表題作純情レシピ 下

岩塚学,チーズ専門店マリアージュ店員,恋人
吹上琢朗(タクロー),マリアージュ店員

あらすじ

商業コミックス「誘惑レシピ」シリーズ番外編、岩塚×タクロー本
「純情レシピ 上」の続き

タクローの実家で一緒に過ごした岩塚は、その温かい雰囲気に思わず涙を流してしまうが、それを見た皆の反応は…

作品情報

作品名
純情レシピ 下
著者
楢崎壮太 
媒体
漫画(コミック)
サークル
dolmen-dolly〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
誘惑レシピ
発売日
4.5

(2)

(1)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
9
評価数
2
平均
4.5 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

岩塚を大事にしてるタクローが素敵 下

タクローの実家で一緒に年末年始を過ごしに来た岩塚は、
その実家の温かい雰囲気に思わず涙してしまう。

その場の空気と壊してしまうと心配する岩塚だけど、
実家のみんなは本当に優しくいい人達で、
泣いたことは軽くスルーしてくれる。

岩塚は、こんな温かな年末年始を過ごした経験がない。
両親は岩塚が物心ついた時にはすでに冷え切った仲で、
両方ともが浮気をしていて、そのうち離婚。
愛情は長く続かないと子供ながらに悟った岩塚は、
親にとっても愛らしい子ではなかったのかもしれない。
次第にあまり家に帰らなくなり、
高校卒業後にはちゃんと家を出た岩塚に、親からの連絡は何もない。

そんな自分と、こんな温かな家族に囲まれて育ったタクロー。
そのあまりの違いと、
タクローも本当だったらこんな温かな家庭を持つような人だ、
浮かんでくるそんな思いは岩塚自身を追いつめてしまう。

夜、タクローとふたりで布団に入った岩塚は、
嫌がるタクローを抱こうとする。
いっそタクローに激しく拒否されて、別れた方が…
そんな自暴自棄な思いがあるのかもしれない。

でも、タクローはそんな岩塚を抱きしめて、
「 ためすようなこと、すんな…って! 」
そして、
身内にエッチに気付かれたら困るという思いもありながら、
「お前が安心するっていうなら…腹くくってつき合ってやる!」
そう言ってそのまま実家で抱かれることを許してくれる…

タクローは岩塚の面倒くさいところも、
愛されたくて堪らない寂しい子供な部分も全部分かって、
それでもちゃんと好きでいてくれてる。

それを知った岩塚は涙目になって、本当に大きな子供みたい。

より分かり合って絆が深まって、とても幸せそう。
そんなふたりの姿が見れて、ホントよかったな。
ああでも、
エッチをお母さんに見られていたみたいで、
それはちょっと…大丈夫かな?w

岩塚×タクロー編は、とりあえずこの同人誌で一段落で、
次作は三浦×上田編の予定だそうです☆

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