極悪人のバラード

gokuakunin no balad

極悪人のバラード
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神17
  • 萌×27
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
4
得点
131
評価数
37件
平均
3.8 / 5
神率
45.9%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥700(税抜)  ¥756(税込)
ISBN
9784344834453

あらすじ

自ら起業し社会的な成功をおさめながらも、親友への叶わぬ恋にフラストレーションを抱える高野。憂さ晴らしに一晩30万円で澄んだ瞳の青年・渉を買うが、文句ひとつ言わず従う渉に苛立ち、酷く当たってしまう。それでも変わらずに逢瀬に応じる渉――いつしか二人でいる時間が心の拠り所になっていた高野は、溺れるように渉にのめり込んでいくが……!?

表題作極悪人のバラード

高野航二, 起業家・親友に片思いしている
水沢渉, 郵便局臨時職員 19歳

その他の収録作品

  • Home, My sweet home
  • 君の幸せ 俺の幸せ
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数4

惜しい

大学時代の友達と起業した実業家×孤児の郵便局職員。
どちらかといえば苦手な攻め視点の話だったのですが、ページは分厚いし、ガッツリ読みごたえのあるいい話でした。ただ攻めと受けが別れていたときに受けが身を売ろうとしていた理由がイマイチわからないし、そのことを攻め受けのあいだでその後話し合われていないのがマイナス点。まあ金銭的事情なんでしょうが、そのときにはそれほどお金の必要な状態ではなかったはず…。
あと、受けがのっぴきならない事情により攻めに「自分を買ってくれ」って身売りしたのが始まりなんですが、そんなにのっぴきならない状況だったという設定なのに、攻めと別れたときにお金を全額返してきたのがおかしい。いや、そんな状況で身体を売ってたのにすでに遣ってなきゃおかしいでしょ、お金。作者さんは「もらったお金には手を付けていなかった」というかっこいいシチュエーションを使いたかったんだろうけど、それで設定崩れるなら本末転倒…。

2

久々健気受けに萌えた

起業家 x 孤児院で育った孤独な青年

幸薄健気で一途な受けというBL王道的作品。

陵辱っぽいのが入ってると萌え度高い私には満足行く不幸健気受けで良かった。たぶんこの本は切ないものを堪能したくなったらまた再読する作品となった。
途中切な過ぎて何度か泣いた。

自分は必要ない人間なんだとずっとそう思って生きて来た受け。
ある理由から30万で売りをしようとする。
たまたま気まぐれに誰かを乱暴に抱きたくなった金持ちの起業家が受けを買う。

この攻めがかなりのドS。攻めの好きな相手(仕事のパートーナーの男性)は結婚していて奥さんは妊娠中。そういう報われない思いから受けを酷い態度で抱くんだけど、受けは従順で健気。

そういう受けに惹かれていく攻め。
でも、報われない愛のために、受けを他人に抱かせて鬱憤を晴らそうとするのだが。。。

受けが攻めを拒否して連絡を絶って、それを必死で攻めが追いかけるんだけど、もうストーカー入ってて途中でちょっと怖くなったw

でも両想いになった後の受けに対する愛情の深さと大人な態度で優しく包み込む様に接する攻めがかっこいいし頼もし続きい!

5

孤独で不憫な受けに泣かされます。。

極悪人攻め最高!と不純な期待でいっぱいだったのですが、涙涙のカナリ切ないお話でした。
最初の頃の攻めはまさにサイテー!性格最悪ですが、受けと出会って愛しさを知り、これまでの愚かさを悔いて、救われていきます。
元々悪い男ではなかったんだと思いますが、親友への報われない思い、孤独感で歪んじゃってたんでしょうね。
受けの生い立ちがとにかく可哀想で不憫で。。
泣けました。。
攻めが受けを知り合いに襲わせようとした場面は最も悪でしたね。
あんなことされたら逃げられるのも当たり前ですよね。
そのあと受けが、自分には幸せは勿体無いからこれで良かったんだと言っていた場面が、これまでどれだけ傷付いてきたのかと本当に痛々しかったです。
攻めは受けを傷付けてきた分、一生かけて幸せにしてほしいです!!
最後の後日談で2人の幸せそうな様子に救われます。幸せなシーンがまた泣けるという。。
身体から始まった関係ですが、Hシーンの描写は前半少なく、後半の気持ちが思いあってからなので、胸焼けせずにすみました。
むしろエロより完全ストーリー重視です。
この分厚さで、全く飽きさせずに一気に読ませられ続きる作者様の力量に感心しました!!

9

極悪人がメロメロになっちゃうお話です

月東さんの新刊は、380ページ越えで、読み応えたっぷりな1冊です。サイトに掲載されたお話を加筆修正された内容になってます。

極悪人と題名にあるように、攻めの高野がかなり酷くて、苦手なタイプでした。だから、最後まで読み切れるか不安だったけど、途中から、ただの恋する不器用な男になっていたので大丈夫でした。ただ、イライラしていたからって、他の男を呼んで、手を縛って無理矢理エッチさせようとする(未遂に終わったけど)場面だけはどうしてもダメでした。

お話は、親友に長い間片思いしていた高野が、憂さ晴らしに30万円で買った青年・渉に、最初は酷いことをしていたのに、だんだん渉の傍の居心地が良くなって本気で惚れてしまう…という感じです。

その渉との、最初の頃のエッチの描写が痛々しいのです。いいオモチャが手に入ったと喜び、渉のイヤがることがしたいと、エッチでストレス発散をするから、愛情なんて一つもなくて。
一方の渉は、彼女が妊娠してお金が必要だと、高野に何をされても黙って耐えて。

実は、渉には人に言えない秘密があって、家族への憧れが人一倍強いのに幸せになれないと思っていたのです。続き
反対に、一見、お金があって何もかも手に入れているような高野にも、ずっと抱えてきた孤独と寂しさがあって…。
境遇は違うけど、同じ孤独を抱えた2人は惹かれ合います。

だけど、渉には妊娠した彼女がいると思っている高野は、手に入らないもどかしさに悶えます。その結果取った行動が、部屋に勝手に入ったり、ストーカーしたり、彼女の赤ちゃんを連れ出したりと、最初の極悪ぶりからは想像できない方へ向かってて驚きます。

2人の心が結ばれるまでには紆余曲折あったけど、結ばれてからは甘々になって、その様子は番外編に書かれています。
同居して表札に同じ名前を書いたり、旅行の約束をしたりと、エピソードの一つ一つの渉の幸せそうな様子に、このままずっと幸せになってと願わずにはいられません。

お話全体としては萌え萌え評価なんだけど、最初の頃の高野が苦手だったので萌え評価です。
だけど、極悪人がただの恋する男になっていくのは面白かったし、2人の心が結ばれた時にはキュンキュンして泣けました。
最初が酷かっただけに、幸せになった結末に、読後感がとても良かったです。

12

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