• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作真純さまの言うとおり

雨宮 臨時教員としてやって来た家庭教師兼お目付け役
織田真澄 転校した御曹司(高校生・15歳)

作品情報

作品名
真純さまの言うとおり
著者
水島忍 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829652527
4

(1)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

主従下剋上もの

攻めのは呆れてしまうところがあります。
幼いころの受けが夜の怖さに耐えかねて部屋を訪ねると冷たく追い返します。その理由が震えている受けが可愛くて犯罪者になってしまいそうだったから。「テディベアよりも自分を頼りにしてほしい」ってどの口が言うんでしょうか。
冷たくしていたのは理由がありすべては主人公のためだった、っていうは創作の王道ですが、これは少し自分勝手に見えます。この時受けは幼児、寂しい生活の中頼りのテディベアを紛失し、攻めに上記の台詞を言われた直後です。さっそく頼ろうとした途端にこの大人げない手のひら返し。受けが傷つくのも反発心を持つのも当然だと思います。
欲情は好意の表現でもありますが、時と場合を考えなければただの空気の読めない奴になってしまうのではないでしょうか。

その一点を除けば買ってよかったと思える一冊でした。
受けがとにかく可愛いです。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP