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表題作メガネ男子と恋する書店

中川陽介、編集者
東荻葵、書店店員

同時収録作品ぼくらのこころにもえるのは

酒井、BL好きのクラスメイト
能登一尚、高校1年生、書店バイト

同時収録作品オバナの涙と月のハツコイ

西尾花直純、東荻の元彼
香月、書店店長

同時収録作品もしもキミと

駒津翔平、高校2年生
三船、書店のオーナー

その他の収録作品

  • おまけ
  • あとがき

あらすじ

働いているのが全員メガネ男子のミフネ書店。
タウン誌の編集者・中川が特集を組みたいと、メガネにマスクをつけた店員・葵に撮影を申し込むけど断られてしまう。
諦めきれない中川だけど、葵のマスクの下に殴られたような傷跡を見付けて…!?

ほか、高校生同士や書店オーナーと高校生など、ミフネ書店のメガネ男子たちの甘くて切ない恋♡
大幅加筆、描き下ろしアリで待望のコミックス化!

作品情報

作品名
メガネ男子と恋する書店
著者
青井さび(内田つち) 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344833555
3.9

(13)

(2)

萌々

(9)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
50
評価数
13
平均
3.9 / 5
神率
15.4%

レビュー投稿数3

だんだん大きく

これは好きな感じの展開でした。
メガネ男子だからこう、っていうのはあまりないかしら。
エロも無いですが、それはそれでよかった。

主人公たちが「強さ」「やさしさ」を手に入れるまでが
強弱をつけ描かれていて、胸の奥がチクチクします。
だんだん大きく、だんだん強くなる感じ。

全て読み終えてからタイトルを一つずつ振り返るとまたよい。
とても素敵なタイトルです。

作者の作品は、シリアスな部分が心に残るけれど
いつもどこかに、声を出して小さく笑ってしまうパートが用意されていて、
きっとそこも好きなんだな。

3

同じ書店で繰り広げられる、メガネ男子くん達の4通りのラブストーリー

…が詰まった短編集です。
どのカップルの話も、不器用で切なくて可愛くてキュンキュンします。今まであまりメガネに萌えたりしなかったんだけど、この作品で良さが分かった気がします(笑)。
途中に出てくる攻めの言葉も意表をついて良かったです。特に、1作品目の、「俺の受になってくれないか」のストレートさに萌えました。

ストーリーで一番好きだったのは、カバーイラストの2人の話でした。
DV彼氏からの卒業と幸せへの扉を開くのに、包容力たっぷりで一歩を踏み出すのを待ってくれる人の存在で掴めたのに萌えました。
そのDV彼氏くんも次の話で、怖がりながらも幸せになった様子もキュンとなります。
そんな、メガネ男子くん達の一生懸命な恋愛模様にキュンとなれる1冊でした。

2

拓海

詩雪さま

コメントありがとうございます♪
私のレビューは結構いいかげんだと思うので、参考になるかどうか…(汗)

詩雪さんのレビューは自分しか分からないと書かれてたけど、この作品が好きな気持ちがヒシヒシと伝わってきましたよ!
確かに見分けにくいキャラだったけど、素敵な話が詰まってて、皆に知ってほしい作品だなと思いました。

詩雪さんも同じカップルが好きと聞いて、嬉しくなりました♪

内田さんの描く眼鏡男子オンパレード!

別のレビューでも書きましたが、内田さんの描く眼鏡男子が好きです。
食べ物が出てくる作品が好きなので、一番最初に買ったのは「六花さんとニーノくん」、2番目が「ディナーのあとは秘密の時間」でしたが、次に購入したのがこちらです。
表紙の葵くんの膝下の短さが気になるものの、眼鏡イイ!眼鏡盛りだくさん祭です。

オーナーも社員もバイトもみんな眼鏡という眼鏡パラダイスなミフネ書店。
そんな眼鏡くんたちの恋の話がオムニバス形式で収録されています。

【ぼくらのこころにもえるのは】神寄りの萌2
書店でバイトを始めた高1の能登と、クラスメイトで腐男子の酒井の話です。
能登はもう理想的な眼鏡男子です。真面目、素直、小説好き。そして間違った方向へ突っ走る熱意。本当に眼鏡要素を寸分たりとも無駄にしない性格です。可愛い。愛でたい。モノローグの言葉のチョイスもいちいちツボです。「新しいメガネとお幸せに!」とか「僕なんかたいしたメガネじゃないし」とか萌え死ぬかと思いました。酒井くんの台詞も…、リアルにお茶吹きました。
笑って萌える作品が好きな方には絶対読んでほしいです!

【太陽に焦がれ雨が降る 前後編】萌2
厄介な幼馴染との縁が切れない葵とタウン情報誌編集者の中川の話です。
葵の事情が厄介で…。いじめられていた自分を助けてくれてずっと一緒にいてくれた幼馴染の想いを裏切れないからそばにいる。でも同じ想いを返せるわけではないから、お互いに傷を抉り続けるだけという…。恩を返したいという気持ちが相手をもっと傷つける。でも後半は葵の気付きと決断、昔好きだった喫茶店のことと重なって、ラストシーンはかなり来ます。最初に「意味が分からん!」と拒否反応が出る方も多い設定だとは思いますが、孤独だったときに寄り添ってくれた大切な友人、恩義の大きさは救われた気持ちの大きさに比例していると考えて読んでみてください。きっとラストは「読んでよかった」と思えるはずです。
余談ですが葵の名字は「東荻」荻はススキに似た植物で一本ずつ生える。幼馴染の直純は「西尾花」尾花はススキのことで群生植物。似て非なるもの、一緒にいられない2人をうまく表しているなあと思いました。

【オバナの涙と月のハツコイ】萌2
ミフネ書店の店長・香月と葵の幼馴染・直純の話です。
ひととひとの相性ってあるんだなと思う作品です。ずっと一方通行の想いでこころを自分のものにできないから無理矢理別のものを奪ってきた直純が、やっと相手のために相手が本当に喜ぶことをしたいと思えた。過去を知っても手を差し伸べてくれる香月とならしあわせになれるよ!と、読みながらこちらまで気持ち悪い笑顔で微笑んでしまいました。

【もしもキミと】萌2
両親が遺してくれた書店を守り続けている三船オーナーと常連の高校生の話です。
大人が学生時代にやり残したことを一緒にやってくれる高校生…。イケメンすぎます。短いのにじんわり言葉が沁みる良作でした。ロッカールームで抱きしめられているときのオーナーが可愛すぎるので、ぜひ見てください。

眼鏡大満足ですが、ひとつだけ気になっていることがあります。
男性コミック担当の山田くん。腕相撲も一番弱い山田くんの話がない!
山田くんにも幸あれと願いつつ、もっと多くの方がこの眼鏡満足を味わってくださいますように。

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