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懐かしかったり愛しかったり・・・
50号記念ということで、色々な作品の番外編が読めて幸せでした！
特に気に入った作品の感想を……
■中村明日美子「同窓会」全3話
【同窓会01】13頁
なんと、草壁たちの高校が合併して共学になるとかで工事中…！
屋上も封鎖されるので、草壁の書いた相合い傘も見納めか…
訪ねてきた草壁とハラセンの屋上でのゆるい会話に笑いつつもしんみりしてしまいます。
ハラセンが、草壁に彼氏できた？と聞かれｷﾞｸｯとしたり、草壁の「利人」呼びに動揺したりと、相変わらず可愛いオッサンでしたw
【同窓会02】6頁
草壁たちと同窓会で飲み明かしたハラセン（ﾖﾎﾞﾖﾎﾞw）を家で迎えるソラノ。
（ソラノは髪短め＆丸眼鏡でカッコ可愛いヴィジュアルに♪）
ハラセンにキスして「じゃあまた夜に」とイイ笑顔で出かけていくソラノが素敵すぎたし、満更でもなさそうなハラセンも可愛いくてかなり萌えました(*´ω｀*)
【同窓会03】6頁
京都で草壁と電話する佐条。
佐条が草壁をナチュラルに「お前」呼びしてるのにも萌えたけど、そのあと催促されて「ひかる」と何度も呼んでるとこにもキュンキュンしました！
■松尾マアタ「material boy」4頁
欲しい自転車があるジョナサンに
教授がサドル「だけ」をプレゼント！
裏には"I wanna be your saddle"のメッセージ付きw
アダルトジョークの洒落たSSでした。
■雪路凹子「Nightmare Catalog 番外編」2頁
学ラン姿のアシュリーとノエルたちが
相変わらずシュールな漫才してましたw
■河井英槻「Thank you my god 番外編」8頁
ニコとエリとウィルが日本旅行に！
ニコが、和装の女性に見とれるエリに嫉妬したり
そのあと後ろから抱きしめられて
キスされたら真っ赤になってたりと
相変わらず可愛くてキュンキュンしっぱなしでした。
ウィルとエリが文通友達になってたことにも和みました。
～以下、連載作品の感想～
■ZAKK「CANIS -Dear Hatter-Ex.」
ニューヨークで抜き合いまで済ませた
二人がついにベッドイン！
リョウが望むならと抱かれる覚悟を決める
サトルが男前です。
結局、挿入はうまくいかなかったけど
それでもリョウが幸せそうに笑って
サトルを抱きしめてるのがすごく良かったです。
コミックは6/26と7月下旬に
連続刊行されるそうで楽しみです♪
■春泥「月食奇憚」第二話
これは…サイコホラー！？
80-90年代の高橋留美子絵のような
昔っぽい絵柄が不気味さを増幅させています。
大正時代の連続殺人犯に殺される夢を見る主人公。
夢で殺された同級生・山田君は学校を休んでおり…。
殺されても死なない山田君がとにかく不気味。
彼を訪ねてきた主人公はどうなってしまうのか。
次回楽しみです。
その他、
トウテムポールさん「東京心中」は
宮坂が24歳の誕生日に矢野さんとHする可愛いお話。
松山オニさん「イトウさん」は5/29にコミックが出るそうで楽しみです！
お得！！
時々雑誌から応募できる、
複数の作家さんの作品番外編が入った小冊子の全サってありますけど、
それなりにお金がかかったりしますよね。
それを思うと、通常の連載に加えて、
13名の作家さんの描き下ろし番外編が載っていて、
カラーのポストカードも４枚入ってて、
（中村明日美子さん２枚、佐々木久美子さんとZAKKさんが１枚ずつ）
歴代カバーイラストのポスターまでついて、1000円未満って、すごくお得！
番外編の中身も素敵なものが多かったし、満足感いっぱいの雑誌でした。
よかった番外編をいくつか☆
■中村明日美子「同窓会」
草壁と佐条が通っていた高校が他校と合併することになり、
それを知った草壁が学校にやって来てハラセンと屋上で語り…という話。
（他にも２話あったけど、これが一番好きだったな）
草壁が自分と佐条の相合傘を屋上に書いたり、
ハラセンが、佐条とリバることはあるか聞きたいけど聞けなかったりｗ
ゆったり流れる空気の中で、キュンとくるポイントがいくつもあったけど、
一番じんわりきたのは、合併して共学になることで、
「お前らみてーな奇跡はあんまなくなるかもなあ」というハラセンの言葉。
そして、奇跡みたいって考え方は好きじゃないけど…と言いつつ、
「ここで利人に会えたのは…」と草壁が答えるところ。
この校舎から始まったふたりの恋を、また最初から読みたくなります…
■イシノアヤ「 room share 」
就活のために、ちょっと長めの髪の毛を切ろうかと考える受けの大原。
そのやわらかい髪を気持ちよさそうに田中がいつも触るので、
いつもは嫌がっているんだけど、
「きょうはさわっていいぞ」と偉そうに髪を触る許可を出す大原。
いきなり言われて、よく分からないながら髪に触る田中。
噛み合ってないけど、お互いを想って満足げなふたりの顔が可愛すぎます。
■新井煮干し子「ふしぎなともだち」
攻めの由岐の部屋から、イケメン俳優の写真集が発見されて、
大好きなアニメが舞台化されたことがきっかけで、
由岐がすっかりそのイケメン俳優にハマっている事が発覚。
女性俳優さんじゃなくて、イケメン俳優ってところが可笑しいｗ
でも、それで笑ったり嫉妬したりしない和と、
ふたりの間にある、分かり合ってる空気感が、とてもいいなぁ～
■河井英槻「 Thank you my God 」
ニコとエリと、それにウィルもくっついて日本に旅行に来て～というお話。
キレイな舞妓さん（？）を見てエリが、
「すっごくカワイイですね。」の日本語の言い方を教えろ！と言うと、
ムカついたニコは「オッパイさわってもいいですか？」と教えるとか、
もう、なんて可愛いのーー
オッパイなんて言ったらもちろんその女性に逃げられて、
変な言葉を教えられたと気付いたエリが「妬いてんの？」と聞きながら、
ニコを後ろから抱きしめて道端でキス。
真っ赤になって「僕以外、見ちゃダメです」って言うニコ、
真っ赤なニコも、そのニコを見つめるエリも、どっちもすごく愛おしいな。
■ZAKK「 CANIS -Dear Hatter- Ex. 」
これは番外編じゃないけど、思いがけず初エッチが見れて感激でした。
サトルのすごく男前な姿と、がんばったけどダメでちょっとヘタレた姿と、
両方見れて、これもすごくお得感がありました～～☆
雑誌は買わない主義だけれど、これは買わずにはおられまい！
中村明日美子さんの『同級生』シリーズの番外編目当てで購入したが、
それだけじゃあなくてあれもこれも目がキラキラしてしまうような
充実しすぎの一冊だった。
まさか『クマとインテリ』シリーズまであるとは！
同窓会の名前で集まった、今までの作品の番外編の数々、
河井英さん「 Thank you my God 」、
新井煮干し子さん「ふしぎなともだち」、
雪路凹子さん、松尾マアタさん……
どれも「彼ら」に会えた喜びに、スキップしたくなる。
普段は追っていない連載は、そこだけ唐突に読んだ形になったけれど
『東京心中』は宮坂の24歳の誕生日を巡る楽しいお話。
そして、『CANIS～』は単行本を待っている間にこんなことに！
一緒にシャワーをし、ベッドを共にする二人……
うわあ〜、こんなところに行き当たるとは！
6月7月連続発売の単行本が待ちきれない。
：
さて、一番のお目当ての同級生シリーズ。
彼らの母校・東一高が統合されてなんと共学になるという
そんな春（だろう）に母校を訪れた草壁。
ハラセンとの屋上のしんみりした一コマの後はプチ同窓会。
翌朝朝帰りのハラセンを迎えるソラノ。
どうも一緒に暮らしているらしい二人……
時はOBの彼らよりも、更に後、ということだろう。
（しかし、こちらのCPのTop&bottom問題は未解決ww？）
最後は、京都の家で草壁と電話で話す佐条、
遠距離恋愛はいまだ継続中の様子。
揺るぎなく結びつきながら、いつまでも初々しい二人に
いつもながら萌える。
出会った場所はいつまでも特別、でも思い出と感傷に浸るだけじゃあない
そこで見つけた特別の宝物を抱いて、彼らは歩いていく。
誰もがそれぞれが、ちゃんと未来に向かって進んでいる、
そんなじんわり暖かなものが胸に溢れる、文字通り同窓会のような番外編。
彼らのファンだったら、これを読むだけでも買う価値あり。
カバーイラストポスターは、小さいけれどなかなか素敵。
今までの懐かしい表紙を眺めて、
改めて連載当時の萌えを思い返したり、ジーンとしたり、
50周年にふさわしい企画だった。
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