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表題作義兄弟のひめごと

冨久一,26歳,資産家の長男で大企業勤務
間山明良,施設暮らしの高校生→資産家の養子

その他の収録作品

  • あとがき 森本あき
  • あとがき 壱也

あらすじ

「お前は感じやすくて可愛いな」
両親を事故で失くし、幼い弟と施設暮らしをしていた明良は、資産家の冨久家の養子に迎えられた。
大手企業勤務の長男・一の親切さに惹かれて恋人同士になるが、他の家族には秘密の関係。
一緒に住んでいるのにセックスする時はいつもホテルで…。

作品情報

作品名
義兄弟のひめごと
著者
森本あき 
イラスト
壱也 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784796406871
2.6

(9)

(0)

萌々

(3)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
20
評価数
9
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

明るい義兄弟モノ

この作品のスピンオフが面白かったので、本作品も読んでみました。明るい義兄弟モノと温かい家族の絆モノが堪能できて面白かったです。

養子ばかりの6人兄弟の資産家の家に新たに引き取られたのは、高校生の明良と小学生の聖の兄弟です。
2人の両親は事故で突然亡くなって、親戚たちは引き取りを拒否したので施設にいたのでした。施設にいたのは虐待されていたり、捨てられたりと、自分達より境遇の悪い子供たちばかりで。明良も、冷たい親戚たちを目の当たりにして、大人に対して絶望や諦めを持っていて…。
そんな明良と聖が新しい家族に愛されて、過去の傷が癒えて甘えてもいいのだと思えるようになったのに、胸がホンワカと温かくなりました。

恋の方は、明良が、兄弟の中で初めて会った長男の一に一目惚れします。偶然にも、一も明良に一目惚れしていて。
お互いに、自分の気持ちは封印して、兄弟として関わろうと決めていたのに、明良が気を抜いた拍子にポロッと告白してしまいます。その後は、家族には隠し通すと決めて、2人の関係が始まります。
時々家族への罪悪感を感じるけど、愛する人と出会えた幸せが伝わってきて始終甘々です。
最後は、大好きな明良のために独立を決めた一に、ゴチソウサマという感じです。
切ない兄弟モノもいいけど、明るくて甘々なお話もイイなと思った1冊でした。

6

よく分からなかったかな…


本当に個人的な感想なのですが……、あんまり萌えなかったかな。萌えないというよりも、萌えるためのシーンというか甘い雰囲気のシーンが少なかった。
家族でほんわかする場面ばかりで、萌えるところといえばホテルでエッチする場面くらい。攻めと受けが両思いになる過程とか瞬間とかも分かりにくいし、読んでいて「私が求めていたものとはなんか違うな…」と思いました。

絵はめちゃくちゃかわいかったです!この本も、表紙絵で購入したくらいです。表紙を見たとき、「甘くてえっちで切なさも少しあるお話なんだろうな」と思って買ったのに、読んでみたらそうでも無かったです。

内容は明るいし、私だけが萌えなかったということもあり得ますので、気になってる方は読んでみてください!萌えるかもです!

2

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