パパの、ぼくのなかに入れて。

誘春

yushun

誘春
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神17
  • 萌×222
  • 萌11
  • 中立5
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
12
得点
211
評価数
61件
平均
3.6 / 5
神率
27.9%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
二見書房
シリーズ
シャレード文庫(小説・二見書房)
発売日
価格
¥657(税抜)  ¥710(税込)
ISBN
9784576150215

あらすじ

父・清明へのくるおしい欲望を抑えきれない高校生の暁。清明もまた、ある秘密を隠し続けていて…。

それは、二人だけの秘密の儀式――。人気料理研究家の父・清明に十歳まで施された赤ちゃんごっこが最も幸せな記憶である暁は、
実の息子でありながら清明へのくるおしい欲望を抑えきれず、山奥の全寮制学園で生徒教師を問わず性交を重ねる毎日。
息子の演技にも限界を感じていた誕生日の夜、暁は清明の秘密を暴き、父子の真実を知ることに…。
表題作の後日談等を収録。宿命の禁断愛!

表題作誘春

曾我清明,料理学校を開く人気料理人,32歳
曾我暁,全寮制高校生生徒,16歳

同時収録作品いつの日か、花の下で

征人,神社の宮司
齋藤祈,16歳

その他の収録作品

  • 狂秋

評価・レビューする

レビュー投稿数12

一旦置いてから。

私はこの作品を純粋に楽しむことができました!

事前にきっちり、ジャンルと傾向を把握していたのが幸いしたのだと思います。
変態・エロ特化のお話だと思って読むと、突き抜けていてすごく良かったと思います。
なので、同時収録で表題の前世だという『いつの日か、花の下で』には少々面食らいました。
こちらは切なく、耽美的な印象です。

この作品を楽しむにあたって、一度常識と理性は置いてきた方が良いかと思います。
あまり真面目に捉えすぎると、アイデンティティが崩壊されるかと思います。(だって吉田先生ですし←)

変態プレイや幼児言葉(?)等続々出てきますので、要所要所突っ込みを入れつつ、笠井先生の美麗イラストに惚れ惚れしながら読ませて頂きました。

父子エロに興味のある方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

0

水あめ付き棒はやめて

残念だけれど理解できなかった派です。
しかしまあ、これだけ驚きの内容をよく書けるなあと
そういう意味で「神」かも。

親子でも全然OKで、めちゃ愛し合ってたらしょがない
と思ってますが、今回はだめ。
何がだめだったって、哺乳瓶替わりの水あめ付き棒?
いやいくら愛してるからって、それはだめだろ。。。。
それは愛じゃなくって自分の欲望満たしてるだけちゃうん?
それと あほっぽい嬌声というかなんというか。
いやもうちょっとお上品であってほしいなあ・・・
これはこれでこういう作風にするのでよし とするべきなのか???
笠井先生おっかけで読んでみましたが、ちょっと驚愕のNG作品でした。

0

エグみにハマる

小説を読む楽しみってこういう狂気にあるんだなーと。
漫画では中々読めない内容でした。
引いてしまう程の狂いっぷりも含めて面白かったです!

BLを楽しむ時には蓋をする自分の中にあるモラルが拒否反応を示し 顔を歪めながら読むシーンもあるのですが、挿絵の淫靡さが作品にマッチして美しくて、拒否反応よりも萌えが上回りました。笠井さんのイラストで本当に良かった。。。

「絶対開けてはいけない」父の部屋の中の秘密。想像をはるかに超えたぶっ飛んだ内容の衝撃ときたら…。怖かった…。・゜・(ノД`)・゜・。
それを知って喜んじゃってる息子も怖い。

狂った父親と"そのように"なるよう育てられた息子の狂気愛に堕ちる過程にゾクゾクです。嫌悪感をもってしまうエグみのあるシーンも含めて妙に病みつきになり読み返してます。

1

静かなる狂宴…

へ…変態ですwすごくw変態www
そして狂っています。
清明が狂っていて、その子である暁ももちろん狂っていて、暁を好きになった男もまた狂い…新たに道を踏み外す…。狂う方向性がハンパなく非現実的で、とても恐ろしいです。新たに狂った男は作中の会話だけで清明の「方法」を理解できたのだろうか。数年後の話を見れば、理解できたのだろうと推測は出来るが…。
そして清明の妻が夫と息子の関係に気づいているのならば、一番狂っているのは妻なのかもしれない…。

1

大幅加筆で蛇足感……

やっと電子書籍化されたので購入。
「誘春」、その後の二人を描いた「狂秋」、二人の前世を描いた「いつの日か、花の下で」、紙書籍発売時にフェア用に書き下ろされたSS「曾我一家の後日談」が収録されていました。
この「誘春」は、「獣夏」に収録されていたものに大幅加筆したとのことで、随分と印象が変わりました。
「獣夏」に収録されていた「誘春」が良かったので、その後の二人が読めるとワクワクしていたのですが、読まない方が良かったかな。
「誘春」自体、加筆前の方が好きだったな。
その後の二人の想像の余地があるというか、余韻を楽しむことが出来るというか。
キレイにまとまっていたので、加筆によって、蛇足を感じてしまいました。
求めていたものはこれじゃない。
なので、評価低め。
本作を初めて読むのなら、また、評価が違ったかも。
私は「獣夏」だけでよかった。
わざわざ、この本を購入する必要はなかったな。
「いつの日か~」も、あとがきで実は別モノとして 書いていた的なことが述べられていた通り、私には前世というより別の話としてしか感じられませんでした。
なんだかな……
期待が大きかった続きのかな……
この作品は読み返すことはないな。

2

正常な人間を求む

Amazonのkindle storeで購入しました。
Kindle版はフェア用に書き下ろされたSS小冊子が収録されている特別版です。
SSも含め全編受け視点です。
SSでは前半の表題作のその後のお話で、母親のリリーと清明・暁二人の関係がどうなっていくのか分かります。
このSSが一層物語に狂気的な雰囲気を与えていると感じました。
本編の母親の振る舞いから見ると可哀そうとは思いつつ好きになれませんでしたが、このSSを読むことで母親への印象が一変しました。
正常な人間はいないのか!というお話でした。

0

アブノーマルへの入り口

私はこれ、好きでした。

突き抜けた作品を書く人だなとは思ってましたが、その集大成的な感じで。あらすじを読んで、トンデモナイであろうことは予測していたので、予想を上回る変態ぶりに「そうきたか」とにんまりしてました。(だって、「鬼畜」書いた人だもの)ここまでくると、完全にファンタジーとして何でも来い!と思えるから不思議です。

世界観に挿絵が本当にぴったりで、このお話に笠井さんのイラストを選んだことを神評価したい。

瑛が大好きな清明の本性を知る場面は、圧巻でした。そこを境に、誰もついていけない二人の世界にどんどん飛び立っていく様には、唖然とさせられます。ぽかんとしたあとに、とりあえずなんか幸せそうだからよかった…んだよね?という感じ。毒すぎて、ぞっとすればいいのか笑えばいいのか迷いました。
しかし、これがこの作品の読みどころだとも思うのです。きっとアブノーマルの世界ってこの先にあるんだろうと思うし。
ダーク系と言われるものが匂わせているのは同じものだし、それを隠さずあっけらかんと凝縮するとこうなるのかなぁと思いました。

4

怖くなりましたね

親子ものは苦手なのですが、笠井さんの絵が好きなので読みました。
ただの親子ものではなかったですね…

父 清明は息子 暁を計画的に創り出したんですからね。
出会うべくして出会った上での執着とは、最早次元が違います。

暁が男を好きになるように仕込んだ…なんてセリフがありますが
調教ものとして読んでも、かなり突き抜けた領域にある設定だなとは思いました。
曾我親子カップルの「誘春」「狂秋」は、とにかくエロ!!
という感じ。
清明には、恐怖を越えて笑えてしまったというのが本音です。

「いつの日か、花の下で」の方は、こちらも親子ものですが
あとがきでも書かれていましたが、曾我親子前世のお話。
少々重たく、切ない感じはあります。
前世の話だと分かり…清明の狂気に笑ってしまい、ごめんなさい!!
読んだ後思いました。

全体を通して、やはり怖かったかな?
突き抜けた設定なので、エロ重視で読むなら読み応えはありましたが
内容を求めるなら、少々薄いかなとは感じます。




4

凄まじく求めてやまない

ガチ親子の近親相姦ものです。
相思相愛ではあるのですが、ちょっとというか…かなり変態の域。
受け様の暁はセックス依存。しかも、セックス自体はそんなに気持ちよくないけど精液が欲しくてたまらなくて、全寮制の男子校で生徒から教師から喰いまくり。そして、本当に欲しいのは実の父親の清明だけっていう病みっぷり(苦笑)
そして攻め様、父親の清明は、暁という存在が欲しいが為に結婚して子作りしたっていう…。
乳児だった暁に自分の下のミルクを飲ませたり。

ただ、清明は自分の為のセックスドールが欲しくて、子作りして調教したかといえば、ちょっと違うのです。
清明も暁も、お互いの気持ちがばれてはいけないと思っていた。

どうしてそんなにもお互いを求めてしまうのか。
そこには前世から続く妄執があって、その謎は同時収録作に書かれています。

これは愛なのか。呪いなのか。

6

ぶっちぎりのエロ

初読みの作家さまでしたが、笠井さんが挿絵を描かれているということで、表紙の画像がまだ出ないうちから予約してました。

えっと、まず表紙がすごい。帯の煽りもすごい。ココナッツさまも書かれてますが、これをリアル書店で買うのは私は無理…。と思ってしまった。表紙をめくると見えるカラーの扉絵もぶっ飛んだエロさですので、リアル書店で買われる腐姐さま方でカバーをかけてもらう派の方はご注意あれ、って感じです。

内容も笠井さんの淫靡な雰囲気な挿絵を裏切らないエロさでした。行為自体も激しいですが、暁と清明のお互いへの執着ぶりが常軌を逸していて、圧倒されました。
個人的に近親相姦モノってあんまり好きじゃないんです。何というか、大人の常識というか、固定観念というものがあるので。でもこの作品は嫌悪感は感じませんでした。本人同士が「血のつながった親子である」「男同士である」ということに葛藤を感じていていることと、さらにお互いへの愛情というより執着心がすごかったからかな。ここまで愛せる相手がいるっていうのはある意味羨ましいと思いました。

後半の「いつの日か、花の下で」
怖かった…。こちらも親子モ続きノで、受けの祈が周りの男たちを惹きつけてしまう魅力を持っていたり、「誘春」と重なる部分もあり。どんなふうに話が進んでいくのか、ページをめくる手が止められませんでした。
父親の征人の様々な決断は同じ親として分かる部分もあり、でも最後の征人の出した答えはどうなんだろうとも思ったり。
なんとも趣のあるお話ですごく良かったです。

あとがきで吉田さんが「誘春」と「いつの日か、花の下で」の関係を書いてくださっていたので、暁と清明の狂気じみた執着に納得。全く別の話かと思いきや、1冊読んで初めて話が完結するという心憎い造りに脱帽しました。

それとやっぱり笠井さんは凄かった。
最初のカラーの扉絵は「いつの日か、花の下で」の二人だと思うのだけれど、すごく刹那的な雰囲気が伝わってくるし、「誘春」の清明は綺麗な男なんだけれど、目線で彼の異常性が垣間見えたり、暁は暁で彼の小悪魔的な魅力が存分に引き出されていたり。
ぶっちゃけ、笠井さんが挿絵を描いていなかったら手に取ることはない作品だったと思うのだけれど(失礼!)、内容と挿絵がぴったり合っていて、それぞれ引き立てあっていて非常に良かったです。

8

曾我一家は美しい悪魔

神に近い萌え×2です。
吉田珠姫さんの本は初めて読みました。
なんかすごいのをいつも書かれてるというイメージだったのですが。
突き抜けてました。
ここまで来るともう細かいことはどうでもいいですね(褒め言葉)
父親がそれはもう生まれる前から計画して暁を創りだしたようなもので、いや、創りだしたんですね。
すごいです。
そして同時収録の「いつの日か、花の下で」が彼らの前世として理解してくださいとのあとがき。
あのふたりが生まれ変わってようやく愛し合えたのかと思うと、良かったのかどうか・・・。
いや、自由奔放に我がままに恋に溺れたいと愛にだけ生きたいと願ったのだから良かったのかな。
「いつの日か、花の下で」の最後の祈の様子がなんか少し狂気じみていて、暁があんなにも奔放なのはその名残りなのかなとか思ってしまったり。
そして。本編だけ読んでると、暁の母のリリーさんが可哀想な感じなんですが、コミコミさんの特典小冊子を読むとそれはなくなります、はい。
リリーさん含め曾我一家、美しい悪魔・・・。おそろしい・・・。

4

ガチ親子、しかも超絶変態

表紙もヤバイですが、帯の煽りもヤバイです。
これを書店で購入出来る方を、尊敬してしまいますよー。
わたしはネットで買いましたが、いつもは折れ曲がり防止の段ボールに表向きでビニール掛けしてあるのに、今回は初の裏向きでした(苦笑
本作は近親○姦物が2カップル収録。

**********************
受けは、山中の全寮制男子校生の暁。
父親に想いを寄せ、叶わぬ想いを生徒や教師との情事で紛らわす淫靡な少年。

攻めは暁の実父で、人気料理人の清明。
妻とは離婚したものの、暁をそれこそ目に入れても痛くないほど可愛がっています。
**********************

なんというか、ドロドロの親子物。
もちろん、ガチ親子です。
前半のお話はドロドロなだけで、まあハッピーエンドですが、後半の『いつの日か、花の下で』は悲恋物です。
ただ世間一般では違うでしょうが、本人たちにとってはこの上なく幸福だということが共通点ですね。

『淫乱』という言葉は好きではないのですが、暁を表す言葉が他にはなかなか見つからない(苦笑
母親に入れられた全寮制の男子校続きで天使のように微笑み、その実、性のはけ口としてしか他の男たちを見ていないので、モブとの描写もけっこうあります。
暁が望んでいるのは父親の清明だけで、他は母親でさえも意識の外。
ただその上をいくのが父親の清明でしたね。
『画面上では驚くべき光景が…』という下りで、暁同様こちらも度肝を抜きました。
おーーい!マジですかー!清明帰っておいでー!となること請け合い…
真性の○○です。
内容的には親子のラブラブ話(?)とも言えなくもなくあまりストーリーの山もないもので、きっと吉田さんの作品の中では緩いのでしょうが、初読みだったわたしには衝撃的でした。

後半収録の『いつの日か、花の下で』は打って変わってシリアス風味です。
時代は戦前。こちらもガチ親子物です。

**********************
受けの祈は、恋しい人との甘美な快感に浸る夢を幼い頃から見続ける少年。

攻めはそんな祈の父親で、地方の大地主でもある神社の神主であり、実は一族の呪いを一身に受ける征人。
**********************

わたしはこのお話の方が良かったですね。
受けの祈が母親を慕っていて、父親の女だった(もう出奔済みですが)ということに『誘春』の方とは違って嫉妬してはいませんし、かえって母が側にいてくれたならお互い愛している父の話をしたかったと思っています。
自分の片恋に絶望はしていても、周りを食い散らかしもしていません。
ただどうしても男を惹き寄せてしまうのですが、その少年たちを『小鳥』と表現し、寂しさを紛らわせてくれていることに恋ではなくても幸福感を抱いていました。
ちょっと物足りなかったのは、征人は自分から祈を意図的に遠ざけ、呪いから、そして自分自身の情欲から守ろうとしていましたが、そんなにまでして守ったのにも関わらず、祈が征人と同じ道を行く決断をしたことをラスト容認してしまったことが…
だったら共に…でも良かったような。
体を合わせるのは別としても、その決断で征人は良かったのか?と思わぬこともありません。

しかし上記にも書きましたが、あまり表紙や帯を過激にすると規制対象になりそうですので、その辺りは出版社に考えて貰いたいなあと思いますね。
笠井あゆみさんホイホイされた自分が言うのもなんですが(苦笑
まあ、過激な方が売れるのかもしれませんが、長い目で考えるとね。
この作品は表紙と帯がすべて持ち去った感が大きく、中身よりもきっと頭に残るだろうなあという感じでした。

12

この作品が収納されている本棚

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