恋人は嘘を吐く

koibito wa uso wo tsuku

恋人は嘘を吐く
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×24
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
55
評価数
15件
平均
3.7 / 5
神率
20%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
心交社
シリーズ
ショコラ文庫(小説・心交社)
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784778117184

あらすじ

手術時の麻酔の影響で記憶を失った蘭有利は、聞かされるプロフィールにどこか違和感を覚えながらも入院生活を送っていた。不安な気持ちに駆られる有利を優しく支えてくれたのは鹿嶋天道だった。退院後、鹿嶋と同棲している恋人同士だと知った有利は、彼に惹かれていたこともあり幸せな気持ちでいっぱいになる。しかし、その頃から夢とも妄想ともつかない妙にリアルな映像が、頻繁に脳裏を過るようになり…。

表題作恋人は嘘を吐く

鹿嶋天道,セキュリティ会社勤務のルームメイト?
蘭 有利,心臓手術の麻酔の影響で記憶喪失に,25歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数4

先が読めなくてスリリングで面白かった。

あらすじに魅かれて読んだのですが、一気読みしてしまいました。
メインカプも凄く良かったし、なによりお話が面白かったです。
ぜひネタバレせず物語の展開を楽しんでいただきたいです。
(このレビューはネタバレの確信はついてませんが、結構詳しく内容に触れているのでご注意ください)

時代設定が近未来(2034年)なので時代感覚があやふやで予測がつきにくく、よりスリリングでした。
主人公の有利(受け)が心臓手術から目覚めた所から始まります。
彼は麻酔の影響で記憶も無くしてしまいます。

なんだか異様な病院、知らされたプロフィールへの違和感、そして自分の世話を焼いてくれるたった一人の男、鹿嶋(攻め)。
幸いにも、有利は強い感情のかすかな記憶はあるようで、自分のしっくりくるものを少しずつ手繰り寄せていきます。
次第に鮮明になる記憶と現実との矛盾や、完全な管理下に置かれている状況への不信感も大きくなっていきます。

最初からハッキリしているのは鹿嶋への強い恋心です。
記憶喪失のただ中で唯一鮮明な記憶だったので、有利の想いの強さが際立っていました。
献身的に有利を支える鹿嶋続きや、期待しすぎないように自制する勇利に萌えました。
有利はこんなイイ男が自分の恋人なわけがないっていう確信があるんですよね。

退院して、自分達が同じベッドで寝ていると知って初めて恋人同士だと知るのですが、その割に鹿嶋のキスがよそよそしすぎるし彼の性衝動も伺えません。

記憶を失くす前の勇利と鹿嶋がどんな関係だったのか気になってしょうがなかったし、鹿嶋の有利への想いがどんなものなのか早く知りたくてうずうずしました。
そして明かされた真実は個人的に意外でした。
鹿嶋にも意外な部分があって、スーパー攻め様でありながら完璧でない人柄は題名の「恋人は嘘を吐く」に現れてる気がして愛おしくなりました。

有利の何事にも明るくひたむきな人柄も可愛かったし素敵でしたが、鹿嶋も魅力的でした。
彼らの続きがもっと読みたいです!

1

主人公が可愛い

主人公、有利(受け)の目線で話は進んでいきます。

記憶喪失なのですが、それなりの年と経験を経ている人間らしく、混乱することもなく淡々と過ごしていきます。最初、自分の年齢が分からなくて、鏡で見て若いなぁと思うのが面白かったですね。

初日から傍にいる鹿嶋(攻め)を完全に信じきるわけでもなく、適当に周囲を疑いつつ、それでいてパニックにならない冷静さが読みやすかったです。

記憶喪失の原因は本当に麻酔のせいなのか?
鹿嶋は本当に自分の恋人なのか?
謎に悩まされもしますが、ハッピーなエンドです。

それなりに良いガタイの男のはずなのに、恋人だと言う鹿嶋に抱いて欲しいと迫ったり、切なくて泣いてしまったりする主人公が可愛らしいです。アメコミ好きというのも、ちゃんと理由があるのが良かったです。

隙がなく、すんなりその世界に入って読める作品でした。

4

糖度高めのSFサスペンス

記憶喪失を扱ったサスペンスで
SF要素もあるちょっと謎めいた作品。
しかし主人公は明るく、
ラブい描写もそれなりに多いので
全体的に軽快なトーンです。


目覚めると病院のベッドの上で、
心臓手術の麻酔の影響で
記憶を失ってしまった有利(受け)。
自分を訪ねてくる鹿嶋(攻め)という男は
何者なのか。

鹿嶋との会話から、彼は自分のルームメイトだったのではないか。いや恋人だったのかもしれない、と推理する有利。
男同士の画像に勃起したことで
自分がゲイだと気付き、
ひそかに鹿嶋にドキドキする姿が面白いし可愛いです。


ヒーローオタクでもある有利は
毎晩のように奇妙な夢を見る。
アメコミから抜け出してきたような精悍なビジュアルの鹿嶋が、テロ教団と戦うという夢。

はじめは荒唐無稽に思われたこの夢が、現実世界で明らかになる事実により徐々に現実味を帯びてくる展開はなかなか読ませます。


鹿嶋と有利の関係は、本書の謎の部分と深く関わっています。
なので本当の意味で恋人同士になるのは作品の終盤なのですが、それより前にラブラブ同居生活の描写も絡続きみもあるため、物足りなさは感じません。

鹿嶋に有利がはじめて抱かれるシーンは
初々しさと優しさに溢れていて
真相が明らかになった後で読み返すと
かなりグッとくるものがありました!

一途で積極的な有利と、優しくてちょっと心配性な鹿嶋の組み合わせが良いですね。
お似合いの二人だと思います。
記憶が戻って、バリバリ仕事をこなしつつ
イチャつく二人のその後ももっと読みたいです♪

6

現実と、空想がいりまじる

目覚めた病室で 自分が何者かわからない不安。心臓手術を受けた後で、記憶が混乱しているのだろうといわれた。
自分は 蘭 有利 病室を訪ねる唯一の男は鹿嶋天道。
他には 誰も訪ねてこない。病院自体も なぜか 有利の行動を規制する。

記憶喪失の不安と、情報と行動が制限された中での入院生活。
フラッシュバックする 記憶をたどりながら 
本当の記憶を探っていく。
ストーリーは シリアスなんだけど 記憶が戻り始めると 
有利の明るい思考のオタクキャラが入り
鹿嶋天道に対して、特撮ヒーローキャラで 自分の好み。きっと恋人に
違いない。テロ教団と戦うヒーロー。
現実と、空想がいりまじって
それでも
正しい記憶にたどりつきました。
有利くんの思考が中心のストーリー展開です。
有利くんの思考に 引き込まれていく鹿嶋天道氏。
二人の関係は不可思議でした。

4

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