犬と欠け月

inu to kaketsuki

犬与残月

犬と欠け月
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神144
  • 萌×259
  • 萌17
  • 中立14
  • しゅみじゃない13

--

レビュー数
32
得点
1021
評価数
247件
平均
4.2 / 5
神率
58.3%
著者
 
媒体
コミック
出版社
東京漫画社
シリーズ
MARBLE COMICS(コミック・東京漫画社)
発売日
価格
¥648(税抜)  ¥699(税込)
ISBN
9784864421973

あらすじ

心が溶けて体中から溢れて、あんたに伝わればいい――。
無垢で従順なイヌの目が、燃えさしの雄の本能に火を点ける。

目の怪我で引退を余儀なくされた元ボクサー・一弥と、一弥を慕い、彼のためにリングに立つ従順で無口なイヌ・岳。
ある試合前、翌日の計量のため体毛を剃るとうそぶき、悪戯半分に岳の下半身に手を伸ばした一弥は、やがて自分を見る岳の色を宿した目に欲望を抑えられなくなり――。

トレーナーと新人ボクサーの甘くヒリつく恋に溺れる。
実力派作家ウノハナの新たな代表作、完成。

表題作犬と欠け月

昌子一弥,ボクシングトレーナー,元ボクサー
黒後 岳,若手ボクサー,20歳

その他の収録作品

  • after care(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき漫画(描き下ろし)

評価・レビューする

レビュー投稿数32

はまっちゃう

初めてウノハナさんの作品を読みましたが、はまってしまいました。
「体毛を剃る」という言葉に引かれて、「えっ?!笑ドキドキ」と思いながら見たら、エロいし、面白いし最高です!
ボクシングトレーナーとワンコボクサーのお話ですが、ボクシング分かんなくても、ボクシングに関係するシーン少ないので楽しめます笑
どっちも好きなはずなのに、ちょっと突き放してみたり、冷たくしたり、するところがもどかしいです。
岳のタイトルマッチのシーンがあさっさり流されてしまうのは残念ですが、最後に一弥と岳のラブラブなシーンがみれてよかったです。

0

わりと序盤からKOされた。私が。

ボクシングトレーナーとワンコボクサーの肉体派ラブです。
1話目でいきなり剃毛プレイをぶっこんでくるという…。
ま、趣味ではなく体重をより軽くする為ではあるのですが。フェザータイトルを目指す岳が日夜ハードなトレーニングと減量に励むのは、師匠である一弥の期待に応えるため。一弥に憧れ以上の感情を抱いていることを隠そうともしない岳は、「俺とセックスしてみる?」と言われ…。

岳がとにかく可愛い。リングの上では、男らしい彼が一弥の前では、頬染めてトロンとした表情になるのがたまらんです!

1

身勝手にもてあそぶな!

ボクサーの岳は、トレーナーの一弥に一途で、素直ないい子。
目の怪我でボクサーを引退するしかなかった一弥が、岳を育てることにやりがいや愛情も感じてるのはわかるのだけど…

でも、一弥は岳の気持ちを知りながら、減量といって下の毛を剃ったり、はずみのように手を出しておきながら「これっきり」と突き放したり…トレーナーを理由にするなら最初から手を出さなきゃいいのに。
一弥の抱き方も、愛おしさがあふれて止まらずって感じならともかく、岳の反応をおもしろがり、もてあそんでるように見えてしまって…

親に暴力を振るわれていた岳は、現役時代の一弥の試合を見て、自分も強くなりたいと、保護施設に自ら入ってボクシングも始める。一弥もトレーナーとしてサポートしたとしても、人生を変えたのもボクシングが強くなったのも岳自身の力で、一弥をヒーロー視するのは過度な思い込みな気がする。

それでも岳の気持ちはぶれないし、お互いにとって大事な存在になっていくけれど…
岳が一途な分、一弥の身勝手さが悪目立ちして、私には納得できない話でした。

1

題名のわりに

想像していたより淡々としていた気がします。
題名が凄くインパクトあって
深い話かな~と思っていたら意外とあっさりだった様に思えました。
大人で、現状を受けとめ呑み込もうとする一弥。
感情をあまり表に出さない岳。
そんな二人の恋の話。
絵もあっさりしているから?
一弥のモノローグが多かったから?
正直あまり伝わってきませんでした…。
2度ほど一弥から別れを切り出しますが、
相手の為といいつつ
たいぶ身勝手だな…。とか思い。
葛藤した故の別れの決意なんだけど、
一度の葛藤をもっと丁寧にゆっくり進めれば
一度の別れの決意で良かったんじゃないかな。
二度も離れる必要あったかな。
岳が可愛そうだな。とか。
もし二度別れるなら一冊に納めるには駆け足だったかな~と思っちゃいました。
あと、岳の片目一重 設定。
めちゃ良かったのに絵だと分かりずらくて、もっと極端にかき分けてほしかったな~。
自分も片目一重だから、両目比べると全然違うんだよね~。そこが勿体ないな~。

2

読んで分かる”犬と欠け月”の意味が切ない

この作品の何がいいって、一番はやっぱり【岳が可愛い!】ことですね。何度読み返しても、岳が可愛くて死にます笑

ボクシングのトレーナーとボクサーのお話なのですが、トレーナーの方は元々はボクサーだったのです。そのトレーナーの人がボクサーを辞める理由がもう切ないです。

岳(表紙右:受)は、すごく健気。もうそれこそ守ってあげたくなっちゃうような。途中、昌子さん(表紙左:攻)が遊びで手を出し、でもそれもやばいと思い、こんな関係はもう辞めようというシーンがあります。その時の岳の反応が、もう切ない…本当に昌子さんが好きなんだと、その思いがすごく伝わってきます。

減量のためと、剃毛したり、アレコレしたり…やめてって言いながら感じちゃう岳が本当に可愛い、ごちそうさまでした。
岳は、結構無表情でクールなキャラなのですが、昌子さんの前だと、無表情なのに好き好きオーラが出ちゃってて可愛いです笑
あと、そんな岳が感じやすいのが可愛いです。
もう、岳が可愛いっ!

なんて、受けばっかり褒めましたが、私は攻めも好きですね〜
岳の前では余裕ある接し方をしてるのに、なんだかんだで余裕のないと続きころが可愛いですね!
結局、二人とも可愛いのです。

ウノハナ先生の漫画はどれも好きですが、犬と欠け月は一番好きな作品です。

2

寂寥を満たす温かさに泣ける話

いい話だった…感動した…。

BLでボクシングは珍しい。
トレーナー×19歳ボクサー。

受けの子が滅茶苦茶可愛い。
「無垢で従順な犬」と帯にあるが、ちょっとイメージと違う。
もっとヒリヒリした話。だけど静か。
寂寥を満たす温かさに泣ける話だと思う。
じんわりと、良いです。

同人で買っていた方だけど、このオリジナルのほうが断然いい。

独特な絵と、ボクシングという題材も合っていると思う。
むしろ胸キュン。すごくよかった。
受けの子の可愛さに攻めがキュン死しているのがよく伝わってきた。
攻めと一緒にキュン死した。

1

敢えて神評価を付けます

読了から一週間が経ち、ゆっくりとレビューの書き方を考えてました
普段だいたいの作品は萌え×2で十分ですが、あえてこの作品に神評価を付ける理由を言わせると、

・一弥の溜め息しそうな表情と、岳の好きって気持ちが満ちてる眼差しがなんとも絶妙で、これだけでキャラの心境がはっきり伝わってくる

・従来の一冊の最後で結ばれるハッピーエンドBLとは違い、開始早々体の関係を持ってしまったが、それを否定的に思う一弥と期待する岳の、最初のイメージとギャップはあるが違和感はあまりない。それからのふたりのぶつかりやすれ違いも切なくて、早めに体の関係を持てるのもいい事ばかりとは限らないと感嘆した

・一弥のモノローグがとにかく絶妙。「こいつの起爆スイッチは俺?」とか、「おいおい反論なしかよ、くそたまんねえ」とか、喋り方がオヤジっぽいのにモノローグがエロい(笑)。考えてることを喋ればいいんじゃない?(笑) へタレ優男とはこういう人だなと頷いた

・ストイックそうな岳が実はとてもエロいっていうギャップが激しい>< セックスが、ではなく存在そのものがエロいってどうなんだ(笑)。黒い服もパーカーも似続き合いすぎる。普段まったくエロを気にしない自分でも、このエロさいいねと思いくらいだった

・タイトルの意味を語るシーンがとてもよかった。クライマックス直前にきていよいよその真実を解明する的な展開に、岳が涙を流しがなら叫ぶところが熱くて、どこまでも一弥のことを想ってるんだなあと印象深かった

と、こんな感じです
ウノハナ先生の作品は初めてではないが、こんなにも最初から最後まで心にじわじわ来る話は初めてです。確かにキャラの感情が唐突な部分もありますが、上記のように欠点の他に長所はたくさんあって、人にすすめたい!いいところを語りたい!と思わせる作品なので、ウノハナ先生の今後への期待を込めて神評価を付けました
巻末で思い入れの深い二人と書かれた通り、確かに愛しく感じる二人でした。、間違いなく先生の代表作になる一品です!

6

"欠け月"


ボクサーって本当にこんな…全裸で測定とか…!と(そこだけじゃなく笑)ふむふむという感じで読み進める傍ら可愛いの一言だけで表現するには勿体無い格好良さも兼ね備えた受・岳、ボクサーへの未練、諦めきれていなそうな中に大人の余裕滲んでまさに岳も日々ノックアウトされているであろう攻・昌子さん、世界観にあったふたりの話。

昌子さんを馬鹿にされてカッとなり、殴ろうとして庇った昌子さんも最高に格好良かったけど、その後の「そんなに俺が好きか ん?」にはキャァァとなりました。昌子さんだから許されるんだあれは…!笑 寡黙だけど仔犬みたいな岳も、あんなに可愛い反応しちゃったら…
「おいおい… 反論なしかよ? 今時小学生だってこんな反応しねぇぞ くそ…っ たまんねぇ」
その通りです。
「可愛い 泣かせたい 汚したい」
その通…ありがとうございます。可愛くて仕方ないですよねそうですよね。
けど昌子さんだって負けていないんです。昔手がつけられないクソガキで今こうなんてどれだけ美味しく成長してくれたんですか。

合鍵を貰った時の岳の可愛さといったら…!と思っていたら、終盤は一転、岳はどんどん格続き好良くなっていきます。離されそうになった手に一度は縋っても、強くならなきゃいけないと、どんな形であれ昌子さんに笑っていてほしいと、決意した様子には涙が…。それで自分もそうだったと思い出す昌子。お互い、笑っていてほしくて。

叶ってからの描き下ろしもラブラブでよかった〜;;

夜の描写が多いからか、夜にいきる青春漫画のようでもあり、その珍しさにおいしくBLが足されていて。本当、読めてよかったと思える作品でした。

1

ウノハナさん好きですが、これは

あんまりですな~。
大好きな「ハイブリッド~」「声はして~」シリーズを凌ぐ高評価だったので期待度MAXで読みましたが、ストーリーだけなら正直「『超』しゅみじゃない」です…
でも受けの岳があまりにも好みのキャラなので「中立」で!

目の怪我で引退した元ボクサーで現トレーナーの〔一弥〕が、親の虐待を受けて育った施設出身の実力派ボクサー〔岳〕に自分の夢を託して、二人三脚で頂点を目指すお話なんですが、
一弥のキャラ設定にしても、
岳のキャラ設定にしても、
ストーリー展開にしても、
心情表現にしても、
如何にもなお涙頂戴モノという感じ、全体的に薄っぺらいです…
良く言えば、このライトさが人を選ばなくて読みやすいってことなのでしょうけど…んー物足りない。
最後は、え、もう頂点掴めちゃうの?!と拍子抜けしました。

ただ、
岳が可愛い。
とにかくかわいい。
目に入れても痛くないほどかわいい。
萌え死ぬかと思いました。
一弥じゃなくともついついイジワルしたくなるとびっきりの可愛さです( ´艸`)

1

も・・・萌え死にさせる気ですかっ!?

岳チャンかわゆすぎますっっ

初っ端からパ●パンですかっ。(*´Д`)ハァハァ…
読み始めるなり、いきなりトップギアに入りましたYO!!!!!

ちぎれんばかりに尻尾をブンブン振りまくってる岳チャンを
タラシ発言で翻弄し続けるダメンズ昌子。(←褒めてます)
初めて岳チャンを抱いたときは悪戯だったなんて、
ダメンズと呼ばずしてなんと呼ぶかっ。
ワタクシ的には昌子はチョイ悪もどきのダメンズ扱いなのですが(←キャラ気に入ってます!)、
一番の萌えポイントは昌子の一言。

「くそっ
 離したくねぇなあ」

ですね!!!!
岳チャンの将来を鑑み、失明するかもしれない自分は岳チャンの足枷にしか
ならないから離れるべき、と思いつつも、その純真無垢な可愛さから手放せない…。
寝てる岳チャンを後ろからぎゅっと抱きしめる。。。。
ダメンズ昌子の心の葛藤がキュンキュンするのですよーーーvvv(//∇//)キャー


ウノハナ先生はテンポの良い笑いとエロのバランスが素晴らしいと思うのですが
それに切なさが加わると最強になるのだわー、としみ続きじみ今回思いました。
ぜひとも続きが読みたい作品です♪


ところで。
昌子ってどーしても、「マサコ」って読んじゃうんですよね。。(6 ̄  ̄)ポリポリ

5

希望の光

昌子のあっさりとした部分。
選手からトレーナーへと転身した割り切りの良さが魅力的です。
あまりの潔さについ、ボクサーという勝手なイメージからギラギラとしたハングリーさを探してしまいましたが見つけられず。
突然の引退にやり場のない気持ちをどう収めたのか。
さらりと流して、気づけば岳の従順さに煽られる支配欲。
翻弄しては真っ直ぐに受け止めてしまう岳に、気まぐれでは済まされない深みに嵌る気配を察して引き返そう、手を離そうと逃げを打ってしまう。
そんな覚悟の定まらない昌子に振り回される岳の揺るがない強さがじわじわと効いてきます。
しかしながら、あっさりと関係を持った割に最初から優しすぎる昌子のタラシっぷりが中途半端で、もうちょっとちょい悪で節操無しな男だったらと。
覚悟のユルさに葛藤する姿も気にならなかったのに。

岳に託す想いにじんわりとくるものはありましたが、内容が良かっただけにそんなちょっとのことが気になってしまいました。

1

タイトル深いぃぃぃぃぃ!!

テンポがよくてスリリング、時にほろ苦さを盛り込む展開、かっこよくて可愛いキャラクター、裸体が美しい(ここ重要w)の3点が揃っているダイ●ン並みの吸引力を持つ作品でした。

男って勝敗にプライドを賭ける生きものだと思うのですが、このお話でのボクシングというストイックな勝負の世界とloveの比重のバランスの融合具合がすっごく好みでした!

目の怪我によりボクサーからスポーツバーの雇われ店長兼トレーナーに転身した一弥の教え子は無口で従順な岳。

岳は幼少期に義理の父に暴力をふるわれ自分の弱さを思いしらされる毎日でした。
そんな絶望の縁にいる岳を明るく照らした光が一弥でした。
現役時代の一弥の試合に強さを魅せられ、辛い過去を象徴する顔を誉めてもらえて…劣等感を肯定へと引き上げてくれた一弥は、岳にとって憧れや恋だけでは言葉が足りない存在です。

そこにあるのは信用や信頼も含めた『一途』という名の盲信です。

それに対して一弥は揺れまくり(笑)
無表情な岳が自分にだけ向ける熱とひたむきな態度を可愛く思って手を出してしまいながら、一度きりにしようって牽制したり。
そのくせ続き岳のあんまり可愛くて結局、抱き締めちゃう。

ふらふらすんなよ~!!って思うんですが、その気持ちのシーソーはよくわかります。

岳が大切だからこそトレーナーとしてだけではなく大人の男として自分の想いを押し通すことで岳の未来に多少なりとも犠牲を強いる可能性があると知っているから岳に身を投じる踏ん切りがつかない。
そりゃ言い訳がましくなるってもんです(笑)

そんな一弥の態度に振り回される岳が切ないって思うんですが、尻尾をブンブン振り回しながら一弥の後を追う岳はすっごく可愛い!!

岳のタイトルマッチを控えたある日、引退の原因となった目の怪我の悪化が岳に知られたことを機に一弥は別れを切り出します。
※タイトルの意味がここで語られます。

これまで従順な岳が初めて一弥に吠えます。
まいった。
涙ながらに叫ぶ岳より一弥に笑っていてほしいために強くなると静かに語る岳がかっこいい。

岳にとって強くなるということは「闘う」ことであり「守る」ことだと思います。
守る対象は一弥自身のことであり笑顔であり、かつて一弥も目指していた光。

こんなこと言われたら一弥だって覚悟を決めますよね。
我慢したことで脹れる想いが弾ける場面は意外にも静かでした。

そして譲れぬ想いを確かめあったふたりが挑んだリングの見開き絵の降り注ぐ光の矢の美しさに鳥肌!!
泣けてしまいました。

ただ相手の笑顔が見たいから、強くなってそれを守る、という至極単純で純粋な想いがリング上にはありました。

ウノハナさんの絵はデッサン力があるだけじゃなくて、指や肘や肩の関節の見せ方に色気を感じるので大好きです!
初エッチの明けた朝(3話めの扉絵)の肩の感じが特に!
一弥のフレーム太めの黒眼鏡やエッチの時のいぢわるなオッサン風味も憎めなくて良かった~!!
あと、チャンピオンベルトの獅子?がシーサーに見えて地味にツボりました。

なんか…大好きです、この作品!!!!
好きだとアレコレ書きたくて困る(笑)

6

クリボウ

>snowblackさま

こんにちは~!!
コメントありがとうございますヽ( ̄▽ ̄)ノ

ぶあつい本ですが中だるみせず、よくぞ
ここまで引っ張った~!という感じで
読んでたんですが、あの見開きは恐らく
私史上、ベスト10に入る名場面です!!
誰の目もかまわず抱きつけますしね(笑)

その見開きの次のページに描かれてる
チャンピオンベルトに目玉が描いてある
っぽく見えるんですww
どうもそれでシーサーみたいだな、と!

snowblack

クリボウさま、こんにちは。
そうなんです、「リングの見開き絵の降り注ぐ光の矢の美しさに鳥肌!!」
私もあそこで、何かが決壊したように涙がブワ〜ッと……。
正直少々斜に構えて読んでいたんですが、もうダメでした。
大好き!!

ところで、チャンピオンベルトがシーサー……?
はいっ、確かめてきますっ!

2つの瞳を合わせて、ひとりになる。

「どうか昌子から光を奪わないで。
 ずっと岳の顔を見つめて」

読後、第一声はそんな感想でした。

ウノハナさんの作品は、初読みではないのですが、
この作品が一番鮮烈に記憶に残るものとなりました。

-------------------

ボクシングトレーナーの昌子(攻め)は、
同じジムに通う岳(受け)を指導しています。

昌子(攻め)は、左目を故障し、タイトルを獲る直前で引退した
元ボクサー。
対する岳(受け)は、タイトル取得目前の有望株ボクサー。

ボクシングで減量の測定のために、パンツ脱ぐ人もいるって
聞いたことはあったんですけど、物語に出てくるなんて…!
うおお、萌え!
でも、実際にはパンツ履いたままで
体重の測定をパスする人が多いみたいです。
だから、岳の素っ裸での測量を見て、ニマニマ。

そこからの昌子(攻め)から岳(受け)への剃毛プレイ。
剃毛はあまり好きじゃないんですけど、
減量のために、手コキって、考えたなーと思いました。
つか、絵でみるとエロいよ!!

普段無表情な岳が、喘いでるのって、
見てて、鼻息荒く続きなるほど興奮する!!


そしてある日、ついに一線を超えてしまう二人。
でも!
私、ここで昌子が岳に遊びで手を出しているとは
思わなかったんだよなー。
後で知って愕然……!って感じでした。
最初から二人は、両想いでエッチしたと思ったのに、
そんなのないよー!
岳の気持ちを知ってて、遊びで手を出すなんて……
昌子のバカ!!
一回、頭を海の底に埋めてこい!


でも、ふたりは徐々に心の距離を縮め……
そして、昌子も岳への気持ちから逃れられないと自覚します。
ああ、ここのシーン良かった!
後ろから岳を抱きしめて…
両思いになった瞬間です。
むっちゃ嬉しかったなぁ。

-------------------

とにかく岳のワンコで一途で健気なところに
侵食されるように心がやられていっちゃいます!
もう、岳が可愛くて、可愛くて、たまりません!><
ワンコ、もう大好きな属性なんで。
ワンコ受け、万歳!(←バカ)


過去に家庭内暴力を振るわれていた岳。
そのために右目の目蓋の腫れが治らなくなった岳。
お願いだから幸せになって欲しいよ。

昌子、岳を泣かすなよ。
そう思いました。

-------------------

この物語は
トレーナーとボクサーが二人でひとつであるように、
昌子と岳も、違った意味で「二人でひとつ」で
あったことを意味すると思うのです。

「左目」を故障して、「月が欠けて」見える昌子。
「右目」を、DVのせいで目蓋の腫れが戻らなくなった「犬」の岳。

お互いが左目と右目を補うように、
「二人で一つ」だったとおもうのです。

ボクサーとトレーナーという絆での、「二人でひとつ」
左目と右目を合わせて、「二人でひとつ」

そして、昌子と岳の「心」が「二人でひとつ」

お互いに欠けていたものを補う関係だったと思います。

-------------------

岳に合鍵を渡す関係になる昌子。
岳が寝ている時にぎゅううううってする昌子が
もう切なかった……
そして、同じことを一緒に考えましたよ。

「あー ホント可愛いな こいつ」
「可愛すぎんだよ もー」

って、昌子の台詞!
今頃気づくなよ!><
岳は前からめっちゃ可愛かったんだよ!
あああ、でも私も昌子と一緒になって
「可愛いいいい!」とか思ってしまう!!><

そして最後の台詞。

「くそっ
 離したくねえなあ」

もう、萌え、爆発です! 萌え噴火!!

-------------------

左目の重症化のことも視野に入れ、
昌子は一旦は、岳から離れようとします。
しかし、昌子は岳の想いに応えようと覚悟を決め、
岳がタイトル戦の直前にすべての人生を岳に捧げることを口にします。

ああ、ここは嬉しかった……!
「俺の人生、お前に全部やるよ」なんて台詞、
なかなか言えるもんじゃありません。
まるでプロボーズみたいじゃないですか!
岳が泣いても無理は無いと思います!!

-------------------

そして、対戦。
タイトル取得。
リングの上の昌子と岳は、本当に眩しかったです。

-------------------

昌子の店に通う
脇役のオカマさんとおねーさんとおっちゃんは
イイ味出してました。
こんな風にいいファンがいたら、
やっぱり頑張っちゃいますよね!

-------------------

いろいろとメッセージが含まれた作品だと
思いましたが、
なにより岳の一途で健気な想いにズガンとやられました。

こんなに想われるなんて、
ホント、昌子は幸せモンだよ…。

絶対、岳を泣かすんじゃねえぞー!!

2

あやちゅけ

snowblackさま、こんにちはー。

わざわざの訂正、スミマセン><
昔は全裸だったんですね。
計量ネタのところは、本当にニヤけました。
プロもやっぱりパンツ脱いだりするんですかねー?
ニヤニヤ。
コメント、ありがとうございました!

snowblack

す、すいません。
軽量→計量ですね……;
失礼いたしましたm(_ _)m

snowblack

あやちゅけ様、こんにちは。
軽量話。
昔は高校ボクシングは原則的に全裸で軽量だったと聞いたことがありますが、これは都市伝説かな?(笑)
プロでも、数百g単位で計量をクリアできず全裸になることが時々ありますが、大きな試合でこれをやるとスポーツ新聞のネタになっていますよね。
このあたりをうまくエロくつかって、楽しませてくれる作品でしたね!

ライトなお話

あらすじやキャラの持っている設定から、けっこう踏み込んだ話なのかなと期待してたのですが、自分の期待違いでした。
シリアスな要素はサラッと描かれていた印象です。
攻めの諦めた自分の夢、受けからの憧憬あたりで大きなすれ違いや衝突あるかなー!と期待しましたがさほど…
攻めの目のことでの葛藤もすぐ終わり、
男と一緒に生きていく覚悟も「え、そんなあっさり持てちゃう?」と拍子抜け
他の方とのレビューとは全然違う感想をもったので、どっか読み飛ばしたかな?と心配するくらいキャラに感情移入できず、淡々と話がおわったなーと感じました。

シリアス要素は好きだけどライトに扱って欲しい方、お互い好きでハッピーエンドが好きな方は大丈夫だと思います。
現実味や深い心理描写に重きを置いてる自分には合いませんでした。

13

何かが弾けました。

ウノハナ先生の「犬と欠け月 」最初タイトルに惹かれて手にとりました。ボクサーさんのお話は初めてで、この世界読むの初めてだなって思いながら読み進めました。読むにつれて、何だ何だ、胸がきゅんきゅんする、どうしようこの気持ちってなりまして、最終的には泣いていました。昔「赤い実はじけた」という作品を教科書で読んで、弾ける感覚って何だろって思っていましたが、「犬と欠け月 」読んで、本当に何かが弾けた気がしました。そして、この感覚をずっと持っていたいと思いました。素敵な作品に出会えました。

4

満足(*´ω`*)

ちるちるさんのインタビュー拝見して気になっててようやく購入。
初版間に合いましたー。
良かったです。
レビューは他の方がとても素敵なの書かれてるので、おまかせして、自分の好きだったとこだけ書いておきます。
個人的に大好きなシーンはfinal roundの試合前のとこです。
昌子が岳にあの台詞いうとこ。
構図もすごく好きでした。
あとタイトルの欠け月の意味がわかるシーンも・・・!!
ああ、なるほどって。
そしてKrovopizzaさまのレビューを拝見して欠け月の意味はなるほど、そういうのもあるかも!!と納得でした。
口絵とカバーのデザインも良かったです。

0

思わず、涙してしまった…

表紙や見開きのカラーページから滲み出る、岳くんの従順さ。確かに従順なんだけど、それだけじゃなくて、本当に岳くんは、一弥さんのことを愛してるんだなぁと、漫画内の行動や表情全てで感じました。
だけど決してそれは、一方的じゃなくて。一弥さんも、岳くんのことを誰よりも考える立場(ボクサーである岳くんのトレーナー)だからこそ、色んなことを考えて、悩んで、
そんな一弥さんが最終的に出した結論、その過程で見せる純粋無垢な岳くんに注目です。

ネタバレ見どころ
①岳くんは、基本的に表情が人より乏しいですが、一弥さんのことになると、怒ったり照れたり泣いたり、とてつもなく可愛くなります。
②岳くんの下の除毛シーンがあります。そういうのが苦手な方は、プレイの一種じゃないので平気かと…そういうのが好きな方は、もう本当に、購入することをお勧めします。
ちなみに、剃るシーンは一回だけです。

兎に角、受けの岳くんが可愛いです。攻めの一弥さんは、何度もメロメロになっていますが、一弥さんには読み手一同共感です。
二人の過去や今をどう生きるか、にも注目です。

長々と失礼しました。

2

いい話だー!

まず表紙が良い!タイトルも良い!名作の予感プンプン!

で、肝心の中身は、表紙の期待を裏切らない名作でした!一弥の、岳が好きなのにいろいろ考えちゃって離れようとする姿が切ない。岳も一弥に従おうとがんばっちゃうし…ああ岳可愛い。まさに犬。そして後半泣ける泣ける…。

ちょっと引っかかったのは岳がボクシングを二番って言い切ってるとこ。もちろん好きな人が一番なのが一番だけど、特に芸能やスポーツみたいな世界で生きてくのにはちょっと甘々しいかなあと。ま、チャンピオンベルトを忘れたシーンで、そこまで徹底してるならいいか(笑)と思ったけど。

終わり方がアッサリしてて書き下ろしなかったら悶えるとこだったよ!もっと幸せエロシーン見たかったなあ。まあでも大満足でした!

3

ちるちる高評価で読んだら、大当たり

これまでの高評価レビューを書いてくださいました皆様、
そして高評価ボタンの投票を押してくださいました皆様、
大当たりでございました。
ありがとうございます。
おかげさまで、おかげさまで、神作品に出逢っちゃったわ♡
詳しい事柄とかあらすじとかは今までのレビュアーさんがアツイアツイ思いのたけをありったけ伝えていただいてるので。
今更私が書くこともないのであります。

ボクサーって、なんでこう熱くなるし萌えたぎるんだろうねえ。
「あしたのジョー」
「はじめの一歩」
「犬と欠け月」←NEW!!

あ~~ほんま、ええはなしやったわ~~。

7

今まで足りなかった何か!

元ボクサーでありトレーナー兼夜はスポーツバーのマスター・昌子と、
彼に憧れてボクシングを始めた若きボクサー・岳。

怪我によりタイトルマッチ直前に引退せざるを得なかった過去。
絶望の淵から立ち直ったのか、立ち直っていないのか、
飄々とちょっと崩れた色気を持ちながら生きる昌子。
そんな彼に現役の時と変わらぬ憧れと
憧れに止まらない強い思いを抱く岳。

一途な思いを最初は遊び半分に受け止め抱いてしまった昌子だったが、
やがて……。
               :

細身でちょっとゴツゴツした青年の身体の描き方も、
そのストーリーもセンスも悪くないと思いながら
今まで何か一味足りないと思っていたウノハナさんの作品。
その「何か」が加わって、グイッと惹きつけられる一作だった。

後述するが前半にちょっと白ける場面があったこともあり
途中までは魅力的だが、王道で筋も読める作品だと思って読んでいた。
そんな少し斜に構えた読み方をしていたのが、
クライマックスの試合のシーンで、涙が止まらなく……
それも、気持ちが高ぶって号泣というのではなく
我知らず続き何かに穴が開いて感情が流れ出したかのようだった。


ボクシングというのは男っぽくて熱くてでもストイックで
それだけでも魅力的な世界だが、
これはそのボクシングを舞台に、ご本人も昭和と言っているような
どこかノスタルジックな味わいを持った物語。
ボクシング漫画としては細部は省略で雰囲気だけなのだが
その雰囲気の上に男二人の関係というのが、BLとしての萌えだろう。


暗い過去と厳しい日常の果ての夢、
互いにそれを追いながらの唯一無二の結びつき、
その中で一歩一歩上に進みながら共に救われていく二人が
時にシリアスに時に軽く描かれ、その関係性に萌える。
様々な趣のあるエロもいい。

ストーリーはいたって単純だが
脇役も味わいがあるし(おやじさんとか!バーの常連とか)
昌子の痛みを茶化しているような表情や
岳の無垢で純な表情が、なんとも切なく愛おしい。


ただし、決定的にNGだろうと思った点が一つ。
昌子がバーの客たちに、岳の育ちを語る場面。
この場面を読むと昌子という男の人間性を疑うのだが、
(でもコイツの碌でもなさはそういう質のものではない!)
おそらくそれを意図していないだろう作者の
非常な無自覚さには物申したい。

4

受けが可愛いすぎる!

もともとウノハナ先生の作品がすきで、表紙みたときからハズレではなさそうだなーととりあえず購入。
表紙、帯からすでにステキです。

読み終わった後、本を閉じながらついうっかり当たりだったー…と口にしてしまいそうになりました(笑)
本当に当たりでした。

重たい設定を盛り込んでいるのに、それをカバーする受けの可愛いさ、受けの攻めへの愛と、エロシーンのよさがあります!!
序盤の毛を剃るときの2人が特に大好きです。
キャー攻めへんたーい(>_<)みたいな(笑)
でも、いいぞー攻めもっとやれーみたいな(笑)

先ほど受けを褒めちぎりましたが、攻めもわたしはかなりお気に入りになりました。
受けは攻め一筋だから、女の人に走ることはあまりなかったようですが、攻めは普通にかっこいいので女の人にもモテます。なのに、結局受けのことをすきになってしまう…。おいしいです。こういう攻め大好物です。余裕のある感じの攻め大好き!!

この作品はウノハナ先生の新しい代表作になれてると思います!

6

すんごい好きなカップリング!

こちらの作品は雑誌でちょこっと読んだ時に、
このカップリングはすっごく自分の好きなタイプのカップリングだー!!
と感じたので、一冊のコミックになるのを待って読みました。
この、ちょい悪スケベおやじな年上×健気純粋ワンコな年下
って、どツボカップリングなんですよ~。
しかもボクシングっていう男臭い題材もすっごい好きです。

ぶっちゃけボクシング漫画として見たらふんわりボクシングですけどね。
岳の体、ボクサーにしては気持ち細いし。
でも背丈の感じはもうちょっと上の階級っぽいし;
決め技は何だろう。

一弥なんてトレーナ失格だよ。
試合前に選手の精神をかき乱すようなことを自らするし。
普通に考えてクビてか選手にぶっ飛ばされててもおかしくない。

試合の描写もチャンピオンの存在感ないし誰と戦っとんねん!?っていうね。
さすが女子向け、試合が始まったと思ったら次のページで終わってますからねw
少年誌だったら1試合を描くのにコミック2冊分くらい費やすところですが。

でも、E~んです!!
そんなの雰囲気でいいんです!!
カップリング萌えがガッツリ頂けたの続きで、
んな細けぇこたぁどーでもよろしいのっ☆

ダメトレーナー一弥…たまらんじゃないの…!!
ちょっと手を出すつもりが、受けが可愛い過ぎてもう自分の気持ちを認めざるを得なくなってしまったーっていうこの展開、激萌え!
そんなちょい悪トレーナーを、「一弥さん一弥さん」って一途に追いかける岳がすっごく可愛い!!一途健気ワンコたまらん…!!あーもうこの子は本当に…下の毛を剃られても抵抗しないなんて…。

ボクシングの部分はアレとしても、
岳がボクシングを始めたきっかけや、
一弥がトレーナーになった理由や、
二人がどこに惹かれているのかなど、
心理描写はしっかり描かれていると思います。

何と言ってもカップリング萌えががっつりドストライク!
ストレートど真ん中にキャッチしました。

中のカラーイラスト(Cab vol.34の表紙絵と同じ絵です) 、
構図や色合いがとっても好きです!!
雰囲気あるなぁ~。

もしドラマCD化したら買っちゃうかも…!
(キャストにもよるが←)

7

欠けたるものは

さすがのウノハナ先生!

実力派作家ウノハナ先生の新たな代表作、完成!
とあったけれど 正しくその通りの作品でした

4

まさに代表作に君臨する作品

大変恐れ入りますがウノハナさん、今作で初めてお目に掛かりました。お名前はなんとなく存じていたのですがあまり作品を手にする機会がなかったというかなんというか。
ふと本屋さんで物色をしているとたまたま目に掛かった今作の帯に、「実力派作家ウノハナの新たな代表作、完成。」と書いてあるのをみて、ここまで書くとはかなり出版社押してるなと。さぞ重厚感のある作品なんであろうと興味深々。あらすじも読んでこれは期待できるかもしれないと即座に購入。


正直大体こんな感じで期待して知らずに買うものって外れることも少なくないんですが、期待を裏切るどころか、期待以上の神作でした。うわあ、ウノハナさんこんなおもしろいの?!なんで今まで読まなかったんだろう。。そんな感じです。
読んだ後味としては、他の作品を出すのもなんなんですが、ヨネダコウさんの「どうしても触れたくない」を読んだ時の感覚になんか似てたんですよね。物語としては全然違うんですけど、最後の余韻に残る読後感が作品の完成度を物語っているなと。


何故そんなにいいか。萌えるポイントは人それぞれで、あくまで私個人の感想ではありますが、とにかく二続き人の組み合わせが非常にいいんですよね。大人の余裕たっぷりに見せているけど実は怪我のせいで自分に劣等感を抱いてる儚げな攻めと、虐待された経験を持ち攻めに憧れてボクサーを目指してきた無口で従順な受け。この二人が、二人の関係に溺れるサマが非常にアダルトで惹きこまれます。とにかく受けの岳の、求め方や感じ方などがほんとに可愛い。男らしいのにほんとに可愛い!!!もうこの時点で私のツボ人差し指でピンポイントにブスブスさしてます。もう最後まで可愛い!!なんなのって位かわいい!!!

重厚感なんてもんじゃ足りないくらいどっぷりした余韻に浸れる作品で、まさに他の作品は読んだことないのですがウノハナさんのこれからの代表作でいいんじゃないかって位本当にすっごくよかったです。オススメです!!

5

男臭くて最高!!!!

元々ウノハナさんの絵柄が大好きで、期待して手に取りました。
期待通り!!!
内容は後半にいくに連れてシリアスになります。
最後の日本タイトルの試合前のシーンでは泣きました。
もちろん随所に萌えやユーモアもありますが、胸キュンというよりはずっしりした感じ。
ボクシングの世界もしっかり描いているので、葛藤を乗り越える2人の姿に感動します。
受けが可哀想な生い立ちもあって、攻めのことをすごく献身的に一途に思っているところがとにかく可愛い。
攻めでなくてもここまで思ってもらえたら可愛いって思うよね。
お互いがお互いの足りない部分、欠けてる部分を補い合ってるようなそんな2人でした。
個人的に攻めが、私の好きな某野球漫画のメガネのキャッチャーと凄く雰囲気が似ていて、しかも偶然にも名前も一緒で勝手に妄想していました。
攻めの意地悪そうな困った眉、全体の雰囲気が最高に好みでした。
とにかくカッコいい!!!
2人の何気ないセリフのやり取りとかさりげない1コマもすごく好きです。
もっと続きが見たいなー!!!
余裕ある攻めだったのでヤキモチ焼いてる話とか読んでみたい!

4

王道なのに、惹かれてやまない…

とにかく岳が可愛くて☆
完全に一弥の気持ちに同化して読み進めていった感があります(笑)

カバー絵を見た瞬間、重ならんばかりに見つめ合う二人の艶めいた表情に心を鷲掴みされた訳ですが、カバー絵に負けない素敵な2人を堪能できて、まさに大満足♪
とにかく岳が可愛くて可愛くて☆(大事なことだから2回言います・笑)
一弥に向ける色を含んだ目線や表情が、いやが上にも気持ちを掻き立てる訳ですよ。
まさに従順な無垢で純真な獣…

お話としては、まさに王道の展開です。
ボクシングのトレーナーxボクサー
男臭く、ストイックな世界。
お互いに支えあい、更なる高みを目指していく姿が描かれています。
まさにスポコンの王道!

でも、それだけにとどまらないのは、お互いを掛け替えのない存在へと認識するに至った経緯が丁寧に描かれているから。
岳がなぜそこまで一弥に憧れ一途に想い続けるのか、
一弥がなぜ岳を可愛く大切に想うに至ったのか…

この作品のタイトル、すごく良いですよね。
絶望や挫折に潰されそうな2人が、お互いの欠けた部分を埋め合って立ち直って前に進んでいく様が素敵に表現さ続きれてて素晴らしいなぁって思いました☆

王道上等!
逆にこうでなくっちゃ!!


5

夢を追う男たち

BLの材料としてのボクシングじゃなくて、真剣にボクシングと向き合っている人達のお話だったので読み応えがありました。
登場人物の過去やボクシングをやる理由なども丁寧に描かれていて説得力があったし、一言一言が響きます。
特に終盤での一弥(攻め)の決めゼリフはとても感動しました。
結構見かけるセリフなんですけど、状況がよく分かるだけに重みを感じます。
一途で純粋でブレない受けの岳もとてもかわいかった!!

そしてなによりも、ストイックな世界にほんのちょっとでも欲望としての情が入るとエロさ倍増な気がしてとても萌えました。
しかもボクサーとトレーナーなんて背徳感も半端ないです。
だがそこがいい。
かといって、いたす場所にジムを選ばない作者さんにけじめみたいなものを感じて好感をもちました。
(初めて一弥がちょっかいを出したのはジムですが…そして職場であるスポーツバーでいたすことがわきまえてるとは言えないかもだけど^^;)

彼らも悩みますが、ふっ切れるととても男らしくて格好良かったです。
一弥は遊び人の気があるんだけどそんなことはどうでもよくなったし、これから周囲にバレな続きいようにすることのほうが大変そうです。
さすがにカミングアウトは厳しい気がする。

スポーツ漫画が好きな人や、そこでよからぬ妄想を抱いてしまう人、硬質なお話が読みたい人にはピッタリだと思います。
ただ、スポーツ選手のお話ですが、筋肉についてはそんなに期待はできないと思いますw
作者さんが肉体に拘ったかどうかは分からないけど、私はさらっと流してしまっていました。
それでもとても素敵なお話です。

6

男同士ならでは…

最近自分の意に反して苦手なものに手を出す傾向が^^;
ボクシングってまったく興味がないんですが…
でもウノハナ先生の絵の雰囲気が好きだしストーリーの穏やかな流れが好きなので。

案外トレーナーの一弥が積極的だったのは意外だったなー。
ボクサーの方が受って支障ないのか?って妙な心配をしてしまった(笑)
手を出したものの結局手を引こうとして岳を傷つけたりしちゃって、このトレーナーったら^^;
それでもボクサーの岳にとってトレーナーというだけの存在で必要なだけでなくお互いに生きていくのに大切な存在なんですよね。

ほとんどあらすじを知らなかったので、もしやバッドエンドか?と心配しつつ読み進めましたが、ちゃんとハッピーエンドで良かった♪
トレーナーとしてもまだまだ一弥は岳を支えるでしょうけれど、そうでなくなってもパートナーとして一緒にいるんだというラストに心が温かくなりました。

3

男臭いのがイイ!

トキメキと切なさと感動で心臓わしづかみされウルウル(;ω;)
ウノハナさんの本は4冊目の購入ですが、これが1番グッときました。
少年漫画のような男臭い内容が作風に見事マッチしてるのがイイ!
あくまでボクシングの師弟関係がベースでお話が進み、そこにチラチラとBL的愛情が絡んで絡んで絡んで・・・・胸キュンで萌え禿げました(>∀<)

少年漫画がお好きな人にはハマる作品だと思います!
なんだか少年誌で堂々としたBLを見た気分にもなりました(//∀//)=3
(言い方変えれば少年誌の2次創作にありそうな感じでもある・・・)

トレーナー・一弥×ボクサー・岳は師弟関係で世界を目指してます。
一弥にも岳にもツライ過去があっての今があります。
抱えてる物が違う2人は世界を目指す理由も違い、気持ちは通じ合ってるのに微妙にハマらないのがじれったくて非常に切ないのですよー!(;ω;)

帯の「トレーナーとボクサーの甘くヒリつく恋に溺れる」のままですね。
甘いハズなのに憂いも帯びていて、一層心臓がギュッとなりました。

あと序盤かなり萌えたのが、減量の為の剃毛プレイ!
か-続きら-の-手コキ!(減量中のボクサーは汗1滴まで!ですもんね)
か-ら-の-甘いキス!!(まだ付き合ってないのに!!!←重要萌ポイント)
他にも色々プレイしてますよ\(^o^)/
無垢な岳にエロを仕込む一弥は悪い大人です\(^o^)/

新刊の表紙も素敵ですねー!口絵カラーも良くて、首輪した岳が一弥を舐めていて笑う一弥という構図の絵の中から2人の会話が聞こえそうでキュンとしました♡あとround;3の表紙が2人の初エッチ後で、甘いような切ないような空気が漂うかんじがツボでした。

8

ひどく、愛おしい。

すごくすごく楽しみにしていました。
切なさと色気満載の絵を雑誌で見かける度に、
早くコミック化を!!と念じていました~~嗚呼、やっとこの手に!!


目の怪我でボクシングを断念したトレーナー × 現ボクサー
この設定でのお話としては、これはまさに超王道展開!という内容です。
意外性を求める人には物足りないかもしれません。

でも、
DVが当たり前という受けの辛い家庭環境、
そんな受けが、攻めの試合を目の当たりにして得た感動と憧れの気持ち、
初めて挨拶をした時に言ってもらった、言葉のあたたかさと嬉しさ、
目の怪我でボクシングを断念するしかなくなった攻めの絶望感、
ジムに通うようになった受けの、黙々とひた向きに頑張る姿、
受けは褒められたくて、攻めは力になってやりたくて、
トレーナーとボクサーとして一緒に肩を並べて歩んできた日々…
それらが、
お話の流れにうまく差し込まれて、描かれていって、
どんどんふたりが立体的になり、愛おしくて堪らなくなっていくのです。

お互いがお互いの存在によって救われていたんだということが、
その表情の変化を見るだけで続きもよく分かる…
その丁寧な描き方こそが、
この作品を単なる王道で終わらせない素晴らしい点だと感じました。

そして、
傷ついた大人も、無口で無垢な犬も、
お互いを深く想っているのがよく分かるその姿と、
だからこその出てくる別れという選択が、とても切なくていいのです。
やはり、ウノハナさんは、切ない系がよく似合う!

傷ついた目で見ると視界がぼやけ、月も欠けて見えるという攻め。
でも、その目でも、
無数のライトが吊るされたリングの下は星が砕けたように光輝いて、
キラキラと眩しく感じると言います…
きっと、これからふたりは何度も、
その眩しい光の下で喜びの抱擁を交わすんでしょう。
でも時が経って、
それが叶わなくなる時がくるとしても、
ふたりは互いの存在の眩しさで、十分満たされるんじゃないかな…
そう思わせてくれるほどの、
お互いへの他には代えがたい強い特別な想いと、刹那的ではない愛情、
そして見守る周りの人達の温かさが、わたしの胸を熱くしました。

とてもじゃ足りないくらい、ひどく、愛おしいふたりでした。

ぜひ多くの方に読んでいただきたい、1冊です。

13

重なる欠け月

ウノハナさんの今までの作品の中で
一番シリアスなのではないかと思われる本作品。
切ない話ですが、その分感動も大きく
既刊の中で最も好きな作品です。


攻めの一弥(表紙左)は
元ボクサーで現ボクシングトレーナー。
網膜剥離のためタイトル戦直前で
引退を余儀なくされた一弥は、岳に自身の夢を託し
岳と一緒に世界を目指しています。
しかし病気の再発により左目は悪化する一方。
このまま側にいても彼の足を引っ張るだけと悟った
彼の決断は、岳にとっても彼自身にとっても
大変辛いものです。

受けの岳は、現役時代の一弥に憧れ
ボクシングを始め、今も一弥を誰より尊敬している。
寡黙でウブで、いつもは一弥の言うことを
何でも聞く岳ですが、いざというときは
一弥を驚かすほどの芯の強さを見せる。
とても健気で、一弥と世界を目指すという夢のため
ストイックに頑張る姿が胸を打ちます。


本作品の面白さは、トレーナー×ボクサーという
いわば師弟関係を描いた作品でありながら
師匠の一弥も決して完璧な大人ではなく
岳と関わる中で自身の生き方に悩み
成長してい続きく点にあると思います。

タイトルにもなっている「欠け月」は
月が欠けて見える一弥の左目の状態を意味している。
そしてそれだけでなく、岳の右目をも
指しているように思います。
幼少から義父に殴られ続けたせいで
右目が腫れ上がり一重になり、その顔に
コンプレックスを抱いていた岳ですが
初対面の一弥に「カッコいい」「ボクサーの面構え」
と言われたことで救われる。
お互いの欠けた(自信のない/不安な)部分を
お互いの存在により補い合い、
二人三脚で歩いていく二人がとても愛しく
この先の幸せを願わずにはいられません。


シリアスなだけでなく、萌の部分でも
キュンとさせてくれる要素が多い本作品。
減量のため~と嘯いての剃毛プレイや
一弥のメガネへの顔謝、
禁欲明けの焦らしエッチ(描き下ろし)などなど
ほぼ各話にエロシーンがあり
イチャつく二人がとてもとても素敵。
チョイ悪な大人が、ウブな青年を可愛がる図が
最高に可愛くて甘くて萌えます。
一弥のメガネ姿がまた色気たっぷりで素晴らしいです。

ウノハナさんがカバー下のあとがきで
この二人を大好きと書かれていたことが
とても嬉しかったです。
ヤってるだけの話も描いてみたいとのこと。
ファンとしても、この先の幸せな二人を是非とも
見てみたいものです。

16

二人三脚でつかむ夢

スポーツもので何が一番萌えるかって、自分にはボクシングとか格闘技なんです!
なんといってもルーツの一端に「あしたのジョー」がありますから(笑)

トレーナーとボクサーの組み合わせで、話の展開としては自分的には目新しいものではなく、予期される設定と関係で進んでいくのですが
一体なにに引き込みの魅力があるかというと
その二人の関係ももちろんではあるのですが、一番はウノハナさんの描く絵の色気なのです。
毎度毎度、本が出るたびに連呼しているごつい身体、骨ばった大きな手、
はいうもがな、キスの重なりあった唇、その表情を表す目
ゾクゾクくるじゃぁないですか。
絵が好きだからの、自分にとっての底上げはあるのですが、
そのあるある設定の上で展開される二人の関係も、上を目指すという上昇志向のお話であるがゆえに、自分の好みにはまるのであります。

タイトル戦を目前にして網膜剥離で現役ボクサーを引退せざるを得なくなり、昼間はジムのボクサー岳のトレーナー、夜は雇われスポーツバーのマスターをしている一弥
一弥に憧れボクサーになった親に虐待を受けていた施設出の、新進気鋭のボクサー岳

続き
一途に一弥を信頼し、犬のように一弥を慕う岳に期待しながらも、色の欲を覚えてしまう一弥が、とうとう関係を持ってしまった時
一弥は迷いを覚えながらも、岳の中に自分を見つけ、さあ、これから二人でかなえられなかった夢をかなえるときがやってきたというとき訪れる試練。

岳、かわいいよ!
むっちゃ健気だけど、彼には強い芯がある。
「夢の実現」を二人三脚で、互いが互いの為に頑張る
そんな関係は、自分にとっての萌えの何物でもない

15

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