蜜色エトワール

mitsuiro etoile

蜜色エトワール
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神10
  • 萌×29
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
3
得点
95
評価数
24件
平均
4 / 5
神率
41.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥630(税抜)  ¥680(税込)
ISBN
9784344835146

あらすじ

粗削りだが魅力的なバレエダンサー・キヨチカと出会ったナオキ。バレエが全てなナオキの言葉は彼を苛立たせるばかりで……!?

表題作蜜色エトワール

如月清親,受の母親のバレエ団所属のダンサー,21歳
ナオキ・タカチカ,仏帰りのバレエダンサー,21歳

その他の収録作品

  • パリ、蜜色の休日
  • ロミオとジュリエットみたいに
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数3

運命的な出会い

とても美しい小説でした!
読み終えてじんわりと幸せ気分。

バレエの美しい面だけでなく、悩み葛藤し、また家族との確執がありつつ、その中でふたりが穏やかにそして運命的に惹かれ合う。

本来は日本人でありながら受はほとんどフランス人として暮らしてきたので、習慣や感覚の違いがあって、攻が戸惑ったりするのがほほえましいです。

あとがきの後の「おまけ」は、やや出来すぎ!なお話ですが、ふたりの周りの人達と同じく祝福致しました♪

読後、読み手も幸せになれるお話。
いろいろな感想はあるのですが、映画を観ているような、目の前で展開されたような錯覚さえあって、あまり言葉で上手く表すことが出来ませんでした^_^;

2

snowblack

ふゆきさま、こんばんは。
「とても美しい小説」「読み手も幸せになれる話」「映画を観ているような」……という言葉に、うなずきながらレビュー拝見しました。
あまり注目されない作品かもですが、素敵な作品。
特にバレエをはじめ舞台が好きな方には是非読んでいただきたい作品だと思いました。

バレエにはBLがよく似合う

麻々原さんの挿絵とバレリーノが主人公という設定に惹かれて
手に取った初読の作家さん。

蜜色といういかにもな甘いタイトルとはちょっと違って
適度に硬めでクールな文章に好感が持てる。
キャラクターの設定やその行動とセリフ、
バレエの描写も読み応えがあって自然で、
個人的にはかなり気に入って読んだ一冊だった。

            ☆

フランスで生まれ、10歳からオペラ・ガルニエのバレエ学校で学び
フランス語ネイティブとして育った21歳のナオキ。
とある挫折を胸に、自分のルーツとしての日本を訪れた彼は
そこで母親のバレエ団でソリストを務める、同じ歳のキヨチカに会う。

拙い日本語ゆえに最初は誤解を招きギクシャクしていた二人だが、
バレエを通して徐々に互いを理解しあい、求めあっていく……。

バレエしかない環境で純粋培養のように育ったナオキと
一方もともとフィギュアスケート出身のキヨチカ。
バレエのタイプも対照的な二人が、最初反発しながらも
共に真摯にバレエに向かい合っていく。

日本的な物を体験して新鮮な反応を示すナオキと、
逆にキス続きや女性へのエスコートなどがギクシャクしてしまうキヨチカ。
そんな二人のちょっと微笑ましいやり取りのさまや、
頑なな思いを抱いていた母親とナオキが和解する様子、などが
淡々とした透明感のある雰囲気の中、
バレエの演目やエピソードがうまく使われながら紡がれていく。

あとがきのさらにその後のSSでは
その後数年経ってそれぞれヨーロッパで活躍する二人が、
パリで結婚式を挙げるシーンも描かれ、幸せな気持ちで本を閉じた。

            ☆

そして、Tバック!
作者自身があとがきで「裏テーマ」と仰せのTバック、
タイツから下着の線が出ないようにとのTバックを
普段から着用のナオキ。
エロティックなのだが、上品で天然なナオキのキャラ故
キワモノになっていないところがかえって萌える。

当て馬というか、ともにバレエ学校で学んだかつての恋人で
幼い時からナオキを支え続けてきてくれた
金髪碧眼のスター・アルベリク。
(彼の幸せな物語も読みたい!スピンオフ希望!
寄宿舎時代の10代のアルとナオトも読みたいのだけれど、
これはかつての恋人同士なので、需要がないかな……?)
彼を含めて登場人物が皆、ドロドロとしたねじれた悪意を持たない
人間として芯の美しい人々。
それが物足りないというよりは、バレエというテーマと相まって
素敵な一編になっていた。



*ガルニエ宮 Palais Garnier*

19世紀にシャルル・ガルニエの建築によって建った、パリのオペラハウス。
ターコイズブルーのドームの上にアポロンの金の竪琴が輝く、
豪華絢爛たるネオ・バロック様式の建物。
天井にはシャガールの「夢の花束」が描かれ、
ミュージカル『オペラ座の怪人』の舞台となっていることでも有名。

1989年にバスチーユに新オペラ座が落成してからは、
こちらは主にバレエの公演で使われている。

11

ふゆき

snowblack様

オペラ座!に反応して即行でオーダー致しました(^^ゞ
レミゼとトップを争うほど好きなのです。
バレエダンサーも萌えますよね♪
楽しみです。

ふゆき

魅惑のバレエBL!

ガルニエ宮(パリ・オペラ座)のバレエ団をやめ、日本へやって来たナオキ(受け・21歳)。
そこで、母のバレエ団に所属するダンサー・清親(攻め・21歳)と出会い…。

ストーリーは、挫折経験のある天才同士が互いに高め合うことで弱点を克服し、愛も深めていくというもの。
真面目にストイックにバレエに取り組む二人を応援したくなる、シンプルながら大変引き込まれる展開です。

幼い頃からバレエ一筋に生きてきたナオキ。
パリの恩師に表現力の欠如を指摘され、自分探しに日本へやって来ますが、フランス育ちの彼にとって日本は外国そのもの。
初めて触れる日本文化(ハツモウデやコタツ)に目を輝かせ、悪気なくズバズバ人の踊りを批評する彼のメンタリティは、完全に欧米人のそれですw
でも毒舌に悪意はなく、単に天然で口下手なだけ。
そんな性格の悩みや、表現面での課題、母親との確執などを、清親と励まし合うことで克服していきます。

清親は、フィギュアスケート選手からバレエダンサーに転向した、ナオキとは真逆の日本男児。
女性のエスコートが苦手だったり、フィギュアの採点のトラウマでバレエコンクールに出続きたがらなかったりと、こちらも色んな悩みを乗り越えつつ、ダンサーとして大きく成長していきます。

こんな二人のやり取りは、とにかくコミカルで可愛らしい。
ナオキに「猿」だの「相撲取り」だの言われムッとしつつも、アドバイス通りに動きを直していく清親に萌えましたv
恋人になってからはグッと雰囲気が甘くなり、日本人離れしたイチャイチャが楽しめるのもオススメポイントの一つです。
それにしてもナオキ、部屋では常にTバックだなんて流石ダンサー!?目のやり場に困る清親の気持ちがよく分かりますw

二人がレッスンで踊るシーンも大変読み応えがあり、特に「ロミオとジュリエット」のバルコニーのシーンの色っぽさは格別。
優雅で洗練されたナオキも、野性的で雄々しい清親も、どちらも素晴らしいダンサーなんだろうなと目に浮かぶようでした。
ロミジュリの他にも、定番のバレエ演目が多々登場し、それぞれの曲やシーンがストーリーに効果的に使われています。

読後はバレエを(特に男性ダンサーを)見たくなること請け合い!の大変素敵な作品でした。

12

Krovopizza

あやちゅけさま

こんにちは!お久しぶりです~~(*^^*)
私も市村さんの本は初読みだったんですが、バレエやフランスの描写がとても素敵で、すごく楽しく読めました。よかったら読んでみてください☆

こちらこそコメありがとうございます(*ゝ`ω・)

あやちゅけ

Krovopizzaさま

こんにちは。お久しぶりです(´∀`*)
こちらの1冊は私も気になっていて、レビューを興味深く
拝見させていただきました。
実は知らない作家さんだったので、買おうか買うまいか
踏ん切りがつかなかったのです。
素敵なレビュー、ありがとうございましたo(^-^)o

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