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前作『理想の恋人』は攻めのしつけ方が痛々しくて、嵌まらなかったのですが、一転こっちはいい!そうそう、そうなのよ〰️っ、こういうのが見たかったの!って何度も読んじゃいました。
前作から引き続きのおしおきシーンではハチミツですよ、ハチミツ!生クリームとかチョコレートとか甘くてベタベタしてるものを塗ったくってのエロエロは大好物なので、いやぁ~たまらんかったです。それも熱いくらいに温めてあるなんて、ヨシミくんもう至れり尽くせり!触感、熱さ、香り、恋人の声、自慰を見られる羞恥心、そんな状態でも快感を感じてしまう淫乱な自分にますます熱くなる身体、りく〰️っ、すごいいいよ、美味しすぎる!!ここにきてこんなご褒美が待っていたとは。前作でやめなくてよかったです。
その後も甘えん坊のところをたっぷり見せながらも意地悪だったり、素っ気ない態度を見せてるくせに情熱的にキスしたり、ヨシミくんの躾には萌えが滾ってしかたない。
でも何よりよかったのは、神社でのアオカン。不謹慎極まりないですが、バチが当たるのも『ヨシミ君と一緒なら…』とまで言えるまでになった陸の成長にキュン。自己肯定力の低い受けと、見た目だけの自己中でDV男にしか見えなかった攻め(失礼)がこんなに素敵CPになってしまうとは。すごいよかったです。
ただ残念なのは、ガヤうるさすぎ。これも作者さまの手法なのかもしれませんが、せっかくの余韻が台無し。もっと余白を楽しめた方がこの作品に関してはよかったんじゃないかなぁ~。これがなければ神なのに、ホント残念。
前作『理想の恋人』完結編です。
私的にはここは六本木の○○辺り・・・とか勝手に想像している訳ですが、
前作が「おいおいっウソやろっそんなん公道でする!?!」で、終わり、一応元に戻れたんだよね・・・、からのスタートで。
それ迄はゴリ(受けーはい、見てくれ通りのあだ名です)は、心を痛めたショックから、全てをネガティブに捉え、皆の垂涎の的の美し過ぎる攻め(よしみちゃんて言います)からのアプローチにも素直に応えられず、遂には攻めを怒らせて(いや、彼なりの駆け引き)しまいましたが、そこで初めて自分のネガティブな心より、攻めへの愛が上回る!。
それからほんの少しづつ表立って攻めへの愛を表せる様になって行く…てな。
陸くん(ゴリの本名)も幸せ、そしてそれ以上によしみちゃんも幸せになって行くと言うストーリーが、前作でももうお約束のBARで、やはり皆からわちゃわちゃされながらの展開となります。
(BARのママはじめ皆さんに今回も助演女優賞を上げたい!)
陸くんの一生懸命な心からの愛情表現に、ホント、こちらまでフワフワうふうふと幸せになってきます♡♡。
もっち前作と同じによしみちゃんは独占欲丸出しだし、でもそれをちゃんと陸くんも受けられて来たんですよね。
今回も山あり谷ありてんこ盛りだけど、特に陸くんが騙されてよしみちゃん以外にベッドに縛り付けられて(っても怖い話じゃないから)、「よしみくん…」と助けを呼ぶ辺り、あぁーんと悶えちゃいました。
そりゃそんな事を言われた日にゃぁ、幾らおかんむりのよしみちゃんでも、お仕置が甘々になっちゃうよねーー。
これで余計また二人の距離が縮まったよね。
ラストに、初めて陸くんが心のままに迫って行き、それに感じるよしみちゃんの色っぽさって、もうジュルジュルの眼福ものでした。
あぁー、この二人のこの後のラブラブの様子、斑目先生っお願いします!もっとくださいっっ!!!!
やっぱ前作と一緒。
読めば読むほど二人の心情がわかり、やはり『尊い尊い黄金のするめ』であります。
出会えて良かったぁ~~~。
斑目先生大好きっ♡♡
「理想の恋人」のお話の続きなので、読んでいないと最初のエピソードは特に意味不明かもしれません。
読んでいたほうが、今回のヨシミの変わりようが良くわかるので読む事をおすすめしますが、前作は鬼畜ぶりが目立つので人によってはNGかも。
ヨシミの鬼畜ぶり(私はそれが嫌いではなく好き)はすっかり鳴りを潜め、今回は色々なヨシミの表情が楽しめます。ヨシミも人の子だったんだね。
陸の回想シーンに出てきたヨシミの表情(泣きそうだけど嬉しそうな)が拝めたり、家での子供っぽいワガママで甘えん坊な様子が見れたり、拗ねた顔が見れたり。
なにこれ?あの鬼畜はどこ行った?可愛いじゃないか、このヤロウ。
今作は甘さいっぱい。
陸が本当に自分を好きでいてくれる事が解ったからじゃないかな。
前作で鬼畜プレイをする時は、陸の愛情を疑った時や嫉妬が原因で陸は自分のものだという事と、陸がこんなことをやっても自分を捨てずに愛してくれるかという事を再確認するための行為だったと思ってますが、もうそんな事しなくても気持ちが通じ合えたので、鬼畜プレイは必要なし。
いくつかのエピソードの中でも「理想の純情」が特に神でした。
ママ達のガヤガヤ&ヨシミの彼がどんなやつか見てみたいと来る男達&ヨシミを虎視眈々と狙っている男達がいっぱいいる中(モテる人を恋人にするのって辛いね)での「・・・好きだよ」はヨシミでなくてもきた!!
ヨシミがいっぱい愛してくれたからようやく言えるようになったんだね。
成長しました、陸も(感涙)
「理想の逢引」での「陸がいたら・・・」のヨシミにも感動です。
こんな事を素直に言える日がくるとは、前作では思ってもなかったわ。(感涙)
「理想の結末」も歯が痛くなるくらい甘々です。いいカップルになったねぇ。
今作は、前作のヨシミの鬼畜っぷりで作品を見放さなかった読者への甘美なご褒美だと思います。
こんな二人が見れるとは思わなかった。
前作では「外野のオカマ&ママ達のやいのやいのも良くて、シリアスなところと笑えるところの緩急具合がちょうど良い。」と書いた私でしたが、今作はさらに出張ってきたというか、五月蝿いなぁと感じる紙一重のところです。
でも狭い店内であれこれ好き勝手に外野が言っている感が良く描かれていると思います。
バーカウンターの中にいる林原さんだけがこの店の唯一の良心って感じでお気の毒(笑)
そしてヨシミの唇がいっつもエロいねー。触ってみたいです。
私、「理想の恋人」の方読んだつもりでいたけど、読んでなかったのかなぁ。
それとも、忘れているだけかな、うーむ。
それにしても、やっぱり斑目さんの本は、微妙に趣味に合わない気がする。
主人公の義巳や陸のビジュアルは好きな絵なんだけど、周りにいる化け物キャラ達がどうもダメなの。化け物な見た目も、きゃあきゃあ煩い性格も苦手かも。
それに、見た目男っぽい陸が受け側につい流されちゃうのは、それはそれでおいしいんだけど、義巳みたいな傲岸不遜なSキャラはあんまり好きになれないのよね。
というわけで、かなりしゅみじゃないよりの中立です。
「理想の恋人」の続きです。
自分の感情に鈍感な陸(受)が、モテモテ男でドSな義巳(攻)に対する感情を自覚してからのお話です。
自覚するまでが長く紆余曲折ありのイライラさせられっぱなしの陸でしたが、元々の性格が素直なのか、不器用なりに義巳に自分の気持ちを伝えようとする場面が見た目によらずメッチャ可愛い♡
バーのカウンター越しに
「義巳君、好きだよ」と照れながら言う陸に、びっくり顔して
カウンター越しに引っ張ってチュウしながらの義巳の
「知ってる」
ぎゃー!!!萌えすぎて立ち上がれません(笑)
他にも陸の不器用なんだけど義巳に対する恋心と、ドSなんだけど陸の事が好きな義巳の態度が滅茶苦茶ツボで面白かったです。
義巳の調教の賜物か、ママ達の茶々のお陰か(笑)
周りが何を言おうとすっかり義巳の手中にハマってしまっている陸だけでなく、私もすっかり夢中になってしまっています。
読めば読むほど色々な面が面白いのです。
出てくる他のキャラも一人一人個性的で面白く目が離せない(笑)
とにかく、「理想の恋人」から続けてお読みになる事をおすすめします。