悪徳の楔

akutoku no kusabi

悪徳の楔
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
30
評価数
7件
平均
4.3 / 5
神率
57.1%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイSLASHノベルズ(小説・リブレ)
発売日
価格
¥850(税抜)  ¥918(税込)
ISBN
9784799724699

あらすじ

組に反旗を翻した若頭の黒田に付き従う二宮を、黒田は翻弄する。ある日、動く黒田のもとに、愚連隊が組まないかとやってきて!?

表題作悪徳の楔

黒田秀隆,闇カジノ経営者(元ヤクザ若頭),35歳
二宮修,黒田の右腕兼愛人,28歳

その他の収録作品

  • 上村君と芝崎先生
  • あとがき

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レビュー投稿数3

血の契り

『悪徳の褥』の続編。
ヤクザの世界をたんまりと堪能できる、なかなかハードなお話となっています。

やはり黒田の非情さと傲慢さ、そして芯の通った任侠魂と、二宮のストイックだけどウチは熱く、どんな時でも黒田を信じる強さが魅力的。
そこに二人の艶っぽさが加わって、より濃厚エロスとなっています。

今回は黒田一派がとんでもないピンチを迎え、二宮もかなり厳しい目に遭うのですが…それでもやられてばかりじゃない男たちにドキドキしっぱなしでした。

二宮の凶行を留めた黒田に二宮への強い想いを感じ、そして黒田の言葉により思いとどまった二宮に黒田への揺るぎない想いを感じました。
血が混じり合い、契りを交わす。修羅の道をともに進む、という契り。
それによって二人の絆がより強固となった気がします。

相変わらず二人を取り巻く男たちもカッコイイ。
新キャラ、ゆるいオヤジ・芝崎。緊迫した男たちばかりのなか、そのゆるさでなかなか和ませてくれます。

天下取りはまだ。
なので強く続編を希望します!

2

七人のヤクザ達の修羅場超え

不甲斐ない名倉組に見切りを付け、自分達で天下を取ろうと意気込む黒田、二宮ら七人のヤクザ達。
黒田は普段から男女問わず人前構わず盛っていて周りに絶倫ぶりを見せつける獣のような魅力がある男だが、今回は二宮他のヤクザ達を率いての攻防戦で見せるパワーにも圧倒される。
他人に対しては人情を見せない男かと思ったが、自らの懐に飛び込んで命を差し出すほどの舎弟には同じように懸命に守ろうとする姿に男気が溢れている。
前巻を読んだ時に、続巻ではヤクザ間の緊迫した空気を読みたいと思っていたのが叶ったストーリー展開で大いに満足できた。

中でも、敵対する愚連隊の容赦ない攻撃に組員全員が身体を張っての修羅場に直面する中で、敵に捕らえられて薬物中毒にされてしまった二宮がどうなるかが最大の見せ場だ。

エロシーンも相変わらずのねっとり系で、黒田の背中の入れ墨の龍に犯されているような幻覚に囚われた二宮とか、手負いの獣ががっつくように絡み合う様子がこれまたエロい。

話は黒田と二宮中心で進んでいく中で他の舎弟達もキャラ立ちとまではいかなくとも名前を覚える程に動き回っている。
新たな新キャラ、ロクデナ続きシなのに憎めない元医師の柴崎も加わって、再び続編が読めるとしたら彼らの暴れぶりにも期待できそうだ。

3

クレイジーな主従関係に萌!

『悪徳の褥』の続編。
相変わらずハードでバイオレンスなヤクザの世界観に、新キャラもいい味出していて、前作同様パンチの効いたヤクザ物となっています。

名取組を辞め、自らが組長となった黒田(攻め)と
彼の右腕で愛人の二宮(受け)。
個人的に、この作品の萌ポイントは
部下に「抱かれてもいい!」と慕われるほど男前で
初対面の医者から「あんた人殺したことあるだろ」と
恐れられるほど凶暴な一面もある二宮が
黒田に抱かれる立場に甘んじているというギャップで、それにより黒田が一段とスゴい男にも見えてきます。

今回は、ある愚連隊に部下が拉致され
相手方とドンパチやるも、二宮まで捕らえられ
シャブ漬けにされてしまうというハードな展開。
朦朧としつつも簡単には屈せず、敵に嘘の情報を
教える二宮が男前です。
その後、助け出されるも禁断症状と父親の幻覚に
うなされる二宮。
そんな二宮を労るのではなく、
使い物にならなくなったら切り捨てると
言い放つ黒田も、
それを当然と受け止め、あえて再度シャブを打ち
敵地に乗り込んでいく二宮も
どちらもクレイジーですが
そこ続きには互いへの揺るぎない信頼も見て取れます。

そんな修羅場を乗り越えた二人はますます絆を
深めたようにも見え、エロシーンは安定の激しさ。
黒田の背中にある龍の刺青の描写には
相変わらず妖しい美しさがありました。

また、新キャラの(元)医者・芝崎先生が
なかなか愉快な人物で、バイオレンスな展開に
和みを与えています。
超美人のフィリピーナの恋人がいるのに
どうしようもない女タラシで、
二宮に抱かれてもいいかな~とまで言い出す、
自由すぎるオヤジ。
この先生が、ヤク中の二宮に殺されかけたり、
巻末のSSで部下の上村君と絡んでたりするのが
可笑しく、良いコメディリリーフとなっていました。

7

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