ハニートラップ

honey trap

ハニートラップ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×24
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
38
評価数
13件
平均
3.1 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥590(税抜)  ¥637(税込)
ISBN
9784199007781

あらすじ

犯人とセックスして犯罪を暴け──体液に触れると心が読める特殊能力を持つ青年と、相棒に抜擢された刑事のスリリングラブv


上司に楯突いたのに、まさかの栄転!? 突如、所轄から警視庁捜査一課への異動を命じられた新妻。
用意されていたのは、「特殊捜査係」の刑事・井上のボディーガードという任務だった!!
なぜか捜査一課長に横柄な口をきき、日がなネットサーフィンで時間を潰す謎めいた井上。
ところが「特殊捜査係」の仕事が、井上のとある特殊能力を使って容疑者と寝ることだと知ってしまい…!?

表題作ハニートラップ

新妻一美,捜査一課に配属された巡査部長,29歳
井上路加,特殊能力を持つ捜査一課警部補

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

結構シリアス

上司に暴言を吐いて栄転?!
所轄から花形の捜査一課に異動になった新妻。配属は謎の部署「特殊捜査係」。
そこで出会った同僚井上は、『相手の体液を吸収すると、その人の心を読める』特殊体質を持っていた……!

セックス捜査官!面白そー!と飛びつきましたが、読んでみるとエロ度よりも井上の抱える哀しさのようなものを強く感じました。
家族の死、能力を気味が悪いと言われる事、誰にも言えない捜査、周囲からの誤解、それらが積み重なって心が麻痺していたような井上。
そんな時に仕事のパートナーとなった熱血刑事新妻。彼は井上の事情を知っても引かず、心から心配してくれて。
そんな二人が惹かれ合うのは当然の成り行き。ですが井上は今までの人間関係のトラウマや、捜査で何度も容疑者達とセックスしてきた過去から恋に飛び込んでいけず、新妻は鈍感なのか、心を読まれることを気にもせずただ井上を守りたい、という気持ちが強くて井上を戸惑わせる。
結局二人が結ばれた時、身体の内側から響く新妻の『好きだ!』に涙する井上。初めて自分の存在を丸ごと受け入れてもらえた井上は、すっかり泣き虫です。
あとがきにて『二時間サスペ続きンス調を目指した』とありましたが、犯罪あり、秘密あり、危機あり、恋愛あり、と盛り沢山ながらも意外とコンパクトにまとまりすぎた感はあり。主人公の心の哀しみを漂わせる、という点は私は好きでした。

1

ハニートラップと言うよりも潜入捜査?

愁堂れなさんお得意の2時間サスペンスドラマ調物です。

所轄のイケメンランキングで、三年連続1位で殿堂入りした程のイケメンの新妻一美(攻)
但し、空気が読めない為、自分がモテている自覚はありません。
その一美が、正義感から刑事課長を罵倒し、離島に飛ばされると覚悟していたのですが、辞令はまさかの警視庁刑事部捜査一課勤務。
しかし、配属先は特殊捜査係という聞いたことも無い部署で、捜査一課長からは、出番が来るまでのんびりしておくようにとの事。
任務については、謎だらけです。

その特殊捜査係でのんびりと、ソファで寝ていたのが唯一の係員、井上路加(受)警部補です。
一体どう言った部署なのかは誰も知らないし、井上も詳しくは教えてくれません。
というよりも、説明した所で井上のしている事をすんなり理解するとは思われなかった為なのですが、一美は
『特殊』な事をするから『特殊捜査係』なんだなと単純明快に理解納得します。

始めは、極秘任務、カッコイイ、テレビドラマみたい。と単純に喜びますが、実際に井上のしている事を目の当たりにして、『なんだそりゃあ!』と絶叫してしまいます(笑)続き
単純にその特殊能力を凄いと思い、井上の危険な任務に対して普通に心配する一美。前任者達と違い、気持ち悪がる事無く真摯に心配し思いやってくれるその態度に、井上も自分の壮絶な過去を思わす打ち明けてしまいます。
心を読まれるとわかっていているのに自然に触れ合って来る一美が井上には理解ができません。
その上、井上の負担を少しでも少なくしようと提案してきます。
どんどん一美に惹かれていく井上でしたが、正義感が強く、誰からも好かれる一美の為を思い、又自分自身、前任者達と同じ様に井上のせいで、道を踏み誤らせたくありません。
そうして、一美の別部署への異動を願い出、また井上も一美とは任務以外では極力関わらないようにしようと心に決めます。

そこから、井上も自分が今迄やってきている事に辛いと思わず割り切って任務を遂行していたのですが、少しの迷いから窮地に陥ります。

とにかく井上の特殊能力は普通にあり得ず凄いので、その行為を知っても尚、一美の単純で正義感の強い表裏のない感情に脱帽です。
普通は、本音と建て前は違うのが当たり前ですが、一美の発する言葉と感情は一致しており、井上はその一途に心配し愛情を傾けてくれる一美と恋仲に…というあらすじですが、

あまりにも一美が井上にとって都合よく、表裏のない正義感の強い、協調性もあり、熱血漢な人気者と、一拍子も二拍子も三拍子も揃った素晴らしい人物過ぎて、話が都合よくサクサク進んで行くため、ハラハラドキドキ、萌えもキュンもあまり感じられず、
井上の過去も何がこれから変化が起こってくるのでしょうが、今回は書かれていないため少々物足りなさが残ります。
井上の特殊能力はこれから特殊捜査係を出て捜査一課に異動した後も期待出来るのですが、出来れば最後まで行為をするのでは無く、一美と力を合わせつつ、能力を発揮し事件を解決していって欲しいです。
じゃあ無いと、井上が可哀想だ〜(笑)





3

新妻、ホントにいい奴だなぁ…

最近の刑事ドラマでも見かける、特殊能力を使って事件を解決する刑事が登場。
といっても、この話の本筋は刑事もののスリルよりも攻めと受けの内面重視となっている。

井上は警視庁捜査一課の特殊捜査係に所属と言うと聞こえはいいが、仕事内容を秘密にしている為に周りから閑職と思われている。
実際は体液に触れて相手の心を読み取る事ができる能力の持ち主で、容疑者と身体を繋げる囮捜査を主としている。

そんな能力を周りは気味悪がっていると自嘲していたところに、胸の内を読まれても嫌悪感を持たない新妻が配属された事で、逆に戸惑いを覚える。

いくら仕事上とはいえ、「好きでもない相手と身体を繋げないといけないなんて…」と親身になって心配する人の良さがいい。
派手さやアクの強さは無いが、ごく普通の思いやりを井上に示す裏表のない新妻がホントにいい奴だなぁと感じる。

新妻の前では井上が涙もろくなっていくのを読むと、やっと心を読む罪悪感を持たずに済む相手と巡り合えたんだなぁ、とじわりとくるものがあり、つくづく「俺が井上を守りたい」と言う新妻の一言が実感できる人情味にほだされた話だった。

続き愁堂さんの小説はライトな読み易い感覚のものが多い為に可もなく不可もなくって印象になりそうなのだけど、今回の『受けが体液を吸収する事で相手の心が読める』って設定が個人的に気に入った話だった。
恋人同士になった二人が誤解やケンカになっても、その後の仲直りエッチとかを想像すると萌えそうだし、これは続編が読みたいなぁ…。

2

ハニートラップというのは実は・・・

とにかく刑事ものが好きなので、あらすじと設定で購入。

あんまりファンタジー要素のあるBLは微妙なのですが、体液を吸収すると、心が読めてしまうという特殊な能力の受けに惹かれましたwww
体液。。。
気になる~~!!ってことで、読みましたが可もなく不可もなくサクッと読めてしまうストーリーでした。

井上の過去は確かに残酷なものですが、その辺についての事件解明はありませんでした。
体液を吸収して、事件を解決に導くというのが井上の職務で、それをボディーガードするのが新妻の役目みたいな感じです。
ただ、BLなのに受けが基本ゲイだけど仕事上で女を抱くというくだりがあるので地雷な方はご注意を・・・詳しい描写はありませんが。

しかし、なんだかなー・・・読み終わった後に物足りなさを感じました。
シリーズ化して、心が読めてしまうという特殊能力をさらに存分に発揮するという展開もありと思います

3

甘い罠は、誰の為でもなく…

まず、麻々原さんの表紙に惹かれますよコレは!!
誠実そうなスーツ姿とセクシーな色男…。
挿絵も本当にかっこよかったです!!
あらすじで更にどっきんw

杉並署刑事課に勤務していた29歳の新妻一美(にいづまひとみw)は
同期を庇うような形で上司に飲みの席で暴言を吐いてしまい
離島に飛ばされる覚悟をしていましたが
まさかの警視庁刑事部捜査一課!!
先輩にも後輩にも栄転だと喜ばれたものの
配属先は“特殊捜査係”で
パートナーとなるべく人物・井上路加(るか)との初対面は
捜査一課長及び特殊捜査係長兼任の正月(まさつき)に起こされ
ソファから体をようやく起こしたという
信じられないほど緊迫感のない姿でした。

ただ、この井上が1歳年下だというのに立場的には新妻より上で
更に他言出来ない特殊な能力の持ち主とのこと。
それは、他人の体液を体内に吸収すると
相手の心が読めると言うもので
汗や唾液だけでは効果が薄く、
性交によって、よりその能力を発揮できるという…。
それゆえ、アリバイを崩せない被疑者に近づき
心を読み証拠等を掴んで逮捕へ繋げるのです。

続き
そのような事をしなければならない過去が井上にはあって
それを頼りにしている正月にも、理由があるわけですが…。

事件云々はわりとあっさり目なんですが
(1冊でだとやっぱりあれこれは限界があるのでしょうけども…)
新妻がとにかく真っ直ぐな男なのです!
周りを思いやる気持ち、裏表が無く
先入観や型にとらわれない柔軟さと
単純だけど決してバカではない聡明さが魅力的でした。

井上が、いくら捜査の為とは言え
いちいち被疑者と関係を持つなんて
よっぽどのビッチか!?と思いきや
そこへ感情は持ち込まないように
ただひたすら任務遂行を目的として割り切っていたのですが
新妻の優しさに揺れてしまい
このままじゃ捜査にも新妻にも良くないと
避け始める姿が切なかったです。

新妻の前にも警護役として任命された人間がいましたが
いずれもノンケのはずが井上の妖艶さに堕ち
精神を病み、一人はストーカーとまでなってしまったので
健全すぎる新妻に同じ轍を踏ませたくない。

井上の悲惨な過去も、
あって本当に良かったのかどうかわからない特殊な能力も
全てを包み込んで共にいたいと心から思ってくれる新妻、漢だね!!
正直自信が持てない時もあったけど
同情ではないと言い切れる潔さ!
新妻の前で声を上げて泣いてしまう井上に
これからは本当に幸せになれるね、とじーんとしました。
今迄散々重ねた行為は、新妻とのそれとは全く違って
愛が伴うHの素晴らしさとはコレね!!みたいなw

ただ、警視庁内で井上の能力を知っているのが正月だけだとか
そういうのってありえるものかな??と
細かい事が多少引っ掛かってしまいました;すみません!
正月には力があったという事なんでしょうけども…。

個人的に、井上がちょっと年上で
新妻が年下だったらもっと萌えていた気がしますw

あ、井上は女性も大丈夫ですので
そういう詳細のシーンは出てきませんが
苦手な方はご注意を…。

攻めが受けに対して心を砕いてくれて
受けの不思議な能力に興味を持たれた方は
ご一読なさってみてはいかがでしょうか☆

4

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