Esperanza─名もなき神の子─

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Esperanza─名もなき神の子─
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×24
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
2
得点
40
評価数
12件
平均
3.6 / 5
神率
33.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥870(税抜)  
ISBN
9784344831742

あらすじ

※4/30→5/29に発売日が変更になりました。
情熱の都市・スペインで、光り輝くブロンドのマタドールと出会った。灼熱の太陽と、烈しい口づけに卓人は――。

自動車メーカーのマドリード支社に勤める芳谷卓人は、業績不振にあえぐ支社のため、ひとりの人気闘牛士に車を売るべくセビリアを訪れた。その男、フェルナンド・ペレス・ミランは、初めは傲然とした態度だったが、物珍しい日本人の卓人に興味を示した。あるきっかけからフェルナンドに身体を求められた卓人はいつしか彼を受け入れてしまう。しかし、彼の闘牛士としての、名誉ある死への願望を知り、自分を抱いたのは一時の相手が欲しかっただけだと気づいてしまい――。

表題作Esperanza─名もなき神の子─

フェルナンド・ペレス・ミラン,闘牛士 21歳
芳谷卓人,自動車メーカー勤務 26歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

愛に飢えてる

悲しくなるくらい愛に飢えていて、愛も溢れてる作品だったと思う。

雪舟薫先生のイラストが綺麗で、中の挿し絵を見ると当時と変わらないなーって思ってたら、この作品は2003年12月 2004年2月に雑誌に掲載された物なんですね。

あらすじで一時の相手が欲しかったとあるけど、
フェルナンドも卓人を求めてるな、愛があるよ、と思いながら読んでましたが…。
フェルナンドは本当に闘牛士として死ぬことしか考えてなかったんですね。

卓人はフェルナンドを好きなのに、自分のせいでフェルナンドを駄目にしてしまう、だから離れなきゃならない…離れたくないという葛藤とか。
(フェルナンドは死への恐怖が一切なくて、卓人を愛してしまったことで死への恐怖が目覚めてしまうんです)

フェルナンドは卓人を愛してるけど、闘牛士という生き方を捨てられない。
自分の死体を受け取って欲しい、そのあと父親に渡して欲しいと卓人に言うけど…そんなのは無理です。(卓人も断ってます)

本当に馬鹿じゃないの…と思いました。
卓人のために生きて欲しいです。

でも、卓人は決断する。
フェルナンドを愛してし続きまったから、もう離れられないから。

涙腺緩みました。

二人のやり取りは微笑ましい部分もあって面白かったです。
好きなやり取りは、卓人が夢を語るシーンです。
「僕の夢は、家を買って優しくて明るい女の子と犬を飼って暮らすことなんですよ」
って言う卓人にフェルナンドが「なんだ、あとは子犬飼えばいいだけだ。優しくて明るい女の子もいる」って言って卓人を指差しシーン。
ここ好きです。

拗ねる卓人に「拗ねるな」「拗ねてません」という二人のやり取りも好きです。

1

死から希望へ〜闘牛士シリーズ最初の一冊

華藤えれな先生の闘牛士もの。
実はこれこそが第1作だったということを、あとがきで初めて知った。
(雪舟さんの挿絵?!と思ったのだが、
これは全部が昔の再録なのだろうか?)

既にほかの3作の闘牛士ものに加え、同人誌も読んでいるのだが
それらに比べると独特の暗い情念のようなものは薄く、
読みやすいとも言えるが、物足りないとも言える。
アベルも出演しており、他の闘牛士達も名前だけだが出演。

             :

若き天才と言われる、死を恐れない闘牛士のフェルナンドと、
日本の車メーカー勤務、海外研修の最後にフェルに車を売りに来た卓人。
平凡で後ろ向きな卓人が、
フェルに出会い惹かれ巻き込まれ、人生が変わっていく。
一方のフェルも生きる指針が「死」から「希望」へと変わっていく。

フェルナンド21歳、卓人26歳、年下攻め。
卓人は、いまひとつスパイスのきかないキャラで
個人的には好きも嫌いも思い入れにくいキャラだった。
一方厳しい世界で生き延びてきて大人に見えるフェルが
恋人の前で見せる、若さや初々しさは可愛らしい。


鮮やかな続き闘牛場のシーンはもちろんだが、
一面のひまわり畑を代表とする、スペインらしい描写が美しく、
ドラマチックさや暗さはシリーズの他の作品より少なめだが、
闘牛士シリーズ入門編としては、読みやすいかと思う。

8

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