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表題作嘘つきのハート

桐原葵,高校2年
柏谷悠人,高校2年,元バスケ部

同時収録作品恋想いひとかけら

羽山楓,会社員
柚木圭一,同僚

同時収録作品フェティシズム・ラバー

遠野翔,大学1年生,19才
泉春真,大学2年生

その他の収録作品

  • こいびとのハート
  • あとがき

あらすじ

柏谷のことが気になって 目で追って 夢にまで見て
昔の男に嫉妬して やっぱりこんなのどう考えたって――

高校生の桐原は、友達と仲良くしているように見えて、
じつは昼食は一人でとり、遊びの約束も適当な理由をつけてすべて断っている、
クラスメイトの柏谷のことに興味をもっていた。
そんなある日、放課後の教室で泣いている柏谷を見て、
どうしても放っておけなくなった桐原は……。

作品情報

作品名
嘘つきのハート
著者
野花さおり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047301481
3.8

(51)

(9)

萌々

(25)

(15)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
192
評価数
51
平均
3.8 / 5
神率
17.6%

レビュー投稿数7

ピュアで可愛らしい恋にキュンキュン

高校生らしいピュアで可愛らしい恋愛にトラウマ、そして恋の痛手を癒してくれるのもまた恋なのだと感じさせてくれる素敵なお話でした。
朴訥系男子の桐原と一見誰とでも仲良く見えて一定の距離を置いてしまう柏谷、そんな二人がゆっくりと心を通わせていくところにキュンキュンです。
桐原もクールではあるのに柏谷のことだけがどうしようもなく気になってしまって、この気持ちは何なんだろうとグルグルしちゃうところも可愛いし、柏谷は人と一定の距離を置きながらも恋愛体質だって認めてるところも何とも可愛いのです。
泣き顔も甘えたような表情もイチイチ可愛い! 二人の初エッチシーンの台詞にはキュンとしちゃいました。
両者の視点で読めるので物語により入り込めました。もっと読みたいな♪
柏谷が抱えるトラウマとかも包み込んで分かち合おうとする桐原、大事にされていることが嬉しくてキュンとしてしまう柏谷、二人のそういうところもかなり好きです。
高校生同士の可愛いお話がお好きな方にはおススメな一冊かと思いますよ♪
作者様の次回作もとても楽しみです。

1

男子高校生萌えです

『嘘つきのハート』

クール系の攻めと過去にワケアリの一見明るめ受けのお話。
表題作は全3話+書きおろしもありましたが、もう少し読んでみたかった!と思いました。
内容についてはDKの青春、クールっぽい攻めだけどだんだん受けのことが好きになっていき、ペースを狂わされるところがかわいかったです。受けには過去先輩に悲しいフラれ方をしたトラウマがあり、それを攻めが純粋でまっすぐな言葉でほどいていく。
ピュアなDKものを読みたい方にはお勧めです!

同人でも読んでいた作家さんだったのですごく楽しみにしてました!
描写が繊細で丁寧な作家さんです。

次回作も楽しみです!

0

ヤキモチだって、初めてなのさ

傷つくのが怖い恋愛初心者の男の子達の初恋物語。
中学時代のトラウマから、人付き合いそのものを表面的に取り繕って避けていた柏谷。
そんな柏谷の違和感に気付いてしまった桐原は、なんだか柏谷が放っておけなくなってしまい…。

淡いピンクとクリーム色をバックにした二人のカバーイラスト通りの、サラッと甘くて軽やかなお話でした。と、言いたいところだけど、柏谷の中学時代の話が、意外とえぐくて、ま、それにもちゃんと落とし前をつけるんだけど、ただ可愛いだけじゃなかったです。

0

ぎゃふんでスッキリ

表題作+短編2つが収録されています。
表題作で1冊読みたかった!

【嘘つきのハート】(3話+描き下ろし) 萌2
誰とでも仲良く見えて、実は誰ともそこまで仲良くない。
そんなクラスメイトの柏谷が気になり始めた桐原は…。
桐原自身が「近寄るな」オーラを出している(唯一の友人談)からこそ、一歩引いた目で教室を見ていたおかげで気付けたんだろうなあ、という自然な流れ。
ちょっとずつ距離を縮めていくうちに、偶然出会ってしまったトラウマの元凶。
長身イケメンに見えた柏谷の過去が、女々しく思えるほどにつらいし悲しい。
痛くて苦しいだけがセックスだと思っていた柏谷が、好きと言う気持ちが重なればあたたかくて気持ちいいものになると気付けて良かった…。
柏谷に寄り添えれば寄り添えるほど、先輩に仕返しできたところでスッキリ感がハンパないです。
トラウマの元凶にほんのり仕返しはよくあるけど、ここまでスカッとくるのは珍しいかも。
「クソな元カレは滅びろ!」と願っている方には、超絶おすすめです。

【恋想いひとかけら】 萌
同じ大学に同じ会社。5年以上片思いをしている友人の柚木から、キスされた上に「お前のことが好きなんだ」と言われた羽山。
天にも昇る気持ちで迎えた翌日、出社してみると…。
柚木の氷点下塩対応からの避けまくり攻撃ですよ。
年期の入った天邪鬼を、じわじわと懐柔していく攻めの根気が素晴らしい作品でした。

【フェティシズムラバー】 萌
彼女にフラれたその日のうちに、大学の先輩に一目惚れした遠野。
猫好きという共通点で距離を縮めたものの、先輩には変な性癖があって…。
フェチって怖いですね。
外での待ち合わせに猫耳つけてくる大学生も怖いですね。愛のなせる技だなあ。

0

恋だろ

帯のコピーと↑のあらすじの「柏谷のことが気になって 目で追って 夢にまで見て 昔の男に嫉妬して やっぱりこんなのどう考えたって―― 」って、恋だろw

なんだか初々しく感じてしまった。
たぶん普段読んでるものとの差のせいだろうか…。
1話めが攻めの桐原視点からで2話めの冒頭が受けの柏谷視点で、時間の流れが同じで、2話めの続きから時間が流れだして話が続いて3話めの最終話へ。
1話めと2話めの冒頭でお互いの印象が描かれてるのが、こういうふうに思ってたんだなぁって思いつつ、好きになっていく過程がちょっと楽しいw
安心して読めた(*´ω`*)
同時収録のものも含めて、受けがわりと嫌な意味でなくて、ひと癖ある感じ。
可愛いんだけど(*´ω`*)
攻めはちるちるさんのインタビューとあとがきで書かれてるけど、攻めがみんなホントに腕まくりしてた。
どの話もその後が気になる。
カバーはずしたら、後日談載ってるんだけども!!
もっと読んでみたいー(*´∀`)

3

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