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表題作初恋の歩き方

本間隆史, 大手百貨店企画部勤務 26歳
辻悠歩, 靴店勤務のシューフィッター 22歳

その他の収録作品

  • 純愛の道しるべ
  • あとがき
  • 仲良しの磨き方

あらすじ

たとえ遠回りをしても、二人で行くのが恋の道。

シューフィッターの悠歩の前に四年ぶりに現れたのは、幼なじみの隆史。年上の彼は、歩くのが苦手だった子供の頃の悠歩といつも一緒にいてくれた。けれど隆史から告白されたとき、悠歩は何も言えなかった。再会後、悠歩は隆史と以前のような友達付き合いに戻る。大人の男になった隆史と会うたびに、なんだかドキドキしてしまう悠歩。ところが、隆史からは「四年前のこと、忘れてくれないか」と言われてしまい……?

作品情報

作品名
初恋の歩き方
著者
絢谷りつこ 
イラスト
みろくことこ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403523755
3.7

(7)

(0)

萌々

(5)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
26
評価数
7
平均
3.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

優しくていいんだけど

もう一押し欲しいと思ってしまった。

優しくていい話ではあって、ほんわかします。

2

幼なじみの再会愛

4年前、悠歩が隆史に初めて告白された時は自分の気持ちが隆史とは違う「好き」だから何も言えなかったというけれど、離れて寂しい、もっと会いたい、女性と付き合うことを想像するだけで苦しい、特別な存在でいたいという感情のどこに幼なじみの弟分という「好き」があるのか不思議です。
でも、恋というものもわかららず関係が変わってしまうことに戸惑いと恐れを抱くほど子供だった悠歩を置き去りにしてしまうのは年上の隆史の無責任だと思いました。
奥手すぎて18歳の頃の隆史よりずっと幼かったのにわかってなかったです。

隆史のほうもね、4年間年賀状だけの付き合いをしていながら急に兄貴だと思ってなんでも相談しろというのもあまりに不自然です。

以前の告白は忘れてくれなんてわざわざ言い出したのは意識しろという意味だったのかな。そうでなければそのまま忘れたふりしてなかったことにすべきでしょうから。

悠歩のお母さんウザい。
22にもなった社会人の息子に食事のことだとかどこに何しに行くんだとかもう煩すぎ。こんなお母さんに真面目に付き合えるって悠歩は偉いなあ。

長期出張に出た隆史へ靴でのプロポーズの急展開にびっくり。
自分の選んだ靴をプレゼントしてプロポーズするのが夢だと知っている隆史だからこそでしょう。「好き」も「付き合って」もない差し出した箱だけのけのモノクロイラストでした。
そしてそのままホテルで初チュー&初エッチです

みろくさんのイラストの2人がイメージ通りでよかったです。
カバーイラストが今の大人の2人、口絵が子供の頃の2人、最初の中扉のモノクロイラスト、とどれも手をつないで歩く2人でした。
素敵な靴を履いて2人でどこまでも一緒に歩いていくんでしょうね。

1

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