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表題作皇帝は桃香に酔う

航,白虎に変身できる近衛隊隊長?,27歳
葵士,皇帝御用達蔵元の次男,17歳

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  • あとがき

あらすじ

「お前とのすべてのことに『運命』を感じている――!!」
葵士の家は皇帝御用達の酒屋で、暴漢に襲われ酒を奪われるところを近衛兵の航に救われる。
お礼のためにあとを追った葵士は、航と同じ美しい紫の瞳の白虎に出会う。
彼はなんと虎に変化する血の持ち主だった!
その後、おしかけるように住み込みで酒屋を手伝う航。
気づけば夜中に虎姿で葵士の寝台に忍び込み、添い寝してきたりと連日の求婚に、葵士はとまどうが…!?

作品情報

作品名
皇帝は桃香に酔う
著者
加納邑 
イラスト
松本テマリ 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
ISBN
9784799726143
3.7

(8)

(0)

萌々

(6)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
30
評価数
8
平均
3.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ネタバレ注意

白虎に変化することのできる皇帝一族の近衛隊長×御用達×酒造蔵元の息子。

攻めのスペックは近衛隊長になっているのですが、本の帯に正体が「実は○○」と書かれています。
本を開かなくても読めるところに書いてあることはレビューに書いてもいい、と自主的に規定しているのですが、一応伏せておきます。まあこのシリーズを一度でも読んだことのある人にはおわかりでしょうけれど。

さて、白虎もふもふ中華ファンタジーです。男でも結婚OK! 仔虎もできちゃう! シリーズです。
有り体に言えば、これまでのこのシリーズを読んで、面白かった人には面白いんではないかと思います。もふもふは可愛いですし、シンデレラストーリー的な楽しみ方もできます。
ただ、これまでのシリーズと比較して、何一つとして物珍しいものはありません。偶然出会った攻めはなぜか白虎に変化できる人でした、受けは嫁になってくれと口説かれます、紆余曲折あり結ばれます、男同士だけど仔虎が生まれます、というテンプレです。
今回の攻めはかっこいいという描写だけどそれほどでもなく、受けは頑張り屋だけど普通にいい子程度でしかなく、地味なかんじでした。

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