hollowman./また明日-新装版-

hollowman

hollowman./また明日-新装版-
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
22
評価数
6件
平均
3.8 / 5
神率
50%
著者
 
媒体
コミック
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
シリーズ
POEBACKS Baby comic(コミック・ふゅーじょんぷろだくと)
発売日
価格
¥675(税抜)  ¥729(税込)
ISBN
9784893939739

あらすじ

大人なのに、とてもキュートなキャラが魅力的! 【drap編集部】
恋の機微に溢れてる、大人可愛いエロなのです【ピアスシリーズ編集部】
凛とした受けに魅せられました! ! 【ルチル編集部】

BL出版界が恋した作家・クロオ千尋のデビュー作が蘇る!


大切な人に裏切られ、傷付けられた記憶を持つ男・前田 幸童。
過去に負ったトラウマから、深い人付き合いをやめ、
一夜限りの遊びばかりを繰り返す日々。
そんな冷めた日常を過ごしていた男の前に、突然現れたユーレイ。
マイペースでちょっとデリカシーに欠けたユーレイに
翻弄される前田の非日常が始まる――。

ハートフルでストレンジ、そしてノスタルジーを感じさせる異色のBL、
5年の歳月を経て、ここに再誕生。

表題作hollowman./また明日-新装版-

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レビュー投稿数3

タイトルがとてもいい

クロオ千尋さんのデビュー作の新装版ですが、冒頭はこれBLなのかな?ていうような緩い展開でした。
でもこのキャラのゆるさやストーリーのテンポはやはりこの作者さん独特な気がします。

昔からこういう雰囲気だったんだなあ。特にキャラの微妙なゆるさはこの人にしか出せない味だと思います。

幽霊と同居する青年、浮気な男遊びを繰り返す青年…ちょっと一般人とはかけ離れた非日常なのに、それを限りなく日常っぽく綴っています。
ちょっとせつないシーンをからめながら、なにか大きく変わっていくというわけでも、どうにかなるわけでもなく、毎日が続いていきます。

シリアスなシーンにきてもどこかシリアスになりきれないところもいい。
ただ、これで終りというわけでない作品だと思いますので、これ一冊でラストまで読めないのは少し残念かもしれません。

BLには珍しいタイプのハートフルコメディーだと思います。
ちょっと変わった作品を読みたいときにおすすめです。

1

姿は見えずとも愛

2009年のデビュー作(旧装版)は未読。好きな作家です。この前に出ている3作も、とってもお気に入りでたびたび読み返しています。クロオ千尋作品は、表紙やタイトルからするとどれも激しそうなのですが、中身は甘エロ&ほのぼのという印象。

この作品『hollowman./また明日 〈新装版〉』は、私には表紙からは予想できない中身という感じでした。hollowmanはここでは幽霊で、表紙左のロングジャケットの彼のこと。ちゃんと名前もあります。この幽霊、どうやら今のところ右側の彼(前田・26歳・独身)にしか見えないらしいのですが、この幽霊のキャラに前田が馴染むところがキュートだなと思いました。

そんなふたりの出会いのシーンから始まって。幽霊は日々前田の前に現れ、幽霊であることが次第に気にならなくなってしまうほどさりげなくそこにいる。ダンボールだったのに、やがて幽霊に椅子を用意してあげる前田。自分が作ったパスタを見て「美味しそうだねぇ」とつぶやく幽霊が、それを食べられないと気づいて寂しくなる前田。恋愛話になるとイヤそうな顔をする前田が気にかかる幽霊。お隣さんの色恋沙汰に首を突っ込みたくなる続きやさしい幽霊。まだ核心に迫った会話があるわけではないのですが、彼らと、その周りの人たちから、彼らをつないでいるであろう人物にさりげなく触れ、近づき展開していくストーリー。この発想がとっても自由でよい!

実はこの作品。エピローグにて、おぉ!とうとう例の彼はここにたどり着いたのか?と思わせるのですが、え、ちょっと!そこで終わるのです。予想はできるけれど、やはり続きが読みたくてしかたない作品のひとつになってしまいました。またそういうの、増えてしまった...。
あとがきによれば、作者も「ずっと続きを描きたいと思ってる」とのことでしたので、ぜひぜひ、読ませてほしいと思います。まだ期待が込められると思ったので勢いで神評価です。

モンブランちゃん(犬)にとっても癒された~!
これを読むともう...大型犬を思いきりガシッと抱きしめたくなります。
ファッションも大好き。


(※追記)あとがきが3ページあります。デビューから5年間のヒストリーを振り返るもので、ファンにはとても興味深い。ジュネットから執筆依頼が来るまでエロを書いたことがなかったため、その際の依頼メールを二度見したとのこと。作者は、私の中ではもうエロイメージです(笑)。

(※追記2)hollowmanは幽霊とはじめのほうに書きましたが、作者がなにをhollowmanとしているのかは、実際のところはわかりません。

(※追記3)エピローグの「例の彼」について、お隣さん桜のセリフからすると、きっとそうですよね?と思った。

3

きらめくくらさ

敢えて旧装版の情報を無視して情報入力を試みました。
帯に偽りはないとしても、受攻の二元論で語るのは
なにか違うのではないかという手応えがありましたので。

一応一本筋の通った物語ではある筈です。
しかしながら、誰が本当の主人公かと問われると
どうにも即答できない。
一応という前提付きの中心人物はいますが、
じゃあその人物が軸になるかというとどうも怪しい。
登場人物全てにタイトルが当てはまるという
短絡で片付けたくなってしまいますね。

でもこう言う群像劇は個人的に嫌いではありません。
同人誌で刊行されている続編ではきっと伏線が回収され、
収斂もしているのでしょう。
そこまで収録された新装版であれば、きっと
納得出来たのかも知れません。

2

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