忘却の月に聞け

boukyaku no tsuki ni kike

忘却の月に聞け
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神6
  • 萌×210
  • 萌9
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
5
得点
100
評価数
30件
平均
3.5 / 5
神率
20%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥570(税抜)  ¥616(税込)
ISBN
9784199008009

あらすじ

高校2年生の佐倉藍生は、病弱の母と離れ、腹違いの兄・久留島青嗣と同居中。
幼い頃癇性が強くて両親にも懐かなかった青嗣が、唯一心を許していたのが
藍生だったのだ。けれど青嗣は藍生が義弟だとは知らず、執着は年齢と共にエスカレート。
ついに高校入学と同時に無理やり藍生を抱いてしまう。母の病気療養のため、
青嗣への反抗を押し隠して関係を続けていたある日、青嗣が事故で記憶喪失になってしまい!?

表題作忘却の月に聞け

久留島青嗣,大企業の御曹司で義兄,18歳
佐倉藍生,高校2年生,17歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

受け 頑張れ!逆襲しろ!

宮緒先生、苦手なんだけど、なぜか手元にあるこの本。
やっぱり苦手でした・・

何が苦手って、執着しすぎるんだよね、攻めが。
しつこいっ って怒ってしまう私。
当作品はそんなにひどくはない方かもしんないですが
受けへの精神的依存度は大です。
もちょっと凛々しくあってよね、攻めなんだから と思う訳。

受けさんは、歌が上手い という特技あり。
これからデビューするのかな。
デビューしたら もうちょっと強くなってね、これまで散々いぢめられたんだから
「待て。お預け」って言って攻めさんをいぢめるぐらいになろう!

0

違和感なく読めました!

表題作の『忘却の月に聞け』と、その後の二人の生活をふんわりと描いた『誘惑の朝に聞け』の2作品が収録されています。

この作家さんの作品を読むのは、3作目。
『ラスト』、『掌の檻』がイマイチ好みではなかったので、迷いながら購入。
これは、モロ好みでした!
何が違ったのかな……?
攻めの受けに対する尋常でない執着愛→受けがその愛にほだされる→両思い
という、図式が好みなのですが、ほだされる過程が他の作品と違って無理がなくて自然で良かった!
心配していた設定の荒唐無稽さも違和感を感じることがなく読み進めることが出来ました。
この作家さんの違う作品にもチャレンジしてみようかという気持ちになりました!

2

宮緒作品の初心者向け王道

ファンタジー色のない、純現代学園モノです。御曹司とちょっと生まれに事情のある一般人を扱っているので学内ヒエラルキーはほどほどに、身分差は色濃く描かれておりますが、そこまで特殊な感じは受けませんでした。
宮緒さんの作品では最早定番なワンコ攻めではありますが、この作品はワンコ度も低いしネジも飛んでないので他作品に比べてとっつきやすいかもしれません。逆にいつも以上な宮緒さんのワンコを求めている方には物足りないかもしれません。
記憶喪失による攻めの幼児退行が少し気になる人は気になるかもしれませんが、心理描写も細かく、違和感のない仕上がりとなっています。

1

宮緒作品の王道的な ※微ネタバレ?

後書きで宮緒さんもおっしゃっていたように、珍しく攻め受け両方とも現代社会の高校生で、記憶喪失ネタという王道テーマですが、展開などは宮緒作品の王道という印象でした。

最初は攻めのことを憎んでいたにもかかわらず、(記憶喪失をきっかけに)攻めの本当の思いを知り愛に気がつく…といった流れは今までの作品にもあった傾向じゃないかなと。
なので宮緒さんの作品が好きな私としては、いい意味で先の読める展開を楽しむことができました。

攻めの不器用な思いやりや、自分のことに無自覚すぎる受けなどベタなネタですが読んでいて微笑ましかったです。
相変わらずの執着攻めなのですが、御曹司とはいえ高校生、まだ狂犬レベルでは無いです(宮緒作品比)!
また、彼らの周りの生徒たちも攻めに劣らぬハイスペックだったり、執着だったりで印象深く、このあたりをもっと掘り下げてくれたらますます楽しめそうです。今後に期待ですね。
受けと攻めの家庭事情の設定は重いのですが、こういった学園要素を含むためか作品全体の雰囲気はそれほど重く感じませんでした。

エロシーンも安定の濃さです。あえて言うなら幼少期からの乳首攻め設続き定をその後もっと極めて欲しかった…。
これも宮緒作品に慣れすぎたたためでしょうか…。

総括すると宮緒さんの作品に触れたことの無いビギナーでも入りやすい作品だと思います!
気になった方はぜひお手に取ってみてください。
宮緒さんは7月にも新刊が出るのでそちらも楽しみです。


(蛇足ですが、中性的な歌声を持つ受けが、「藍」と呼ばれていることから、某乙女ゲームのアイドルを連想してしまいました。そう思った方他にいませんかね?笑)

5

「犬」は堪能できますが……

執着攻めに定評のある宮緒葵さん、
本作の攻めも例によって「犬」で、
例によって幼児退行もあります。

義兄×義弟で、高校生物。
愛人の子の受けは、攻めには毎夜犯され
義母(攻めの母親)には淫売と罵られ
苦労の耐えない日々を送る。
ある日ぶちギレて攻めを拒絶したら
その直後、攻めは交通事故で記憶喪失に。
心が子どもに戻った攻めにほだされ
攻めに性的な手解きを…
という、ちょっとおねショタ要素も含まれるお話。

攻めは、幼少期より受けにベタ惚れ。
小学生で乳首攻めするし、
記憶喪失で幼児退行してからも
受けに襲いかかるしで、年齢とか記憶とか関係なく
一貫して「犬」(それも結構ずる賢い)ですw

攻めが「犬」だということは
激しいエロシーンの数々から存分に
伝わってきますが、
それにほだされる受けの心情描写や
ストーリー的なまとまりは今一つかな
という印象です。

記憶喪失が二人のすれ違いを解く鍵になるのかと思えばそうでもなく、
攻めの記憶は存外あっさり戻ってしまうし、
受けの歌が上手い設定や、生き別れた母親とのエピソードなども、ラス続きトではおざなりになってしまいました。

特に母親については、生きていることは分かりましたが……再会シーンは??
攻めと和解できれば無問題とばかりに、ひたすらイチャイチャして終わるラストが何だか雑に思えてしまいました。

宮緒さん作品らしい「犬」要素や昼ドラ的なドロドロ、セレブ学園生活など、パーツパーツは楽しめるので、とにかく濃いBLを読みたい!という時には良い作品かもしれません。

9

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