ボタンを押すと即立ち読みできます!
このお話は「みかづち寮」の寮生たちのオムニバスです。シリーズ物だそうでまだ続くようです。
今回は2カップル描かれております。
「同居人のてのひらで」
野暮ったい眼鏡の古部(受け)が寮の部屋で援交って・・・。ちょっととんでも設定にビックリしましたが。
親に無理やり入寮させられて、古部と同室になってしまった酒々井(攻め)は、古部の色気にやられてエチしてしまいます。しかもお金請求されてます。
淫乱ビッチではありますが、それ以降は酒々井以外とは、今のところ(笑)していませんので私的にはちょっとものたりないかなぁ~。
「ボーダーライン交差点」
私はこちらのお話の方が好きです。
コミュ症茅原(受け)とリア充切嶋(攻め)のお話です。
イケメン年下攻め、同室、コミュ症カワイコちゃん。バカの一つ覚えここでも発揮されてます。
茅原が切嶋に前髪を括られるんですが、それがメチャ可愛いんです。
こちらのCPは最後まで致してないので続きください。
すごく久しぶりな、いさか作品。
最近絵の雰囲気が昔とかわったなーなんて本屋さんで見ていたんですが
どーしても読みたくなってゲットしてまいりました。
お話はといいますと、悪さばっかりしてるから
全寮制の寮にぶち込まれ。しかも同室は何やら問題児?!
な走り出し。。。だと思っていたんですが
存外、やんちゃだと思っていた攻がさほどでもなく。
問題ありそうな受もさほどの表現もなくwwな雑感。
キャラの走り出しの設定がなにやらワクワクだったせいもあるのですが
その部分がちょっと弱いかなと思ってしまったので☆マイナスひとつ。
とはいえ、絵柄はかわいく!
それでいて攻が頑張っちゃってるところは好感高く。
BLとしての大事なラブや話の流れ的に言えばすごく好き。
趣味と実益を兼ねて自分の部屋で男相手に身体を売っている受。
もちろんお金が絡むのでSMなことも多々。
身体に傷をつけているのを攻は見てしまう。
そんな受に、本当に大事に抱かれるセックスの気持ちよさを~
から始まる展開ですね。
あえなくお金を請求されてしまうあたり、そのお金の出どころを~がんばって~のプロセスが可愛くて好きです。
まさにどこが問題児?!
攻の奮闘で、少しずつ心を開き、嫉妬まで見せるようになる受。
激しい何かはないものの、かわいらしい作品でした。
後半、同じ寮のカップルもう一つ。
一冊まるごと『みかづち寮』住む男の子たちのお話が入っています。
まず登場するのは2カップル。
◆同居人のてのひらで◆
素行の悪さが目立ち、入寮させられた酒々井。そこで共同生活をすることになった。
同居人はキャシャでちっちゃい男、古部。
部屋にはでっかいベッド、古部は電話で「もう客がいるんです」と話しながら自分の上に乗り上げてきて、ベロちゅーをかましてきた!
なんと古部はこの部屋で援交をしていたという。
傷だらけの体、なんだかほっておけなくて流れで古部とエッチをしてしまう酒々井。
今後は俺がまもればいい、そう決意した翌朝。
古部は『30,000』の領収書を突きつけてきた!
不真面目くんと淫乱ビッチのお話です。
だんだんとハマっていく酒々井がかわいいなぁ。
なにか抱えるものがあるのか、古部はちょっとひねくれていて。
だけど酒々井を意識している部分があったりとなかなかツボをついてきます。
古部くん、素直になったら?
◆ボーダーライン交差点◆
前の二人がなかなかアクの強いものだったので、こっちのカップルはほのぼのです。
コミュ障の茅原。
同居人・切嶋はいつも不在、どうせ女に囲われてるんだろうと思っていた。
けれど接してみると以外と真面目で天然たらし。
いつも帰ってこないのも、バイトの為だった。
バリバリに切嶋を意識する茅原くん。かっわいいよう。
なんかもう行動がいちいちかわいかったです。
初々しいカップルに心癒されるお話でした。
天然たらし×コミュ障カップル、色々と誤解されまくりなのがおもしろかったです。
水漏れの中抱き合う二人、純粋な睡眠不足なのにアッチの方向にとられる二人、最後までしてない発言を『昨日は』最後までしてないという意味に置き換えられる二人。しかも朝から一発疑惑(笑)
まだ寮の住人はいるので、きっと続きがあるハズ!
期待して待ってまーす。
みかづち寮にはいい思い出がありません。
性格悪かったり、根性曲がってたり、ひとの善意を踏みにじるような子ばかりで、これまでしんどい思いをして読んできましたが…。
とうとう来た。
最高傑作、来た。
【同居人のてのひらで】萌2
悪すぎる素行のせいで家を追い出され、みかづち寮に住むことになった酒々井(しすい)。
水漏れで個室に入れず、同室者が1週間持たない古部のルームメイトになるが…。
チャライケメン×二重人格美人ビッチですよ、奥さま!
まず表紙から相当けしからんのですが、本編でもけしからん顔面偏差値です。
頭ガチガチだったわたしがビッチの話をこんなにも意気揚々と読める日が来るとは…、感無量です。
とっかえひっかえで女遊びばかりしていた酒々井が、体を売りまくる古部にあっさりめろめろになるのもイイし、どうにか古部を自分だけのものにしようと必死になるのもイイ!攻め目線で、攻めが先に落ちるの、イイ!
学校では根暗キャラ、客には客が見たい顔を見せる古部が酒々井に見せている顔は、果たして素なのか演技なのか。
余裕のなくなった遊び人と売り専ビッチの駆け引きが楽しい作品でした。
【ボーダーライン交差点】萌2
1学年下の切嶋と同室になった茅原(ちはら)。
リア充イケメンな切嶋が、コミュ障でつまらない自分を嫌って不在がちだと思い込んでいる茅原だったが…。
表題作の水漏れ現場で抱き合っていた切嶋と茅原の登場です。
切嶋は酒々井にバイトも紹介してましたね。
こっちも好きだー。茅原がとにかく可愛い!可愛すぎる!
デフォルメ画が完全に小動物。行動が全部可愛い。発想も可愛い。何だこれ。
切嶋のわんこっぷりも良い。
だんだんゴールデンレトリバーとヨークシャーテリアの戯れに見えてきます。
言葉足らずのすれ違いで切なさも味わえつつ、終始可愛い2人にめろめろでした。
描き下ろしでは2組の絡みが。
朝に弱い古部をどうにかしようと、酒々井が切嶋にアドバイスを求めるも…。
勘違いが勘違いを呼び、周囲の反応まで面白い。
最初から最後まで楽しめる1冊でした。
まさかみかづち寮シリーズで、こんなにも満たされるとは!
わたしと同じように「みかづちにはいい思い出が…」と思っている方、いい思い出、できますよ!
読んでて内容に見覚えがあり、既読だった事に気が付きました。
同級生と先輩後輩の2カップル登場します。
そして最新刊の「僕の、憎らしい犬。」の敷と真宗も登場してますが、真宗の非常識さが爆発してました。やっぱりあんまり好きじゃないなと再確認しました。
内容的には先輩後輩の切嶋と茅原カップルが好きでした。切嶋が茅原の前髪を結ぶのと体格差に激萌でした。このシリーズの中ではほのぼのとしてますが、それが最高に良かったです。
なのに寮生の間では凄い事してると誤解されてるのにクスッとしてしまいました。www
このカップルのお話を読むだけでもお勧めします。この2人の続編読みたい‼︎