ヤクザ×仕立て屋さんのドラマティックラブ

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  • 結んで、ほどいて、キスをして

結んで、ほどいて、キスをして

musunde hodoite kiss woshite

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表題作結んで、ほどいて、キスをして

足立蓮,中学時代の同級生,ヤクザ
板橋司,商店街で洋品店を営むテーラー

その他の収録作品

  • とりあえずホテルに着きました(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:最終回その後①②(描き下ろし)

あらすじ

下町の商店街で洋品店を営む板橋(いたばし)は、10年ぶりにヤクザになった中学の同級生・足立(あだち)と最悪の形で再会してしまう。ヤクザに飼われているという足立の手によって、存続の危機に陥る商店街一帯。困惑する板橋に、足立は「テメエの願い、叶えに来てやった」と言い放ち…。恋と人情が交錯する、ドラマティックラブ。

作品情報

作品名
結んで、ほどいて、キスをして
著者
三月えみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
ISBN
9784864572033
4.1

(310)

(147)

萌々

(89)

(54)

中立

(16)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
42
得点
1269
評価数
310
平均
4.1 / 5
神率
47.4%

レビュー投稿数42

板橋の心の行方にドキドキ

読み進めながら、すごくドキドキしました。
主人公の板橋が周囲を気遣う優しい性格で、同時に感情を抑えるタイプなので最後に誰と結ばれるのか本当にわかりませんでした。
板橋の幸せを心から願って読んでいるのに、誰と結ばれることが板橋の幸せになるのかわからず、終始ハラハラ。
そして不遇な生い立ちからヤクザになってしまった元同級生の足立がまた、憎めない!!
なりふりかまわず板橋を求める足立が途中から大好きになってしまい、でも板橋の心の中には品川という、別の同級生への想い(思慕)があるんだろうなと思うと切なくてもどかしくて……。
紆余曲折のあと、二人が結ばれたときは足立気分でめちゃくちゃ嬉しかったです。二人のキスシーンとか、ホントに素敵です。
結局板橋がいつ、どの時点で足立を好きになったのかはわからず(読解力がなくて……)、もしかして足立を選んだのは同情に近い感情だったのかもとも思うのですが、たとえ同情だったとしても板橋は心根のまっすぐな決意を揺るがさない子で、一度足立を選んでおきながら足立を傷つけることは決してしない子だと思え、心から良かったと思うカップリングでした。こういう切なさやドキドキは大好きです。
二人の甘々な番外編がみたいです。
足立はイタリア行ったら言葉学んで板橋のお店のショップ店員になればいいと思います。(←勝手な妄想全開♪)
タッパもあって見た目もかっこいいので服のモデルにうってつけだし、言葉ができれば十分サポートできると思います。
うまく説明できませんが、この作品、大好きです。

12

か、かわいい……(絶句

読んだあともう床に転がりまわりたいくらいかわいくて素敵なお話でした……三月えみ先生の他の作品もすごくよかったです。絵がきれい◎、ストーリーが丁寧◎、ほんと最高でした。特にテーラーの話なだけにスーツやばすぎ……もうスーツ好きにはうってつけだと思います!
私もすでに書かれている皆さまと同じように、途中まで板橋(受)は品川くんという同級生が好きなのかなと勘違いして読み進めてましたがまさかの足立だと……!?!と衝撃を受けました(笑)でも思い返して見ればああ、納得と思えました。
個人的なフェチですが、受けの顔が小さく、攻めの手が大きいので受けの顔を包み込むようにキスするのがもうたまらなかったです(興奮)
また脇役良すぎる……三宅!三宅あぁ、三宅!!もう三宅さんほんと大好き、きっと我が子のように足立を育ててきたんだろうなと感じました。
最後のおまけではもう二人あまあまな感じで幸せな終わりかたでした。

9

その後のイチャラブを欲っす!

足立がカッコよくて。
板橋をずっと想い続けた一途さにグッときました。
板橋が品川とくっつかなくてよかった!

採寸シーンは萌えどころいっぱいで、
足立のスタイルの良さと板橋の表情のかわいさに
キュンキュンしました。

欲を言えば、二人のその後のイチャラブを
これでもか!という位、見たかったです。
(描き下ろしは美味しすぎます!もっと欲しい!)

カバー下について、
足立と板橋の関係をすんなり受け入れている
品川には笑いました。墨田の反応がフツーだよなと。

なんだかんだで、いい男ばかりのお話でした。

7

それぞれの約束の行方

 電子で購入したので表紙もよく見ずに読み始めたのが正解でした!紙で買うと表紙から裏までまじまじ見てから読むのですが、電子のときはよく見ずに読みはじめてしまうのって私だけ!?そのおかげで余計に楽しめたと思います。より楽しみたい方はこれ以降のネタばれは読まないほうが良いですよ。
 電子版にもカバー下が収録されているので、安心してください!


以下、ネタばれ。


 『きみと見た ほうき星を探して』の時にも思ったのですが、三月先生は思い出を描くのがとてもお上手ですね。中学生の彼らと大人になった彼ら、変わったものと変わらないもの。約束を忘れて欲しいと言う品川と約束を果たしに来た足立。その二人の間で苦悩する板橋。商店街の立ち退きをめぐって揺れる人間関係が本当に絡んだ糸みたいで、それがどんな風にほどけるかが想像つかなくて惹きこまれて、その糸がとても素敵にほどけてゆく過程に何度も涙しました。
 品川に思いを寄せていたはずの板橋ですが、いつ足立を好きになったのか?それは足立が商店街を守るという二度目の約束をしたときなんじゃないかなぁと思います。足立は板橋との約束は絶対に守るかっこいい男です。中学の時からずっと変わらず板橋を好きだった男。一途さに泣けます。
 冷酷に見えて実は人情ヤクザの三宅や同級生の墨田もとてもいい奴でした。
 表紙やあらすじを読んでいたら、足立×板橋ありきで読んでしまうので、絡んだ糸を楽しむには何も頭に入れずに読む方が楽しめます…と文末に書いても遅かったよね!?すみません(>_<)

7

攻めの笑顔が忘れられない…!

本当によかったです…ずっとこういう作品を探していた気がします。(笑)足立の一途さにやられました。この作品の神なところは攻の笑顔だと思います。特に攻ってなかなか受の表情の変化に対してあまり描かれないことが多いと思う(個人的に)のですが、足立(攻)に関してはかっこいい笑顔、かわいい笑顔、切ない笑顔、幸せな笑顔と、笑顔一つ取ってもたくさんバリエーションがあって、読んだあとは全てのキャラのことを大好きになってしまう力がこの作品にはありました。この作品を読んですぐ三月先生を作家買いリストに追加しました(笑)攻の足立にかかわらず全てのキャラにおいて表情の変化が読んでいるこっちを惹きつけて離さない作品だなと思いました。

6

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