表題作雲の上びより。

トラさん,ベンガル虎
狼さん

あらすじ

「トラさんと狼さん」の番外編。
天国で狼さんが狼生(じんせい)を振り返っているお話。

作品情報

作品名
雲の上びより。
著者
春野アヒル 
媒体
漫画(コミック)
サークル
DUCA〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
トラさんと狼さん
発売日
4

(1)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

狼さんの狼生は…

今回は、狼さんが天国で昔を思い出して、
自分の狼生(じんせいと読みますw)について振り返るお話です。

子供の頃は、
熊に家を荒らされて物を盗られるなど、奪われることが多くて、
大切な物を側に置くことができなかった狼さん。

それが、
居心地のよい群に身を置けるようになり、やっと心に余裕が出て、
一つくらい好きな物を側に置いてもいいかもしれない…
奪われず、守れる範囲なら…
そう思ってトラと一緒に暮らし始め、幸せを感じられるようになる。

……が、
今度は守っていたはずのトラから、体を奪われてしまった狼さんw
狼さんの狼生は、奪われ狼生☆

「あー、ろくでもねー生涯だったな」
天国で狼さんがそうぼやいていると、
狼さんがあげたお土産を食べていたトラが、ふらつき倒れてしまう。
それは、
ワンコさんとフルーツ畑に行った時に、
「銀トラが喜ぶ」とワンコさんが言っていたので、
それならトラにも…と採ってきたキウイフルーツのお土産だったのに。

トラを助けるべく狼さんがトラを抱えると、
実はトラは具合が悪くなったわけじゃなくて、興奮していただけのよう!
「どうしよう、すごくムラムラします」と言われて、
トラに押し倒されて、あれよあれよとそのまま~~……♡

天国に来てまで奪われ続ける狼さんw

でも、
トラが狼さんを奪うのは、
狼さんが好きで好きで、その気持ちがあふれてしまうから。
それを抱かれながら改めて実感し、心が満たされるのを感じる狼さんは、
「これも悪くねぇ狼生」そう思うのでした♪


今回も可愛いお話でほっこりでした。
お値段も同人誌にしてはお手頃で嬉しかったなぁ。
にしても、キウイフルーツってマタタビ科なんですね~知らなかった!
でも、
ネットでちょっと調べてみたら、
キウイの実じゃなくて、キウイの木や根っこじゃないと、
猫はマタタビのようには反応しなかった~と実験結果が載ってましたよ。
トラさんは、猫でもネコでもないからちょっと違うのかな?w

3

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