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やりたい事をやりたい様にやっても放置されてきた『ぼんやりしたでっかい犬(佐藤)』が、愛のあるご主人様(ナミちゃん)に出会って、やしやしやし(よしよしよし)って愛を与えられつつ、おすわり・おて・まて・ハウス。をしつけられる話です。←これ。
ほんと、大型犬と良い飼主の関係みたいな話ww
親が金持ちで学校へ多額の寄付をしている関係で、問題行動を起こしても学校関係者は佐藤に対して寛容。クラスでは浮いた存在…。
でも峰倉名波(以下ナミちゃん)は新任の教師らしく、今までの評判を『知らない』 だからこそ、他の先生が佐藤の事をネガティブな感じで語っても、自分が佐藤と話して感じた事だけで佐藤との関係を築いていく様に見えました。ナミちゃんのそうゆう所を佐藤も良いと思ったのかしら~。
最初、でっかくて変な噂がある佐藤をクラスメイトも避けてますが、佐藤がナミちゃんと交流するようになってからは、周りのクラスメイトも怖がらずに馴染んできてて、会話するようになってて良かった。
なんか佐藤がクラスメイトの女の子と話してる所で『(;_:)良かった~~!』って嬉しくなりました。←老婆心てヤツ?これ??(笑
この作品は、佐藤が素直にいついかなる時でもナミちゃんスキーなのが良いです。
のっそりしたでっかいワンコ。しかも、しっぽぶんぶん振るタイプじゃないけど、待てって言われたらじ~~~っと我慢して待ってるタイプのワンコ!!
好きなシーンは一話目の後半部分で、2回目にナミちゃんの家に行ったときに、佐藤がナミちゃんを襲っちゃうんですが、未遂で我に返りナミちゃんが震えて涙目でいるのを見て、「――また まちがった ごめん ナミちゃん」て言って、行くあてもないのにナミちゃん家から出ていく。←このシーン。描写がよかったです。ほんと、襲われていたナミちゃんも心配になっちゃうだろうな。って感じが良く出てて、好きです。しかも、待ったできる子だしwww実は佐藤、素直で育ちが良いイイコだし大好きですwww
1~3話がナミちゃん視点。文化祭編が佐藤視点。
…文化祭編読むと、より佐藤が可愛く見えるし、ナミちゃんも良いご主人様でいい。やっぱり良くできたわんこにはご褒美あげないとねっ(笑)
別の全後編も嫌いではないんですが、もっと直情の嵐読みたかったなぁ~。
一冊まるっと一作品の方がよかったなぁ~!
ってぐらい表題作良かったですwwにやにやがとまらない~~♪
中田さんの本を何冊か読んで、この方の描くやんちゃ受けがほんとに好きになってしまったので、これもとても楽しめました。
放っておけない生徒と教師ときいて、先生が攻めだと勝手に思って読みはじめましたが、そっか、こういうタイプの放っておけないてのもありますね。
家に帰れないという訳あり問題児・佐藤を担任の名波は使命感で家に泊めるのですが、いきなり強姦未遂…というのはちょっと展開が早いと思いました。
名波と佐藤が恋愛関係になっていく様子も、佐藤が名波を好きなのは子供が保護を求めてるようで可愛いけど、名波は生徒を守らないといけないという使命感が強いように感じたので、恋愛感情を持つ(体を許す)関係になる理由がちょっと薄いかな?とは感じました。
でも最後まで読んだらそんな感覚も薄れ、このカップル、可愛くて好きだなぁという感じに。
佐藤はアウトローな問題児というより、人との接し方や社会性を教わらずに育ったという感じです。
でもタイトルにあるように、とても素直で感情がまっすぐです。
悪いことをして叱られたら素直にあやまるし、何事にも反発するわけでなく「こうしろ」と言われたら素直にうなずくいい子です。
でも嫌だと思えば我慢が効かなくすぐ手が出てしまう直情さもある。
やっぱりどこか普通と違い、周りに対して距離がつかめず浮いてしまうのですが、それをきっちり手を引こうとしてあげる、教師という図が心に沁みました。
でも高校生と生徒だし、せめて卒業を待って、とかちょっと思ったり…。そしてできれば本当に同居をするとこまで読みたかったなあ!と思います。
素直だけどなにか欠けて育ってしまったわんこ×やんちゃな教師という、個人的にあんまり見たことの無い生徒×教師で楽しめました。
世間知らずゆえの我が儘、直情的な強引さを振り回す樹は、もう本当に躾のできていないワンコそのもので、感情のままに甘えたり牙をむいたり……
先生なナミちゃんはそんな樹をほっとけなくて、襲われかけて震えてたくせに、逃げ出されると、つい心配で追いかけてしまうところが可愛い!
そして、大人なナミちゃんは、ワンコな樹をこれからちゃんと躾けて、一人前の人間にしていくのでしょう!
危なかしいけれども、安心して最後まで読めるお話。
同時収録のもう一本は、義兄弟で俳優とマネージャーの二人の両片思いで、こちらも間違いなく安心して読めるお話。
ちるちるさんのインタビューでこれは絶対外さない!期待!ととても楽しみにしていました。
一番にイラストがとても魅力的です。好みなので隅々まで堪能してしました。表情とか、セリフとかにキュンとするものがあるのですが個人的にブワっと来る決定的な何かが足りませんでした。
攻めの佐藤かわいいです。(顔はかっこいいけどかわいいんですよ)ううん、何故か自分のツボに入らなかったのが惜しい……
言葉少ない一途な独占欲の強いワンコ攻め(生徒)なんでこの設定にピンときたら絶対楽しめると思います。
内容自体は読みやすく、作者さんの他作品も読んでみたいと思います。
見た目からして威圧的、感情が昂るとすぐ手が出る、
でも話してみると意外と素直、
ちゃんと「ごめん」と言って反省もできるし、
好かれようと努力もするギャップありの高校生(攻め・表紙の子)。
そんな生徒に懐かれて、ヤられそうになって、
混乱しつつもヤンチャだった過去の自分と重ねてほっておけず、
攻めとまっすぐに向き合う男前の新任教師(受け)。
表題作はそんなふたりのお話でした。
受けの教師の男前さがキマりすぎてなくて、
新任教師らしく若干の心もとなさを見せつつも、
攻めのことを徐々に理解して受け入れて…でも時にはビシッと!
そんな姿にとても好感が持てました~。
攻めの表情少なめな、
一見ちょっと分かりにくいワンコ☆な感じも可愛かった~~
先生は俺の!って感じで、
デカい体でガバッと抱きついてぎゅーーっとされたら、
そりゃほっとけなくもなるわ♪
疲れてるのにセックスして恋人を受け止めてあげる先生にも、
「カミングアウトは社会人になってから」と言われて、
その言葉で思わずイってしまった高校生の攻めにも、
とてもほっこりさせられました~♡
もうひとつのお話は、
若手俳優 × マネージャー(義兄で保護者っぽい存在でもある)
わたしが今まで読んだ 俳優×マネ のCPは大抵、
甘えたな俳優×しっかり者のマネージャー、だったんですが、
これは違って、マネージャーがちょっと頼りなさげ。
おまけに天然でもあるんで、
どちらも想い合ってるのになかなかかみ合わず~~で、
可愛いけどちょっとじれったい気もしたお話でした。
表題作の方が好きだったので、
できれば1冊丸々で読みたかったな~
萌え×2寄りです☆