パラダイス・ビュー 下

paradise view

パラダイス・ビュー 下
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神34
  • 萌×213
  • 萌4
  • 中立2
  • しゅみじゃない11

--

レビュー数
12
得点
236
評価数
64件
平均
3.9 / 5
神率
53.1%
著者
 
媒体
コミック
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイコミックスDX(コミック・リブレ)
発売日
価格
¥629(税抜)  ¥679(税込)
ISBN
9784799724927

あらすじ

すがるように抱きついた智沙を、一晩中めちゃくちゃに抱いた秀緒。
それは焦燥と不安の交わり…。
悩める智沙の繊細さと不安定さに初めて触れ、同僚医師・久住の心も揺れる…。
そんな中、智沙の夢だった「海外医療チーム赴任」話が持ち上がり―!?
智沙の幸せだけを願う秀緒の決断は!?

オール電子描きおろし162P+さらに大量加筆&描きおろし追加!

表題作パラダイス・ビュー 下

秀緒
智沙

評価・レビューする

レビュー投稿数12

『純愛』

お互い相手の事が好き過ぎる故にすれ違って、読んでて本当に歯痒かった。上の後半からずっと、秀緒が智沙を幸せにする自信を持てないそんな雰囲気がずっと漂っているなか、ようやく秀緒が自分の気持ちを伝えて、智沙がごめんなさいと言ったところは予想外でしたが、最後は家族にも二人の絆をわかってもらえて、やっとふたりは本当に幸せにたどり着いたんだなと心から感動しました。
人を愛する苦しさと切なさがつまった、素敵な物語です。

かきおろしのその後のふたりのストーリーは、秀緒さんの寂しそうな顔よりも、笑顔が見たかったです。それだけがちょっと心残りでした

0

描きおろしに、ご注意

いい話だった、正直描きおろしは読みたくないです
ホモは夢を見させてくれれば、それだけでいいのよ
読み終わった後も、この二人の今後を妄想したりさ!
しかしこの最後の描きおろしで妄想どころじゃなくなった
一気に現実に引き戻させられましたね.....
本編はいい感じに終わりますが、描きおろしはそうでない!
二人で老いて幸せならいいけど、片割れだけじゃ....
なんともモヤモヤ感が残った感じです
描きおろし以外は良かったよ~(;へ:)

1

まさに『純愛』でした

小嶋さんて痛い作品が多くちょっと苦手なのですが(ゴメンナサイ…)、綺麗な表紙に釣られ表紙買いしてしまいました。

最近ジャケ買いしてなかったのですが、良かった!すごく良かった。上下巻とも既読ですが、こちらに二つまとめてのレビューを書きたいと思います。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

秀緒と智沙。
お互い大切に想い、相手の幸せを願っているのに、すれ違う二人の気持ちが切なかった。

ゲイであることの葛藤を抱え、家族に愛された経験がないため秀緒に縋り、愛されたい智沙。
智沙を大切に想いながらも、男同士であることのためらいも感じ、また家族への愛情との板挟みになる秀緒。
どちらの気持ちも手に取るように分かり感情移入してしまった。

お互い相手の幸せだけを望み、なのにすれ違い、でもそれを二人で乗り越え幸せをつかみ取る。その過程が丁寧に描きこまれていて思わずウルッとしてしまいました。

普段感情を表に出すことのない智沙が、秀緒にだけ感情をあらわにする様を見て徐々に智沙の事が気になるようになる久住もとてもいい。ふざけているようでその実よく気の廻る彼がとてもいい味続きを出していました。

この二人の過去の話がさらっと描かれていて、もう少し詳しく描いてほしい…!と思ったら、「君とパレード」の続編だったとは…。「君と~」は未読なので速攻で買いに行きたいと思います。

あと最後の描きおろしの「Happy ever after」。
これも良かった。もう号泣。
二人は幸せな時を過ごしてきたのだと。
今は一人の秀緒だけれど、決して孤独ではないのだと。
永遠の愛を誓う二人に、涙腺崩壊でした。

文句なく、神評価です。

1

ため息がでちゃう

切なすぎて思わずレビュー!

この作家さんの作品のなかでも、このシリーズが一番好きです。
赤星くんあざといけど可愛いんだもんなぁ〜。好きすぎて気持ちが溢れちゃう表現が多用されていて、そういうところがぐっと私の心を鷲掴みに。

しかし、読み切り……!
読み切り………………!
一頁目めくったときから嫌な予感はしていましたが…。
確かに純愛ものにはこれ系のネタは相性いいのは分かるんですけどね、いかんせん辛すぎてね。
何せシリーズで言えば、赤星くんが高校生のときから二人を見てきているわけで、まさか本当に本当の最期まで描かれちゃうとは思わなかったので。
でも、もしあの結末がなければ、レビュー書くまでしていなかったかもしれないし、とにかく印象深い作品になったという意味では大成功だと思います。
あの結末を好きか嫌いかは完全に好みの問題ですね。

1

最後の最後に…;;

パラダイス・ビュー(上)に続き、こちらも読ませていただきました。

いや…本当切ないですね。でもちゃんと結ばれて幸せになって良かった…
家族との問題、智沙の夢、それぞれの想い…いろんな壁があったけれども、すべてを乗り越えドイツで幸せに暮らす二人が見れて嬉しかったと共に、ほっとしました。

こちらの作品は、幸せなカップルの様子だけではなく、そこに至るまでの困難だったり、相手を想うが故のすれ違いだったり、あぁ、そうだよなぁ、と男女の恋愛と変わりない、共感できる部分が多々ありました。不器用で、”なんでそうなっちゃうの!”と叫びたくなるような、でもそう思ってしまうのが恋愛だよなぁとか、登場人物の内面の部分が丁寧に描かれていたのが印象的でした。

しかし…最後の最後に、持っていかれました。。あの、正直本当苦しかったです。あそこの最期の部分を載せる必要があったのですか!と先生に問いかけたくなるほど、苦しく感じました。智沙が死ぬ最期のあのシーンまで描くことで、本当に”智沙の人生は秀緒が全てだった”んだろうと強く感じることができましたが、それでも、それでもやはり胸が痛かったです。

続き基本的に自分がラブラブなハピエンが好きなためにこういったレビューになってしまったのかもしれませんが、切ないのが苦手な方はオススメできないかもしれません…でも、物語全体としては、とてもキレイで、登場人物みんなを愛らしく思える、素晴らしい作品でした。

(生まれ変わってもまた秀緒と智沙が出会うことを願っています!)

2

感慨無量

何度も読むことができないほど、私にとっては心に沁みる作品です。
同時に、カバーデザイン含め小嶋ララ子らしい洗練された可愛さがふわふわと広がって、大好きな作品でもあります。

このタイトルを知った時点で、上下巻で作者はきっと"そこまで"描ききってくださるのだろうとなんとなく思っていたのですが、再度『君とパレード』からイッキに読み始めたら、読んでいる最中の"今、そのときの彼ら"にしか集中できない自分がいました。読み終えて、また振り返っても、「ありがとう」と言いたくなる作品。

学生時代から大人になり、さらに大人になっていく。
お互い大好きでも、通じ合っているはずでも、楽しいことばかりじゃない。
相手を想う気持ちをいつまでも大切にできるすばらしさ。
彼らは始めからずっとやさしかった。

すべてが詰まった三冊、
『君とパレード』
『パラダイス・ビュー上』
『パラダイス・ビュー下』
と、続けて読むことが自分のなかで決まっています。

1

切ない、胸が痛いくらいに。

最近ちょっと気になっていた作家様だったので、旧版の上巻を古書店で見つけてなんとなく買ったらたまたま持っていた「君とパレード」の続きでした。
購入後、下巻を入手していなかったので買ったままにして暫く置いておいたのですが、読んでみて下巻を慌てて買いに行きました。
しかし、これ…続きを待ってた人は辛かっただろうな…と。

上巻の最後に「下巻はしあわせターンくる」ってカバー下に書いてあったのでドキドキして下巻を読み進めましたが、最後の描き下ろしで切なくてなんともやるせない気持ちになってしまいした。
先のレビューの方も書いてらっしゃいますが、私も70歳のあの時点から逆算しました。
秀緒が30歳で智沙と一緒にドイツへ渡ってから智沙が亡くなって20年ってことは秀緒50歳の時のことですよね。
やっときた「しあわせターン」は20年…これって短いのか長いのか。
世間的には受け入れられないこともあるかもしれないけど、二人にとって家族が理解してくれて、一番受け入れて貰いたい人たちに受け入れて貰えて本当にしあわせだった時間が20年。
そうなるまでの時間よりも長かったとは云え、しあわせに感じる時続き間のほうがきっと早く流れただろうと思うと、きっともっとずっと一緒に居たかっただろうに…と思えてなりません。
肉体が亡くなっても想いは消えず、二人は何かにこれ以上裂かれることはないと思えば「良かったね」って思えますが、私にはチクリと胸が痛いラストでした。
できればもっと二人のしあわせエピも読めたらよかったのになぁと思いますが、とても良作だと思います!

しかし、私の買った状態だと上巻下巻で出版社が違ってしまって本棚に並んだ時に二人が揃わないのがまた切なく…そして、リブレさんから出た方にはカバー下が無いのがちょっと残念です。

1

胸が詰まる純愛です

上巻で秀緒の家族に会いカムアウトした事で、ちぐはぐになっていた智沙と秀緒
秀緒は両親にお前の気持ちは同情ではないのかと詰め寄られ智沙への想いに揺らぎが生じる
私的には同情でも情は情だろ!と心で強く思いましたが
真面目で優柔不断な秀緒はその後も逡巡します
こんなに愛し合って、こんなに家族を切望する智沙との間に何故生命が宿らないのだろうと

そんな秀緒の気持ちを知り思い悩む智沙
『誓って』と愛を乞い離れれば呪うとまで言った智沙さえも
彼の心の内にある偏見に対する恐れや家族を持てない悲しさ等を感じ取り距離感を考えあぐねる

でも、秀緒も智沙も互いを想えば想うほどの悩みである矛盾
どうしたら、想う人が本当に幸せなのかを考え過ぎて感情の糸が絡んでしまいます

そんな折、智沙にドイツ医療研究チームへの永住を前提とした誘いが打診されます
不安定な関係のまま秀緒と離れる不安からドイツ行きへの返事を延期する智沙
その事を知った秀緒は自分の為に夢を諦めるなと伝えます
智沙は別れに繋がるであろうというドイツ行きに引き止めてくれなかった秀緒を泣きながら責める

離れる事を続き決めた二人、互いの幸せを願い智沙は『誓って』とかけた呪いを解く
しかし、秀緒は智沙を待つといいます
離れても、別れる事になっても智沙程想える人は現れないからと。
その想いを旅立つ前日に智沙は知りますが、今更どうしようも無く、旅立ちます
そこに秀緒が現れないようやく智沙へ行かないでくれ、俺の側にいてくれと懇願します

一旦は突き放す智沙が戻って来て、そんな顔で言われたらと、貴方を不幸にしてしまうかも知れないがドイツに来てくれと伝えます
ここで初め互いの気持ちが重なります
相手を想い手離す事だけが愛なのではなく焦がれてしがみついて離さない事も愛なんだと

ここまでの自己犠牲の愛から奪う愛までの葛藤、逡巡の描写が胸を突いて大号泣でした

最後は死が二人を分かつまで描き切って下さったララ子さんに盛大な賛辞を送りたいです

これからも2人の間には何かを宿すことはないだろう
でも、幸せを噛み締めて前を向いて歩いていく
人は何かを創造する為だけにいなくてもいいんだと
ただ愛おしいからいる それを許し合えた二人の幸せが永遠であったことを私も胸が熱くなりました

琴線に触れる素晴らしい作品です

2

死がふたりを分かつまで

うるってなりました。
この作者さまの作品は少し苦手だったのですが、レビューを見て上下購入しました。
お互いがお互いを想い大切にしたいのに、うまくいかない。
きゅってなりました。

人の性格なんてそうそう変わるもんでなし、きっと、ドイツに行ってからも紆余曲折すれ違い掛け違いいろいろあって、それでもお互いを想い一緒にいたんだろうなあ、と思いました。
先立たれて、残るほうは悲しいし寂しいだろうなあ、けど最愛の人を置いて先に逝かなきゃならないほうも悲しいし悔しいんだろうなあ。
まさに、死がふたりを分かつまで添い遂げて、ハッピーエンドで良かったです。

1

大好きです。

いやもう・・・切ないです…。

好きだからこそ、男同士という問題が大きくなってしまうんですよね。
攻めは受けのつらい過去をたくさん見ているからこそ幸せにしたいと思い、
受けは今の生活が幸せで手放したくなくて、ずっと一緒にいたい。
幸せにしたいと、お互いがお互いの幸せを考えていて大好きで仕方がないのにも関わらず、
世間体や家族からの反応などが大きく問題になってしまう。

考えて考えて、ようやく幸せになった二人。
すごく良かったです。
空港のシーンも温かくて幸せで、自然と涙がこぼれました。
ラストも良かったね…ね…!と泣いていました。

でも!!あの!!!!!!!描きおろしが!!!!!!!!!!!!

いやもう…描きおろしの1ページ目から「えっ?ちょっとまって」となってしまいました。
そうか…そうか…・・・・・・・・これは幸せ・・・なのかな・・・
攻めが泣きながら受けの手を握り、名前を呼ぶシーン。
もう・・・泣きました。涙止まりませんでした。
しかも終わり方も悲しくて悲しくて、描きおろしを何回も見直しては泣きました。

読み終わってからも、表紙の二続き人の幸せそうな笑顔を見ては泣きました。

流石ララ子先生だなぁと。
温かく優しいだけでなく、これは本当に幸せなのかなと思う終わり方でした。
読む側としてはもう・・・切なすぎて・・・・・。

男同士だから何も残せない、記憶しか残らないという最期が描かれていました。切なすぎる…。
綺麗に終わったからこそ残る、この切なさ。
私としては大好きです。こういうの待っていました。

温かく優しい、切ない上下巻でした。
賛否両論あると思いますが、私は大好きです。

ps.ララ子先生のpixivで補完系if漫画読みました。
切ないです・・・
より二人がお互いを愛し合っていたんだなぁと感じ、もっと好きになりました。

7

切な過ぎる

他の方も書いていらっしゃいますが
最後の最後がホントに切ないです。
私は号泣しました。もう苦しいほどに・・・

本当にいろんなことがあって、好きだから悩んで
好きだから幸せになって欲しくて
随分と回り道をして、考えて悩んでまた考えて悩んで
やっと二人の未来が一つになって幸せになったと喜んだのもつかの間
ララ子先生、そう来ましたか・・・
年齢を逆算して、何年一緒に過ごせたのかな・・・と思うと
また切なくなって、漫画でこんなに泣いたの初めてかも
と、思うほどぼろぼろと涙が出てしまいました。

切なくても幸せな終わりであれば納得なのですが
読み手にとっては、悲しみの方だけが残ってしまい
英雄の中では20年と言う月日が過ぎて心の整理も
ついてきているのかもしれませんが
幸せそうに二人でドイツに旅立って、英雄の家族にも認められ
すべてがうまくいったのだと、安心して読み終えた途端の突き落としで
「えっえ~?」と何度もページをめくっては
読み返し、墓石の名前を確認してしまいました。
やっぱり、こういう終わり方は悲しいですね。
いくら時間が経ったといえども、続き辛すぎます。

回り道した分、すれ違ってしまった分もっともっと
一緒にいさせてあげたかった・・・
PS・・・久住先生はお元気そうでなりよりです。

4

本編は良い…でも…!

上巻から読んでいたので待ちに待った下巻でした。お話としては小嶋ララ子先生らしい、甘くも切ないきれいな作品でした。一難去ってまた一難で、読んでいて苦しくなるところもありましたが、それゆえに最後の感動も大きく目から思わず汗が流れました。
次々と二人の前に現れる障壁にも驚きましたが、何より最後の数ページが辛すぎて全て持っていかれてしまいました。もしかすると、私至上最高に辛い作品になってしまったかもしれません。切ない作品が好きでない方には圧倒的におすすめできません…!(切ない作品が好きであればいいと思います)
なので、本編の内容は神評価にしたかったのですが最後があまりにも辛すぎたので萌×2にさせていただきました。

6

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