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さよなら、僕が愛した人

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表題作さよなら、僕が愛した人

鈴谷 綴,博士課程1年の研究生
三隈 柊,29歳,母校の研究室でバイトする塾講師

同時収録作品愛してるって言ったでしょ?

望月大和,20歳,光の護衛役
扶桑 光,16歳,ヤクザの息子

同時収録作品盛夏

六角陽介,25歳,画家
織部松風,20歳,屋敷に軟禁される青年

その他の収録作品

  • さよなら、僕が愛した人 その後(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

かつて恋仲にあった鳥海の元で働く三隈。過去の自分と同じように鳥海に特別な想いを抱く研究生の鈴谷を三隈は放っておけなくて――?

作品情報

作品名
さよなら、僕が愛した人
著者
秋月ルコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
ISBN
9784344833913
3

(11)

(0)

萌々

(3)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
32
評価数
11
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

ああ、百合っぽいのか。

絵は好みだし話もちゃんとしているのですが、なぜか物足りない作家さん。嫌いじゃないのですが、何故ですかね?

同じ人を好きだった受け同士(?)がくっつく話。
受け同士のカプ、美味しいです!
少女漫画し過ぎているからかなと思いましたが、少女漫画というより百合なのかも!

おかっぱの受けだとほぼ女子になるみたいですね。そうか。
「盛夏」はギリギリ好みで、893の子は不得手かも。
矢張り、少しでも男子要素(?)欲しいですねえ。

0

ほっとけない儚さ

秋月ルコさんの作品は、少女漫画色が強くて
ちょっと自分の好みとは違うのですが
絵がキレイなのでついつい買ってしまいますw


表題作は、全三話。
大学教員(既婚者)に片想いする院生(攻め)を、
教員の元カレ(受け)が慰めてあげるうちに本気になってしまい…という三角関係モノ。

受けの方が攻めより背が高くて、経験も豊富なのに、慣れるまでは攻めに抱かれてあげている
その大人の余裕が素敵です。
でも描き下ろしでは、年下の余裕のなさにかなり参ってる?
体に痕がくほど激しく抱かれて、満更でもなさそうな照れ顔が可愛かったです。


その他、読みきりが二本。

「愛してるって言ったでしょ?」は
ヤクザの護衛役×若で、主従モノ。
攻めのため医者を目指す受けがとにかく健気で一途で可愛い。
キャラの線が細すぎてヤクザ物っぽさは全くありませんが、お話自体もかなりハートフルでほのぼのしているので問題はないかと思います。

「盛夏」は
売れない画家×屋敷に閉じ込められた青年。
頼りない同士が、これから二人でどうやって生きていくの??と、一応ハッピーエンドなのに何だか一抹の不安も残る読後感でした。

全体としては、外見的に攻め受けの区別があまりなく、かなり百合っぽい雰囲気。
この子ら ちゃんと食べてるのかな、とか余計なことを考えてしまいますが
今にも消えてしまいそうな儚い雰囲気に何となく引き付けられ、最後まで読んでしまう。
秋月ルコさんの作品はいつもそんな感じで
不思議な魅力と個性のある作家さんだと思います。

4

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