甘々幸せvシンデレラストーリー

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表題作溺愛してあげる

巳波晃一,高級ホテルオーナーで陽人の兄の親友
結城陽人,晃一が預かった犬のシッタ―となる大学生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「君は、可愛すぎて困る」
何故かプレゼントと優しい言葉でひたすら陽人を甘やかす高級ホテルオーナーの巳波。はじめはあまりの甘さに困惑していた陽人だったが、巳波が知人から預かったサモエド犬のペットシッターになって一緒に過ごすうち、次第に気持ちが傾いていく。しかし、実は巳波には、陽人とずっと一緒にはいられない事情があって……!?
年の差・甘々シンデレラストーリーv

作品情報

作品名
溺愛してあげる
著者
月舘あいら 
イラスト
香坂あきほ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048650809
3.3

(11)

(1)

萌々

(4)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
36
評価数
11
平均
3.3 / 5
神率
9.1%

レビュー投稿数2

タイトルに惹かれて

攻めが受けを溺愛するお話が大好きなので
こんなタイトルの本があったら
そりゃあ買ってしまいますとも!
見事にホイホイされました。

でも結論からいって、
そこまで溺愛してないような…?
あくまでも私の個人的な感想ですが。

ハイスペックな攻め様が
大きな懐と愛と大人の余裕と経済力(笑)で
受けを甘やかしまくり、猫可愛がりしまくり~な
お話を想像していた私としては
ちょっと物足りませんでした。

攻めの巳波さんは、確かに受けの陽人(はると)を
溺愛しているんです。
でも、年下の陽人の方がしっかり者であり、
年上の巳波さんは、掃除や片付けができなかったり
生活能力があまりない人でちょっと頼りないんです。
これはふたりが育った家庭環境のせいなので
仕方のないことなんですがね~。
そのせいで私の中の溺愛レベルには
ちょっと足りませんでした。

陽人がしっかり者で
すごくできたいい子なんですけど
いい子と言えば、
ふたりを結ぶキーパーソンならぬキーわんこである
サモエドのレディ!(女の子です)

もうすっごくおりこうさんでかわいいんです!(>∀<)
ただレディの挿し絵が少なかったのが残念ですね。
もっと視覚でももふもふを楽しみたかったです。

巳波さんが預かっているレディを
陽人がシッターとしてお世話するので
ちゃんとした飼い主がいるんですが、
なかなか登場しないのでその存在をすっかり忘れ
「このまま最後まで出てこないんだろうな~」と思っていたら
意外な役どころで登場しました。
勘のするどい方ならピンと来るのかもしれませんが
私は登場するまで全く分かりませんでした(゚Д゚;)

この飼い主が本当~に嫌な人で
読んでいてずっとムカムカしました。
BL本を読んでいてこんなにムカムカしたのは初めてかも。

でも最後は二人のいちゃラブもちゃんとあり
レディは相変わらずかわいくて癒されました(*^-^*)

2

溺愛してるのは受けさんのような…

溺愛ものにホクホクしながら購入したのですが、中身が男前なのも溺愛してるのも受けさんのような気がして、タイトルと内容が合ってないように感じいました。

受けさんの陽人は、甘いものが好きな少し乙女思考のある大学生。
攻めさんの晃一さんは、高階グループ傍系であり高級ホテルの取締役社長という肩書きのお坊ちゃま。
陽人がスーパーの特売に向かっていたところで白い犬に飛びつかれ、舐められまくられ、その犬の預かり主だった晃一さんと出会うとこから始まります。
なかなか懐かないレディに最初から懐かれていた事もあり、ペットシッターとして攻めさんの晃一さんに雇われるのですが。
偶然かと思われたこの出会いが、実は…というエピソードが最後の最後に分かったときは、晃一さんって本当になよなよしいな…と感じずにはいられませんでした。
あとは、晃一さんのキャラ設定があやふやというかはっきり定まってないように感じました。
冷徹不遜かと思えば甘えたで世間知らずで陽人に引っ張ってもらってる感満載で。
正直頼りないうえに、初めの印象からころころ性格が変わっているように感じるので、”受けにだけ見せる顔”を出したかったのかもしれませんが、違和感しか感じませんでした。
あとは、色々とはっきりさせる前から抱いてしまう晃一さんにもがっかりしてしまいました。

内容的には面白く読ませていただきましたので、身分差ものがお好きな方にはオススメかもです( *´︶`*)

3

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