転校初日、俺はケダモノに抱かれたーーー

性春失格

seishun shikkaku

性春失格
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神6
  • 萌×212
  • 萌13
  • 中立10
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
10
得点
127
評価数
43件
平均
3.2 / 5
神率
14%
著者
 
媒体
コミック
出版社
マガジン・マガジン(ジュネット~JUNET~)
シリーズ
ジュネットコミックス ピアスシリーズ(コミック・ジュネット)
発売日
価格
¥648(税抜)  ¥700(税込)
ISBN
9784896442427

あらすじ

全寮制学校で不良にからまれた松雪節は、助ける代わりに所有物になれと桐嶋フェリックス剣介に犯されてしまう。最悪な出会いをした2人だが、悪人ではないフェリックスのことを節は憎みきれない。どんな形でも、一人きりだった自分を守ってくれる彼に惹かれてしまう節だったが…
傷を負って大人になる少年愛を描いた寄宿舎シリーズに加え、前作「三上くんのおもちゃ」番外編も収録。待望のセカンドピアスシリーズ!

表題作性春失格

桐嶋フェリックス剣介,目立つ存在の上級生
松雪節,わけありの転校生

同時収録作品本当にあったエロい話

長瀬,大学生,受けと親友同士
内田,大学生,攻めと親友同士

同時収録作品三上くんのおもちゃ~甘やかす方にも問題がある~ 番外編

三上,高校生
玉緒,攻めに勉強を教えてもらっているおバカ高校生

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レビュー投稿数10

思ったよりもドタバタ(?)な関係

最初は耽美ものなのかな…?と勘違いしていましたが、思っていたほどの扇情的なお話ではなく、主人公はとても初心。
受けも攻めも賑やかな性格だったので、表紙から受ける印象とは一転、前半はドタバタ系の楽しい作品でした。

学校の寮が舞台で先輩・後輩の組みあわせ。
目をつけられ、襲われそうになる転校生とそれを気まぐれ(?)から守ってくれる上級生。
こういう組み合わせや、寮でイジメのターゲットにされる展開は寮もののスタンダードでないかと思います。
でも、じめじめした雰囲気はなく、受けが初心なのに強気でツンデレ、攻めも俺様なのに割とへたれ。
カップルとしても楽しかった!

ですが後半は次第にせつない展開になっていきます。
こういう家柄のせいで離れ離れって、なんだか、もやもやもしてしまうなぁ。子供で力がないから、将来も、友人の関係も規制されるなんて、子供に人権はないのか?と理不尽さに、もやもや…。

しかし、受けがずっと攻め以外の人とは連絡をとってたというのも、そうまで頑なにならなくても連絡をしようとしても、よかったんじゃないかなあ。どうも、長い間離れ離れというお話は辛いですね続き^^;
でも最後の逆プロポーズはよかったです!

設定に対して展開が駆け足な気もしたことと、家の事情がちょっとわかりにくかったのは惜しいと思いました。
寮ものが好きだから、「寮で過ごす時間」をもっとゆっくり見たかったなあと思います。
しかしカップリングとしの萌えは十分堪能できました。

1

寄宿学校ものなので期待しすぎました。

タイトルがおかしいのはピアスだから仕方ないかなあと思いつつ、文学的だという評価に期待して購入。
う、うーん。
この表紙と全寮制という言葉から、ある程度耽美系のシリアスを期待するじゃないですか。それを期待してしまうと、少し違うかも。
ガラの悪い生徒から守るためと云いつつ、結局やられてる事は同じなのでもやもやしました。
結果よければ全てオーライなんでしょうか。
う、うーん。
まあ、どれも当人は幸せだからいいのですかね。

0

やってること同じじゃん

最終的には両想いになるので結果オーライではあるのですが、やはり、最初の出会いがいただけませんでした。彼女もいたし。
全寮制だと本当にあーゆーことがありそうで、一番強い人のモノになればみんなのおもちゃにされないと言うのはわかりますが、やってることはかわりないわけで。
でも、最終的にはフェリックスがきちんと勉強して文句の言われない大人になって見返してやる!とまで愛してくれたし、留学先でも操をたててくれたので許します。(←何様?)

0

リリカルお耽美…ではない!

ラブコメ?軽率なエロですよね?

催眠術入門を原作未読で聴いたときの「よくわからない感じ」が腑に落ちた。
そういう作風なんですね。

性春失格に関してはタイトルから推察できますが、
寄宿舎もので儚い表紙とくれば…リリカルお耽美かと思うじゃないですか…

そうか…そういうことか…
読んでみて初めてわかることですよ!!読んでよかったです!!
すっきりしました~。

0

鬼才の実力を最大限には活かしきれなかった作品

万人受けはしないであろう、そして天才でもあり実力派でもあるかもしれない、しかし鬼才という呼び名が一番相応しい、そんなカシオ先生。
やる気がないかのような力の抜けきった雑な絵。定規など使ったことないかのような背景の描き込みに、飽和状態の現代のけだるさを漂わせた線の細い少年たち。力の抜けきった絵でありながら、コマ割りは秀逸で、人物の感情表現も多彩。しかし、カシオ先生の本当の実力と個性は文章。

その鬼才が新境地を開いたのが、前作「三上くんのおもちゃ」。エロだけではなく、何か退廃的で背徳的でありながら、とても楽しい佳作でした。
その評判を受けて、なのか、またピアスシリーズで描いてくださったのが今作。とても楽しみにしていました。書名は評判は悪いようですが、文学作品や文豪へのオマージュが時折みられるカシオ先生らしいな、と思いました。
しかしながらカシオ先生は話のスケールをページ以上、そして掲載雑誌のレベル以上に広げるきらいがあり、ここでもそれが如実に表れています。端的に言うと、ページ数が足りない。広げすぎた風呂敷が畳まれずに終わってしまったかのようです。広げた風呂敷はとても魅力的ですの続きで、とてももったいないと思いました。

カシオ先生には是非単巻ものではなく、続き物を描いていただきたいです。きっとBLの枠にとどまらない深い話を書いてくださるはずです。もしくは、制限がゆるくなるのか短編の印象はいつもとても良いので、短編集もまた読みたいと思っております。この作品に収められている、「本当にあったエロい話」も少し間抜けな題名に相応しくない、シュールで味のある作品でした。

0

エロ系かと思いきや意外にも耽美且つ純愛

タイトルなんでこれにした?ってツッコミはピアスにありがちなアレですが、メイン作品は「恋は舞い降りた」っていう綺麗なタイトルの作品です。
なんでこれに「性春失格」なんてアホっぽいタイトル冠しちゃったのか…勿体ない。

ストーリーは全寮制の高校を舞台に、耽美系のトーンで中々ドラマチックに展開します。
「三上くんのおもちゃ」のカシオさんしか知らないので、ちょっと意外な中身でした。

ただこれ…エロ重視のピアスで全6話で終わらせるにはストーリーがドラマチック過ぎるんです。
逆に薄っぺらくなってしまった感じが否めません。
もったいない~~~

一方、同時収録の短編『本当にあったエロい話』は、短いながらに楽しく読めました。
親友に彼氏が出来て恋心を自覚するお話。
ですます口調で淡々と綴られるモノローグがイイ味出しています。

三上くんのおもちゃの番外編は、三上くんがたまおちゃんの扱い方をまた一つ心得るお話。
たまおちゃんエロッエロだなー。

1

ドラマチックに手堅くまとまっています

ほぼ一冊表題作です。
少しだけ同時収録作が入っています。
・「本当にあったエロい話」大学生の性春ものです。
・「三上くんのおもちゃ」続編です。

表題作はタイトル通り性春ものです。
受けが全寮制の男子高に転校するのですが、
そこでガラの悪い生徒たちから強姦の洗礼を受けそうになり、
それを攻めが助けてやるという内容でした。
攻めが受けに対して「オレのものになったらあいつらに襲われなくてすむぞ」と持ちかけて半ば強引にHします。
この辺りは無理やり系によくある展開でした。

不本意ながら攻めとそういう関係になってしまった受けですが、
攻めの案外人の良い所などを知って、徐々にほだされていきます。

後半は受けの義父が登場し、強引に受けを連れ戻し…と、
二人の仲が引き裂かれるのですが、後に大きくなった二人は…

というわけで寮で出会って、途中義父によって二人の仲を引き裂かれ、最後に再開という流れが、
非常に分かりやすくドラマチックに描かれていました。

ピアスレーベルなのでもちろんエロも多めです。
が、レーベル比でエロ全面というよりストーリーもしっかり続き描かれている印象でした。

6

健気受け<強気受け

確かに健気な松雪くんですが、最初の方はとても気が強いです。
段々、話が進むごとに、健気な面も見えてくるかと…
二人の出会いは「運命」という感じの出会い方で、少女漫画っぽい世界観なのかなぁと。
エロ描写もしっかりと組み込まれ、尚且つ切ない。個人的に切ないのは苦手ですが、ハッピーエンドだったので◎
沢山の逆境を乗り越えた二人には、将来は是非、幸せになっていただきたい…

短編に、本編と関係のない作品がひとつと、「三上くんのおもちゃ」の続編(6ページ)が載せられていますが、どちらも短いにも関わらず、安定のエロで大満足!

タイトルに見合った、素敵な作品でした。エロに飢えてる方も、切ない系が好みの方も、あまあまが好きな方も、兎に角色んな方が満足される作品だと思います。
迷っている方は是非、好奇心で購入してみても、損はないと思いますよっ

4

男子校での性春

山奥にある全寮制の男子校、そしてカシオさん、とくれば陰鬱で淫靡な危ない香りがぷんぷんと…!
そんな香りに釣られ、いそいそと購入させて頂きました。


転校早々に先輩からいびられる受けと、それを助けた、生徒から一目置かれている攻め。
攻めに気に入られたことにより、また違う生徒から苛められる受け。
そして、良い感じになってきたところで、受けの義父により離れ離れになる2人。
どこかモダンな雰囲気漂う世界の中、2人の恋は目まぐるしく進んでいきます。

攻めは俺様で強引なキャラなのかと思っていたら、俺様は俺様でも意外と真っ直ぐで子どもっぽい部分もあり、可愛かったです(*^ω^*)!

モダンな雰囲気と言い、設定やストーリー展開と言い、何となく「こんな感じにしたいんだろうな」と言うのは伝わってきました。
しかし、やりたい事、入れたい話、それらを詰め込み過ぎてしまって、正直どれも中途半端に盛り上がり終わってしまった感じがします。

ピアスシリーズと言う事で性描写も多く、それもまた中途半端になってしまった要因の1つかなと思います。
性描写が多いことで、山奥の全寮制男子校で続き育まれる少年達の禁断の愛!!と言う感じがして良いのですが、そのぶん何かを削った方が良かったんじゃないかな、と。

雰囲気も設定も好きなものだっただけに、もっとゆっくり見たい、もっと掘り下げて欲しい、そんな欲が出てしまいました(>_<)


同時収録として
・親友×親友
・三上くんのおもちゃ番外編
も収録されています。

親友×親友ものは、攻めの淡々としたモノローグが不気味な良い味を出していました。

三上くんのおもちゃ番外編は、短いながらも2人のラブラブっぷりを堪能することができ、良かったです!

5

受けがしっかり男の子♡

帯「すがりついたのは 俺を犯そうとしている 名前も知らない目の前の男」

大好きだった「三上くんのおもちゃ」の番外編につられて購入。
カシオさんって絶対買う!ってほどでもない、と思っている割に、なんだかんだほぼ持っていて、気が付いたらいつもまんまと買わされてます。
で、読後「割とよかった♪」と満足するので、ついまた買っちゃう、というパターン。
これも目的は番外編でしたが、本編になっている「恋は舞い降りた」全6話もよかったです。

「恋は舞い降りた」
お話はあらすじの通り。なんですが、受けがただ不憫でかわいいだけではなかった!
なし崩しになっちゃいそうな顔をしてても、芯はしっかりしていて、おお!とテンションが上がりました。
体格も、ちゃんと細くて薄い成長過程の男の子の体をしていて、ビジュアルの可愛い受けにありがちな女子化していないところが高評価です。
やっとうまくいくかに思えたところで、冒頭の横暴な義父の横やりに遭う二人がどうするのかも見どころ。描写が少ない分、勝手に妄想してちょっとオカンの気持ちになりました。

「本当にあったエロい話」
親友ものの短編です。続き親友とふとしたことからやっちゃった、という単純な話ながら、背景を匂わせる描写がうまい。ページ数少ないのを感じさせない萌えがありました。

「三上くんのおもちゃ 番外編」
すっかりバカップルなイチャイチャの模様。6P。これにつられて…。
いや、幸せそうでなによりです。

ピアスレーベルなので全体的にエロ多め。だけど、必然性を持たせてくれているので満足感がありました。
難を言うなら、タイトルでしょう。なにゆえこれに?帯の煽りも、なんかちょっと違う気がしましたですよ。「JUNEの系譜がここに帰結」なんて、あんまりそんな気もしなかったですし。

いつものカシオさん(ちょっとシリアス寄り)という感じでした。

6

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