魚住くんシリーズⅡ プラスチックとふたつのキス

plastics to futatsu no kiss

魚住くんシリーズⅡ プラスチックとふたつのキス
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神6
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
34
評価数
7件
平均
4.9 / 5
神率
85.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
シリーズ
角川文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
ISBN
9784041017661

あらすじ

野郎と寝るくらいなら尼になる。そう決めているサラリーマンの久留米だが、なぜか近頃同性の友人・魚住が気になって仕方ない。距離を置くため同居を解消することに。一方、魚住のもとに、日下部という男が現れ、「あんたが兄貴を殺したんやろ?」と衝撃的な言葉を投げかける…。日下部の兄と、魚住に、かつてなにがあったのか?感情の欠落した魚住が、少しずつ知る生きる意味、幸福―そして恋とその痛みの物語、第二巻。

表題作魚住くんシリーズⅡ プラスチックとふたつのキス

久留米充 サラリーマン
魚住真澄 大学院生 25歳

その他の収録作品

  • ハッピーバースデイ Ⅰ
  • 彼女のWine,彼のBeer
  • 月下のレヴェランス

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レビュー投稿数2

魚住くんは美貌ゆえに・・・

魚住くんシリーズ2巻目です。私が買った時点での帯に、「エンタメにして文学。これが恋愛小説の進化形」とありますが、正にそうだなと。しみじみ納得なのです(因みに夏の塩の帯は「いま、一番読みたいキャラクター文芸はこれだ!」でした)
手紙形式から始まる「プラスチックとふたつのキス」、これはドキドキしました。
魚住くんは凄い美形にも関わらず、感情のネジが何個か欠落してしまってるような、ある意味子供のような人。にも関わらず美貌ゆえに周りが放っておかないというか、やっぱりいろいろあったんですね。
かつて魚住真澄に魅入られるように恋した男、日下部槇彦と彼の弟貴史。過去絡みの兄弟と、魚住くんの現在を担う久留米の対決の話でもあります。
プラスチックの手錠で魚住を拘束する貴史と、あっさりそれを壊して魚住を解放する久留米。
貴史との妙な具合のキスと、バター飴を巡る魚住くんから久留米にしたキス。
過激な場面などはないですが、非常に色気を感じました。
「死ぬのは怖くないんか?」と問いかける貴史に微笑で答える魚住。
続く、この男はいったいどんな荒野に立っているのか。の一文。
ここですね!忘れられ続きない、グッときた場面です。
ラストの、数年後が描かれたところは、シリーズ後半になって意味が分かります。
次は「ハッピーバースデー」のその一。魚住くんが自分で自分の誕生日パーティーを企画して、実行するお話です。「何なの、お前」って突っ込む久留米がナイス。
「彼女のwine、彼のbeer」、徐々に距離が縮まっていく魚住くんと久留米の間に、久留米の同僚の女子が絡んできます。
この女子が最初はちょっと余計な、苦手な感じがしましたが読んでいくうちに好感がもてました。
この巻のラスト、「月下のレヴェランス」はサリームが主になった話です。
サリームと出会う少年がなかなかに切ないのです。
総じて、魚住くんがますます好きになった2巻目でした。

1

魚住くんの過去が見えてきた

魚住くんシリーズ第2巻。
魚住くんと久留米、そして二人を取り巻く仲間たち。
それぞれが抱えている問題も含め、お互いに尊重しあっていていいですね。

それにしても、魚住くんはまだまだ感情が欠如しています。
味覚障害がなおったり、表情が多少豊かになったり、これでも改善しているんですけどね(笑)
こんな憎めない魚住くんだからみんなが集まって(引き寄せられて)くるんだと思います。
引き寄せられる人が負の過去を背負ってしまっているのが辛いとこですが・・・。

早く久留米の力で魚住くんに幸せという感情を与えてあげてほしいです。

ちなみに、自分がゲイかを確かめるべく、研究室の仲間(男)にキス実験したのは笑えました。
魚住くんの思考回路って(笑)

1

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