「蘭陵王」書き下ろしSSペーパー

ranryoou

「蘭陵王」書き下ろしSSペーパー
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
9
評価数
2件
平均
4.5 / 5
神率
50%
著者
 
イラスト
 
媒体
GOODS
出版社
出版月
価格
非売品
付いてきた作品(特典の場合)
蘭陵王

商品説明

本編後の書き下ろしSSペーパー
表紙イラストの全身図(モノクロ)が印刷されています

内容:熱に浮かされる玲司が、アロマキャンドルの煙の向こうに見た男の姿は・・・

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レビュー投稿数2

表紙の三人の全身図、必見です!

この美しい男たちが全裸で絡み合う絵!文章の背景に薄らとモノクロで印刷してあるのですが、もう思わず文章通り越して絵だけ細部まで目を凝らして見ちゃいましたよ。
この全身図、カラーで見たかった…。座裏屋蘭丸先生、個人的にいま注目しているので、本気でカラーで引き伸ばしてラミネートして保存したい。

書き下ろしの内容も、佐野と玲司の間にやわらかい雰囲気も出てて本編にはなかった萌えも感じ取れました。
まずは冒頭の薬の口移し!しかもさらにもう一口!!日頃からキスをしているのか、熱をだしている玲司の看病のため仕方なくかはわかりませんが、しょっぱなから萌えました。
そして、『玲司』『佐野さん』て名前呼び合ってるーーー!!普通のことなのに、普通の関係じゃないふたりがすると格別な萌えを感じますね。

部屋でファンからもらったというアロマキャンドルを灯した玲司。その香りのせいで気が遠のき、佐野に呼び戻された玲司は何故か下肢が兆しており、それに気づいた佐野が身体を求めてくる。
「来いよ、一緒に、こいつと楽しもうぜ」
二人はキャンドルの煙の向こうに死んだはずの男、桐生の姿が浮かんでいるのを見たの続きだった。

このキャンドル、ふと思ったんですけど、麻薬のようなもので作られていたのかな?手作りだし、香り嗅いだとたん玲司が無意識に欲情してるし。意味深なファンの名前まで登場してるし…。まあそこがどうだろうと話の中身には全く関係ないのですが。

とにかく、個人的に「もっと!」と思っていた、三人の男の関係性と絡み。たとえ生身じゃなくても、その片鱗だけでも見て取れてよかった。
玲司が信じられない光景に慄きながらも、桐生を求め、両腕を差し伸べたとあり、やはり玲司は桐生を愛し、桐生が必要なのだなと。もちろんそれは佐野も同じ。
ふたりの中に確かに桐生は存在し、それを共有しているんだなあと、ホラーちっくな内容なのに、幸福感を感じたお話でした。

1

ペーパーもドロドロ

【※本編ネタバレを含みます。
 未読の方は閲覧にご注意下さい】

あのオチの後でこれ以上何を書くことがあるのかと思っていたらまたしても意外な展開にやられました。

あとがきやちるちるインタビューで山藍さんが仰っていた構想が、書き下ろしSSという形で実際に読めたことはとても嬉しいです。


内容:
熱を出して寝込んでいる玲司。
昨夜、佐野の命令で然る男を殺しに行くも
謎の二人組に獲物を奪われた挙げ句、自分も襲われ
川に飛び込んで逃げてきたとのこと。

室内の川水と汗の臭いを消すため、玲司はかつてファンから貰った手製のアロマキャンドルに火を灯す。


ここからの展開がもろホラーです。
臭気がこもった室内、
煙の向こうに死んだはずの彼の姿が浮かび…。

加害者と被害者とその親友が
はじめて三人揃ったわけですが
そこにもはや憎しみは見てとれない。

佐野が「一緒に愉しもうぜ」と彼を呼び、
玲司が恐怖に震えながらも
煙の向こうの彼へ両腕を伸ばす姿が
それを物語っています。

夢か現かも定かでない空間で巡り会った三人。
やはり二人を繋ぐ続きのは彼なのだと
彼は死して尚二人の側に居続けるのだと匂わせるラストが堪らなくダークでゾクゾクします。


また、佐野と玲司の関係の変化も見逃せません。
佐野が玲司を詰りながらもちゃんと看病していたり
玲司が佐野の言葉にかすかに笑ったり
甘さはないものの、本編に比べると
互いに気を許しているような二人が良いです。

その他、
玲司を襲った二人組とは『背徳の聖者たち』の二人か?
玲司にキャンドルを贈った「タカオ」とは何者か?
など想像する愉しさも詰まった内容でした。


最後に、座裏屋蘭丸さんのイラストについて。
本編カバーイラストは三人の顔アップでしたが
このペーパーには三人の全身図が刷ってあります。
よく見ると、桐生の腿に玲司が跨がっていて
大変扇情的な構図で目を引きます。

イラストも含め大変密度の濃いペーパーでした。

3

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