神様の腕の中~満ちる部屋~

kamisama no ude no naka michiru heya

神様の腕の中~満ちる部屋~
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
8
評価数
2件
平均
4 / 5
神率
0%
著者
 
媒体
コミック
出版社
ファットキャット
シリーズ
ドルチェシリーズ(電子書籍・ファットキャット)
発売日
ISBN

あらすじ

レノの新しいルームメイトはロジェ・ブラウワー。彼は「カサノヴァ」と呼ばれていて金で体を売っているらしい。そんな彼から、金で体を売った客に抱かれるために、2・3日に一度3時間程部屋を空けて欲しいと頼まれる。そして部屋のレンタル料としてレノにも金も払うという。しぶしぶ了承するレノだったが、ある日ロジェが客を抱いているシーンを偶然目撃してしまい……。
人気作家・ねこ田米蔵の名門寄宿学校を舞台にした『神様の腕の中』シリーズが電子コミックで登場!

(1)レノの新しいルームメイトはロジェ・ブラウワー。【全68ページ】
(2)ロジェの母親からの手紙を巡り二人の関係は…【全68ページ】
(3)ロジェ目線で描かれる幼少時代の思い出と父へのトラウマ【全70ページ】
(4)部屋を出てレノとの別れを決意したロジェだったが…!?【全70ページ】
(5)お金でしか自由にならない虚しさから解放されたロジェは、レノの側で幸せになりたいと想いを打ち明ける。しかし、ようやく打ち解けてきた二人に新たな試練が―。【全70ページ】
(6)「もう…一人じゃない」大切なものを失い続け孤独だったロジェがレノと出逢い、見つけ出した答えとは…【全113ページ】

表題作神様の腕の中~満ちる部屋~

金で身体を売る学生 ロジェ
ルームメイトで友人 レノ

評価・レビューする

レビュー投稿数2

せつなくて甘い

ねこ田さんの作品を初めて読んだのが、この「満ちる部屋」です。
お話がしっかりしていて読み応えあり、商業と変わらないクオリティです。

ロジェの生い立ちはとても複雑なものでした。
仲の良い友人も作らず寮内で体を売って生きてきましたが、レノとルームメイトになってからレノと親友以上の関係になり、レノの親友とも交流を持ち、過去のこだわりからも救われました。

とても良いお話だったのですが、少しモヤモヤするところが…
それはランバート先輩のことです。
二人のイチャイチャを見せつけられるランバート先輩がとても不憫で…
ランバート先輩が幸せになっているところも見てみたかったなと思いました。

1

失い続けた人生にようやく射し込む光の物語

山田・D・米蔵名義で出された同人作品「満ちる部屋」を電子化したもので、商業作品「神様の腕の中」のスピンオフ。
全13話450ページの大ボリュームでガッツリ読めます。
展開的にも山あり谷ありで読みごたえ十分。
本編との繋がりは舞台が同じという以外は特になく、こちらはこちらだけで完結しています。
私は本編よりこちらの方が好きです!

ねこ田米蔵さんはこの作品が初読みでした。
まさか白ブリーフ萌えの作家さんとは知らず、正統派だな~なんて思いながら読んでました(笑)
本作ではノー白ブリーフです。

お話の舞台は外国のとある全寮制の名門校。
主人公の〔レノ〕が、いくつか後ろ暗い噂を囁かれる〔ロジェ〕とルームメイトになったことから始まります。
父親は年の離れた若い男と心中し、母親は社交界でも有名な娼婦、そしてロジェ自身は金で身体を売っている──と彼にまつわる噂は名門校の生徒としてはなかなかのスキャンダラスっぷりで、そんな噂の真相と共に徐々に明かされていくロジェの過去が予想以上にヘビーで辛い…(;_;)
日向のレノは日陰のロジェに光をもたらす存在ではあるのですが、ロジェの辛続きすぎる過去においそれとなかなか一筋縄には行かず、何度も何度も光と陰を行ったり来たりします。
それ故に、タイトルの「満ちる部屋」が示す、ラストで彼等の部屋にようやく射し込む溢れんばかりの光は非常に美しかったです。
結末までの何度も焦らされるもどかしい展開にハマりました。

それにしてもロジェの人生はあまりにも虚しい…
自分の一言が父親を死に追いやってしまったトラウマは如何ほどのものか。
身体を売り始めた理由にしても、始まりは上級生からのレイプ。それもロジェの母親(娼婦)をネタにしての。
まだ幼かったロジェは汚れた自分を正当化するために行為をお金に換えるようになり、稼いだお金は全てある人の元へ…
よく頑張ったと思う…(;_;)

ラブの形的には、ロジェの顧客でロジェに想いを寄せる上級生を交えての切ないトライアングルもので、中盤で明かされるロジェと先パイの出逢いのエピソードがこれまた悲しいです。
先パイにとってはロジェこそが暗闇からすくい上げてくれた一筋の光だったのですね。

ねこ田さんとはどうも萌えツボが合わないようで、未だこれ以外では当たりに出会えていないのですが、これはすごくお気に入りで何度も読み返しています。

2

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