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表題作キスも知らないくせに

綾瀬千洋,1ヶ月遅れの転入生,クラスメイト,17歳
藤沢蒼太,高校1年生,16歳

その他の収録作品

  • 六月一日(描き下ろし)

あらすじ

高校一年生の藤沢蒼太は、ある朝、登校中の電車で痴漢に遭った。
というのは、蒼太の勘違いで、ラケットがあたっているのを痴漢だと思い込んでいたのだ。
それを教えてくれたのは、一ヶ月遅れで転入してきたひとつ年上のクラスメイト、綾瀬千洋だ。
最初はぎこちなかったふたりだけれど、少しずつ距離が縮まっていき!?
どきどき、不安、やきもち、誰かを好きになる「恋」がつまった物語、誕生!

作品情報

作品名
キスも知らないくせに
著者
木下けい子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
キスも知らないくせに
発売日
ISBN
9784813030829
3.9

(196)

(64)

萌々

(84)

(35)

中立

(8)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
20
得点
769
評価数
196
平均
3.9 / 5
神率
32.7%

レビュー投稿数20

気持ちが溢れたら、それが恋・:*+.大好きな高校生ものシリーズ

先生買いです。3冊完結のシリーズ、1作目を再読しました。

ここのところ先生の作品は社会人のお話が多い気がするのですが、高校生同士のピュアラブもやっぱり、たまらなくいいです。

も〜最高にきゅんとして萌えるし、木下作品ならではの切なさに胸を締め付けられる。。

なんといっても、私的推しは受け君の親友、類です。類一択…
攻めのいとこに意地悪なこと言われて落ち込む藤沢(受)に「そーちゃんが冷たいなら、あったかい人どこにいるのさ」なんてナチュラルに言えちゃうの、素敵すぎるんだが…?

そして終盤の。「もしそーちゃんが辛いなら アイツから守るよ 俺」
……このセリフに一撃でやられました。。カッコ良すぎるよ、、

明るくて、親しみやすくて可愛いヤツー周囲にはそう思われているけれど、実は人一倍気にしいの藤沢。
出会ったばかりなのに、藤沢が気遣いばかりしていることにすぐに気づいた、ちょっと無愛想な年上転校生の綾瀬。自分の弱くて柔らかい部分に気付いて、「無理しなくていい」って言ってもらえたら、誰もがストンっと落ちちゃうよね。

最後の最後の二人でワタワタしながらのキスも、最高の萌えでした。

0

可愛い

読み終わった後、転げ回ったよ。
もう、ニヤニヤが止まらなくて悶えまくりでしょ。
DK、たまらん。可愛すぎて、情緒が崩壊した気がする。
これからどうなっていくのか、続きが楽しみ。

1

木下先生のDKモノ好き

DKモノ…キラキラ青春っ!!な感じばっかりはそんな好みでは…なんて思った私のアホ〜木下先生がそれだけのもの描かれるわけがなかった。

かわいいのはめちゃくちゃかわいいんだけど、その見せ方がね、そこに行き着くまでの引きつけ方がお上手で入り込めるから、2人がだんだんかわいらしくなっていくのが、あわわわわわ〜〜とめっちゃ染み渡る。
なんてかわいいのかしら、この2人いいい〜〜と。

最初からピュアピュアでかわいかったら、ひねくれ者の私はここまでかわいいと思わないと思うんですよね。

等身大というか、日常、普段の2人を丁寧に描いた上で、少しずつ惹かれあっていくのが…特に先生の描き方がいいんですよ。
DKモノっていろいろあるし王道だけど、木下先生にかかればこうなるのかとうれしかったです。

あ「うちの王子いりませんか」もDKだった。
あれ、2人ともかわいらしくてめちゃくちゃ好きなんですよね。
木下先生の黒髪長身クールイケメン×ピュアふわふわ王子のcpが大好きでして。
本作でも、そんな2人だったし。
それに、三部作なのが読み応えあってよかったです。

2

焦ったくて、可愛くて、キュン

ピュアでピュア過ぎるお話でしたー。
もうなんなんっ!って訳のわからない言葉を発しながら萌転がった。

高校生になりたての藤沢と、1ヶ月遅れで転校してきた綾瀬のお話でした。
藤沢は明るい社交的キャラで先生にも転校生の事を頼まれるような男の子なのですが、それはいつも嫌われないように気を遣って生きてる訳なんですね。
それを綾瀬に見抜かれて、それから段々と綾瀬の事が気になり始める。

綾瀬も藤沢の事を「かわいい」と思っていて、見つめあっちゃったり、お互いの事を知りたいと言って変な空気になったりしてしまいます。
こういうシチュエーションだと男女なら、お互いにもしかして自分の事好きなのかな?ってすぐに分かると思うのですが、それが男同士では「まさか」となりますよね。
だからチュー未遂まではいくのですが、言葉が上手い具合に噛み合わずすれ違っちゃいます。
はぁ、もどかしい!けど好き!

好きになってしまったのに、それを認めてしまったら世界が変わってしまう。
怖い。
という心理描写が素晴らしかったです。
それがBLの切なくて面白い所だと思うから。
でも溢れてしまった好きの気持ちは戻れないってのが恋だ。
綾瀬も初キスだと分かって、ちょっと怖くなくなったって…可愛過ぎかよ〜。
描き下ろしもただ夏服になりお互いの開襟シャツを褒めるだけなのですが、可愛くってニヤニヤが止まらんってなりました。

とりあえずシリーズの1巻目を読んだのですが、これは最後まで読まないと気が済まないのでポチしてきます。
綾瀬のいとこの意地悪な子が男子から告白されてどうなるかも知りたいし、類の気持ちは単なる友情なの?これから変わる可能性アリ?そこも気になってます。

7

初恋の甘酸っぱさ

木下さんにしては傲岸攻めが出てこない、ピュア同士の高校生ものでした。
見ているまわりが恥ずかしくなるくらいの初々しさです。

海外から戻ってきた綾瀬。複雑な家庭環境かと思わせましたがそうでもないみたい。ちょっと無愛想な感じですが、実はピュアで臆病な攻め(?)さん。
一方の藤沢は、小さくて可愛くていい子。二人は席が前後ろで、だんだんと親しくなりますが、そこから恋になる課程が自然で説得力があり、とても良かったです。

藤沢の幼なじみ(イケメン)や、何やら綾瀬に気がありそうな綾瀬の従兄弟などが脇を固めます。
特にこの従兄弟との絡みはそれほどなかったので、続編で展開があるのかな~。

シリーズとして続きますが、この本で二人の恋はいったんハッピーエンド。

1

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