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表題作動物のおまわりさん

松尾佑星、警察官
三島叶羽、大学4年生

あらすじ

大学生の叶羽は、動物が大きらい!だけど同棲している恋人で警察官の佑星は「動物のおまわりさん」と呼ばれるほど、大の動物好き。ペット禁止のアパートなのに、迷子を放っておけず連れ帰る佑星に、つい冷たくしてしまう叶羽。
自分と暮らすためにたくさん我慢しているはずの優しい佑星と、いつもラブラブでいたいのに、なかなか素直になれなくて……。

作品情報

作品名
動物のおまわりさん
著者
森本あき 
イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861348037
2.4

(7)

(1)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
2
得点
13
評価数
7
平均
2.4 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数2

幸せな2人に癒されます

幼馴染みだった2人の、同棲3年目の甘い生活を描いた、イチャイチャが気持ちイイお話でした。出来上がったカップルの溺愛モノが大好きなので、とっても好みでした!

2人の現在と、現在に至るカップルになるまでの経過が丁寧に書かれています。
そのエピソードの一つ一つにキュンとなるし、お互いへの愛情がいっぱいで、どこを見ても大好きがあふれていて萌えます。
性格も全然違うし、好きなモノも違うのに、お互いを大事にして上手くいってる様子が実に微笑ましいです。
どちらも健気だったのとか、佑星(攻め)が同居する前に自分の親に叶羽(受け)への想いを告白していた事実とか、もう可愛い!の一言です。

そんな2人の砂糖よりも甘いお話が堪能できて、疲れた心も癒されて満足です。ちなみに、叶羽の手料理が美味しそうで、読みながらお腹が空きました(笑)キャラ弁も作れる男子大学生ってイイですね。

12

主婦ブログかな…

大学生の叶羽(受け)は、小さい頃からの幼なじみで警察官の佑星(攻め)と、恋人として同棲している。大好きな恋人との暮らしに不満はないのだが、唯一の問題は、佑星が迷子の動物を時々預かって連れ帰ってくることだ。実は大の動物嫌いの叶羽は、自分のせいで動物好きな佑星がペットも飼えないのを引け目に感じていて、絶対に嫌だとは言えなくて…。


うーん…個人的に激しく微妙でした。受けの叶羽の視点の話なのですが、ひたすら生活の描写が続くというか、大学でこういう勉強をしてとっても忙しい、でも家ではこんなに家事を頑張っている、佑星は頑張って働いているのだから気持ちよく過ごさせてやりたい、だから一緒にどこかへ出かけたくても我慢してる、佑星の言うことには反論しない、美味しい料理はこうやって作るよー、煮物はきっちり出汁とって作ると美味しいよー、美味しい酒屋さん見つけたよー、などと延々やってる。なんかセンスのいい生活をさりげなく自慢してる、意識高い系ブログを読まされているような気分でした。
言いかえれば、そういうブログを読んで「わー忙しいのに家事きっちりこなしてすごいですね!」とかコメント入れられるような人が読めば楽しいのかもしれません。私は無理でした。ひたすら鼻につきました。

あと、受けが大の動物嫌いという設定です。動物を前にしただけで足が震え、心臓がバクバクしてわめき出しそうなレベル。それを知っている攻めがかつて「叶羽を動物から守るよ」と言ってくれた、というのが受けの心の支え。
なのにどうして攻めは家に動物連れてくるの? 全然動物から守ってないやん。むしろ自分から連れて来てるやん。
非番の日にしか連れてこない、連れて来たら受けの視界に入らない部屋に入れる、もちろん世話は攻めがする。だからって何?
受けも攻めもお花畑かな、と思いました。

4

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