こどもたちは禁色の雨に戯れる

kodomotachi wa kinjiki no ame ni tawamureru

こどもたちは禁色の雨に戯れる
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
4
得点
30
評価数
11件
平均
3 / 5
神率
9.1%
著者
 
媒体
コミック
出版社
東京漫画社
シリーズ
アプレコミックス(コミック・東京漫画社)
発売日
価格
¥648(税抜)  ¥700(税込)
ISBN
9784864421980

あらすじ

主と護衛、兄と弟――赦されない愛の結末

積年の情愛が決壊した夜、3兄弟の関係は狂いだす・・・

伯爵家嫡男として生まれた由貴と、その乳兄弟の景は、兄弟のように仲睦まじく育てられたが、ある日を境に''主と護衛''という身分に隔てられる。
それ以来、家でも学院でもおせっかいを焼く護衛役にイラ立つ由貴。そんな彼を癒してくれる存在は、異母弟の渉。
兄である由貴をワンコのように慕う渉だったが、甘え上手な笑顔の下に歪んだ感情を孕んでいて――

表題作こどもたちは禁色の雨に戯れる

柏木景,由貴の護衛役で乳兄弟
立花由貴,伯爵家の嫡男

同時収録作品こどもたちは禁色の雨に戯れる

立花渉,義弟
立花由貴,伯爵家の嫡男

その他の収録作品

  • あとがき
  • 真昼の戯れ(描き下ろし)
  • カバー下:2人が出逢った数日後(描き下ろし)

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レビュー投稿数4

ストーリーはしっかりしてます

初読み作家さんです。
この作家さんの初コミックスということを読後に思い出したのですが、初コミックスにしてはしっかりしたお話を描かれてるなぁという印象でした。
丸ごと1冊かけて同シリーズでしっかり読めのは良かったです。
腹違いの兄弟モノと主従モノが同じお話で読めるという感じですが、受け様が優しすぎる故に3人の関係がややこしくなってしまうというお話です。
キャラ設定もしっかりしているし、お話も読ませてくれるのですが、感情の高ぶりが余り感じられなくて、萌え度としてはあと1歩という感じでした。
スッキリ綺麗な絵柄なのですが、それももしかしたら一因なのかもしれません。
想い合っている2人のラブラブなシーンが少なめだったのもちょっと物足りなく感じました。
でも、これから期待の作家さんだと思うので、今後も楽しみにしたいと思います。

0

主従関係!!

私は主従関係と明治・大正時代がとても好きで、この作品を発見した時に「買わねば!」と使命感を感じ購入しました。

幼い頃は乳兄弟として育てられ仲が良かったのに、ある事件をきっかけに主従関係になってしまいます。
主従関係の従の立場である景は割り切ってお世話係としての態度をとっているのですが、主従関係の主の立場である由貴はいまだ腑に落ちておらず、景に対して冷たい態度をとってしまうところもきゅんときます。

そんな中、異母弟である渉と由貴が関係を持ってしまい、物語は三角関係として進んでいきます。

私はどうにも渉のことを当て馬としても登場人物としても好きになれず、ずっと邪魔な存在として物語を読み進めてしまいました。
渉の気持ちも理解できなくはないのですが、なんとなくうざい笑
最終的には渉が身を引いてハッピーエンドになるのですが、うざい印象が強すぎて大人になってから登場した時も「また出てきたのかよ~」と思ってしまいました。
渉のことを好きになれる人なら、もっとこの本を楽しむことができるんじゃないかと思います。

0

帯の重み

さりげなく、しっかりした枠組みで構成された
物語であると評者は読み取りました。
少なくとも散漫とした饒舌さで隙間を埋めようと
しない潔さは好感が持てます。
あとの判断は読む際の重点を何処に置くかと
いう事でしょう。そこに関しては読者それぞれの
裁量によるものですから平均値の出し様がありません。

評者の私見を差し挟んでおきますと…。
この作品はボーイズラブとして描かれたもので
しょうから耽美の物差しで測って物言いを
つけようとしないでください、と。

1

裏テーマは当て馬の成長?

電子配信のコミックの書籍化。

伯爵家嫡男の主人公(受け)が
幼馴染みで護衛役の攻めと
受けに執着する異母弟との間で
苦しむという三角関係モノです。


本作品で一番驚いたのが、
本命より義弟とのエロシーンの方が多い点。
攻めとの絡みはラストにあるのみです。

妾腹の義弟は、唯一自分に優しくしてくれた受けを
子どもの頃から好きで
ある日思い余って、浴室で受けを犯してしまう。
それ以来、受けは弟に何度も無理やり抱かれる日々。
寝室では強引なのに、朝になると無邪気な顔で
受けにくっつく弟はなかなか怖いです。

受けの想いは子どもの頃から攻めにあるのですが、
攻めは護衛役としてよそよそしい態度を崩さず、
寂しさを感じている。
義弟を拒んで同じように寂しい想いをさせたくないとの優しさから、犯される痛みや羞恥に耐える受けは、悲しいくらい優しい人物です。

攻めは、浴室での二人の情事を偶然見てしまうも
自身の立場を弁え知らないふりに徹する。
しかし義弟に部屋に呼ばれ、目の前で犯される受けを
見てしまったら耐えきれず、弟に逆らい
受けを庇おうと続きする。
受け同様、攻めも自分の気持ちより
身分や相手の幸せの方を優先してしまう
理性的で優しい人物です。

二人に比べると、家や立場といったものに苛立ち
欲望のまま受けを求める弟は本当にお子様ですが
その弟の成長も本作品のテーマかと思います。
どんなに酷いことをしても許してくれる兄は
決して自分を恋愛対象として見てくれない。
それを悟り、受けのため身を引く決意をした弟の
涙には少し切ない気持ちになりました。
兄に許され、失恋することで成長した弟の
七年後の穏やかな笑顔が良かったです。


攻めと受けの絡みは少ないですが
描き下ろしでどちらが家事をやるかで
揉めている二人の夫婦のような
仲の良さには結構キュンとしました。
初回封入のペーパーを見るにラブラブなようですが
もっと幸せそうなところを見たかったな~。
弟を交えてのドロドロ&切ないすれ違いは
なかなか読み応えありましたが
ちょっと最後の方のカタルシスが薄いかな、
ということで萌評価です。

7

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