キスも知らないくせに

kiss mo shiranaikuseni

キスも知らないくせに
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神35
  • 萌×243
  • 萌21
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
10
得点
414
評価数
106件
平均
4 / 5
神率
33%
著者
 
媒体
コミック
出版社
大洋図書
シリーズ
H&C Comics ihr HertZシリーズ(コミック・大洋図書)
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784813030829

あらすじ

高校一年生の藤沢蒼太は、ある朝、登校中の電車で痴漢に遭った。
というのは、蒼太の勘違いで、ラケットがあたっているのを痴漢だと思い込んでいたのだ。
それを教えてくれたのは、一ヶ月遅れで転入してきたひとつ年上のクラスメイト、綾瀬千洋だ。
最初はぎこちなかったふたりだけれど、少しずつ距離が縮まっていき!?
どきどき、不安、やきもち、誰かを好きになる「恋」がつまった物語、誕生!

表題作キスも知らないくせに

綾瀬千洋,1ヶ月遅れの転入生,クラスメイト,17歳
藤沢蒼太,高校1年生,16歳

その他の収録作品

  • 六月一日(描き下ろし)

評価・レビューする

レビュー投稿数10

ニヤニヤしっぱなし

登場人物のしぐさやセリフ1つでこんなに悶えたのは久々でした。
あと1cmでキスという距離のジタバタ感です。
こういうときめきがあるからBLって止められないんですよね。
初々しいからこそ好きってどういうこと?というのも改めて考えさせられました。
人の感情って曖昧な部分があったり、言葉で表現してそれが本当に正解なのか確信が持てないことってあると思います。経験がなければ特に。
ここで描かれていたのは、恋愛感情かどうかなんて分からないけど気持ちが先走っちゃったり溢れてる感じなんです。
なるほど!と思いました。
その表現がとても純粋でストレートなので、一緒になってドキドキしちゃいます。

主人公は高校一年生そして共学なのですが、私がこのクラスにいられたらさぞ幸せだろうと思います。(笑)
守られ体質のかわいい藤沢君(受)と、幼馴染で親友の類との関係性だけで妄想爆発なのにそこに転校生(綾瀬・攻)が加わるなんて……
転校生って恋愛物では古典的な感じもするのですが、逆に凄く新鮮でした。

ただ、あて馬っぽかった綾瀬のいとこ、有貴の存在が中途半端な気がしました。
邪魔の仕方は、続きうざ!(褒め言葉)って思ったけど、邪魔してる途中で終わってしまった感じがして。
綾瀬へのこだわりの根っこの部分がもうちょっと見えたらスッキリしたかもしれません。あとその気持ちをどう持っていくのかとか。

古典の授業の問いで綾瀬が答えた「どうか私のことを想ってほしいものだ」がここ最近で一番萌えました。
こういった演出の仕方がにくいですね。
この2人が成長していく過程を読みたいです。
一歩一歩着実にいい大人になっていきそうな2人でした。

2

瑞々しい恋

今作は高校生同士のお話し。
訳ありっぽい同級生と親しくなって少しだけ特別な存在に。
心の内を理解される嬉しさに、気づけば恋の嵐に巻き込まれてしまう。
初めての衝動におっかなびっくりと、距離が近づき過ぎたり離れ過ぎたりするそれぞれの可愛らしさは十分に感じられましたが、片思いにぐるぐるする時間が短すぎました。
日常風景としては丁寧に描かれていますが、唐突に思い知るせいかそれまで、それからの過程を楽しみたい方としては物足りなく感じてしまいます。
4日後のもじもじとする初々しいラスト。
つい、これから楽しくなるはずなのに!!
と、愚痴ってしまう読後感となりました。

木下さんのふんわりとした作風に時折ドキリとするような鋭い切り口が好きなせいか、類や有貴の存在がただ単純に友達でイトコのままだったのも残念でした。

1

ピュア

いい加減のピュア☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆ とめどない純白!
「なんだよ!まぐわえよ!」という言葉が浮かばないってすばらしいんだと思うのであります。
木下さん作品らしい作品。
いいよ!こういうピュアが読みたかった!!

いわくつき!?転向生の攻と
しょっぱなからラケットに痴漢される受。
出会いの印象はあんまりよくなくて。
クラスメートで。
知れば知るほど距離は近づいて。

お互い始めてのキスも。
お互い初めてのお付き合いも。
何気ない言葉しぐさがカワイイ作品でした。
ほっこりしたい時読みたい一作。

3

さすがです。


いやぁ……萌えました!!!!!
今回はまったくのエロなし、なのになんでこんなドキドキするんだ!?
木下先生、ほんと、さすがです。(笑)
攻めがすごい男前です。男前が可愛い子をみてちょっと崩れちゃう感じ、萌えますよね。無自覚に可愛い受け君も最高でした。火照ったほっぺとかドキドキしてる表情とか最高!!
もうキュンキュンしっぱなしでした。ほっこり萌えたい方、可愛い〜〜っ!とジタバタしたい方、是非読んでみてほしいです。

2

ほのぼのピュアラブ

高校生同士のピュアラブストーリー。
表紙、タイトル買いです。
特に大きな事件がおこるわけでもなく、穏やかに過ぎる日常の中で段々と育まれていく恋心。
ただ、良くも悪くも王道の展開だったので、新鮮さやトキメキはあまりありませんでした。
私が爛れているだけかもしれません。。
受けも攻めのも黒髪なので、たまにどっちかよく分からなくなりました。
作者様の絵柄は、表情があまり顔に出ないですよね。
受けの友達のクォーターの類くんがカッコ可愛かったです。

1

私の萌えもあふれた

ジタバタジタバタしたくなるような男子高校生たちのきゅんきゅんに私の戯れた心臓がもちません。

転校してきたひとつ年上の帰国子女:綾瀬と人の良い蒼太の出逢いから告白までの意識→戸惑い→ギクシャク→スレ違い…という王道中の王道。
よくある話だけれども、ふたりの会話や木下さんの描く赤面や目線の方向にどうにも脚をバタつかせてしまいたくなるんです。
さりげない視線の外しかたに恥じらいてんこ盛り…恐るべし木下けい子マジックww

蒼太の素直な可愛らしさに惹かれた綾瀬が自分のヒネた感じを引け目に思って不機嫌になったり不安になったりする部分に妙にうなづいてしまいました。

知らないことって何が正解で何が間違いかわからない。
そこへきて気恥ずかしさや焦りに背中を押され、言葉の選び方をしくじってしまうこともしばしば。

そんな日々に、ふいうちで訪れた無謀な感情が容量オーバーであふれてしまっても、それがわかるのは自分だけで相手にはなかなか届かない手探りな状態がじっくり描かれています。

ihr HertZさんから刊行される真っ白な紙よろしくキスまででエッチなしなので、身近にBL初続き心者さんや興味を持っている方がいたらオススメしたい入門書的な作品。

ただ、距離を縮めていく可愛らしい部分がメインなのでペース配分に無理があるというか、終盤が駆け足すぎる気がしました。
残りわずかなページをめくりながら''え?続きもの?''と背表紙に巻数が入ってるか確認したせっかちは私です。

脇役スキーの性(さが)でしょうか、蒼太の幼なじみの類の前半のぽやんとした印象を払拭するような後半のかっこよさにアンテナが立ちました。
というか、綾瀬と類が蒼太をとりあう三角関係がくるのかと期待してしまった。
過呼吸になった蒼太への接し方、「アイツから守るよ」の台詞、綾瀬に宣戦布告してるみたいな場面、これは期待するなという方が無理~!!と、そっちでもジタバタしてしまった。
でも、蒼太の本心には気づいているみたいでオジャマはしないという…この子も良い子だ…スピンオフで幸せになってほしい(切なる欲求)

綾瀬が身を寄せている親戚宅従兄弟:有貴は綾瀬を好きっぽいんですが、こちらも思ったより暗躍せず、ちょろっと底意地悪そうなお坊っちゃま止まりでした。残念。

ということで評価としては、かなり【萌萌】よりの【萌】です。

中学時代の陸上部にまつわるであろう蒼太の過呼吸の事情や綾瀬が一人だけ帰国した理由…広げたままの欠片をおさめる続編が読んでみたいので、よろしくお願いします。

ジャケ絵もすごく好きです。
頼りなげに教室のカーテンを掴む蒼太(この上目遣いにたぎる)、カーテンを自分に引き寄せ周りから身を隠そうと企んでいるような綾瀬のバランスの良さ!!
手書きのようなタイトルの位置!!
デザインてすごい。

この絵から思うほど綾瀬が積極的でなく年相応の揺れを見せてくれたのも楽しかったです。

6

無条件降伏

私が、無条件で好きなのは、
高校生になったばかりの、まだ卵の殻がくっついてるヒヨコみたいな男の子が、初めて他者に感じるその気持ちの名が、恋だと気づく物語。
これに尽きる。
エロなんて、あってもなくてもいいの。
っていうより、むしろなくていいの。
この、一歩進みそうで、振り出しよりも、さらに三歩戻るみたいな、
恋の駆け引き以前のすれ違い。
これをかわいい、かっこいい男の子同士でやってもらえれば、もう、それに尽きるの。
主役の二人に、幼なじみと同居のいとこ、キャラクター配置も定番王道だけど完璧。
無条件降伏で神です。

6

『ぷんすか』…かわいいっ!

そーちゃんと綾瀬くんのモダモダ感。
高校生二人がグルグルしてるの、大好物です。
そーちゃんだけが知っている綾瀬くんのこと。
綾瀬くんだけが見抜いた、親友の類くんも知らないそーちゃんのこと。
そんなところから、お互いを意識しはじめます。
体育祭?での、足が速いそーちゃん、かっこいい。
で、なんだか良い雰囲気になり、チュー未遂…
そーちゃんは『悪かった、間違いだから』と綾瀬くんに言われてしまいます。
…木下先生の作品で、こんな場面があったよーな、なかったよーな…
『うちの王子いりませんか』だったかな?
どっちも大好物なので、今回もおいしくいただきました。
個人的には、そーちゃんの親友類くんと、綾瀬くんのイトコの有貴くんも大好き。
類くんはワンコっぽいし、有貴くんはツンでかわいいです。
どこかで二人の物語が見れたらいいなと思いました

3

高校生の二人

高校新入学の春、そんな初々しい可愛らしいお話。
小柄で明るく優しい藤沢蒼太と、
一月遅れで入学してきた帰国子女の綾瀬千洋。
そんな彼らが友達になって、友達以上に気になって、
不器用にすれ違って、そして思いが通じあってキスするまで、
若葉マークの高校生二人のピュアなお話。

駅から学校までの坂道や、帰りの寄り道。
体育祭、準備やリレ選や女装しての応援団。
高校の1学期、適度に自由な高校生活、
そんな雰囲気も悪くない。

悪くはないんだけど、キャアかわいい!と悶えるほどでも……。
木下先生の表情や仕草、それはキュンとはするんだけれど。
やっぱり切なさ要素がないからかな?

個人的には当て馬?というか、
幼馴染でクオーターのよくできたイケメン・類が気になります。
……と、他にもなんとなく使い切れてないネタもある感じで
これは、スピンオフ伏線なのだろうか?


巻末SSは「6月1日」。
開襟シャツの夏服になった2人が、
互いに「似合う」と照れている、それだけの話(笑)
本日、ちょうど6月1日、これは可愛かったです。


ところでこの作品の続き舞台って、言葉は標準語なんだけれど関西ですね。
摂陵本山は摂津本山、八甲道は六甲道、
元町の中華街に、向陽学院は甲陽学院?
蒼ちゃん類くんの家の最寄りの、北急電鉄蓮華谷駅っていうのは、
どこでしょう?(土地勘があって見当のつく方、教えてくださいませ♪)


7

macaron

北神急行電鉄というのがあります。 駅名は鈴蘭台,花山、箕谷の合体でしょうか。そのあたりはよく知りませんが、お買い物は三宮街センターでしていますね。

あふれ過ぎ

高校生のぎこちない恋のお話です。

高校1年生の藤沢蒼太が1か月遅れで転入してきた綾瀬千洋と
初めて出会ったのは登校中の電車の中。
最初はぎこちなくて、お互いの気持ちがなんなのかよくわからず
イライラしたり傷つけ合ったり、勘違いしたりといろいろあったけど
少しづつ距離を縮めて、分かり合っていく爽やか高校生ラブです。

木下先生の描く高校生らしい二人のはにかんで赤面した顔が印象的な画。
この間まで子供だった男の子が青年に差し掛かり
自分でもよくわからない感情に振り回されながら
少しづつ自分自身の気持ちに素直に向き合っていく。
まだ幼さが残る蒼太が綾瀬に対してドキドキする気持ちや
綾瀬が同居しているいとこに自分でも気づかず嫉妬していたり
綾瀬も蒼太の幼馴染で一番の親友類に対しイライラしたり対抗心を持ったり
お互いが知らず知らずのうちに、特別な存在になっていく過程が
高校生らしい視線で描かれていて、読んでいて「なんか、これわかる!」と
言いたくなってしまうような感覚でした。
誰にでも起こりうる嫉妬心ややきもちだったりする感情が
共感できて話に引き込まれて続きしまいました。
ちょっとクールな綾瀬が本当は街中のお年寄りに対しすごく優しいことや
ぼやっとしていてのんびりしていそうな蒼太が
実は元陸上選手で足が速かったり、細かいエピソードも良かったです。
それぞれの性格があっての言動や気持ちの揺れ方なので
すごくわかりやすくて、話に入りやすかったと思います。
「好きがあふれちゃったらそれが恋」
2人共あふれちゃって、大洪水でしたね。

恋もほとんど初心者で、Hどころかキスもしたことない2人が
自分の素直な気持ちで相手を求めていく人間らしい感情がそこにあり
出会ってからの2人は心も体も少しづつ成長しているんだと思える
そんな作品でした。
絡みのシーンはありません。
最後にちょっとだけキスしただけ。
でも、このお話はそれでいい、というかこれでなくちゃいけない。
やっとのことでキスまでたどりついた・・・そんな感じがいい。






11

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