叶わない、恋をしている

kanawanai koi wo shiteiru

叶わない、恋をしている
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神8
  • 萌×28
  • 萌4
  • 中立7
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
5
得点
91
評価数
33件
平均
3.2 / 5
神率
24.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
大洋図書
シリーズ
SHY文庫(小説・大洋図書)
発売日
ISBN
9784813041382

あらすじ

事故で両親が他界し、片岡志貴は大学を辞め、昼は会社勤め、夜はバイトをして三人の弟を育てている。頑張らなければと思う反面、徐々に身も心も疲弊していく。
そんな折、志貴はバイト先で知り合った神谷にある提案をもちかけられる。
それは、援助と引き換えに、神谷の亡くなった恋人・暁の身代わりとして神谷の傍にいることだった。
恋をしてはいけない、寝てもいけない、それが暗黙のルール。わかっていたはずなのに、神谷に惹かれていく自分を抑えることができず、志貴は神谷と越えてはいけない一線を越えてしまい…。
書き下ろしを加え、文庫化!

表題作叶わない、恋をしている

神谷直人,恋人を失くしたエリート商社マン,32歳
片岡志貴,両親を亡くし弟3人を養う,21歳

その他の収録作品

  • shine
  • chill
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

残念な方だった

電子書籍版を購入。
表題作の「叶わない、恋をしている」、その後を描いた「shine」、そのまた後を描いた「chill」が収録されています。

凪良ゆう作品は、私にとってはギャンブルのようで、ものすごく感動するものと、そうでないものとの差が大きい。
それだけ引出しが多く、色々な作風にチャレンジされていらっしゃるのでしょうね。

で、本作は……
残念ながら、あわないほうでした。
あらすじからは好みっぽい気がしたのですが。

どこが、あわなかったのかな?

うーん、一言でいえば、きれいにまとめ過ぎているってところかもしれません。
表面だけを繕ったというか、あらかじめ決めたストーリーに従って淡々と登場人物を動かしただけというか……
みんな、あと一歩が足りない。
そう、人間ドラマが足りない。

ドロドロ好きな私としては、本作は、物足りなくて、浅いって感じてしまいました。

話の内容は、嫌いじゃないのですけどね。

1

中途半端な印象です。

当たりばかりの凪良作品を読んできましたが、これは普通かなあ。
ちょっと無理がある展開(大学生が小さい弟全員引き取ったり)だったり、色々無茶だなあと思うところがあったりしましたが、漫画なら結構こういう感じの話はある気がします。
小説がよくて漫画が悪い、もしくはその逆という事は決してないのですが、同じページ数ならば小説の情報量の方が媒体的に多いのは当たり前なので、何となく小説の方が物語の重みを期待してしまう気がします。私の場合ですけれど。
そういう意味では、薄いかなあ。同じ話でも、掘り下げが少ないのでそう感じるのかも。中途半端な印象です。

でも、この話は古いんですよね。
最近のものばかり読んでいたので、まあ、こういうのもあるかなあという感じでしょうか。
嫌いではないですが、大好き!でもないので普通に「萌」で。

0

薄っぺら

あー、ってかスンマセン。
ホント、ゴメンナサイ。

でも「シュミじゃない」っていう意味じゃないんです。
はっきり言っちゃえば、「つまんない」です。
(えっ、もっと悪い!?(汗))

-------------------

今まで私の中では、
そんなに良い評価を残していない凪良ゆうさん。
でも、物語としてはすごく考えさせられたんです!
一冊一冊と、真剣に向き合って、
「あーでもない、こーでもない」と、色々考えながら
レビューをしてきました。

でも今回の話ははっきり言って、「内容がない」。
萌は少しはあるかもしれないです。
でも、内容はペラいです。
薄っぺらのぺらぺら。

考えようとしても、「考える」「内容」が
ないんです。正直。

-------------------

唯一、心がほんわかしたところは、
4兄弟のやりとり。絆。
ここはほだされました。
ああ、家族っていいなぁ。
長男の志貴(主人公・受け)、
毎日すごく頑張ってるんじゃんか。
お疲れさまだよ……。

この4兄弟はみんなそれぞれ頑張ってて、ふんばってて、続き
見てて微笑ましかった。

でも、しかし、ここしかいいところって
なかったなぁって感じです。

-------------------

一見完璧に見えそうな男・神谷(攻め)が
志貴(受け)を
「亡き恋人に似ているから」という理由で
援助交際を申し出るところから話は始まります。

でも志貴は神谷の前では、「お気楽な大学生」を
演じます。
本当は、弟3人を養うために日々働き通しな苦労人なのに…。
これには「???」

何故隠す必要があるんだ?
別に神谷にフツーに話したっていいじゃないか。
志貴はこれを「隠し事」として後ろめたく思います。
えー、何故???

そしてなんだかんだしているうちに
二人は一線を越えることに。

エッチシーンはエロかったけど、
ここまでの過程で必然性を感じない。
既に志貴は神谷に恋心を抱いていたから、
「恋は盲目」の名の通り、後悔すると分かってても
こうなってしまうのかもしれませんでしたが…。

うーん、なんかここまでの筋が薄いっていうか、
根底があやふやなまま…っていうか…。
曖昧模糊としてて、釈然としません。

-------------------

物語も中盤。
いよいよ佳境となって、
物語にグイグイ引きこまれても良い筈なのに、
全然それがない。
逆に、「もういっか」と本を閉じて、
そのまま二度と読まずに売るか捨てるかしようかと
思いました。(失礼でスミマセン)

うーん、でも折角の本だしな。
とりあえず、もうちょっと付き合ってみよう、と
またページをペラリ。

-------------------

そして神谷に妻子がいることが判明。
あー、最悪男がまた更に株を下げたわけか。
別にいいけどね。
でも、次男!
君、いいね!
神谷に食って掛かって、志貴が学生でも何でもなく、
苦労人で、毎日ヘトヘトになるまで働いていることを
ずばーーっと、叩きつけてやるとか!
次男、もっとやれ!
君、かっこいいぞ。

で、「傷を癒しに来た」とか言って
神谷の家に一ヶ月住み込む志貴。
そして、お互いがどれだけ大事か分かって、
終わり。
ハピエン。
……って感じでした。

-------------------

うーん、やっぱり内容がペラい。
考えさせられるところが何もない。
殆どありきたり。
どこかで読んだような話を拾ってきて
つぎはぎしたような感じの話でした。


凪良ゆうさんってこんな感じの話も
書く方だったんだなぁと新発見。

しかし! 
もっと色々と良い作品が書ける方だと思うので、
他の作品も是非手を伸ばしてみたいとおもいます。


ただ!
今回の作品に関しては、残念としか言い様がないです。
あまりにもありきたりで、内容がなかったです。

他の作家さんだったら、
こんな風に言わなかったかもしれないのですが、
今まですごく印象に残る物語ばかりを読ませてもらった私としては、
かなり悪い新発見をしてしまったというか…


今回は、深く印象に残る本ではなかったので、残念…。

申し訳ないですけど、この本は二度と読まないと思います。

でも、次作には、またすごく期待をしてます!
待っています!

7

Krovopizza

あやちゅけさま

こんばんは!コメありがとうございます(*^O^*)
凪良さん作品は印象に残るものが多いですよね。
私はどちらかと言うと切ない系よりコメディ系の凪良さんの方が好きです☆

★追伸
あ、当てちゃいました?w
レビュー作品にリコメした方が目につきやすいかな~と思って前回はちょっとイレギュラーにしてみました♪

泣けそうで泣けない

こちらの小説(新装版)、
タイトルと「攻めがヘタレ」という前情報だけは
以前から頭に入っておりましたが
確かに攻めがダメな大人でしたw

しかし低評価の理由はそこではなく、作品として
訴えたいテーマが見えにくいと感じたためです。
設定にリアリティを感じないせいか、
「叶わない、恋をしている」受けが健気というより
恋に懸想するぼんやりさんに見えてしまうせいか、
切ない片想いモノとしても
清貧ホームドラマとしても
ガツンと響くものがないのが残念。

※ちなみに新装版書き下ろしは巻末の「chill」のみで
「shine」は旧版にも収録されています
(旧版の作品ページ参照)。


主人公の志貴(受け)は
両親を事故で亡くし、弟3人を養う長男。
大学をやめ、知人の会社で営業マンとして働く傍ら
夜もバイト三昧…という苦労人なのですが、
個人的には「良い子」というより「独り善がり」
に思えてしまいました;

世話を申し出てくれる親戚がいるのに
「兄弟で暮らしたいから」
という理由で自分一人で頑張るのは
あまり利口とは言えないし、
せめて大学続きを卒業して就職した上で
弟たちを引き取った方が
弟たちにも苦労をかけなくて済むような……。

家族愛を演出するためのエピソードなのでしょうが
設定が非現実的に思え、どうも乗れませんでした;


そんな志貴に目をつけたのが
エリート商社マンの神谷(攻め)。
亡くなった恋人に似ている志貴と(肉体関係なしで)たびたび会い、その度に金を渡してきます。
神谷は、亡くなった恋人とは不倫関係にあり
恋人が病死するまでは彼のことも遊び程度にしか
考えていなかったドライな人物。

恋人も妻子も失い、死んだように生きている神谷が
志貴によって変わっていく展開は
良かったと思いますが
弟たちを残して神谷の家に押しかける
志貴の行動は無責任に感じますし、
神谷を思うあまり風呂場で号泣&溺れかけ
弟に助け出されるというエピソードも
切なさを演出するにはやりすぎな気がしました。
おかげで志貴のキャラクターが男前とも恋愛脳とも
つかない中途半端なものになっているような。

志貴の貧乏設定をやめて片想いドラマ中心にするか
神谷をまともなキャラにして
志貴の貧乏エピソードだけで泣かせるか、
一つに絞った方が良かったのではないかと思います。

11

あやちゅけ

Krovopizzaさま

レビューを読ませて頂いて、確かにそうだなーと私も思いました。
貧乏設定はいまひとつだし、片思い設定もいまひとつですよね。
「ガツンと響くものがないのが残念」ってそのとおりだと思います。
私も思いました。
もっと心にドカーンと響くものが欲しかったです><
凪良さん作品は期待しているだけに、今回は残念でしたー。

●追伸
この物語と全然関係ないのですが、前コメントのリコメントが
あんなところにあるなんて、びっくりしました!
一言も作品名を言ってなかったのに、私が評価した作品を
当ててしまうなんて! Krovopizzaさまは超能力者ですか?(笑)

攻めが…

凪良さんは作家買いする作家さまなんです。大好きなんです。でもこれはいまいちツボに入りませんでした。イヤ、ごめんなさい。でも凪良作品で「中立」を付ける日がくるとは…。

2010年にSHYノベルスで出版された作品に書き下ろしを加えて文庫化したものになります。内容は、というと。


大学生の志貴は突然の事故で両親を失い、弟3人を養うために大学を辞め働き出します。まだ若く、大学を卒業してもいない志貴の稼ぎでは家族を養うことができず、会社が終わってから夜のバイトを始めることに。
そのバイト先で、ある男性に声をかけられます。「亡くなった恋人に似ている君に、恋人の身代わりの役をしてほしい。時間を拘束する分の報酬は払う」という内容に、びっくりしつつもお金に釣られて時々会うようになるのですが…。

というお話でした。

志貴の一番下の弟はまだ7歳。さらに中学生、高校生の3人の弟を、まだ21歳の志貴に金銭的な意味で育てられるの?子どもって大きくなればなるほどお金がかかるよ。何らかの支援が受けられるはずなのに。とか思ったのはちょっとおいといて。

すぐに縁が切れるだろうから、自分の続き不幸な話は攻めの神谷さんに話さない、とか。
弟3人抱えてめいっぱいがんばるところとか。
どんどん攻めに惹かれていくけれど、神谷さんが愛しているのは自分ではなく亡くなった恋人だから自分の気持ちは受け入れられないだろうと思って切なくなるところとか。
そんな志貴の健気さにほホロリときたりしたけれども、でも優等生すぎちゃって「んん?」とも思ったりした。神谷さんとの関係も、「お金のため」って割り切った関係から入っても良かったんじゃないかな。

それと神谷さんのクズっぷりが無理でした…。亡くなった恋人の面影を志貴に見てるっていう話かと思ったらそういうオチですか!もちろん完璧な人間なんていないし、神谷さんも志貴と出会って変わった部分もあると思うのだけれど、人としてどうなのよ…、と思わずにいられなかった。
前半がナイスガイだった分、後半の神谷さんのダメさにちょっと悲しくなってしまった。

個人的に好きだったのは次男くん。彼のスピンオフ、出してほしいなと思いました。

文庫化にあたっての書き下ろしですが、内容をざっくりと。
前回のノベルス版を手に取っていないので、もしノベルス版に入っている話でしたらご指摘していただけると嬉しいです。

「Shine」
暁が亡くなり精神的に不安定になった時にかかり始めたメンタルクリニックで、主治医の先生と神谷さんが話をしている場が舞台になっています。
始めはただ薬を処方してもらうだけだった神谷さんが、志貴や志貴の弟たちと係わることで徐々に自身を振り返ることができるようになっていく過程が描かれています。
暁の事も忘れるわけではなく、暁への感情が消化していく様が描かれていて、暁にとっても神谷さんにとっても良かったなあ、と思いました。

「Chill」
片岡家ですき焼きをすることになり、神谷さんがお肉を用意する係に。男の子4人いる片岡家にどれくらいのお肉が必要かさっぱり分からず5kg買っていく神谷さん。高い、美味しいたくさんのお肉にテンションが上がる片岡家の男子たちですが…。
というお話でした。
すっかり志貴の尻に敷かれた神谷さんに笑い、可愛いあひるたちに癒され、片岡家に受け入れられて幸せそうな志貴と神谷さんに安堵した、ほっこりとしたストーリーでした。

10

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