蒐集家は溺愛する

collector wa dekiaisuru

蒐集家は溺愛する
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
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  • 萌×25
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
20
評価数
5件
平均
4 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイノベルズ(小説・リブレ)
発売日
価格
¥850(税抜)  ¥918(税込)
ISBN
9784799724804

あらすじ

「お前はあの人に散々可愛がられてきたんだろ?」
フランス有数の資産家に養子として引き取られてきたサクラ。
日本人形のように愛でられる日々の救いは、義理の兄セドリックだった。
彼を想うあまり、義父との仲を誤解させたまま熱く淫らな密愛を求めるサクラ。
だがついに、嫉妬に耐え兼ねたセドリックはサクラと決別。
数年後、意を決して訪ねてきたサクラを、氷のように冷たい翠眼で見下し、雄蕊を咥えさえ辱めるセドリックだったが…!?

表題作蒐集家は溺愛する

セドリック, 次兄・航空機メーカー勤務 33歳
サクラ, 仏伯爵家の三男(養子) 26歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数1

執着ラブ

『サクラ』は8歳の時にフランスの地でペルシュイ伯爵に引き取られた。
8歳以前の記憶はなく、見知らぬ土地、見知らぬ顔、見知らぬ言葉。
感情もなくただ『人形』だった『サクラ』を『人間』にしてくれたのは義兄弟であるセドリック。
唯一無二の存在、セドリック。
サクラはセドリックに会うために、電車に乗り込んだ───。

と、美しき兄弟愛(義理だけど)の冒頭にもかかわらず、再会の温度差はかなりのもの。
サクラに冷たくあたるセドリック、健気なまでにセドリックに向かうサクラ。
過去二人の間にあった出来事、セドリックが冷たくあたる理由、サクラの一途な想い。
セドリックの思い違いを知りつつもサクラはセドリックに真実を伝えることはせず、与えられるものを享受する。
知れば優しいセドリックは自分を攻めるから、もう二度と触れてはもらえなくなるから、と。

ひたむきに想うサクラがいじらしく、通じ合わない二人のもどかしさに心が苦しくなりました。

冷たく当たるもセドリックのサクラに対する気持ちが端々に見られるので、そこまで悲壮感が漂っていないところが、わたしは好きです。
だからこそ、もど続きかしさがいっぱいだったんですけどね。

いくら似ている人を探しても、それは本物じゃない。
執着しているなら尚更、セドリックは違うことに落胆し、よりサクラを切望したんでしょう。

セドリック、サクラだけでなく、二人の義父、義兄も前に進んでいる様が描かれていて、心があたたまりました。
きっとボルドーの地で仲良く食卓を囲む日も近いんだろうな、とふとそんな想像をしてしまうくらい、幸せいっぱい。

『堕天使は姦淫する』に登場していたセドリック。
この二つの作品、関連しているなんてまったく気づかずに読んでいました。
翠の名前が出てきて、ん?となって気づいたんですけど。

翠の様子が描かれていてちょっと嬉しく思いました。
サクラちゃん、大丈夫。翠にはアンバーがいるから!

『堕天使』を読んでからこちらを読むことをお勧めします。
二度オイシイですよ!

4

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