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やー…やっぱり名倉先生の書かれる溺愛攻め、最高ですね✨
そして今作は受けの甥っ子、凛太郎の可愛さがほのぼの要素を加えてくれており、とっても良かった◎
(※2015年出版とのことで、約10年前の作品であることに今気付いてびっくり(°_°))
『アーサー・ラザフォード氏』シリーズから先生の作品にハマり、次々読み漁っています。
今作の攻めは見た目美人(元パリコレモデル!)で包容力抜群の社長で、なんでもない日に薔薇の花をプレゼントしちゃう(「君に、愛をこめて」と言いながら……なんなのもう好き!!!!!)御方。
はあ私も明日公園行ったら伊織さんに会えないかなー…とか馬鹿なことを一瞬考えてしまいました、ごめんなさい。
そんなパーフェクトマンの伊織が公園で一目惚れしたのが、拓海。
亡き姉の一人息子である甥っ子、凛太郎を引き取り懸命に育てている頑張り屋さんです。
凛太郎の送迎や家事に追われて説明会に出られなかったり、突然の発熱で幼稚園から呼び出しがかかり最終面接に遅刻したりしてしまい、就職活動に失敗しているけれど、決して子供がいるせいにはしない健気な努力家なのです。
なんかもうこの序盤の背景説明のところだけでうるっと…
私の涙腺も随分弱くなったもんだ…。絶対幸せになれ!!!!って強く思っちゃった。
そうそう、凛太郎が初対面の伊織に対して「おじさん、すごくきれいだね」と話しかけた時、私も伊織と一緒に「おじさんかよ!」とツッコみましたよ。笑
性別問わず「うつくしいものは正義」として美しいもの大好きな凛太郎、正直でよろしい。可愛いわ…(ˊ˘ˋ* )
あと伊織と一緒にお風呂に入った凛太郎、お風呂を出てから「いおりさんのち○ち○、でかかったよ!」と報告して拓海を真っ赤にさせたりするのです。笑った〜〜
伊織と拓海が少しずつ距離を縮める中、凛太郎の実父、赤沼が伊織を脅し凛太郎を手に入れようと画策するのですがー
そこで伊織が手を組み知恵を働かせ策を講じる弟、琉偉が、めっためたに格好良かった…!!!攻め様も大好きですが、琉偉様も大好きでございます。
正義は勝つ!勧善懲悪!を地で行く展開に気分もスッキリ・:*+.
セッッも決して無理をさせようとはせず、手順を踏んで少しずつ少しずつ進めていく愛情たっぷりの伊織に酔いしれた一作でした。はあ…良かった〜
2015年発売の作品です。
表紙を見て、あらすじ確認して。
苦手とする子育てものかぁ…と少し躊躇しましたが、溺愛攻めとの表記に恐る恐る手を出しました。
いや〜面白かった。
甥っ子凛太郎の存在は、生意気さが無くてストレスフリー。
あまりの無さに嘘くささはありますが、まぁそこにリアル感は必要ないですものね。
お話は、元モデルの伊織が、甥っ子凛太郎と歩いていた拓海にひとめぼれしたところから始まります。
両視点で交互に展開されるため、ひとめぼれした伊織が、拓海と凛太郎二人との距離を詰め、人柄を知り、ますます拓海にのめり込む様子や、拓海が、優しくて包容力のある伊織に、肩ひじ張らずに頼ることで徐々に惹かれていく様子が、すんなりと頭に入ってきます。
なんと言っても、伊織の完璧な攻めっぷりには、脱帽。
拓海の家事の優先度の関係上、どうしても後回しになってしまう家の掃除を、責めず、何より拓海に負担に思わせない言い回しで、率先してやってくれるんですよ。
あーウチにも来てほしいっ(切実)!
好きだという気持ちは、隠さずにハッキリと伝え、甘やかし、愛の言葉も惜しみません。
はー…たまらん。
世の男性たちには、ぜひ見習ってもらいたいです。
拓海の言動に振り回されている感があるので、伊織はきっと尻に敷かれます。
それを含めて、攻めの完成形ですね。私見ですが。
伊織の弟の琉偉も良いキャラでした。
格好いいんです、この弟。
終盤、凛太郎の父親をやり込めるシーンはスカッとします。
個人的には、この作品の登場人物の中で一番好きでした。
攻めの伊織さんが素敵すぎる。
いやもう、ぜひ一家に一台ならぬ一伊織を。
BL界の攻め的にも非の打ち所がない素晴らしい攻めだと思う。
麗しくて、受けを丸ごと包み込んでくれるような優しさを持っていて、人当たりも良く紳士的で、おまけにお掃除まで出来ちゃう包容力大の愛情たっぷりな攻めなんです。
アプローチはあくまでも真っ直ぐに。
ちょっとズルいところがあるのも含めて好き。
め、めちゃめちゃに萌えた…
姉の遺児である甥っ子の凛太郎(5歳)を、23歳の若さで1人で懸命に育てている拓海。
拓海が凛太郎を愛情深く慈しんでいる表情を公園で見かけ、あまりの仲睦まじさと愛らしさに、思わず一目惚れをしてしまった元モデルでアパレル会社社長の伊織。
貸したハンカチをきっかけにお近付きになり、ひょんなことから2人が暮らす(汚)部屋の掃除をしてあげることになり…と続きます。
Ciel先生のカバーイラストの通り、お子様も登場するあたたかい雰囲気のお話です。
子育てものというよりも、家族ものという感じかな。
良くある、生活に困窮しているような描写はありません。
なので、ひたすらに微笑ましく平和な空間に癒されてしまいます。
嫌なやつは1人だけ。それもスカッとどうにかなりますし、安心して読める作品だと思います。
社会へ出る前に凛太郎を引き取ったこともあって、現在はフリーターとしてアルバイトをしながら家事と育児を懸命にこなしている拓海。
凛太郎のことを慈しんで、大切に大切に育てているのが分かります。
彼が本当に責任感の強い頑張り屋で応援したくなっちゃう。
幼い子を抱えながらだったでしょうし、きっと大学生活も決して楽なものではなかったのではないかな。
でも子供のせいにはしない。そこが良かった。
洗濯も料理も育児もこなすけれど、掃除にまではなかなか手が行き届かず、部屋の中は物で溢れかえってしまっている。
これはしょうがない。全部は無理ですよ。
そんな畑野家に、ひょんなことから知り合った王子様のようなキラキラとした美貌の持ち主・伊織が少しずつ家族の中に加わっていくことに。
部屋の惨状を見かねた掃除好きの伊織が掃除を申し出て、そのお礼に拓海が晩御飯をご馳走する…と、たったこれだけの出来事が続くのですが、合間の3人の交流がとてもあたたかいんです。
両視点で進むので、お互いの気持ちが理解しやすい親切設計。
21歳から凛太郎を1人で育てていて、偉いね、良く頑張ったねという伊織の優しい言葉に泣いてしまう拓海を抱きしめてあげたくなる…
もうですね、伊織の真っ直ぐな優しい一言一言が拓海の心を解いていくんです。
この時点で幸せになって欲しい気持ちでいっぱいに。
伊織へ惹かれていく気持ちも無理がなく、伊織のアプローチを受け、同性へのはじめてのどきどき感に戸惑う姿がまた可愛いんだなあ。
一方、本当は拓海と親しくなりたい下心満載で近寄ったはずが、そんなことは関係なしに、どんどん拓海と凛太郎に癒されめろめろになっていく伊織。
まあ、本人も分かっている通りちょっとズルい大人なのですけれど、拓海のことを労わりたい気持ちと愛して包み込んであげたい気持ちに嘘がないので、もっと拓海を幸せにしてあげて!なんて思っちゃう。
拓海側からすれば非の打ち所がない大人の男性でも、伊織視点を見ると実際は拓海の可愛さに悶えるただの男なところにほんのり残念さが見え隠れするのは、やはり名倉先生作品の攻めというべきか。好きです。
くっついてからも伊織からのストレートな甘い愛の言葉が飛び交い、免疫がなくうぐぐ…となる拓海がすごく可愛い。
かと思えば、逆に拓海の無意識の煽りにうぐぐ…となる伊織が居たりして。
「伊織さんの形に〜」はすごい殺し文句ですよね。
無意識が1番強いんです。受けの発言に翻弄される攻めの図ってすごく良い。
と、終始楽しく癒されながら読んだのですが、突っ込みどころは多々あります。
拓海の父親について。拓海の姉はなぜこんな人と…?などなど。
が、それ以上にメイン2人と凛太郎のやり取りに癒されてしまったのでこちらの評価で。
(ノンケですが)伊織の異父弟も良い男なんですよ。
最後まで甘さたっぷりのやわらかい作品でした。
受けのことが好きでたまらない攻めって素敵。
面白かったです^^
溺愛攻めは正義!大好き!!
元スーパーモデルの伊織が、甥っ子を一人で育てる拓海に一目惚れして……というお話。
基本的に平和なのですが、倫太郎の実父が超ムカつくボンボンなんですよね。
で、その嫌な男を追い払って二人を守ってくれるのも伊織とその弟たちで……という、胸熱展開。
このザマァは気持ちよかった!!
そして、この伊織が掃除好きのイケメンなんです。
名倉先生もあとがきで仰ってましたが、私も家事の中では掃除が一番苦手^^;
我が家には開かずの間がありまして……はぁ、恐ろしい。
なので、伊織みたいなイケメンが家をきれいにしてくれたらどんなに満たされるか……
あー、拓海が羨ましい(笑)
面白かったです!
サラサラと楽しく読めるけど、意外とぶっ飛んでる気もするような?
元モデルで現アパレル会社社長の伊織。ゲイです。
ある日公園で見かけた好みの男の子をロックオン。
亡くなった姉の子供(凛太朗)を一人育てる健気なその子(拓海)が部屋を片付けられない子だと知るや、「掃除してあげるよー」と家にまんまと?入り込みせっせとお掃除しまくります。
凄いんですよ!人んちの溜まったゴミ、くつ下が黒くなる程汚れた床、はたまた掃除されていない風呂場まで、、、
いくら一目惚れで豆な性質とはいえ、元モデルで今もキラッキラな美形が躊躇いもなく(寧ろ嬉々として)そんな事するの!?っていう驚きがひとつ。
もう一つは小さい子供がいる家でいくら時間を作れないとはいえ不衛生な汚部屋で暮らしているという事実にちょっと引いてしまった…(苦労人拓海の事情も分かるのですが)
汚部屋に住んでる以外は、料理はしっかりと手作りしてるし凛太朗も素直に健やかに育っている愛情たっぷりな家族なんだけど、汚い部屋で食事してたのか、、と最後まで気になってしまった。(伊織さんは意に介せずだったのでまあいいのか)
後半凛太朗の実父とのゴタゴタが伊織の会社とも関係してくるのですが、ハラハラしすぎることもなく伊織と拓海の恋愛も進む事になったりとうんうん、良かったーって感じです。
くっついた後の拓海くんが日に日にエッチに成長していくのですけど、伊織さんには堪らないだろうなー、ベタ惚れですもんね。
これから2人はそれぞれ未来に向けて忙しくなりそうなんだけど、余裕が出来た拓海くんには是非おウチをキレイに保ってほしいな。