愛でも恋でも追いつかない

ai demo koi demo oitsukanai

愛でも恋でも追いつかない
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
26
評価数
8件
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
シリーズ
アズ文庫(小説・イースト・プレス)
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784781612904

あらすじ

創作和食の店を経営する傍ら、料理研究家としても活躍する希央は、商社勤務の義兄、碧生と四年前から同居中。
希央が十二歳のとき、両親の再婚で兄弟となったふたり――。無邪気な憧れがいつしか恋愛感情に変わり、三つ年上の義兄に片想い歴八年の希央。
一方の碧生も数年前、希央の自慰行為を偶然目にして以来、兄としての庇護欲が独占欲に変わったのを自覚して…。
互いに真意をおし隠しての兄弟関係。均衡が崩れる出来事が…。

表題作愛でも恋でも追いつかない

高際碧生,義兄,商社勤務のエリート,28歳
高際希央,創作和食の店を営む料理研究家,25歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

義兄弟の甘いお話でした

血の繋がらない義兄弟の両片想いのお話でした。
ほかの方が、詳しく書いておられるので感想を。

簡単に言うと、3つ年上の義兄、青生(攻め)に片想い中の希央(受け)が紆余曲折のすえ、くっつくお話です。

義兄弟って、美味しいですよね。大好きです。
今回のお話は牧山さんにしては珍しく、攻めがあんまり強引でなかったと思います。どちらかというとあの手この手で強引に関係を持っていく攻めが多いという認識だったので。今回は控えめに練習だったし。恐る恐るって感じだったし。希央のことを最優先にしていつでも身を引く覚悟だったのが珍しく思いました。

セクシャリティのことで脅迫して、凌辱しようとした当て馬カメラマンのお蔭?でめでたしめでたしというのは王道ですが、二人のお互いを思いやりながらも想いが抑えられないところは好感を持ちました。

傑作だったのは、カメラマンに対する報復です。
常々犯罪まがいなことをする当て馬にはそれなりの報復をするべきだと思っている私にとって、スッキリです。
希央がちゃんと出版社にも話しして、契約破棄してもらったのも偉かったし。
碧生がコネを存分に使い、広告代続き理店の友人、ファッションデザイナーの母、弁護士とあちこちから仕事がもらえないようにする報復には喝采しました。

全体的には、碧生は希央に甘々なのでとても楽しく読めました。
難を言えば、いつものような強引さがなく、練習も入れて2回ほど絡みはありますが、くっつくまでが少し長かったのが残念です。できればくっついてから存分に愛される希央が読みたかったです。

1

義理兄弟だからこその遠慮感がいい

義理の兄弟で同居もの。
なんでもそつなくこなす温厚な兄といじらしく少し意地っ張りな弟…。
義理だけど弟と兄の役割がはっきりわかりやすいというか、お兄ちゃんてこういうもの、弟ってこういうもの、て感じの性格が分かり易く出ていました。

そういえば一つ前に読んだ牧山さんの小説も兄弟ものだった気が。
こちらは義理の兄弟だけど、これは義理だからある遠慮感のようなものがあってこそのお話です。

大手企業に勤める兄の碧生と若い料理人の弟、希央は今は東京で同居中。
希央は再婚で義理の兄弟になった子供の頃から兄の碧生が好き。
一方碧生も希央が好きだということが割と早くから蒼生視点で書かれています。
ですが、碧生が希央を意識し出したのは同居を始めた大人になってから。

希央が仕事仲間に借りたDVDにゲイビが入っていて、慌てているところを碧生に見られてしまい、「こういうことを好きな人としたいなら練習する?」という流れになるのですが…
練習と称して身体の関係を持つ話って以外とある気がするけど、普通に考えたら兄弟でそれはないだろう、となりますよね。
このお話、ないだろうって設定にする続きのならいっそ思い切りえろえろであればもっと楽しめたと思うのですが、残念ながらそこまでえろくない・・・。
結果的に兄弟でそれはないだろう!て印象が強かったです。

というか、えろシーンの希央がとてもかわいいんです。なのでもっとたくさんみたかった!
そういうことしてるって説明が本文中にはあるんだけど、実際やってるシーンは殆どないんですよね。なんかもったいないというかすごく残念!
希央が意地っ張りなのに触られたらすごく可愛くて「兄さん…」て呼ぶところとか、碧生が優しくてエスコートも丁寧なところとか…。ほんとに惜しいなあ。

しかもこの展開もってくるまでが長く、中盤まではずっと過去の回想や今一緒に住んでるという現状説明が続いています。
おもしろくないというほどではないのですが、物足りないのです。大好きな兄弟ものなのでよけいに。
このペースゆっくり感は丁寧だとは思うけど、やっぱり若干内容が薄いかな?と思います。

最後のほうで仕事仲間に脅されてホテルに連れていかれる希央を助けにくる蒼生はカッコイイですが、ちょっとべた過ぎるなあとも思いました。

碧生が希央にベタ甘で希央も碧生には素直に甘えているので、甘々で仲のよい兄弟ものが読みたいかたにはオススメです。

2

甘やかされるの、いいなぁーw

『世界はきみでできている』が面白かったので
今回義兄弟同居ものとの事で読ませていただきました!

両親の再婚により兄弟となった弟の希央(25歳)は
祖父の影響で若いながら創作和食店の店長でもあり、
料理研究家としての顔も持ち
忙しすぎる日々を繰り返しています。
それを、義兄の碧生は国内最大大手食品総合商社勤務で
渉外部に所属している28歳ですが
希央の帰宅が毎日遅い為
家事を担ってくれたり軽い夜食を用意してくれたりと
かなり献身的なのです。
初めて会った12歳の時には碧生に反発した気持ちもありましたが
柔軟性のある考え方と決して口だけではない行動力を目の当たりにし
誰より信頼出来る兄と慕っていったのです。
それがいつしか恋情となり、決して伝えてはならない想いを
胸に抱き続けていましたが…。

兄弟モノは、私はどちらかというと弟×兄が好ましいのですが
すごく優しくて頼りになる兄さんに甘やかされるのもいいなって思いましたw
碧生が、ただ優しいだけじゃなくて
結構「マジですか!?」みたいなタイプの人間で
それがまたうまい具合に作用してくれるのが天賦続きの才能というか。
碧生の父と希央の母が再婚したのですが
普通碧生の母と会うなんて事、提案しませんよね!?w
「きっと気に入るよ」なんて言ったって無理だって!と思うのに
その通りだったというのが凄いw
(リアルでは難しいとこかもですが…)

希央は若いのに真面目で努力家で、繁盛している店を大事にしつつ
将来は料理研究家として生きていきたいという
向上心のある素敵な男性でした。
尋常じゃ無く優しくしてくれる兄を好きになった事で
バレたら軽蔑されるのが怖くて平気なフリをする健気さもあり
好きな人が男で片想いという事を白状せざるを得なくなって
慣れておいた方がいいと言わんばかりに抱かれたシーンは
なんかもうもだもだしてしまいましたw
「練習する?」を合図に連日肌を重ねて…。
“今までの延長で優しくしてくれているだけで、
他意なんてないに決まってる”と思う希央に
むしろ「んなわけあるか!!!」とツッコミたかったですがw
本当に昔から希央を大事にしてくれる碧生だったのですよ…。

碧生は昔から恋愛対象として希央を見ていたわけではなく
大人になって二人だけで同居を始めて
希央の自慰を目にしてしまった時から意識し始めたとのことで
ゲイではないけど希央は特別みたいな感じでした。

希央を脅して関係を持とうとするカメラマンの佐竹が
良い当て馬ではなかったですが
いかにも悪役ってタイプでこれはこれで良いのかも。

母方の祖父母をとても大事に想う希央ですが
その祖父母からも気に入られてしまっている碧生は
要領が良いというか周到というか(同じかw)

両片想いなお話で、
色々と巧みで優しい兄と、
なかなかに芯のある健気で恋愛面で疎い弟でした。
帯に“愛してるじゃ伝え切れない”とありましたが
愛してるでたぶん大丈夫では…?と思ってしまったのは
もしかしたら私だけかもしれません、すみませんw

ちなみに、あとがきで「巻末に登場する弁護士は
『世界はきみでできている』の上條と甲斐です」とおっしゃっていて
「攻め同士が友人関係ということになります」との事でしたが
あれ!?あちらで絡んでたかな!?と記憶が危ぶまれて
つい慌ててしまいました;

5

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