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普段まったく小説は読まないのですが、話題になっていたので読んでみました。
BLと言うよりゲイビ⁉︎などと聞いていたので、読みきれるか心配しながら読み始めたのですが…。
その心配は杞憂でした( ̄▽ ̄)
ものすっごく面白かったです!
確かにほぼエロしかないですが、いろんな伏線が最後にきちんと回収されていて、いろいろ調教されていくうちに
相手の事を…とちゃんとほのかな(?)ラブもあります!
攻めの独占欲がすごくて、私はこのお話好きでした。
確かに、好き嫌い(っていうか受け入れられる、られない)が人によってハッキリしそうですが、読もうか悩まれてる方は手を伸ばすことをオススメしたい!
私はなんだかすごく萌えました\(//∇//)\
BL界で話題沸騰とかのあおり文句やみんなのレビューを見て好奇心をもち、電子書籍で購入しました。結果、次の巻が発売になるのが待ち遠しいほどでした。
電子書籍では4000円ほどかかりましたが、本になると1000円程度で読めます。
一見ゲイ向け小説のように見えますが、ストーリーは利用しようと近づいた相手に結果的に惚れてしまうというBLの王道です。そこに愛はあります。まあ愛情の表現はちょっとハードですが・・・。
挿絵で敬遠してしまう人がいるかもしれませんが、この話にはこの絵で合っていると思います。
前から読んでみたいな、と思っておりましたが、いかんせん紙派で好きなページをペラペラしたい派なんで書籍化はうれしかった☆
二段組みの287pの厚みのある本はエピソード6まで収録ですが、全体の90%以上が行為のシーンのため、1話だけでもう満腹!?
6まで行き着くころには苦行かと、なんか大食い大会に出場してる気分に!?
そのくらい濃厚です。
思いっきりガッチムチ、毛むくじゃら、ひげのおっさん達が繰り広げる世界、挿絵も全然美化されたものでないですから、耐性のない方・BLのSMを想像される方は回れ右でしょう。
SMも、きれいきれいな上品さは一切なくWILD
屈強な男でないと耐えられないくらいなシチュエーションてんこ盛り。
う~ん、同人ならではのML風味SMポルノタッチを十分にかもしております。
女にだらしない、女も男も注目する色男?の牧童パトリックが、牧場主の奥さんを孕ませた事から、
牧童頭のダグラスをメインに牧場主J・Yも参加の形で、彼らのオンナに調教されていくという大筋ではあります。
その調教過程が見せ場ではありますが、ストーリー的に
1930年代の禁酒法時代の密造に絡んだ彼らの欲やら駆け引きやらが介在しているという、背景としてはしっかり作られたものがあると思います。
舞台が牧場だけに、馬具やら周囲にあるモノがSM調教に大変に役立ってお道具として登場。
ちょっぴりウハウハしてしまうシチュが満載☆
パトリック、女にモテる色男だが、男にもそそるものを持ってるという
それは牧場という職場とアメリカ的土地を考えるに、週末でないと町へ出て発散できないという平日の溜まる欲求不満もあり、ゲイでなくてもそういうのってあるよね~と、常々思ってました。
ダグラスに調教されるようになっても、ぶち込まれる行為は週末となっていて、その淫乱に仕込まれてしまった体を持て余すパトリックの姿もありましたしね。
不本意に執拗に調教される体は、屈辱の何物でもないのに逃げられなくさせられたことで心を裏切ってその仕打ちの快感というのか、自分の理性を手放す感覚への快感とでもいうのだろうか。
そうした従属が出来上がっていく。
そうさせたダグラスという男は、ご主人様などという生易しい呼び名をするよりも、真の支配者。
隷属させるものとさせられるもの。
パトリックだけに限らず、すべてを圧倒する力を持つ男なのであろう。
田亀作品に『銀の華』という名作があるが、読みながらついそれを比較対象として見てしまった。
あれもまた、はめられて肉便器にされた男がすべてが終わったとき、壊れてしまう姿を描いていたのだが、
それと比較するとパトリックは狂わなかっただけ幸せなのだろう。
自らの奴隷とするはずが、ダグラスは駒として使ったはずのパトリックの相手の大佐に嫉妬さえ覚えているから。
その点が、ハードな中の救いだろう。
自分にとってこの作品は萌えか、とかそういう評価対象にあてはまらない作品かもしれない。
ストーリーのある海外のゲイポルノ映画に脳内変換しながら読み進めていったのは確か。
BL脳とは違う次元で楽しみたい作品。
余談になるがこの話を読み始めて、パトリックをすぐジュリアーノジェンマで連想したのだが、今日作者インタビューを見て当たり!やっぱりそうだったか~
同じメキシコハーフの牧童などは、チャールズブロンソンか(笑)
ダグラスはちょっと想像しかねたので、ダニエルグレイグをマッチョに仕立ててヒゲ生やした感じでイメージをば・・・
茶鬼さま
茶鬼さま、こんばんは(*^^*)
わたしは電子で読んでいたのですがイラスト効果もあり、最初は海外翻訳物かと思っていました。
焼印のシーンは、もう驚愕!
耐久リレーのようなベッド拘束も、なにからなにまでBL枠ではありませんでしたね。
ある意味、清々しささえ(^^;;
わたしはダグは、マイケル・カッドリッツさん(海外ドラマ『ウォーキングデッド』の俳優さん)を読みながら頭に浮かばせておりました。
カウボーイSM調教小説、どれだけ凄いのか、果たして読み切れるだろうか、とドキドキしていました。好みがくっきり別れるだろうこの作品、私は意外と大丈夫でした。最初から最後までエロエロで、受けのパットは犯されまくりなのですが、さほど悲壮感がなく陰惨ではなかったので読めたのだと思います。
パットは二十五歳、美貌と健康的な美しい肉体を持つ、作者塔栄先生曰く「丈夫でちょっとアホ、愛嬌あるアホな子」、陵辱側のリーダー的存在、ダグラスは四十代そこそこで、大き過ぎて女性とのセックスが満足にできないというほどの巨根。経歴は曖昧でパット以前にも調教経験があるかもしれない、怪しい過去をチラと匂わせる男です。地位は牧童頭ですが牧場主や大佐を率いる形で、パットをオンナにすべくあの手この手を尽くして責め抜きます。
拡張からの挿入、鞭打ち、浣腸、馬具挿入、盛り沢山で1から6章までどこを読んでもエロでした。
ストーリーの中にエロがあるのではなく、全編のSM調教の中に、禁酒法時代とマカロニ西部劇の世界が活きている感じです。塔栄氏は本当に好きなのだろうなと、その徹底ぶりには敬服しました。
尻に焼印なんて蛮行もある、ガッチリSMですので、ダメな方は避けた方がよろしいでしょう。
私は特典付きを購入しましたので、そちらも少し。
共通ペーパーでは農機具がある何処かでのプレイ、干し草がいい味出してます。
小冊子、「肉の交歓」はムチプレイですかね、ムチでいろいろ致してます。
さすがに購入する勇気がなくて借りて読みました。 なるほど普段読んでるBLにはないストーリーでした。 もちろん挿絵も綺麗とかカッコいいには程遠いものでしたし。 でも内容を読んでいくとすごく新鮮でした。 終始いろんな調教されてる話でしたが最初は抵抗していたパトリックも徐々にと…。 それにだんだんとダグラスの気持ちも?と読んでて思えてきたので思ったよりも読みやすかったです。 お尻の焼き印は、かなーり痛そうで自分の顔がちょっとしかめっ面になってたかもしれませんけど(笑) 番外編の方は電子だけみたいなのでこれも紙で発売されませんかね? それなら買ってみようかな。