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表題作お父さんが恋したら

橘川直哉, 大手銀行本店融資課勤務の銀行員 27歳
高遠怜司, 個人事務所を開く設計士 32歳

その他の収録作品

  • お父さんのクリスマス
  • あとがき

あらすじ

血の繋がらない娘と暮らす怜司は、ある日娘の片思いの相手らしい橘川に、付き合ってください、幸せにします! と告白されるが…!?

設計士の高遠怜司は、血が繋がっていないけれど最愛の娘と二人暮らし。娘から、友人のエリート銀行員・橘川直哉を紹介されるが、彼は突然怜司に交際を申し込んできて――!? 動揺した怜司は断って逃げ出すが、年下なのに自分を甘やかそうとし、辛いときには寄り添ってくれる直哉に、娘の想い人なのではと葛藤しながらも惹かれていき……。

作品情報

作品名
お父さんが恋したら
著者
御堂なな子 
イラスト
金ひかる 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
ISBN
9784344832817
3.1

(16)

(2)

萌々

(3)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
48
評価数
16
平均
3.1 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数5

娘との三角関係(?)

血の繋がらない娘と暮らす怜司は32歳。美人なパパさん。
彼に一目ぼれして、告白してきたのは、先日娘に紹介された料理学校の友人
直哉だった。直哉は銀行のエリートイケメン。しかも料理上手。
娘か恋する相手の可能性大。
怜司は 娘との三角関係を恐れながらも、直哉に惹かれていく。

不思議な三角関係(?)と、仕事の方では怜司を逆恨みする上司の帰還で、
トラブル続き。テンポよく次々と展開していくので楽しく読めました。
27歳 直哉は、年下だけど、ここ一番に頼りになる子。
おいしいところ、しっかり持っていってしまう。
最後のクリスマスプレゼントは 本当にすべてが すっきりです。

BLは 小さいお子様や、年頃の息子の登場は多いけど、
年頃の20歳の娘の設定は、あまり読んだ記憶がありません。
32歳と20歳だったら十分 恋愛の成り立つ年齢差ですよね。
娘の思い人が誰なのか
結花ちゃん ほんと最後の方まで 
悩ませてくれました。
娘の父の立場は 複雑なのですね。






2

お父さんだって恋をする。

年下攻めです。
自分の趣味が偏っている事は解っているのですが・・・。

エリート銀行員の橘川直哉(攻め)と血の繋がらない娘がいる設計士の高遠怜司(受け)のお話です。

積み本でチョイスしたのがこの作品で、包容力がある年下の男。やられましたね。最近の私のブームですね。

もしかしたら娘の好きな人では・・・。と葛藤する怜司さん可愛すぎます!直哉の真っ直ぐ過ぎる求愛に絆されて落ちていく・・・。
お父さんだって甘えたいですよね。人間ですもの。
それを受け止める直哉、かっこいいです!

年下攻めLOVEの方にはお勧めです。

1

包容力のある年下もいいですね!

どのみち私は年下攻めが好きだなと思ってしまうのですがw

5年前まで大手建設会社に勤務していた怜司は
今は個人事務所をかまえ、
32歳の若さで血の繋がらない20歳の娘・結花と二人暮らし。
結花が通う料理教室へ迎えに行くと
親しげな男性・橘川直哉(27)と対面し
娘の想い人なのかと警戒しつつ
とても好印象ではありました。
後日、仕事先近くで橘川と偶然再会し、
昔よく通った店のカレーを一緒に食べる事になります。
少し話しただけでもわかる彼の誠実さに心が軽くなった帰り、
「一目惚れをしました。お付き合いをして下さい」と
突然告白され…!?

怜司が32歳は若い気がしました…;
美人で若く見られた為
仕事でもなめられるような事が過去にあって
それが自然なのかもしれませんが
娘が20歳だと、更に血が繋がっていないと
いくら父性が強くてもちょっとなぁ…と気になりました。
しかもノンケだしw
ただ、結花を一番大事に想っていて
結花の母と別れた時結花が自分を選んでくれた事が嬉しくて
娘との時間の為に大手建設会社を辞めたとか
そこまで出来るのは愛だなと思いました。
(上司のパワハラもあったわけですが…)

結花は素直で怜司が大好きなんだとわかりましたが
20歳のわりに子供っぽすぎたかな…??
「お父さんと口きかない!絶交よ!」って
今どきの小学生でも言わないかな…w
でも、怜司の恋のお相手が男でも
拒絶しないでいてくれたのは優しいなー。

攻めの直哉、27歳の銀行員で身なりもピシッとしてるとか
かっこいいじゃないかー!
黒髪短髪、清潔感ありそうでしたし
怜司の話に耳を傾けてくれ、
人柄がわかるような言葉のチョイスで
あれは色々話してしまいたくなるわ。
料理も上手で将来はカフェを経営したくて
それに向かう努力ももうしてるとか!
きっと直哉なら実現できると思う!

二人ともノンケでしたが
お互いに欲情してしまう気持ちが伝わりました…。
だって、頼りがいがあるのに
ふと見せる年相応な可愛い笑顔とかずるいし!
怜司は年上で普段はしっかりしてるのに
直哉の前では弱いところも見せちゃうとか!!
父親でもない、建築士でもないただ恋をする男としての怜司が
直哉によってとろかされる様ときたら…えんろい!!
お酒に強くて、正体なくす程酔わなくても
そっからの展開がまた楽しかったです。
理性が少し残ってて、みたいなw

はー、外で飲むサングリア、美味しいだろうなーとうっとりしつつ
最後は大団円でスッキリな読後でした☆

1

年下攻め&お父さん!

表題作と、後日談22ページ「お父さんのクリスマス」の2作品が収録されています。

再婚した妻の連れ娘20歳と同居する32歳のお父さんの恋。
そんなお父さん・怜司の目線でストーリーは進んでいきます。

血が繋がっていない親子だから奇妙な親子だと見られる、と怜司は嘆いていましたが、ただでさえ若く見られる怜司なのだから異性関係にあるのではと邪推されても良さそうなのですが、そんな生々しさはスルーされていました。海外で働いている元奥さんとの関係も、あっさりサバサバしており、怜司は娘・結花のことしか気にしていませんし、娘もお父さんばかりです。

ですが、そんな風に突き詰めて考えず、最初から最後まで、直哉の格好良さにうっとりしながら読むと楽しいです!「お父さんのクリスマス」のプレゼントなんてカッコイイ&スゴイしか言えません。殴られても怒らないし、あまりにも完璧なので、過去に色んな事態を乗り越えて現在に至ったというのがちょっと見たかったです。若い頃は影で裏番張っていたとかしていたら面白かったなぁ、と思いました。

頼りがいのある穏やかな年下攻めを満喫したい方に、お勧めです!

1

表紙買いです

私の場合、小説本は基本的には作者買いですが「イラスト:金ひかる」とあると、未知の作家さんの本にも手を出すことがあって、これもそんな絵師買いでチャレンジした作品。

お話は、血の繋がっていない娘と二人暮らしの設計士さんが、娘の思い人(と思いこんでいる)年下のエリート銀行マンに求愛されて、ジタバタするお話。
ストーリーそのものは家族愛とか仕事に対するプライドとか、もちろん主人公たちの恋愛の進み方とか、誠実で前向きでよかった。
ただ、怜司の年齢設定がね、もう、あと5歳上だったら、そしたら萌がもう一つアップしたのに、、、
この怜司だったら、32歳っていうのはちょっと若すぎる設定な感じ。
いろいろ検討した結果の32歳なんだろうけど、私には、もっと年上にみえる。
逆に娘の結花は、いい子なんだけど20歳というには、もうちょっと年下に見えちゃう。
その辺の違和感が拭いきれないので、萌は1つだけ。

0

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