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おもしろかった~!ストーリー・ラブ・エロ・コメディ感、そして甘さ加減まで、そのバランスが好きだと思える一冊でした。さがの作品は短編集も魅力的ですが、"まるごと一冊このふたり" はやっぱりイイ!この表紙のハガキが非常に印象的だったので、どんな話になるのかな~と楽しみでワクワクでした、その期待は裏切られなかったですよ。作者の作品を読まれたことのない方にもオススメしたいと思います。
同じ会社に勤めるふたりが主人公。
◆表紙真ん中:係長の蟹井・実は伝説のハガキ職人
(ラジオネーム『ジュリアナ埼玉』)
◆表紙右下:部下の三雲・ラジオ大好きハガキ職人
(ラジオネーム『捺印まであと2mm』)
※※※以下、段階ごとのネタバレを含みます※※※
もともと部下の三雲は、職場で係長をあまりよく思っていなかったのです。あることからその係長に"ジュリアナ信者"であることがバレてしまう。すると...それは「俺だ」と、実はその係長こそが伝説のカリスマハガキ職人"ジュリアナ"だったことを明かされビックリ大興奮!、物語は始まっていきます。
一方係長の蟹井は、大きな器に懐の深い大人な男(ゲイ)なんですね。わりとオッサンに見えますが、職場を離れ部屋着になると髪も下ろして若返り、これがなかなかいい男。実は"ジュリアナ"であると明かしたその場でエロな展開になりますが、これに三雲が抵抗しきれなかったのは、自分が昔聴いていたラジオでのエロいジュリアナが浮かんでしまうから。三雲が中学時、親のケンカに耳を塞ぐため布団にもぐり聴いていたのがその番組であり、ジュリアナの投稿ハガキに爆笑し元気づけられていた、というエピソードは大きいのです。※"耳アナルバージン"を奪われた瞬間でもある(笑)。さて、Hする関係になってからはとにかく三雲を溺愛する蟹井ですが、その背景にはちゃんとお互いの不安感が安心感に変わっていく様子があり、面と向かって本音を言えなかったふたりがストレートに気持ちを伝えあうシーンには蟹井の大きさがみえてシンプルにステキでした。
好きなものが同じであることは最強であり、そんなふたりだけの時間は甘くてエロくて楽しいもの。やがてその時間にハマりすぎた三雲がハガキ投稿のスランプに陥りそうになったとき、さりげなく連れ出し、そこからの一連の流れ、これ大好きでした。細かなエピソードにも爆笑したりニヤニヤしちゃって、終始笑顔で読める一冊ではないでしょうか。何度もリピしてしまいそう。扉絵ごとに「とびら小話」というのがあって、これまた美味でしたよ。
なお、エロ度は標準的~エロエロかな。扉絵にもありましたが一冊で三雲のチクビが徐々に開発されていくのと、パンツを引っぱってTバックみたいにされちゃうシーンが印象的。ストーリーがしっかりしているのでエロだけが残る感じではありませんがどれも甘さが漂っており大好物でした。そして...描き下ろしで完全"エロエロ"となりました(笑)、必見です。
面白いなこれ!
【上司×部下】なんてベタベタのカップリングなのに、ほんのちょこっとヒネリが加わるだけでこんなに面白くなるんだ!とジタバタしました。
しかも150ページ弱とコミックとしては決して厚くない1冊なのに、全5話で描かれる展開と中身がとても充実していて読後の満足度高し!
付き合うまでのお話と付き合ってからのお話が両方しっかりと入っているBLって意外とあんまりなくって大体はどちらかに比重が置かれることが多いと思うんですが、本作はそこら辺のバランスも非常に巧くって、即断の「神」評価です^o^
会社の苦手な上司が実は長年大好きなラジオ番組で名を馳せる憧れのハガキ職人だった!っていう設定が実にイイんです。
趣味人間って、同じ趣味の人に出会うとそれだけでググッとお互いの距離を縮められる不思議な仲間意識的なものがあると思うんですけど、それにプラスして相手は敬愛の念すら抱くほどの憧れの対象ってことで。
ジュリアナ埼玉さん(=上司)全肯定な部下くんの信者っぷりがめちゃ可愛い。
でもって上司は上司で会社では堅物リーマンのフリしてるけど実際は下ネタ大好き!なガチゲイでグイグイいくもんだからギャップにヤラレます///(堅物がエロいの大好き)
一気に色んな意味で仲良くなっちゃうんですが、仲良くなった後がもう…!萌萌萌!!!でした!
そんな2人の関係性だけでも十分「萌×2」付けちゃうレベルの満足度なんですが、お話の方もしっかりとした読み応えのあるラブコメになっているので、最初から最後までお話の展開を楽しみながら読めて大満足!
さがのさん、随分前に1冊読んだっきりになってた作家様なので、もったいないことしてたなぁと。
残りの作品も近いうちに買い集めようと思います。
ほんと、なんでこんなお話が描けるんだろう?
さがの先生の発想はすごいと感じます。
とにかく、独特じゃないですか。
深夜ラジオのハガキ職人の、云わばラジオから離れたリアルな世界で展開するお話なんですよね。
伝説のエロハガキ職人、ジュリアナ埼玉。
もう、ラジオネームがすごい。でも、強めネタを持つ方なんですね~
ネタが、エロすぎて中学生だった三雲が抜いちゃうくらいらしいです。
三雲自身もハガキ職人になっていますが、仕事がちゃらんぽらん。
遅刻もラジオ聴いて起きれないからとかね。
上司の蟹井が、実はジュリアナ埼玉だったというのは読めたんですけど、何だか2人の関係性の進み方が独特でした。
2人には共通の話題が有るし、エロハガキ職人の蟹井に対するリスペクトと、出来る上司でも有る蟹井と公私共に気が付けばずっと一緒ですよ。
自然だ。セックス込みの関係性になってからは、蟹井の色気がすんごい!
さがの先生の攻めは、ほんとえっちぃです…
受けの三雲も、最初こそ可愛くない仕事舐めてる子だったのに気が付けば、あら可愛いじゃないですか~!
蟹井が、無表情気味だったのに三雲と付き合って甘々になっていくのもたまらない。
さがの先生のテンポにはまるとほんと癖になると思いました。
表紙と裏表紙がパッと見
『エロ特化のギャグ漫画かな?』
と思ってしまいそうですが、さがの先生はちゃんと内容で読ませてくれます。そしてエロも豊富!
なので、表紙でちょっとな……と
迷われてたらゼヒ一読をオススメします!とってもエロくて面白かった!
今回は深夜ラジオのハガキ職人のお話。
ヘビーリスナーのハガキ職人の三雲が、伝説のハガキ職人•ジュリアナ埼玉にラジオでネタで『抱いてくれ』と投稿したところ、職場の上司である蟹井係長がジュリアナ埼玉であることが判明します。
三雲は蟹井に迫られそのまま身体の関係を持つわけですが、始めは神と崇める蟹井に気持ちいいことをされ、ラジオについて語り、居心地のいいこの状況を受け入れていたけど、次第に俺達の関係って…?と悩むようになり、いろいろ障害もありながらも蟹井を好きな気持ちに気付いてくというお話です。
蟹井は最初から三雲に気がある感じでしたけどね^ ^
とにかくエロが最初から最後まで満遍なく組み込まれているので、大満足です!
ゲイ×ノンケですが、受の三雲は相手が自分の神的存在というのもあって男同士のセックスも割と素直に受け入れ、快楽に従順です。
あと、昔からジュリアナ埼玉のエロネタでオナってた過去もあるww
乳首を開発されたり、攻のプレゼントのエロい下着を引っ張られて尻に食い込まされたり、尻舐めもあり、体位もさまざま!
攻の蟹井はイケメンで仕事も出来るけど、ハガキ職人の顔ではエロネタ炸裂でムッツリスケベなので、セックスもわりとねちっこくてだがそれが良い。
特に描き下ろしはとってもエロかった!
オジサン×ピュア淫乱中学生という設定でのエロ。
受がイキたいがために、攻の言いなりに乳首を自分で弄りながらずぽずぽされたり。
あと、キスの描写がすこぶるエロかった!“ちゅっぱぁ…”って擬音スゴイ…
エロも満足、お話も満足!
無茶苦茶に見える話の展開かと思いきや、受の付き合うまでと、付き合ってからの気持ちの変化とかが自然な流れで描かれてあったので、何の違和感もなく読めたし、あとエロいし、攻も受が好きなんだなぁというのが伝わってきますし、そしてエロいし、読後感もすっきりさっぱりの一冊でした。
さがの先生のエロはやっぱ良い!
サラリーマンの主人公は、ハガキ職人をしている深夜のラジオ番組が大好きで、会社に遅刻してばかり。そんな受けを叱ってくるいけ好かない上司が、実はその深夜ラジオの、受けの憧れの伝説のハガキ職人だったと判明し…という話。
部下が受け、上司が攻めです。
まだ上司が憧れの人だと知らないうちに、ラジオで「抱いてくれ!」と公共告白し、ガチゲイだった上司にマジ抱かれちゃう展開です。抱かれちゃうまではかなり展開が早くて、えっもう?ってかんじだったのですが、それ以降の心理描写がしっかりしていて、エロコメディながらじっくり読ませてくれました。
憧れのハガキ職人と知り合えて、テンション上がって懐きまくりの受けが可愛い。もともとゲイだった上司は、最初から受けのことが好きだったようですが、ノンケの受けも憧れの人なあまり割とすんなり受け入れます。
深夜ラジオ好きなだけあってシモネタエロネタ大好きな2人なので、プレイもなかなかマニアック。エロ方面もなかなか楽しめました。