花鳥風月 (4) 小冊子付特別版

kachou fuugetsu

花鳥風月 (4) 小冊子付特別版
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神79
  • 萌×221
  • 萌12
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

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レビュー数
15
得点
516
評価数
114件
平均
4.5 / 5
神率
69.3%
著者
 
媒体
コミック
出版社
新書館
シリーズ
Dear+コミックス(コミック・新書館)
発売日
価格
¥850(税抜)  ¥918(税込)
ISBN
9784403664748

あらすじ

サバトの目の前で土砂にのまれていった大輝(だいき)。
救い出された大輝にサバトは約束通り一日一度のキスをする。
毎日深くなるキスと、大輝に抱かれる覚悟を決めているサバト。抱きとめる大輝は……!? 

大輝とサバトの恋が加速する、クライマックス!
志水ゆき描き下ろし番外篇マンガ小冊子を付けた特別版!

表題作花鳥風月 (4) 小冊子付特別版

観世大輝 陶芸家
黒井沢斗(サバト) 町役場の地域振興課課長・町長

同時収録作品花鳥風月

隣家の外科医 一見雅貴
家を出て田舎に越してきた青年 糸川一人

同時収録作品花鳥風月

曜明 亡き兄の家族を大事にしている
火弦 曜明に片思いし、彼の身の回りの世話をしている

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レビュー投稿数15

久々に読み返した

久しぶりに読み返したら勘違いしていた
本が出るのが1年くらいかかるから内容忘れちゃんですよね(笑
過去編を、本編がそのまま続いているのかと
勘違いして読んでまっていたw
1巻の大輝が、あんまチャラくない優しい大輝だったから....つい
もう一度1巻から読み直したらよく分かった

そして感想
折角心許せる関係に慣れたのに
悲劇だぁ.....過去の大輝も最初はチャラかったけど
今回だけは許せん!目の前に好物置かれたら食べちゃうのはわかるよ
わかるけどさ、その後の台詞ね
たかが3ヶ月されど3ヶ月、その3ヶ月が自分にとっても
一番大事な時間だった事をお前は分かってない!
そりゃそうだよね、記憶を失った人にそんな事
言ったどうしようもできないし、言われたほうだって困る...
沢斗も分かっている、記憶をなくしたのは大輝はせいではない
でも、楽しかった頃の思い出とかを何の事?何も覚えてない
なんて言われたら、つらいよねぇ
そんな事があったらそりゃあ、沢斗も大輝の事を嫌うよ※1巻

でも、忘れていてもやっぱ本能で、また好きになるのね
惹かれあってしまうんだね続き
最後は歩み寄れたから良かったよ、冊子では初体験をやり直しですね
思いっきり踵落としした沢斗半端ないっす
傷口開いて、瞳と糸君のお邪魔しちゃってね(笑
瞳が沢斗の事を黒井さんと言うのが新鮮だった

とりあえず、大輝の記憶が戻るのを切実に祈るばかりです
是でも奇跡起こしてくれたから
記憶戻るって信じてます(;へ:)
そして大輝は全力で沢斗にあやまれぇぇぇぇ

0

切ない

うーん、切ないですねぇ。
今回は大輝と沢斗、曜明と火弦の二組がメインでしたが、どちらも苦しい。
大輝が土砂崩れで生き埋めになった三巻からの続きで、記憶がなくなってしまうのですが、それがちょうど沢斗との距離が縮まった3ヶ月間なのですね。出会った頃の軽い大輝に戻ってしまったのを沢斗は落胆し、拒絶しますが、それでも体の関係を持ってしまって。この時の大輝の言い草が腹が立つのですが、それでもやはり大輝は大輝、沢斗のことを心配して守ってあげるあたりからまた沢斗の心が溶けていくみたいでした。どんなに記憶がなくなっても、何度でも同じように愛してしまう二人って感じでした。
火弦の方は、相変わらず進展なしなのですが、吉利谷さんったら、また火弦の一人エッチのときに登場ですか。いや、そんなとこでしてる火弦も悪いけど、鼻が利くというかなんと言うか。羽美ちゃんに向ける火弦の笑顔が優しくて、切なさ倍増でしたが、次は火弦が幸せになる番かなぁ。

0

本当に誰にも責任はないのか?

ついに第4巻です!
実は1~4巻は大人買いをして、一気に読んだのですが、
この4巻にはヤラレました……。
中盤まで「大輝 × 沢斗」編になります。
一体過去に何があり、何がしがらみで、
現在の険悪で複雑な状態があるのかが紐解かれていきます。


登り窯の土砂崩れ事故で生き埋めとなり、
3ヶ月分の記憶を失くした大輝。
沢斗との約束すら忘れてしまった大輝。
しかし、大事故のことを考えると、たった3ヶ月の記憶喪失で
済んだのは、大輝にとっては、本当にラッキーな出来事です。
大した怪我もなく、五体満足。
記憶も全て無くしたわけではなく、たった3ヶ月だけの
記憶喪失です。
大輝の言うとおり、それは至極もっともなこと。
それは、沢斗も認めています。

しかし………!!!
あまりにもやるせない……!
こんなことってない…!
こんな惨いことがあっていいわけはない……。
ああ、沢斗……!!

「今度こそ最後まで抱くから」
その大輝との約束すら、守られたとは言えません。
大事に抱かれることはなく、
「ヤリたかったに決まっている」と吐き捨てられた沢斗。続き

もう、あの心を開いた大輝はここにはいない。
心を許した大輝はここにはいない。
大輝と沢斗の間を流れた柔らかな空気。
それはもうここにはない。
あまりにも残酷な現実が沢斗を襲います。
大輝に抱かれた後、目を見開き涙を流した沢斗。
あああ、もう見ていられませんでした。
沢斗があまりにも憐れで、可哀想で……。
強く抱きしめて、慰めてあげたくなりました。

「誰も悪くはない」それがキーワード。
しかし、本当に誰も悪くなかったのでしょうか。
むごい仕打ちで抱かれた後、「ヤリたかった」と言われ、
その後レイプのように再び抱かれた沢斗。
その言動をおこした大輝に、責任はなかったのでしょうか?
私はそうは思いません。
沢斗のことを考えたら、あまりにも大輝が憎い。
怒りのやりどころがないからだけではないです。
大輝の言動に、怒りを向ける要因はなかったのでしょうか。
否、私はあると思います。

憎悪を向ける対象がいない……。
そんなことはないと思うのです。
この沢斗の想いを…、やるせない想いを…、辛すぎる想いを
受ける相手や物証がないなんて、思えないのです。
最初は土砂崩れ。
大きな自然現象に、人間が抗えないことは分かります。
その後の対応が、やはり問題だと思うのです。
その後、なにをしたか? なにをすべきか?
なにを考えればよいのか?
……大輝は、この事態にどのように対応すべきかを
誤ったとしか思えないのです。


最後には和解した2人。
しかし、こんなに早く沢斗に大輝を許してほしくはなかった。
沢斗が受けた傷はこんなものではなかったはず。
それを「誰も悪くはない」という理由で、
大輝を許す沢斗の心の大きさに、揺るがされてしまいます。

沢斗の大輝への想いがこれまでのことを全て水に流し、
目の前にいる大輝こそが本物の大輝だと、認識したことは
本当に沢斗にとっての大きな前進です。
私としては、かなり悔しい思いもあるのですが、
過去の大輝も今の大輝も、きっと取る行動は同じだったと思うのです。

番外編の小冊子の2人は、少しくすぐったくて、
それでも空気が柔らかくて、何よりエロくて、
良い小冊子でした。

---------

後半は、「曜明 × 火弦」編。
まだ序章と言った感じです。

丹羽から先代組長を殺した相手が分かったことと、
その人物を殺せと命じられた火弦。
そして、その相手は身内にいるとのこと。

曜明への想いを隠しながら、そして犬として
身を徹しようとする火弦がとても健気です。

これから舞台は村という田舎から都会(東京?)に
移るようです。
最後のページに描かれた銃がなんとも不気味な影を落とし、
これからのストーリーの行き先が重く感じられます。

◆◆◆

4巻は、とにかく「大輝 × 沢斗」。
特に沢斗の哀れな姿に心を鷲掴みにされ、辛くて仕方なかったです。
ここまで大きく心動かされることは、BLコミックではなかなかないです。

花鳥風月という物語の奥深さと、作家さんの力量に拍手を送りたいです。

3

曜明火弦編スタート

「是」が好きなので、購入しちゃいました。志水ゆきさんの作品は、複数のカップルが同時進行します。
今回もその様な構成になっていますが、私の個人的な意見としては1〜3巻は微妙でした。なぜなら、この話の中で応援したくなるキャラクターが火弦くらいしかいなかった…。
4巻の後半部分になって漸く曜明と火弦の話が進展しそうな感じです。
曜明も火弦のこと憎からず思ってそうな気がしますけど、身内と寝てはいけない、という兄貴の言葉が彼を縛ってるんですかね?
次巻が楽しみです。

0

サバト様

志水先生の作品は全て持っています。全ての作品は非情な運命と戦う悲運で健気な男の子が主人公です。

1巻から気になっていたいい味出していた、サバトの過去編です。サバトはツンデレで女性より美しく、亡くなった村のマドンナ的存在だった祖母の若い時に瓜二つで、その容姿にコンパレックスを抱えて都会より戻り村役場で働いています。

観世は祖父が人間国宝な陶芸家で、自分も陶芸家として祖父の工房を継いでいます。お調子者でサバトの祖母に恋してる?何かとサバトをからかい軽く口説いていますが、芯は優しい男です。サバトの面倒をみたり、日光アレルギーのサバトの弟の面倒も良く見ています。料理も上手です

サバトのばあやが倒れた後て甲斐甲斐しく餌付けして胃袋ゲットです(笑)サバトを助けて生傷も絶えませんか今回は大雨で土砂ぐずれがおきてしまいます。(この村はよく大雨が降ります)
やっと気持ちが伝わりサバトと両思いになって、エッチの約束をしますが観世は作品を守る為に生き埋めになり記憶の一部を無くしてしまいます。しかも両思いになる前まで・・そして酷くサバトと結ばれますが・もう涙無しでは読めないいつか記憶が戻っ続きて真に結ばれて欲しいがこのままでもいいのかも

2

大輝と沢斗がようやく…

大輝×沢斗
1巻から大輝を毛嫌いしている沢斗。
あまりにもツンすぎるのでちょっと大輝に同情してました。
大輝が忘れてしまったのは悲しいけれど誰が悪いんでもないんだから許してあげなよ、なんて思っちゃいましたが、この巻でやっとすべての経緯がわかると沢斗の気持ちがよーくわかりました。
消えた3ヶ月は生きていく上で大したことのない短い期間だし「ま、いっか」と言ってしまえる些細な時間のようですが、沢斗にとっては人生を大きく変えた大事なときだったのだと思います。
それを忘れてしまったことも悲しいけれど、それよりも二人で過ごした時を否定した大輝が許せない沢斗の思いが痛いくらいに伝わって切なかったです。
それでも、ここからやり直そうという思いに繋がっていってよかったです。
そしてその続きの夜のできごとが特別小冊子で読めます。
ページ数の関係でカットされたのでしょうか?これ絶対必読ですよ。大輝の決意のほどがよくわかりました。
そのまた続きがAmazon特典の冊子です。
こちらは、哀れな糸くんの悲喜劇が…。

後半は報われない恋の火弦と曜明の話。
こちらは相変わらず、火弦くんがか続きわいそうなまま不憫な子です。
我慢して押さえ込んでいても好き好き光線を出している火弦の気持ちなどわかっていて跳ね返している曜明。
過去や兄の言動にとらわれている曜明が解放される日は来るのでしょうか。

相変わらずラブラブな一見×糸くんですが、チラ見せしてくれる一見の仕業がいよいよ明るみに出るのかな?
それぞれの登場人物を巻き込みながら、殺伐とした血なまぐさい事件が起きそうな予感をさせつつ5巻に続く、待ち遠しいです。

1

もうっ!続きが気になって!!

陶芸家:観世大輝×町役場職員:黒井沢斗です。
前回、ものすごーく気になるところで終わりましたが、まさかそんな展開になるとは!って思いましたね。
正直、大輝はひどいヤツだと思いましたが、しょうがないんですけどね。
しょうがないんですが、大輝このやろ!あ゛―!!みたいな感じでした。
しかも、最悪なことにサバトと会って色々あった3ヶ月間の思い出を忘れるとか土砂崩れのアホー!!って!!

最終的には記憶の無くした大輝ともいい感じになって終わりますが、思い出すことになるのかなぁ~って思います。←思い出さなくてもいいような気もしますが・・・。
正直、この話を読んで「是」の玄間×氷見を思い出しました。忘れられた方は本当に辛いですよね・・・。

曜明×火弦のヤクザものです。
まず、火弦が可哀想すぎて・・・。早く、全部解決すればいいのにって思いますよねぇ~。
しかし、曜明さんはひど過ぎやしませんか?ワザと気付いていないのか、本当に気付いていないのかまだわかりませんが、無意識ほど罪深いものはないと思うのですよ!!
あと、吉利谷はワザとかってくらいタイミング悪いですね。物陰で見てそう続きな感じがぷんぷんしますねw

医者:一見雅貴×町役場勤務:糸川一人です。
こちらのCPは少なめなんですけど、甘々でしたねぇ~。(アクマでも大輝×サバトと曜明×火弦よりは)
一見のお父さんが気になる!見た目は普通に女子だったんですけどww
次からは東京編って感じがしますね。一体東京に何が起こるのかまた気になる言葉を残して次巻に続きます。

1

よかった

大輝×サバト
ラストになりますね!
とても悲しい出来事があった2人ですが
やっぱりお似合いだなーとおもいます♡
一番好きなカプではありませんが
幸せになってよかった!
志水先生は作家買いですが
話が深すぎて完結後にまとめて
読みたい本ばかりです!笑
花鳥風月もやっと4巻
まだ5〜6巻は出そうですね…
早く続きが読みたいです!

0

またぎ過ぎて気持ちが追いつかない

性格が変わってしまった訳でもないのに、記憶を失った大輝の態度は5割増嫌な感じ。
最悪と呟きたくなります。
そのデリカシーのなさに3ヶ月前まではバサトの硬い殻をこじ開ける事が出来た。
分かってはいても今は傷を抉っているだけにしか見えず、大輝の笑顔を憎々しく見てしまいました。

1巻から読み直すとそれ程とは思わないのですが、大切なエピソードが1冊にまとまっていない事で、バサトの心情をより思いすぎたせいか大輝の行動も言動も見直す事が出来ないまま。
きっかけとなるシーンもあっさりと通り過ぎてしまい、性急に幕が下ろされてしまった感じです。

そしてこれから始まるのは火弦と曜明。
それと同時に交錯していくのだろう6人の思惑や行動。
引きの巧さを感じながらここにきてようやく。
その都度購入するよりまとめ買い向きな作家さんだと理解しました。
……今更だけど。

2

ああ…

なるほど、納得しました。
みなさんが書かれているように、前半は大輝と沢斗のお話です。大輝が記憶をなくした直後のお話が入っておりました。
大輝、お前ひどいやつやな…。
今回ばかりには沢斗に同情しました。
なんで沢斗はこんなに拒むくせにやらせるんかなーって思ってたんですが、(ツンデレ好きなはずなのに自分でもなぜかわかりませんがめんどくせって思ってました笑)なるほどなるほど。
せっかく沢斗が体を許してもいいってくらいになってたのに
記憶ないから好きとかって感情は覚えてないんですよね。
ヤりたかったら抱いたって…それはひどいよ大輝。
好きなんだろ!?記憶なくしたって同じ大輝じゃないか!と大輝に加担してましたが、ころっと変わりました。大輝ひどい!(笑)
それにしても記憶なくした直後の大輝クズ過ぎないか…?
もともと顔が好みとかで沢斗が好き?だったんだっけ…?それでも何か愛情は感じてたんだけど…人が変わったみたいだ…。
ここの印象が強すぎてみなさんがおっしゃっている再び心通わせた…?そうだっけ…と思ってしまいました。(笑)読み直してきます。
過去の話にいったり現代にいったり続きあっちこっちしてるので時系列順に読みたいですね~。2→3→4→1→2→4?

後半は曜明さん×火弦のお話でした。
次はこのCPがメインになるのかな?すごく続きが気になるところで終わってしまいました…!
個人的に火弦が好きなのでいっぱいお話ある!と喜びましたが…やっぱり切ない…。火弦の気持ちを考えると切ない…けど、曜明さんの火弦への愛情も垣間見える(希望的観測?笑)ところもあって。幸せになってくれ…。
あー、でも予告見ると…。うーん。彼にとっての幸せってなんだろう。

一見さんと糸くんが一番好きなCPなんですが、Amazon限定リーフレットに収録されておりました!よかった!この2人はラブラブで見てて癒されるなぁ~♪

1

沢斗の悲しみに納得

待ってました4巻。こんなに続きが気になるコミックもなかなかないです。さて、内容はすでに書いてくださっているので感想を。

沢斗がかたくなに大輝を拒んでいた理由が分かるのですが、そりゃあ沢斗が心を閉ざすのも当たり前だなあという感じでした。ああいうざっくりとした、というか大雑把なところが大輝の良いところでもあるのでしょうが、やっちゃった後で「記憶がない」って…。

偉大な祖母の後を継ぎ、そのプレッシャーに負けまいと頑張り、また病弱な弟を守るために自分の気持ちに鎧をまとっていた沢斗が、大輝にだけそういう意味で心を開いたばかりだったのに、それをあえてきつい言葉で言うなら、その気持ちを踏みにじってしまったわけですからねえ。
大輝に記憶がないと気づき「それならなぜ自分を抱いたのか」と問う沢斗に、「ヤりたかった」以外の理由があるのかと返す大輝には思わずグーパンしたくなりました…。

大輝の失った3か月間の記憶は、沢斗にとってだけでなく、大輝にとっても二人の気持ちを育てた大事な記憶のはず。それを失って3か月前までの記憶しかないのなら、大輝にとって沢斗は「ただ自分好みの綺麗な顔をしている」続きというだけの存在だと思うんですよね。なのに大輝が沢斗に固執した理由がいまいち不明だなあと思ったりもしました。もうすこし時間をかけて、また再び気持ちを通わせる、その過程があっても良かったんじゃないのかなと思ったりもしましたが、それでもやっと心が通じた二人にホッとしました。

後半は曜明さん×火弦のCP。
この二人も切ないですねえ。曜明さんの気持ちも、火弦の切ない恋心も、どちらにも共感できる。
曜明さんも、火弦も気持ちに答えてあげられないなら彼を手放してあげるべきだと思うのだけれど、それが出来ないのは火弦の気持ちを汲んでいるからなのか、それとも曜明さん自身火弦を手放せないのか。

丹羽が火弦に持ってきた危険な話はどこまで真実なんでしょうね。無関係になったわけではないけれど、それでも組を抜けた曜明さんと暮らしているのだから火弦は組の中の揉め事には関係のはず。なのに、曜明さんのためなら死ぬことも厭わないと思っている火弦にああいう話を持ってきて、かつ拳銃も既に持たせている。
ただのコマにされて欲しくないなあ。健気な火弦が大好きなのです。曜明さん、早く帰ってきて~!と願ってしまいました。

個人的に一見さん×糸くんのCPよりも大輝×沢斗のCPと曜明さん×火弦のCPの方が好きなので、4巻はしっかりこの二つのCPを満喫できて嬉しかった。早く続きが読みたいです。

11

過去から未来に、そして新たな展開へ

前巻、すわっ!どうなる!?(正確にはどうなったんだっ!?)
というところで続くだった、大輝と沢斗の過去編。

土砂崩れに巻き込まれて記憶をなくした大輝。
その失われた記憶の数ヶ月はちょうど、
ツンお姫様沢斗が、ようやく大輝にデレた部分。
大切な記憶をなくしたことがわからないまま起きる齟齬は、
あまりにも沢斗にとってむごく、心と体を傷つける。

沢斗は一番好きな登場人物だったし、
この展開はドラマチックで切ないのだが、
個人的には、描き方の問題なのか、いまひとつ感情移入しきれず。
過去と現代のつなぎ方が、いささか唐突で説明調で
余韻がないせいか。

とりあえず。
そこから再び心通い合わせて、大輝×沢斗は一区切り、
よかったよかった。


そして続いて火弦編が始まる。

ヤクザの曜明だけの犬、火弦。
彼のひたすらに曜明を思う健気な一途さ。
怪我をした火弦を洗ってやったり、一緒のベッドで寝たり、
淡々とした曜明が何を考えてこんなことをするのか分からないが
火弦にとっては生殺しの辛い状況、
夜抜け出して一人自慰をする彼が愛おしく切ない。
続き
そして組には不穏な空気が漂い、
曜明や火弦の周辺はにわかに慌ただしさを増していく。
今はなき曜明の兄を殺ったのは誰なのか……。

最後に少し、一見×糸 組。
一見は父の手術のために上京することとなり、
それはヤクザ組の出来事と相互に絡む気配も……?

そうそう、火弦とキツネの恩返し糸くんの友情が可愛い。
いずれにしても次巻、舞台は東京へ移る……。



特別版の小冊子は、大輝×沢斗。
これは甘々で、ここまで本編に入れてくれればいいのに!と思う。
素直な沢斗は本当に可愛い。
彼らのファンの方は必見。

※※
Amazon特典小冊子の方は、(エロ担当)一見先生と糸くん。
こちらは、まぁ、相変わらずでございました(笑)

9

沢斗が流す涙

いつも新刊発売の前に既刊分を読み返すのがクセになっているんですが…今回ほど、読み返しておいて良かったと思ったことはなかった。

沢斗と大輝のすれ違う心がこんなにも切なく苦しいものだったなんて。
無くした三ヶ月分の記憶。
沢斗と出会い、二人の間にあった、たくさんの出来事。
読み返していただけに、ハッキリと頭に浮かぶ。
大輝はたいしたことじゃないといった。
大輝が悪いわけじゃない。
だけど、沢斗が宝物だと称するほど大事な三ヶ月の記憶を、大輝は無くしてしまった。
沢斗を思うとすごくすごく胸が苦しくなりました。

大輝(おまえ)だから許した…大輝(おまえ)だから──

そう思いながら泣きわめく沢斗に、引きずられるように切なくなりました。


だけど、記憶を無くしても大輝は大輝で──、沢斗は気持ちを捨てられなかった。
長年くすぶり絡まっていた想いがやっとほどかれ、前へ進み始めました。
沢斗&大輝はこれにて一件落着?


後半は主に火弦の話です。
変わらず一方通行な思いを抱いたままの火弦。
こっちは恋が動くどころかなにやら不穏な空気が漂い始めます。
続き
火弦と糸くんがいつの間にか仲良しだわぁ、なんてほんわかしていたんですが…。
火弦が受けた命令、一見のまだ見えてこない陰り。
一見の頼みで糸くんが一見の仕事について行くことになったこと。
なにやら線で繋がりそうな気配を漂わせて、待て次巻!

今回沢斗の目にたくさんの涙が浮かびました。
苦しくて、切なくて、──愛しくて、流す涙。
どうか大輝の前で、胸を痛めて流す涙が少なくなりますように。

ようやく本番エッチシーンを目にすることが出来ましたが…あのエッチでは満足していない。
志水先生、今度はあまあまとろとろな、愛あふれるエッチシーンをお願いします!


初登場での沢斗と大輝の関係性、そして出会いから今までのシーンを読み返してから4巻を読むことをオススメします。

9

いい関係だったのに・・・

前回、攻め様の大輝が崖崩れで埋まってから・・・の続きです
まあ助かるんだろうなとは思っていたのですが・・・

この崖崩れで受け様であるサバト様が、大輝の事を改めて
好きだと大切だと気が付くし
当初、サバト様が登場してから見ると
凄い可愛らしくなってる気がしますw

で、崖崩れにあった大輝ですが、サバト様に酷い仕打ちをしてしまいます
この時のサバト様を思うと つД`)涙涙

そしてもう一つの話の、ヤクザ関係のみなさんw
ひづるくんですが、何とも言えない寂しくて
想いが届かない歯がゆさが感じられます
どうにか幸せになってほしいのですが、今回の最後・・
まだまだ幸せになってくれそうにありません!

最後は糸くん達ですが・・・またこちらも波乱がまっていそうで
皆幸せになる日はくるのかな(;´Д`)

2

遡って何度も読み直してしまう

3巻がとても気になるところで終わっていたので、
早く続きが読みたくてウズウズしておりました~~

遂に大輝×サバト(なれそめ篇)のクライマックスです。
1巻から描かれていた今の、
一部の記憶を失くした大輝と、頑なに心を許したがらないサバト、
2巻途中から過去が語られていき、
その理由が少しずつ紐解かれていっていましたが、
この巻でサバトの切なすぎる心情と傷がようやく明確になりました。


少しずつ惹かれ、次は最後まで抱かれてもいい…
そう思えるほどにサバトが心を許した大輝は、土砂崩れに遭ったせいで、
サバトと過ごした3ヶ月間の記憶を失くしてしまう。
その事実をサバトは、
あろうことか初めて大輝に抱かれた直後に知るのです…

今自分を強引に抱いた男は、
ただ「ヤりたかった」から抱いただけと言い、
失くした記憶も「たかが3ヶ月分」「どーってことない」と軽い言葉…。
2人の大事な思い出の記憶は、もう大輝の中にはないのだと知って、
サバトは、自分が愛していた少し前までの大輝と、
記憶を失くしてしまった目の前にいる大輝は、まるで別人…と感じます。
続きれなのに、
大輝は先ほどのセックスが2人の初めてだったと知ると、
今度は気持ち良かったって言わせてやると、また覆いかぶさってきて…
そんなのもう、
サバトにとってはレイプのようでしかないだろうに……辛い…

ここの描写から抱かれた翌日の様子までが、
あまりにサバトが痛々しくて、ものすごく切なく響いてきます。
でも、とてもよくて引き込まれて読み進めていただけに、
その後の収拾があっという間で、嬉しいけど…もう??ってなりました。
一応読み終わってから、
もう一度時間軸に沿って2→3→4→1→2→4巻と読んでみましたが、
やっぱりなんだか早足な感じがしてしまうなぁ…
2巻には「あの年と同じ…梅雨の訪れだった」とあったので、
1年くらいは経っているということなんだと思うのですが、
ちょっと時間の経過が伝わりにくくて、勿体ないような…
ドラマチックでよかったからこそ、
もっとじっくりと読ませてほしかったな。

でも、遡って繰り返し読んだ事でキャラへの愛着は増し、
少々不満げな感想も、次の火弦篇の展開と期待でかき消されいって~で、
最終的には、志水さんに転がされてる感じがしますw

曜明さんが全裸の火弦を洗うシーンは切なくも可笑しいし、
裏切り者は吉利谷さん?でも丹羽がそれを言うのはおかしいよね?
ということで謎は深まるし、
そんなヤクザ達と、父親を手術する一見たちがどう関わるのか気になるし、
最後の次巻予告ページはもうそれだけで涙を誘うし、
うううう~~~早く続きが読みたいです!!!!

12

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