• 紙書籍【PR】

表題作ったく、しゃーねーな!

民 四郎(高校生)
手越 宗親(高校生,世話焼きオカン気質)

その他の収録作品

  • 俺のとくべつ(描き下ろし)

あらすじ

ヒゲでフケ顔なのに「オカン」とアダ名がつけられる程の世話焼き高校生・手越宗親。新学期、彼は無口なイケメン・民四郎と隣の席になる。民は美形なのに、関西弁しか喋れない自分を恥じる対人恐怖症だった。
保健室登校をしていた民に友人を作ろうとする宗親。そんな宗親に勘違いを起こした民は「めっちゃ好きなんです。」と突然の告白。しかしその好きが恋愛の好きだと気づかない鈍感な宗親は「わかった」と返事をしてしまう。大喜びの民は翌日から超熱烈な“好き好きアピール”を仕掛けてきて…。

あらすじより。

作品情報

作品名
ったく、しゃーねーな!
著者
厘てく 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS ~ポーバックス~【非BL】
発売日
ISBN
9784865890686
3.6

(77)

(21)

萌々

(28)

(15)

中立

(8)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
13
得点
270
評価数
77
平均
3.6 / 5
神率
27.3%

レビュー投稿数13

安心して楽しめました!

この作者さんはコミックス発売のペースが早くて驚きです!今回の作品もすっごく好きです!

とても素敵な表紙で、乳頭好きとしてはとても美味しい!
何度眺めても飽きません。
内容に関しては、本来自分の好み的には
・ヒゲ
・ロン毛
・方言
という要素は得意ではないのですが、この作品は大丈夫でした。むしろ好きになれた。

ヒゲ、オカン、老け顔→受け
方言、ロン毛、スレンダー、超人見知り→攻め
というアンバランスさが新鮮でした。

受けが気持ちを自覚するまでの葛藤も流れも良かったし、攻めの事を好きな理由が、あ~根っからの世話焼きなんだなあ~と思えて気持ちが温かくなりました。
こういう友達ほしい!

今回の作品に限らず、いつもキャラクターが皆イイ人で性格が良いので安心ですし、気持ちよく読めます。
絵もとてもキレイ!
次も楽しみにしてます!

5

キュートなハイスクールラブコメ

表紙の絵で誘い受けもしくは襲い受けの子の話かな?と思っていたのですが中身は普通に高校生達の話でした、かわいいです
裏表紙に書かれていたあらすじにあった、キュートなハイスクールラブコメという一文に偽りなしって感じでした。
世話焼きで包容力の有るオカン系ヒゲ受けと、そんな受けに懐くちょい乙女ヘタレわんこ攻めなのでそういう要素が好きな方におススメかなと、あと攻めが関西弁です
全体的にとてもおいしかったのですが、作中エピソードとしてヒゲにあまり触れていないので少し勿体無い気持ちになってしまいました、あと攻めがもっと乙女しててもよかったのではないかと思いました。
攻めが受けにとても懐いているので執着してる感じはありますが怖い系のヤンデレ要素はないです、
一冊丸々彼らの話なので葛藤とか友情とかほだされたり自分の気持ちに気が付いたり等まさに青春ラブコメ系で徐々に関係が進展していく様子が楽しめます。
しかしエロ少な目なのと、そのエロシーン含め肉体の露出がほぼ無いため表紙でガチムチエロエロを期待すると物足りないかもしれません。

4

軽快なツッコミに惚れる

何度吹き出したことでしょう。
一回、口に含んだお茶が鼻に入りました。

裁縫得意、茶色い料理が得意、スカートの下のジャージは許せない。
ナチュラルボーン世話焼き、「オカン」と呼ばれるコワモテDK・ムネ。
そんなムネにとってほうっておけないクラスメイトが突如出現して…。

転校生ではなく、保健室登校をしていたたみしろです。

もう面白すぎて。
腹筋割れるような爆笑ではないです。クスッ、なんて可愛いものでもありません。「ぶっ」です、「ぶっ」。
軽妙な会話のキャッチボールがポンポン飛び交う中、台詞で「ぶっ」。
休む間もなく、そのコマの背景でこっちを見ているたみしろに「ぶっ」。
全キャラ総ボケ総ツッコミ状態。無双か。全編通してゾーン入ってるのか。

世話焼き体質のムネは、たみしろ社交化に一役買おうと奔走するのですが、たみしろの思惑とはズレがあるので悩みます。たみしろ暴走します。さらにムネが悩みます。
でもうじうじじゃないのです。それこそ「ったく、しゃーねーな!」なのです。
「ムネと友達になりたい」「ったく、しゃーねーな!」
「ムネだけいればいい」「ったく、しゃーねーな!」
「ムネが好き」「ったく、しゃねーな?」
という流れで、「しゃーねー」じゃ済まされないたみしろの気持ちも暴走も、「友達」の枠の中に当てはまらないものだけど、たみしろのことをほうっておけないと思った時点でもう負け試合なんですよね。

たみしろのキャラが相当ぶっ飛んでました。
デフォルメが怖い。でもイケメン設定。ムネと並んで半ページの大ゴマで登場するシーンは「顔小さい」「足長い」を存分に発揮してました。
髪の毛の長さを生かした印象的なシーンもいくつもあって、ムネがマンションまで迎えに来たときに玄関のドアを開けるたみしろは特に秀逸でした。

「ぶっ」となりながら、ほろりと来る。
登場人物全員が愛おしい。何ならモブまで愛せます。
素晴らしい作品です。
ただ飲み物を飲みながら読むのは危険です。電車の中も。

1

世話焼き~!

クラスの女子のボタン付けから友達へのハンカチの貸し出し、お弁当作りまで…
世話焼きで周りを放っておけない性格のせいでオカンなんて呼ばれている宗。
何でもできるしなんだかんだ優しいので、周りのみんなが頼りにする気持ちがわかります。
ちょっとバカにされている風なところもまた面白い。

たみしろは不思議なキャラ。
コミュ症だから宗にくっついているだけかと思いきや、始めから宗のことしか見えていないしぶれることなく宗ラブ。
関西弁も挙動不審なところも可愛かった!

ただ、攻め受けはどうしても逆な気がしてしまうんですよね。
ここでもたみしろを受け止める宗のオカンぷりが発揮されているんでしょうけど、これだけはちょっと残念かな。

とってもテンポよく読みやすい作品でした。

1

これは表紙買いしてしまうな

まずはこの表紙でしょう。
ベスト・オブ・脱ぐ角度!
表紙に煽られ、何のためらいもなく買うボタンを押していました。自分はネット購入でしたが、これレジに持っていったら会計時に意味もなく怪しい笑みを浮かべてしまいそう(ムッツリなもので)。

最近は裏表紙のあらすじにもいろいろあって、個人的な印象ではありますが、今作の場合あらすじを読めばだいたい予想できてしまうと感じました。もちろんそこから先の書かれていない部分が大事なところではあるのだけど。とはいえ、予想を裏切るほのぼのとした雰囲気と、キャラの色を楽しめたのでよかったです。「困ってる人を見るとほっとけない性格」の受け(表紙の子)が、最後までそれを通すのも好きでした。

アンソロ等ではお見かけしていましたが、作者のコミックスは初めて読みました。絵がとても好みだったのでぜひほかの作品も読んでみようと思います!...と思いさきほど検索したら、エロ度の高い作品もあるのですね。今作では、いずれも唐突に始まり、受けが"オカン級の包容力"(帯より)を発揮しながらうまいこと場面が終わっていく、ほのぼのとしたHシーンでした。短くてちょっと残念。

ったく個人的な願望としては・・・
「ったく、しゃーねーな!」と言いながら、受けが表紙みたいに自分から脱いでほしかった><。そして、自ら攻めようとしてけっきょく押し倒されてほしかったのです。表紙を眺めすぎて勝手にそれを期待しちゃったのもあるけどね。プラス、攻めの子は長髪&黒髪なのですが、最後に短く切るのかな?というのも期待しました。高校入学時は短かったのに、理由あって伸ばしたのだろうから、きっと。「ありがとう」の気持ちはステキですね。

「装丁:野本 理香」でした!
大好きなカバーを担当されている方でうれしくなります。

16

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP