人魚王子と泡沫の恋

ningyo ouji to utakata no koi

人魚王子と泡沫の恋
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神6
  • 萌×21
  • 萌6
  • 中立4
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
2
得点
56
評価数
22件
平均
3 / 5
神率
27.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
心交社
シリーズ
ショコラ文庫(小説・心交社)
発売日
価格
ISBN
9784778118082

あらすじ

恋に生きるのが人魚──そう自ら認める種族ながら、今まで一度も恋をしたことがない水柳凛々。追放された祖国に戻るため他国の王家との政略結婚を了承したある日、道で倒れたところを美術講師・コンラートに助けられる。見惚れる程の容貌だがどこかお人よしで憎めない彼に好感を持った凛々は、陸での残りの日々を共に過ごすことにする。それが、命を賭けてもいいと思える程の激しい初めての恋の始まりだとも気づかず…。

表題作人魚王子と泡沫の恋

コンラート,凛々を助けてくれた美術の非常勤講師
水柳凛々,王妃の策略で親子で海を追われた人魚

評価・レビューする

レビュー投稿数2

目指す雰囲気は分かるのだけど

評価がここまで横一線なのも珍しいなー。

私の場合は、序盤の持って回ったようなプロローグですでに読む情熱が失せてしまいました。「人魚姫」というキーワードを活かして、透明感やファンタジーっぽさを強調するために情報を小出しにする…というアプローチをあえて取っているのでしょうが、小説に限らず、導入部分でこういう表現をするのって諸刃の剣だと思います。

あんまり勿体ぶって書かれると「…いや、あらすじで大体知ってるから早いとこ核心に近づいてくれまいか」などと雰囲気ぶち壊しなことを考える私のような輩もいるしね。

物語自体はあらすじで予想したとおりでした。「人魚姫」のお話がヒントになっているので分かって当然ですが…。凛々とコンラートのキャラクターを楽しむのが正しい読み方なのかなと思いました。その二人のどちらにも惹かれなかったので、残念ながら「しゅみじゃない」評価です。

1

こういう人魚姫ストーリーも好きです(*´艸`*)

人魚姫といえば自らの愛に殉ずる自己犠牲つきの悲恋ではありますが、こちらの作品は、その人魚姫の放つ魅力的要素を貴重にしながら更に美しく儚く描かれておりました。
切ないお話ではありますが、主人公人魚の恋のお相手コンラートの飄々としながらも力強い雰囲気がとても良い要素となって何とも素敵な雰囲気を醸し出していた気が致します。
もう本当にどっからどうみたって王子様みたいな感じで、これなら大人の狡さスキルを発揮しても全然許せちゃいます(*´エ`*)
寧ろその狡さがまた魅力を助長させているんじゃないかな。
主人公の凛々もとても可憐で健気でキュンとなってしまいます。
コンラートを先生と呼ぶところもキュンキュンです!
なんといっても二人の全てを擲ってでも相手を想う気持ちに心を打たれました。
恋愛をまだ知らない人魚が人魚姫のような激しい情熱的なロマンスに憧れを抱いた先に見つけた切ないけれどしっとりと、水面で揺蕩う浮草のように穏やかな気持ちになれる恋物語。
人魚姫お好きな方、健気全快のお話がお好きな方には特におススメかと思います。

5

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