは親だけのはずだったのに、
ひょんなことから都築潮に知られてしまいます。

そして素の自分(裏の顔)でいられる潮との時間が、計にとって心安らぐ時間となり、潮との関係も急接近!

とにかく可愛くてお似合いの二人。
「愚民ども」と悪態をつく計は笑えます。
そして素直じゃない計をからかって怒らせたり、甘いささやきでデレデレにさせちゃう潮もさすがだな~と思います。

二人の口喧嘩からのラブラブモード突入をずっと見ていたい。

2

表も裏も、たったひとり。


一穂さん初読みでした。
お仕事BL!という感じで、頁数も005~152が表題、153~260(あとがき1頁込み)が第2部、という読みやすい量。一々辞書を引かなければならないような難しさもなく、強いていうなら文章が飛びやすいというか読み返すことが多く、伏線らしき事柄に驚き切れなかったことが少し残念、というくらいです。嚔等…

「冗談じゃありません」からの
「うまくやれ、と言って下さい。僕はいつだってうまくやってきたんですから」
「上等だーー誰よりもうまくやってこい」
このセットん中じゃ俺がMC、ご主人様だ。

の件に最も感情の盛り上がりがありました。"でもきっとどんな仕事も、残りの一厘を積み重ねて初めて成立する。都築の作る動画が、たった一枚のコンテから始まるように。" この件も。このように、恋愛面でドキドキするような場面はそんなになかったので萌えとしては低いですが裏の顔はあれど努力家なところが好感度高い受けの計が攻めの潮に逢って、どんどん緩くなっていく様子が愛しかったです。潮はもうちょっとわんこっぽさが残っていると可愛かったなぁ。男らしさも素晴らしいですが。
後半続き出て来る後輩・皆川は受けっぽいと思いながら読み進めていましたが、Pの設楽とガン治療中の麻生にもえました。麻生さん、後輩である計に譲らないって。でも設楽には俺をネタに使えって。感動するところではないのかもしれませんが感動しました。計の見えないところで上手な上司…。
後半を読んでからは読めてよかったなと思うけど前半のみの、潮が計の深いところで支えとなったところで終わったとしてもまとまっただろうなと感じます。恋愛というより仲間色が強くなるけど…潮がいつのまにか仕込んでいたパラパラ漫画での"知ってた"がよかった!
竹美家ららさんのイラストがまたふたりにイメージを持ちやすい、柔らかくありながらどこかリアルな華を添えていました。

別の登場人物の恋愛話の最中に、垣間見るようにこの先のふたりが読めたら楽しそうだなぁと思います。言い合いも、痴話喧嘩になりつつありますかね〜微笑ましいし、嬉しい。因みに終盤の計のセッしたい連呼には驚きました…!笑

この先色々な人と打ち解けていくのだろうけど、それでも潮は計の特別なのでしょう。
半分じゃなくて、全部。

1

もっと早く読みたかった!

何でもっとはやく読まなかったんだろう!
私には珍しく小説なのに一気読みしてしまいました。

もともとテレフォンセックスのシーンが目当てで購入したのですが(有名人気作とは知りませんでした)収穫はそれ以上。
特にキャラクターが魅力的です。
メイン2人以外の登場人物にもまるで実在の人物のような存在感があります。
自分も体験したことがあるようなリアルな心理描写が描かれているせいでしょうか。
加えてあまり見慣れない表現で書かれているのに、それが飾った言葉や辞書で引かなきゃわからないような言葉ではないから読みやすかったです。
もっとこの作者さんの作品を読みたくなります。

2

あっぱれ日本一!

新年一発目だったかな?年末だったかな?
そのあたりに読んだのですが
「このBLがヤバい!2016」でさすが1位だなと
もう、あっぱれ、日本一!と叫びましたね。

とにかく絵がいいし
読みやすい文章が!

まず設定が旬すぎてもう目からうろこ。

今、本当に注目されてる職種がでてきたり
テレビの特殊なあの職種の裏側も垣間見えたり
社会的な人の上っ面の付き合い方というか
なんとなしに人間的な面が妙にりあるだし
主人公の目線で全て書かれているのですが
なんか、とってもいじらしいし
こんなの目の前に居たら
もう…どうしようかね。


男でも読めると思うし
BLファンじゃなくてもコレはおすすめできるなって思いました。

初心者にも行けると思うし
BL浸食させたいって友人がいたら
潮みたいな男みせられたらきっとキュンキュンしちゃうと思う。


男の俺がキュンキュンしたからね!


もう!!う腐腐腐腐腐❤と、なってしまう一冊です。
(分かりづらいかな…?)

3

無自覚的小悪魔系受様

一穂ミチさんは「朝から朝まで」以来2作目です。
「朝から~」は感動!!ってほどでもなかったのですが、
新規の作家さんを開拓したくって、
私が「神!」と思ってる作品に
同じような評価をしているレビュアーさんの
評価の高い作品を漁ってたらこの作品にたどり着きました。

計=オワリだと、いつ気づくのかなぁ
そのときどんなリアクションが‥と思っていたので、
その点に関してはちょっと拍子抜けしました。
受け受けしい受様が苦手なので、
みだりに触られると逆毛を立てる猫みたいで
かわいらしかったです、計。
潮も鈍いのか、聡いのかわからないですが、
計に関しては懐が深い‥。
計と対比させるためなんでしょうが、
ちょっといい人すぎて引くくらい。

今、積んでいる小説が、痛くて読み続けられずにいたので
ほんっと癒されました。

1

キャラクター萌の本でした

キャラクター萌の本でした。計はとても可愛く魅力的なキャラですが、それも後半になってくると少し乙女思考が強かったかな…という感じがしました(最初の印象が強烈だっただけに笑)。
そこがかわいいツンデレとして物語を彩っているのもあるんですけどね。

私はどちらかというと攻めの潮の人柄に惚れ込みました。やっぱりツンデレは攻めの魅力があってこそ成り立つものだと痛感しました。
決めるところはしっかり決めてくれる、仕事に対して真面目に向き合うアーティストな潮。けれど計に対してしっかり守る姿勢も見せてくれ、計の相手はもうこの人しかいないな、という安心感がとても持てます。

時々出てくるマスコミ界に大してのブラックジョーク的な?描写も面白く、世間では嫌われている感じがする界隈の話でも大変面白く読めました

0

一穂さんは朝チュンで良いと感じる昨今

愚民て…なんだか久々に聞いたー(笑
レビューがもうかなり上がっていますので、個人的な感想を。

受けは、真面目で人当たりの良い局アナ…と見せかけて、裏表のある計。
そして攻めは、若手有望株のアニメーション作家の潮。
心の中では毒を吐きまくり、スーパー猫かぶりの計と、仕事で出会った同い年の潮とのお話です。

計の心の声がバシバシ辛口で繰り広げられている本作。
それ自体は、わたしは特に『口悪いな』とか『性格悪すぎだろ』とかは感じませんでした。
誰にでも多かれ少なかれあるでしょうしね(苦笑
キャラが皆、清廉潔白であれとは思いません。
ただ、その心の声はなんというか笑えない。
面白いでしょ!という押しが感じられてしまいました。
筆者さんご自身も計の側に立って書かれたように感じてしまいまして…
個人的には筆者さんには神立場(視点という意味でなく)でいて欲しいので、わたしには合わないなと思いました。

そして一穂さん、相変わらずエチ喘ぎの『書いてます』感が半端ないです(苦笑
なんでだろう、読んでいてもわざとらしさを感じて、その場面になると急に現実に引き戻されます。続き
セリフはまったくそういうことは感じないのに、喘ぎ声だけどうにもAVのようで…
ここ最近はそういうシーンを増やしているからかもしれませんが、そうするとよけいわざとらしさが先立っていて、いっその事、朝チュン的なものでもよいのでは?と思う始末です。
もちろんそういうシーンはないよりある方が美味しいですが、一穂さんのエチは目が滑ります。
時々レビューで見かけた、目が滑るとはこのことかと…

高評価レビューの多い中で心苦しさもありますが、一個人の感想として書かせて頂きました。
ただ一穂さんは大好きな作品もたくさんありますので、これからもなんだかんだと買い続けるのだろうなと思います。

9

インパクトすごい

クレイアニメーション作家×報道アナウンサー。受けは「王子」と呼ばれている上品イケメンアナウンサーなのに、心の中では「ボケ、カス、この愚民がっ」とか始終唱えてる二重人格な25歳。

受けのキャラクターが秀逸でした。ちょっと苦手な部分もありましたが、なかなかこんなインパクト強い受けもいない気がします。アナウンサーのお仕事話も面白かった。
でも、攻めが「別のアナウンサーが、自分の前ではニコニコしてるのに、ADを蹴ってたり、つまんねえ仕事とか言ってるのを見聞きしたせいでアナウンサーに不信感を持っていて、受けにいやな態度を取ってしまった」という設定なのに、受けが二重人格なのはいいんだ…とちょっと腑に落ちなかった。ので一段階マイナス。

0

甘いお話

とても読みやすい文体でサクッと読めます。
イラストとの雰囲気も合っているので表紙を見た通り、期待した通りの内容でした。
アナウンサーの国江田さんは毒舌設定。さわやかな見た目とキャラに反する口の悪さ。しかもそれは脳内だったり極親しい人のみが知ることができるという特別なことで二人の親しくなるきっかけでもあります。
毒舌といっても乙女の許容範囲内ですので気分のわるくなるようなものではありませんのでご安心ください。

0

主人公かわいい

とにかく計ちゃんが腹黒ツンデレでかわいい(笑)((o(`>ω<´)o))
エロシーンもちゃんとあるし計ちゃんが潮さんをなんだかんだいって求めてしまい素直になるのがほんとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉにぐっときます:(((∩˘ω˘∩))):
エロシーンでの一言一言が可愛くて愛おしくなるレベルでやばいです:(´∩ω∩`):
アナウンサーやってるときはきらきら王子様キャラなのにプイベートだと急にもさくてダサいですがなるのも面白かった(笑)

2

最後のひとさじ

多分、この一冊に期待すべきは
蜂蜜の様な甘さでもシフォンケーキの様な
柔らかさでも綿飴の様な口どけでも
ない様な気がします。
甘さは確かにある訳ですがそれはどちらかと言えば
チーズケーキの甘さと言うべきであり、
しかも使われているチーズは一寸捻って
ゴルゴンゾーラチーズだったりします。
と、承知して読んでみると美味しい一冊です。
さりげない癖が思わぬ所で引っかかるので
万人向けと言い切れない部分はありますが、
癖になる味わいではあります。
でも、合わない人が無理やり食べ続ける
味ではないでしょう。

1

ツンデレ大好きだー。

一穂ミチ先生は初読みになります。
ちるちるで人気があるっぽい、くらいで特に前情報なく読みました。

で、だ。
何だこの激烈にかわいいツンデレは。きたよ、これ。笑

出だしの王子キャラから暴君キャラへの変貌で二重人格キャラかー
なんて思ってましたが、いやいや、デレるときも性格違いすぎるから!笑
もはや三重人格ですから!!(←喜んでます)

仕事のできるツンデレ王子受けってよいですねー。vv
『国江田さん』がクリアに描かれるほど、オワリとの乖離に苦しむ姿が切なかった。
素をさらけ出させてくれれる都築がやさしく微笑むのは『国江田さん』。
『国江田さん』は自分じゃない。
見てほしいのは飾らない本当の自分なのに。でも素直になれなくて。
あーじれったい。
そんな素直になれない計をまるっと包み込む懐の深さに萌えですよ!
あまりの萌えっぷりに話半ばで本屋に続きを買いに走ったぐらい。笑

すごく丁寧に仕事の話を書いていらっしゃるので、そちらの方でも
ぐいぐい話に引き込まれました。
そのせいなのかなぁ。クライマックスともいえる計の初MCで
仕事を成し遂げたときの続きある種の達成感を共感しながら読んでいたので
どうも、そこからラブに突入するのにもやもや感がつきまといました・・・。
仕事部分で盛り上がってるところなのに、なんか無理やり恋愛を
ねじ込んできてるみたいで。
二人のらぶらぶシーンだけ、切り取って読む分には萌え~ってなるんですけど
続けて読むと萎えってなる不思議な経験しました。。。


えぇ。まぁ、若干のもやっと、はありましたが。
エチシーンは大満足です!!!

初エッチはそれはそれは可愛らしいったらありゃしない、ってくらい
計が素直にならなくて。笑
でも結局は手練れた都築に絆されいやいや言いながららぶらぶしてました♪
もーかわゆいっvvv

「両方フォーユー」で計が竜起にゆらゆらしちゃう件はなんてことー!
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-
と思いましたが。都築とのテレフォンセックスが秀逸で。( ´艸`)ムフフ

「 ……後ろも触る? 」
「 やだ 」
「 何で? 」
「 そっちは、潮がしてくんないとやだっ…… 」

ひぃっーーっ。甘々すぎて脳が蕩けそうだよー。笑
計の素で都築好きって感情がダダ漏れになるのがたまりませんっ
(*´д`*)ハァハァ


挿絵は竹美家先生のかわいらしい感じの絵柄でほんわかなんですよねー。
イラスト自体は大変好みです♪
ただ、最初の方は計はもっとクールビューティー系のイメージで読んでいたので
若干違和感はありました。
都築もやっぱりかわいい感じに見えてしまって。苦

でも、まぁ、あれだけやだやだ言う計を見てると、幼さが全面にあふれているのでこのイラストもあながちアンマッチではないなぁ、と読み返すたびに見慣れました。笑


一気に失速せず萌え!っとはなれなかったのですが、
仕事の面、ラブの面、どちらも丁寧に書かれていて、そして大変コミカルに
書かれているので読みやすいかな、と思います。
人気作ってのも納得かな。(≧∀≦)

0

笑いたいときに読みたい一冊

電車の中で挿絵を隠しながら読んでいたんですが、挿絵隠すよりも笑いを堪える方が大変でした。外で読むならマスク必須です。マスクあっても漏れるくらい。
最初は国江田さんの小気味がいいほどの口の悪さ(というよりも罵詈雑言w)にびっくりしながら読んでいたんですが、読み進めると癖になりますね、たまりません。
ストレス発散したいときに、笑いたいときに、萌えたいときに、何度も読み返しています。国江田さんの言葉がとにかく爽快ですし、都築との掛け合いも頭がいいんだか悪いんだか。笑
あと、国江田さんのお母さんとの電話でのやりとりも好きでした。
ゴリラのくだりなんか本当に意味がわかんない!って突っ込みたい。笑
エビぞりも意外すぎてww
皆川くんも好きなので浮気!?シーンは嫌な気持ちにはならずいい意味で軽く読み流せました。笑
結構情事シーンもあります。電話での情事に別に今までこれといってときめいたこともなかったんですが、これはときめきました。国江田さん可愛かった・・・。
最初から最後までツボにはまりすぎてCDまで買っちゃいました。
イエスかノーか半分か。タイトルも秀逸だなあと思いました。
続きラストは最初少し幼い印象があったんですが、慣れてしまうとあまり感じません。竹美家さんの絵の都築と国江田さんとても愛しいです^^

3

好きなのは、半分じゃないな!!

 一穂さんのあの、綺麗な文章プラス、計のあの軽いセリフのコラボレーション。楽しかった。読みやすかった。ちげーよ、とか、黙れ愚民が、とかオフモードでは毒舌満開のアナウンサー国江田計の一人称で話が進む。
 内面と外面のギャップありすぎの計は、取材で知り合ったアニメーション作家、都築潮に「国江田さん」と「オワリ」という二人のキャラを使い分けて接する。
 うわ、それややこしなるパターンちゃうの?と思ってハラハラ読んでいたら、潮はあっさりそのパターンを見破る。そして、そのトリックを見破っても潮は怒らず、
「俺は国江田さんとオワリ、足して二倍好きだ」という。なにそれ。ナイスすぎる!!
 そして、二人のエッチもいい。計が結構女王受けで。潮が結構変態で。女王にテレホンでセックスしちゃったらそりゃやばいでしょ。
 ああ、みなさん読んでください。

3

ツンデレ具合がかわいい

 ともかく、受け様の計のツンデレがかわいかった。
挿絵もとてもかわいくて、表紙のキス待ちの攻め様の潮に対して、テレまくってあっかんべしてる計の姿にうははー、でした。

 外面をがちがちに固めた計のにっこり笑顔の仮面の下で繰り広げられてる罵詈雑言の数々。
心の中で思うだけなら自由だし、こんだけ正直にしてたらむしろアッパレ、と感じてしまいました。

そんな素の計と潮の最初の出会いは、潮にとっていい印象じゃなかったはずなのに、話してみたらその歯に衣を着せないストレートな言い分が気に入っちゃって。
 計は素のままでも当たり前に受け入れてくれる潮のいる場所が居心地よくて、でもそれを認めちゃうと、今までの自分の空虚さと向き合うことになって、コワくて。

 潮が気付いてくれてよかった。
ものすごく頑張って努力した結果の外面王子の国江田さんと自分に正直なツンデレ計と、両方受け止めて、足して二倍で愛してくれて。
 後半の計の浮気騒動の時も思ったけど、どんだけ男前で懐の深い攻めなんだ。
まさかの関節技で、そうくるか!でした。

 受けの計の一人称で書かれてて、だだ漏れの心の声に続きクスッと笑いながら楽しく読めた一冊でした。

4

主人公の心の声にツッコミつつ、ツンデレっぷりにキュンとくる!

読み進めて最初の印象は、主人公の心の声(言葉)が今どきの若者すぎる、というか、よくこんなにもポンポンと粗雑な言葉が出てくるな!逆にすごいわ!と思ったのが第一印象。(笑)

でも読み進めていくうちに、言葉遣いが悪く意地っ張りなツンデレだけど、仕事には真面目でとっても努力家な主人公(受)が愛しく思えました。
キャラクターのオンオフのように、ストーリーも恋愛のコミカルなシーンや仕事の緊迫したシーンなどオンオフがあって、中弛みせず一気に最後まで読めました。
読み進んでいくうちに、主人公の言葉遣いの悪さがキャラクターの内面をしっかり立たせる一つの武器になり、仕事には真摯な計のギャップになったと思います。

そして、この話の要でもあるTV業界の描写が素晴らしいと思いました。
計のアナウンサーという仕事がとてもリアルに、そして丁寧に描かれていて、全然そっちの分野に詳しくない私でも手に汗を握ったり、テレビ人に同情したりと、読んでいて一体どこまでが業界人のフィクションなんだろうと思ったほどです。

個人的にツボだったのは、いつも穏やかで飄々としている潮(攻)が、とある場面で計に怒った時続きのセリフと、とった行動に!笑
普通のBLならよくある(鬼畜BLにはありがちな)展開か?!と思ったら、まさかの技キメ・・・!!!に笑いました。

いろんなところでドキドキハラハラしましたが、最後まで楽しく読めました。

0

二重人格

丸ごと一冊がひとつのストーリーでした。

面白かったですね~。
あまりの口の悪さに、笑いが出る出る・・・。
そして、作品自体もジメジメしているところが一つもなく
さっぱりと読める。
爽快感がある作品だな~と感じました。

そして、潮の懐の広さといったら素晴らしいですね。
これだけ悪態を付く人間に対して
どうして優しくなれるんだ!?と思うけど
確かに、最初に遭遇したのがその人格だったわけだし
それも含めてカワイイと思ってしまったわけですからね~。
しょうがないのかな。
でも、よく最初にそんなんで好きになれたなぁ?とは
思ってしまいましたがw

もうちょっと後輩くんと潮がバトってくれると
もっと楽しかったかも~と思ってしまいました。

3

サイテー野郎がふたり(後半注意!)

冒頭から痛快でした。
私小説というのは苦手なんですが、これは凄く良い!
「そのまま進撃してしまえええ!」って感じでした。

心の中で声を発している主人公である計(受け)の言葉は凄まじい!
何という上から目線。
周囲や相手をこけおろしています。
「この愚民ども」って言葉は凄いですね(笑)
それをにっこりと笑い、
「いい子ちゃん」の仮面を被ってやりすごす計…。
これは笑い転げそうになりました。
一穂ミチさんの文章力の勝利ですね。素晴らしい!
このギャップがたまらない。良いですねー。
まさしく痛快劇です。

そして家に帰ってから、
くたびれたジャージを着てマスクにサングラスで
外出し、大衆が好むような牛丼を嬉しそうに買う計。
この素の計が、また良い!
「いい子ちゃん」の仮面を剥いだ彼がこんなダサくてムサイなんて
誰が想像するでしょうか。爆笑ものです!



そしてふとしたきっかけから、
都築(攻め)の仕事の手伝いをすることになった計。
素の自分を見せられることに
「飾らなくていい自分」
「いい子ちゃんでいなくていい自分」の
素の自分を続きさらけ出すことの気楽さに、
仕事がなくても都築の家に入り浸るようになります。
これは読んでいて嬉しかったです。
ああ、やっと素の自分をさらけ出せる相手が
見つけることができたんだね…と。



やはり仕事モードのときは、計は自分を
「飾り立ててガードしていた」と思うのです。
それは、読者全てがそう思ったのではないかな…と
勝手に予想しました。

そのニュースキャスターの計を「半身」だとは、私は思いませんでした。
でも、都築は計に対し、それを「半身」だと思ったのですね…。

「それは、違う!違うよ都築!本当の、素の計を見て!」と
言いたくなりました。



夜のニュースキャスターに大抜擢された計。
嬉しさ半分、悲しさ半分、
そして本番前の緊張と重圧に耐えられなくなった計。
都築に電話をし
「助けてくれ…」
と、言ったシーン。
ここは、計があまりに可哀想で自分も一緒に重圧につぶされそうで、
胸が痛くなりました。


エッチシーン。
挿絵が……高校生っぽい。幼い。
竹美野ららさんが悪いというわけではなく、
もっと歳相応に大人っぽく書いて欲しかったなぁ…と。

-------------------

結局、都築にとって、「計」とはどんな存在だったのでしょう?
「いい子ちゃん」の計にも惹かれた都築。
漫画を読みながら、くたびれたジャージで
ゴロゴロする計にも惹かれた都築。
「都築は一度に二人を愛せる人だったの??」
と、心にハテナマークがついてしまいます。

都筑は「二股にならずに済んだ」とか言ってますが、
ホント、二股だよ!
現実「オワリ」と「国江田」が別人だったら、
都筑、お前は二股の最低ヤローになるところだったんだぞ!

「どっちも好きになりかけてた」だとぉー!?
許せーん!絶対許せんぞ、都筑!!


やっぱり都築には、ありのままの「計」を見て欲しかった。
私はくたびれたジャージを着て、牛丼をかきこむような計が
本当の計だったと思うのです。
だから「いい子ちゃん」の仮面を被り、
徹底的に他者を排除するような計には
惹かれて欲しくなかった。

ありのままの、本当に「素」の計を愛して欲しかったんです。

-------------------

2話目の話は「両方フォーユー」

でも、本当だろうか?

皆川(攻め・当て馬)に押し倒されて、その気になってる計って
どゆこと!?
一途でもなんでもないじゃないか!
最低ヤローは都筑だけじゃなかった!
計、浮気しようとするとか何事!?
都筑が来てくれなかったら、ホントにそのまま皆川と浮気してたよ!
皆川と寝てたよ!皆川に抱かれてたよ!完全浮気だよ!
ああ、もうサイテー…。
超最低ヤローだよ、計…。

素の計を愛してなかった都筑にも「最低」という言葉を使いましたが、
正直、計の方が最低なのかもしれませんね。
浮気だけは……うーむ、気分が悪いです。

その後、「好きだよ、半分だけじゃなくて」と
計が言ってますが、こんな言葉はもう信じられない。
嘘つけ!このヤロー!

物語の一番最後に「両方、全部だ」と言っていますが、
嘘つけよ。
計も。
都筑も。
(怒)

-------------------

評価を「萌」にするか「中立」にするか
とても迷いました。

計の心の中は本当に面白かったですし、笑いました。

でも、やはり都築にありのままの計を「半分」ではなく、
「全部」だと思って欲しかったというところと、
計が浮気しようとした……というところを鑑み、
「中立」とします。

読後感は……うーん、微妙です。
良くもなく、最低に悪いわけでもなく…


人の心の中の不思議を覗いたような小説でした。

また、一穂ミチさんの他の小説も読んでみたいです。

6

愛すべきON/OFFアナ

一穂先生の作品は、わんわん泣ける描写やぐわわっと胸を突き刺すように萌え悶えるエピソードよりも、どこかほっとする展開と思わず付箋をつけたくなるような小さな掛け合いが光るので大好きです。

今回一番涙腺にぐっと来たのは前半のアクセント辞書のエピソードだったのですが、ここ以外でも印象的な部分が萌えたり泣けたりする重要なシーンだけではなくて、ちょっとしたやりとりや地の文の中のさりげない一節でとてもぐっとくるのは、改めてすごいなと思いました。
特に攻めが自らのアニメーション作品について語る際に、「自分の作品についてのテーマは特にない。みんなはそういうことばかり気にするけど、ひとつのかたちに決めつけるのはいやだ」と主張するくだりが、なんてことないカジュアルな掛け合いの中での発言なのですがとても心に残っています。

また今回の作品では、しっかりと取材をしているのが伝わってきて、一つ一つのエピソードや場面選びがすごく地に足がついていて感心してしまいました。
(本当に些細な部分ですが、VTR内の暗証番号にダメ出しをするくだりなど)
二人の恋愛に関わる部分でも、鼻濁音やアクセント辞書などアナ続きウンサーのお仕事にまつわる小道具やキーワードがうまく伏線として活かされていて素敵です。
本番前の緊張感のあるシーンの描写一つとっても、情景や空気感が自然に浮かんでくるような、読み手が経験の中から選び取れるような描写の仕方でつい手に汗にぎってしまいました。

意地っ張り・ツンデレ・二重人格…な典型的な受けなのですが、受けの性格や可愛さが滲み出るエピソードがどれも素敵だったこともあり、本当に気持ちよく萌えられます。
(客観的に見るとすごく真面目で向上心がある愛すべき見栄っ張りなのですが、自分の激しすぎる二面性への罪悪感に常に苛まれている所もいとしいです)
対しての攻めですが、人間的にまったく出来てはいないけど、エピソードの中で自然に受けのゆがみを受け入れられるようになっていく過程に非常に好感が持てました。
2話目に出てきた当て馬も、感情表現はストレートだけど飄々としててバカではなくて食えない感じで、受けの機微にすごく敏感で…という最高の当て馬だなと…!
こういう当て馬と無骨な攻めをかち合わせるのが至高だなと改めてしみじみ感じました。
お互いを意識する正反対なタイプの攻め同士×意地っ張り受けの三角関係の構図は何度読んでも飽きずにきゅんとしてしまいます。

2度目、3度目と読み返しても一つ一つのエピソードのディティールが愛しくなる、そんな素敵な作品でした。

8

裏表があっちゃダメなの?

一穂作品においては、圧倒的に受けに個性的、というか、エキセントリックな人の割合が多いような気がします。なので、おのずとその作品全体のカラーを支配するのも受けで、作品が好きになれるかどうかも、その受けの「変さ」加減をめでることができるか否かにかかってくるようです。

 本作の受け、計は、中でもかなりの変路線を突っ走った性格なので、一般受けはしそうにない。でも結論から言うと私は嫌いじゃないです、こんな人。
 裏表紙のあらすじ冒頭に「極端な二重人格」とあるのですが、それはちょっと誤解を招く表現かも。計の場合、無意識のうちに別人格に切り替わってるわけじゃなく、あくまで厳密な計算に基づいて使い分けているだけ。人気アナウンサーとして人当たりがよく折り目正しい「表の顔」と、がさつで凶暴で、口を開けば毒を吐き、下世話な食べ物や漫画の大好きな「素の自分」。それは世間一般の誰もがある程度はやっていることなんだけど、計の場合はただその振れ幅が極端に大き過ぎるだけ。彼にはちゃんと自覚がある。素の自分をそのままさらしたところで、誰にも愛されない。だから「ありのままで」なんて綺麗事ははなっから信じない。そ続きの代わり、表の顔を取り繕うための努力もゆめゆめ怠らない。それのどこに恥じる必要があるんだろう? 私個人としては、ありのままで万人に受け入れられると思っているおめでたい人の方がずっと信用ならない気がするんですが。

 そんな計にも、気弱になる一瞬はある。かぶった仮面が完璧すぎて、息苦しいけどいまさら脱げない。このまま仮面をかぶり続けて、素顔は親にしか見せられなくて、誰とも深い付き合いなんてできないまま一生を終えるのか。

 ただひとり、素の方の計=オワリとして知り合って、最初から思い切りヤな部分も全開で見せてしまった都築の前でだけは自分を取り繕う必要もない。オワリとしての無茶苦茶な自分も、厭うどころか面白がって受け入れてくれる都築。でも彼と過ごす時間が楽しければ楽しいほど、真実をすべてさらす勇気がもてない。プライベートとは別に都築とは、仕事での接点もあり、そこではやっぱり彼も「人気アナウンサー計」に憧れのまなざしをむけてくる一人でしかないから。

 私生活での葛藤を抱えたまま、大きな仕事のプレッシャーに押しつぶされそうになる計。崖っぷちの彼を救ったのは映像作家の都築らしい、パラパラ漫画の告白でした。自分のよって立つ足場を得て、いつもの調子を取り戻す計。「うまくやろうなんて思わなくていいから」という上司に「うまくやれ、と言ってください。僕はいつだってうまくやってきたんですから」と切り返す。なんて男前。どんなヤなやつでも惚れてまうわ、これは。

 対する都築も一穂作品には珍しく(?)懐の深い、情も深い攻めで好感がもてたんだけど、それだけにただひとつ。続編の「両方フォーユー」で、後輩竜起によろめきそうになった計に対して「お前が半分なら、俺も半分だぞ、もう半分預ける別の相手、俺は俺で探していいんだな?」とは嘘でもポーズでも言ってほしくなかったな。最初の「お前は半分でも、俺は二倍」をあくまで貫いてほしかった。

 竹美家さんのイラスト、いかにも今風の可愛い絵柄なんですが、個人的には27歳社会人カプにしてはやや幼すぎるように思えて。高校生カプとかならドンピシャなんでしょうけど。


 

6

共感

作家買いです。

局アナという、芸能人とは違うけどテレビに映るある意味有名人。
そんな計が、外での作った自分と
帰宅後の素の自分半分半分を使い分けるのですが
そういう世界の人って多かれ少なかれ外の顔ってある気がします。
計の場合、かなり極端ですが仕事上の顔と素顔は多少違うもの。
両方の自分を潮に知られてしまったことで
どちらも同じ自分であることを告白するタイミングを逃してしまいますが
潮の方から、なんともオシャレに「わかってるよ」と告げられて・・・
そう、台本に描かれたパラパラ漫画です。
仕事の顔から徐々にいつものボサボサ頭の素顔の計に変わって行く漫画。
潮の計に対する精一杯の気持ち。
どちらの計も好きだ・・・そのままの計でいて欲しいというメッセージが
そのパラパラ漫画に込められているようでドキッとしました。

最初から最後まで、笑えたりドキッとしたりきゅんとしたり
テレビ局の裏側を垣間見たり・・・とにかく飽きないお話でした。
個人的に好きなシーンは、計と潮のテレフォンHですかね・・・
あのツンデレ計がなんだかんだ文句言いながらも
潮の要求に応じ続きてやってしまうんですからここは外せないですね。
そして同性とのセックスなんて絶対有り得ないとすごい剣幕だった計が
結局は潮の腕の中で喘いでしまうんだから
普段はかなりストイックな計も、潮にかかると素の自分になって
可愛く見えて仕方ないです。
そんな計のすべてを受け止めて、大切にしてくれる潮カッコいいです。
喧嘩しても何しても、必ず計のところへ戻ってきてくれる
真っ直ぐ計だけを見てる潮、かなり男前です。
二人が言葉少なに過ごす、何気ない夜の時間・・・
潮は仕事をし、計は同じ空間で好きに過ごす。
ただ同じ部屋の中で、同じことをするわけでもなく
ただ一緒の時間を、お互いを感じながら同じ空間で過ごす。
そんな、会話が無くても通じ合うみたいな空気がとても素敵でした。

そして、当て馬の竜起は次回スピンオフですかね・・・(笑)
しかし計のために一時帰国までする潮、やっぱ愛の力ですね。





7

面白かったー!

品が良くてソツがなくて日々絶え間ぬ努力もしてて、これぞ王子といった感じの素敵なアナウンサーである計の、素の姿の粗暴さが最高。語彙を多様に使える作家さんだからこそ、汚い言い回しもうまいんだなあ。同一人物とは知らず両方の計に会ってる潮が、いつ気づいて破綻になるのかハラハラしながら読んだけど、そうはならないってとこが意外だった。なにをしても許してくれる器の大きい潮が、ついに怒った時のセリフ・・・かっこええでないの。なるほど、それでこのタイトルか。

6

絶対オススメです!

大好きな作家さんなので発売日に買って一気に読みました。
やっぱり一穂作品は最高です‼

この作家さんの話には、よく口は悪いけど芯の通った素敵キャラが出てきます。
そんな愛ある暴言が大好きな私はとても楽しく読めました。

特に今回の計は表裏がある性格ということで、一粒で2度おいしいお得感があります!
表の品行方正さが完璧なほど、素のとき暴言が素直で可愛いく思えてイイです。
竹美家さんのイラストにぴったりでした。

また攻と受の精神的なつながりというか、お互いを信頼している距離感も素敵だなと思えるお話です。

9

いや、人間てこういうものじゃない?

作家買いです。最近若干話題をさらってるこの作品。へー、どんな作品なんだろ、と通常の5割増しの期待感を持ちつつ読み始めました。

内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

計が嫌な奴か否か。
賛否両論あれど、私は人間てこういうものじゃない?と思いました。誰もが人に嫌われたくない、と思うものだと思う。その為にネコを被ることだって普通にあるでしょ。特に日本人は本音と建前があると思うし。むしろ思ったことをそのまま人に言ったり、行動に移すほうが問題があるような気もする。まあ、計の場合少しその裏表が激しすぎるとは思うけれど、本音を隠して人当たりよくするのは世間一般で軋轢なく生活するうえでの知恵でもあると思うし。

でも常に「人から見られた自分」を自身でプロデュースしている計には、彼なりの孤独や寂しさもあるわけで。

そんな中、仕事で出会った都築。プライベートの時間にトラブルを起こしたことで計の裏の顔を見たことがある唯一の他人。言いたいことも言い合えて、素の自分でいられる相手の都築に、計がどんどん惹かれていく過程にはちょっとキュンときました。ただ計と都築が惹かれあう過程のラブ続き度がちょっと低いのが残念でした。お互いに会ううちにどんどん惹かれていく、というのは理解できましたが、なぜお互いに「この人」でなければならなかったのか、というところをもう少し踏み込んでほしかったな、と。

そんな中で、計が皆川くんに言い寄られた時に、計も都築も、お互いがお互いに執着するシーンには萌えMAXでした。

対して攻めの都築。飄々とした感じながらも、どーんと自分の意志や思いが真ん中にあって、大きな懐をもった大人の男性で良かったです。

二人とも自分の仕事にプライドを持ち、陰で努力している姿はとても素敵でした。

しかし一穂作品に竹美家さんのほんわかとしたイラストはほんと合うなあとしみじみ思いました。

19

守りたい物

自分の外見に期待される物を完璧に守りきろうとする努力家君が、素の自分を見せた相手に依存していくお話。

人間誰だって裏表はある。
日々の生活の中で、心の中でいろいろ思うことがあるのは当然。
でも、それを何でもかんでも表に出せばいいわけではない。
ちゃんと表と裏を自覚して、表の自分と裏の自分がかけ離れていようとも、表の自分を守り通す。
っていうか、表の顔と裏の顔をコントロールして生活できないようなら、その方が人としてダメだろうと思う。
主人公の計は、それをすごく立派にやり遂げていたのだが、、、

なんか、みんなかわいいよね、
がんばれー
って応援したくなる。
ひよこの刷り込みみたいな恋で、この先、計がどうなるのかも、二人がどうなるのかもわからないけど、とりあえず竹美家さんのイラストがかわいかったので萌+2.

7

初読み作家

初読み作家でした。率直な感想です。

読み辛いです。国江田計の心の声が多すぎ。いくら、心の声でも性格悪すぎじゃないですか。

死ねとか、愚民とか、(愚民て言葉を日常で使う人はまだ、見たことないわ)こんな、汚い言葉ばかりの人が主人公じゃ感情移入も出来ない。二重人格とか猫被ってるどころじゃないです。裏と表の違いに、ここまで顔が違うと恐いわ…。

小説の話であるけど、日常にこんな人がいて愚民とか言われて本性知った時はドン引きするわ。

この作品を書くのに取材とか色々、調べたりして書いた作品なんでしょうけど……BLで楽しむにはそこまでいらないと思った。

一般小説ならありだろうけど。全く心に入ってこない。今まで読んできたBLとは違うカテゴリーだわ。

22

ねこをかぶったきみがすき❤

受のアナウンサー、国江田計の立派なねこかぶりが超絶可愛い一冊

表の顔は、品行方正みんなにやさしく、かしこいアナウンサー
裏の顔は「自分がいちばん、他人は愚民」のおおきなこども

計の行動はいつも一所懸命なので憎らしい行動もぜんぶ許せてしまう不思議
(しかし、人間より牛丼を優先させてはいけません)
お仕事シーン:ハラハラドキドキ!
恋愛シーン :ドキドキドタバタあまあま❤ 

攻の潮がお仕置きで逆エビ固めをきめる場面は大爆笑
「まいったなー、お似合いだな」
と浮気(未遂)相手がつぶやく言葉に、全力でイエス!!!

12

萌えって何?何なの?どこなの?

あー、すんません。
ほんま、すんません。

一穂ミチ熱狂的信者の友人から薦められて読みました。
ちるちるにも一穂ミチファンたくさんいらっしゃるので
私の感想で気分が悪くなる方が出てくるかもしれんなー。
この小説が合わん人がこの世の中に存在するって事わかって下さい。
では、しゅみじゃない評価の理由

くどくどと説明が長い。
どこまでも同じ単調さに飽きる。

何回も同じような仕事の説明ばかりで、これが一穂ミチ作品の醍醐味となると?
仕事の背景とかは必要かもしれんが、
二人の気持ちが寄り添っていく一番の情熱はここだ!って言う一穂ミチの意気込みを感じ取る事が出来ませんでした。
ダラダラと最終コーナーを曲がりフワッとゴールに突っ込みました…な感じでした。

友人からは
「あぁん?おめぇバカじゃねーの?この一穂ミチ先生の素晴らしさがわかんないって、袋叩きにあってこい!!バカ!!」
だそうな・・・。(40年腐レンズしてます)

45

悩ましい振り幅

二重人格の主人公という設定に
一穂さんがよく用いる言文一致的手法が
よく活かされた作品でした。

表向きは品行方正な若手アナウンサー、
本当の性格はものっそい毒吐きで
殊勝な台詞のすぐ後に
大変辛辣な心の声が来るのが面白すぎます。
「愚民どもが!」も良いけど
アメリカネタと使用済みティッシュの下りが特にツボでした。

この計(受け)、
毒は吐くけどそれは心の中だけで
仕事ではどんなにムカつこうが笑顔で対応する圧倒的演技力。

決してイヤな奴ではなく
人一倍努力家で真面目な所も好感がもてます。


そんな計が、ひょんなことから
プライベートでアニメ作家の潮(攻め)と出会い、
プライベートでも仕事でも会う彼に二つの顔を
使い分ける展開がコミカルで楽しい。

計のアナウンサーとしての仕事描写も
リアリティがあり読み応えアリです。
ニュース番組司会に抜擢された計の
丹念な準備→本番の生討論シーンは
仕事をやり遂げた達成感が伝わってきて
ドキュメンタリー番組でも見ているような
感覚に陥りましたv

潮が計の正体に気がつくきっかけも
続き
計のアナウンサーとしての資質が仇となり……
ってところがカッコいいな~~と思います。


ただ、後輩アナと計のキス未遂現場を目にした潮が
後輩ではなく計にプロレス技をかける道理が
分かりませんでした。
(笑い的にはそっちで正解ですが!)
計のことを「人の(自分の)もん」とか
所有物扱いするシーンも、何様?って感じでw

そもそもこの二人、恋が芽生える過程からしてナァナァというか、家でダベってるうちにいつの間にか両想いになってて、そういう流れでしょ的な空気でHして付き合い始めるという……

一穂さん作品にはこういうパターンが多いですが、もう少ししっかりした根拠付けがあればなぁとよく思います。


一応、初めて素の自分を見せた相手……
という根拠はあるものの
それって別に友達でも良いような?
あと、友達ノリで会話してる二人は面白いけど
恋人っぽくイチャついてる二人には
さほど萌えないというか……

等身大の社会人描写が上手いだけに、
セックスの翌朝ツヤツヤな肌をメイクさんに誉められるとか、
そういうBL的なベタなシーンが
おそろしく似合わなく思え、
読んでてムズムズしてしまいました。


計のキャラや仕事描写は面白いですが
ラブ描写となるとスーッと熱が冷めてしまい
かなりテンションの高低差の激しい読書となりました。
評価には迷いましたが
間をとって萌評価とさせて頂きます。

17

国江田くんの毒は かわいいです。

一穂氏の登場人物は、独特の存在感を感じています。
国江田くんのキャラは「偽王子様」。ほめられたい。いいじゃないですか。
偽善は決して悪じゃないです。それによって救われる人がいるかぎり。
国江田くんの母さまとの会話を聞くと、確かに毒を吐いているけど、
なんとなく、反抗期の2-3歳児のわがままみたいで かわいい。
ひねくれた悪巧みとかネチネチ ドロドロしてない分
身内なら許せる毒。
まあ 27歳児が 社会的な場面で使えば 敵を作りますがね。

都築くんが「オワリ(国江田)」くんに対して、最初こそ毒舌に 腹をたてても、そのあと寛大になれたのは、ネチネチ ドロドロしない毒だから なれれば 逆に愛しく思えたのでしょうね。
そのあとは 完全に 国江田くんは都築くんの掌の上。
会話がなくても、そばにいるだけで安心なんて羨ましいです。

あと ライバルキャラの竜起くん。この子も一癖も二癖もあって魅力的なキャラでした。

11

表か裏か 両方か

何とも可愛くて、健気で、楽しい、そして心打つ作品。
コメディタッチでケラケラ笑いながら読み進み、
後半は胸が熱くなって涙が出てしまう。
雑誌で読んだときから、また新しい味わいの一穂先生の傑作!と
文庫化を楽しみにしていた。

          *       *

めちゃめちゃ裏表のある、外面良男のアナウンサー国江田と、
ストップモーションアニメ(クレイアニメ)作家都築。
好感度120%の表の顔で出会った後で、偶然近所で
裏の顔(伊達眼鏡とマスク、ださいジャージ)で出会ってしまう。
都築に怪我をさせてしまった国江田は、
都築の家に通って仕事を手伝うこととなり……。

この国江田、格好だけじゃなくて性格も素は全然違う。
そしてそれを知るものは家族だけ。
母親への電話での態度の悪さったら、面白過ぎる。
母親が「TVを見てたらゾゾっとする」と言う程の二重人格ぶり。
そんな彼を受け入れて結婚してくれる人……
いるわけないと彼自身も思うのだが……。

そんな国江田の、水面下で必死に足を動かす優雅な白鳥ぶりと
抱える孤独が切ない。
そして、その表も続き裏もどっちも受け止めて好きになっちゃう都築の
おおらかなようで繊細で、そしてクリエーターらしい行動がいい。
うん、半分、じゃなくて二倍、どっちもあっての国江田なんだね。

  ※作者のブログに出ているSS『ねないこだれだ』を読むと、
   またジーンときます。都築視点です。

お仕事ものとしても秀逸なのは、これまた流石の一穂先生。
特に国江田の新番組の初回放送の下りは、
生放送のトライブ感があって惹き付けられる。

書き下ろしの『両方フォーユー』は可愛さ全開、
にまにま笑いながら楽しんで読める。
同年代の男同士のやりとりがいい感じだし、
Hは愛に溢れて充実している(笑)
脇役の竜起は、スピンオフ候補かな?


ベストマッチでコンビを組む竹美家先生の表紙や口絵も素敵だが、
さらに必見は、それぞれの中表紙に描かれた
国江田くん台風中継編と、着ぐるみ汗だく編。
可愛過ぎて悶絶します。

これからはあったまにきたら私も心で「この愚民どもが」と叫ぼうかな。
 (←国江田がいつも心の中で毒づくセリフ)
ああ、でも、これを言うだけの美貌と能力と努力あってのことか!(笑)

23

snowblack

<セルフツッコミ>
続編の発売に際し、自分のレビューを読み返してみたら……
「トライブ感」って何?何なの?
ああ、やんなっちゃうなぁ……いつもながらの誤字脱字。
いや脱じゃあなくて加えちゃってるし。
「ライブ感」でございます。

ポッチ

snowblackさま
こんにちは。ポッチです。
snowblackさまがレビューで書かれていたので一穂さんのブログを覗きに行き、『ねないこだれだ』、読ませていただきました。うんうん、都築の優しさに萌えました~。
いつも素敵情報をありがとうございます!

読んで損はないです!

一穂先生と竹美家先生がタッグを組んだ作品にハズレはないんじゃないかと改めて思った一作でした。


もう受けが可愛すぎます。
外面は素晴らしく良いけど、その実中身は毒吐きまくり、というテンプレ化されていると言っても良いキャラ設定ですが、とても生き生きとしています。

自信満々、緊張なんて知らないよって性格かと思っていたら、意外と真面目で緊張もして、攻めに助けを求めるところにはきゅんとしました。


一穂先生の持ち味である、ぽんぽんと飛び交う会話が小気味良く、あっという間に読み終わってしまいました。
もっと読みたかった…

書き下ろしに出てきた皆川くんが個人的に好きキャラだったので、スピンオフしてくれないかなと思っています。
最近の作品見てると大いに可能性はありそうなので、期待して待っていたいなー。

T字路は丁字路だって初めて知りました笑

14

一粒で二度美味しい

一穂先生、大好きです!
一穂先生の書かれる、シリアスなお話も大好きなんですが、本作のような二人の楽しい掛け合いが見れる作品は、本当におもしろくてカワイイ‼︎そして計がとにかくカワイイ‼︎
裏表のある、まさに腹黒!な受ですが、そのどちらの計も本当に可愛くて、攻の都築が裏表どちらの計にも惚れる気持ちが解ります! これが一粒で二度美味しいなんだなぁ。
実際にこんな人がいたら、ただの嫌な人なんだと思いますが、一穂先生の手にかかると、こんなにカワイイ男になるんだなぁっと、痛感しました。
とにかく、すごくオススメのお話です!
それと、まだ、購入されてない方は、是非とも特典書き下ろしペーパー付きを購入されることをお勧めします。
ショートストーリーですが、本編と絡みのあるお話なので、思わずニンマリしてしまうと思います!

13

この作品が収納されている本棚

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