刻淫の青

kokuin no ao

刻淫の青
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
9
評価数
3件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
ISBN
9784199007934

あらすじ

美貌を武器に、その日ぐらしのヒモ生活を続けていた椿。今度のターゲットは、
有名画家の卯月修也だ。卯月の高級マンション前で座り込み、家に潜り込むことに
成功!! なぜか病的なほど規則正しく暮らし、家に閉じこもって絵を描く卯月。
しかも、椿に「絶対仕事場に入るな」と厳命してきて…!?

表題作刻淫の青

卯月修也,新進気鋭の抽象画家,31歳
壬生椿,職業愛人の美青年,23歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数1

芸術家の再生物語

有名画家の修也(攻め)は、ある夜
椿(受け)という美青年に出会い
愛人に捨てられ行くところがないという彼を
自宅に泊めることに。
健気で甲斐甲斐しい椿に惹かれていくが
修也には誰にも言えない秘密があり……


あらすじは椿(受け)が主人公のような記述ですが
実際は修也(攻め)視点で物語が進行します。
椿視点ならもっとサスペンス風の話になったかもしれませんが、
秘密を抱える側(修也)が語り手で、彼の悩みや迷い中心に描かれるため、修也に感情移入しやすい作りです。

修也の秘密は彼自身に非があるものではなく
むしろ巻き込まれて不憫な位なのですが
それでも他人を恨まず自分を責め続ける修也は
良くも悪くも真面目な人物です。
椿の愛情を疑い無理やり犯そうとするシーンも
あるのですが、最終的にそれほど酷いことは
出来ないあたりにも真面目な人柄が出ていました。


そんな修也を精神的に救うのが椿なのですが、苦労人とは言えこんないい子が愛人なんて職業を選ぶかな??と設定にちょっと無理を感じてしまいました。
愛人なのにセックス経験が殆どないというのも都合が良す続きぎるような…。

ラストも、悪役と思われた人物が
突如物分かりの良い一面を見せたり、
秘密の件が世間的にどうなったか
よく分からなかったり等、
消化不良な箇所が多々ありました。

修也と椿のほのぼの同居生活の描写は楽しめたし
修也の再生物語としてもイイ話ではあったのですが
細部はもうちょっと詰めてほしかった気がします。

6

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