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なんか良いんだよぉ♡♡
『エリート警視はビッチな猫を飼う』と
『合法エロチカ』
ともう一遍の三作です。
なので決して長いお話しではないのに、読後の満足感がたっぷりで！！
上記二篇はちょー好みの『黒髪攻め』に『白抜き髪受け』
しかも『攻め』はエリート、もしくは頭が良い！
表題作は受けも頭が良いのだけど、色々な事情でホストになってる。
二篇目はまだ高校生。
『エリート』の方は高校の同級生だったが、親しくなる前に離れてしまった。
きっとね『攻め』の一目惚れじゃぁないのかな。
『受け』も『攻め』に亡き父親の面影を重ねたりして。
そしてやっとめぐり逢えた♡♡
受けは気まぐれにゃんこだけど、上手い具合に事件が起こり(って受けがかなり危なかったけど)、流石はエリート警視、頭脳を駆使して事件解決＆愛する受けを救います！
そして皆に受けを「恋人だ」と宣うあたり、好きだわ~~~。
『合法』も攻めが大学生、受けが小学生の頃に出逢い･･･。
なので『合法』が付くのね。
これもやはりお互い一目惚れだったんじゃないかな。
受けはしっかりとゲイになっちゃってるんけど、これも攻めと会ってしまったからだと思うわ。
これも可愛いお話です。
オススメは女装ップル
初読み作家さん。
表題作はシリアス、同時収録の二つはコメディ系で
後者の方が筆が乗っている気がしました。
特に、読みきりの女装×女装コメディが面白かったです。パッと見ユリというか、何か別の扉が開いてしまいそうな倒錯感w
■「エリート警視はビッチな猫を飼う」前後編
刑事×ホストで再会物。
高校時代は優等生だった受けが
男を食いまくるビッチに変貌。
でもその背景には、昔から父親に虐待を
受けてきたという哀しい過去が。
強がっているけど根は素直な受けを
攻めが優しく誠実に愛していく。
元セフレによる拉致など
バイオレンスな展開もありつつの感動作でした。
ただ、再会→恋が芽生えるまでが早すぎて
感情移入しにくいところも。
インポの攻めが受けにだけは勃って…という展開も
そもそもなぜ攻めがインポなのか不明なため
今一つ特別感に欠けました；；
■｢合法エロチカ｣全2話
年の差幼馴染みカプ。
高校生受けの攻め好き好きオーラが眩しいです☆
テスト勉強そっちのけで攻めとHしたがるけど
注意されたら真面目に勉強する聞き分けの良さも。
健気で可愛いんだけど、
言い寄ってくる男へのアソコ噛み切る発言や
いつか攻めを抱きたい宣言に
年下攻めの片鱗も感じさせる末恐ろしい子w
一見クールでそっけない攻めが
実は昔から受けにムラムラしていて
仲直りHで初めて受けに気持ちを伝える～という
シーンが甘くてすごく良かったです。
■「覆面作家の夜の嗜み」
女装好きのオトメン作家×ノンケ編集者。
受けは、原稿が欲しいという下心から
攻めに勧められるまま女装に挑戦。
ムラムラした攻めに色々されちゃいます。
スカートやブラを半端に脱がされた状態で、乳首や股間を弄られ悶える受けが何だか非常に卑猥でしたw
攻めも女装しており、タイトスカート姿で受けにのし掛かっているので、すごく倒錯的な感じ。
挿入がないところも百合っぽくて良かったけど、この格好で本番まで見てみたかった気も……というか続編が読みたいですw
エリートとホストの恋はテッパン！
表題作はシリアスです。
エリート警視とNo. 1ホストの再会ラブ。
警視の内海は、高校の同級生・雨宮と再会します。
優等生だった雨宮に当時から感じていたら違和感……
内海は、一流大学に合格したにもかかわらずホストになり、
荒れた生活を送る雨宮が気になって仕方ないっていう感じです。
おそらく、二人はずっと両片想い。
今更素直になれない、拗らせた大人の恋がもどかしい。
そして、雨宮の痛い過去が明らかになると同時に、ある事件に巻き込まれていきーー…！
意外とどちらも一途な感じがしました。
雨宮のサラッと描かれた過去が、思っていたより切なかったです。
駆け引きなしの大人の恋で、意外と内海が直球勝負だったかな。
まぁ、それも良きです。
ずっとたたなかった内海が、雨宮にだけは反応する都合の良い展開でしたが、大人の男同士のHは萌えました♡
他ニ作からなる短編集ですが、同時収録作はどれもコミカルで楽しかったです。
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