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表題作熱砂の記憶 神崎&那月シリーズ 2

新宿署捜査1課刑事 神崎史朗・27歳
元売り専高校生で神崎家に居候 天野那月・17歳

その他の収録作品

  • 幸福の代償
  • 愛色の死角
  • あとがき

あらすじ

再び、この手を離さないで。刑事・神崎史郎との距離が少しは縮まったと思ったナツキ…。なのに、史郎は仕事を理由にして相変わらずナツキに触れようとはしない。ひとつ屋根の下で暮らしながらも『本当は俺の事、好きじゃないのか…?』不安に思うナツキの元に、獄中にいるマスターから「逢いたい」と手紙が届いて。大好評神崎&那月のハードな恋物語、『真夜中の標的』の続編登場!!

作品情報

作品名
熱砂の記憶 神崎&那月シリーズ 2
著者
綺月陣 
イラスト
高座朗 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアノベルズ
シリーズ
真夜中の標的 神崎&那月シリーズ
発売日
ISBN
9784896015331
3.5

(2)

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萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

シリーズ二作目

真夜中の標的を読んで、この二人の先を読みたくなったので手にしました。
図書館には何故かこれだけが蔵書されていたので、前後は電子書籍。
(なので微妙に書き下ろしとかが違うのかも)

で、この作品で、二人の関係がかなり近づくというか、固まっていったように思うんで、読んでよかった。。。
父親に玩具として育てられてしまい、男娼として生きてきた那月。達観した人生観に現れたのは、刑事の史郎。彼は交番時代に知り合って熱烈に迫ってきた弥生を事件の際に巻き込んで殺されてしまった過去を持っています。
ある事件で那月と知り合って那月は史郎に惹かれる(というか初めて史郎ほど欲しいと思う相手に出会った)ことに。これは前作で書かれています。

史郎の方は前作では、ほっとけない奴、、、で保護者として同居するだけ。二人の間には関係はありませんでした。今作でそれが進展します。
史郎の寡黙な態度それゆえに那月は良く暴走するんですが、なんとか最後には愛あるエッチにたどり着けるという。めでたい。良かったね、那月。

刑事モノであるが故に、ストーリー展開は面白いです。二人の関係が遅々として進まないのが焦ったいですが、那月が頑張る姿に脱帽。
史郎の方も弥生のこともありつつ、ちゃんと那月のことを好きになっている、大事に思ってる、ってのがわかって良かった。
萌どころは少ないけれど、作品としては面白かったです。

イラストなんだけど、、、藤代のクルマがセリカなのに、挿絵のクルマはセダンにしか見えず、ちょっと凹みました(爆)
後は史郎が意外にもキャリアだという設定にもむむむ。もしかすると今後の鍵になるのか?!




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