……まだ、謝んなくていいか。

悲しみません、明日までは

kanashimimasen ashita made wa

悲しみません、明日までは
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×27
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
58
評価数
15件
平均
3.9 / 5
神率
20%
著者
 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
シリーズ
プラチナ文庫(小説・プランタン出版)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784829626009

あらすじ

偶然知り合った優吾と共に過ごす時間は、心地良かった。でも彼は、要が長いこと片想いをしていた人の再婚相手の連れ子で──。

表題作悲しみません、明日までは

壱岐優吾,横浜から来た高校生,17歳~
鴫原要,田舎町の高校生,17歳~

その他の収録作品

  • 恋をしましょう、今日からは
  • 悲しみません、明日からも
  • あとがき

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レビュー投稿数4

さらっと爽やか

このカバーイラスト、小嶋ララ子さんだと思わなかった。
カラー扉も、随分雰囲気違う。
でも、このさらっとした感じが、このお話の、高校生の恋のお話に、とても似合っていた。

町民の半数以上は50代以上、子どもは保育園から中学までずっと1クラスのまま。
要はそんな田舎の町で、隣の家のお兄さん達哉への恋心を隠して暮らしている。
夏休み直前、横浜からやってきた同い年の優吾と知り合うが、優吾は達哉の結婚相手の連れ子だった。

不器用で無遠慮な子どもの恋。
だけど、打算も裏もない。
欲望にも素直に突き進む。
あっさり軽めですが、そこが爽やかでよかったです。

0

青春だね

読んでだいぶたつので、印象が薄れつつあるんですが、所々の高校生らしい風景が残っています。自転車二人乗りしたり。

ただ、もっと切ないのかなって思っていたけど、そこまでではありませんでした。

1

悩み多き高校生

とまどいと、疾走と、ためらいと苦さが混じった高校生の青春記です。
受けがゲイで悩むのですが、自分のセクシャリティに対して悩みだけではなくブレない部分があって、それがとても良かった。
男として男が好きだから、女の子になりたいと思えればどんなに楽かと。でもやはり、女の子になりたいわけではない、という部分はブレない。
男女の恋愛にも悩みが多いのに、受けクンは高校生で軽いとは言えない課題を、狭くて濃い田舎町で逞しく乗り切ろうとしています。
攻めクンも、大いなる悩みを抱えてる。二度三度と、強姦未遂も含め体を重ねるも、二重丸の二つの線が重なるまで試行錯誤していきます。

実は、個人的に栗城さんの文体がBLで最も好きです。登録漏れが多いので、この作品が栗城作品で初登録になりますが。
すっきりとした文体で、だけど状況心理描写は丁寧で、しつこくないのに抜けてない。クセがないけど栗城節。
ストーリーやキャラで「外したな」と思う作品でも、文体が好きです。なので、萌×2評価ですが文体は神です。

1

瑞々しさ溢れる青春ドラマ

あらすじ:
田舎町の高校生・要(受け)は、隣家の13歳上の幼なじみ「たつ兄ちゃん」のことが好き。
ある日、横浜から来たという同級生・優吾(攻め)と知り合う。
彼の母親は「たつ兄ちゃん」の結婚相手で…。

小さな田舎町を舞台に、高校生男子の等身大の恋を描いた青春物語。
受けも攻めもそれぞれに未熟なところがあり、ときに相手を傷つけることもあれど、次の日には何事もなかったかのようにつるんでいる。
そんな男友達二人が、次第に互いを意識し恋人になるまでの過程が切なく甘酸っぱく描かれています。

要は、偏見の多い田舎町で、ゲイであることを隠して生きる高校生。
好きな人に失恋した矢先、彼の結婚相手の連れ子にいきなり押し倒され…と
結構可哀想な目に遭いますが、
あまりクヨクヨせず明るく振る舞える強さのある人物です。

ストレートの優吾は、「お前ホモなの?」等デリカシーのない言葉で要を傷つけ、興味本位で強姦(未遂)しようとする俺様ですが、成長するにつれ包容力のあるいい男になっていきます。
膝の故障でサッカーをやめ尖り気味だった優吾が、要とつるむうち、彼の明るさに影響を受け変続きわっていく様が良かったです。

自転車の二人乗り、花火大会の夜、初めて身体を重ねる瞬間…等、
一つ一つのシーンが瑞々しさに溢れていて、青春の素晴らしさを実感できます。

少し残念に思ったのは、後日談で一足飛びに二人が大学生になり、同棲編に突入してしまう点。
ダラダラ書いても冗長になるのでこれでいいのかもしれませんが、二人の関係が安定期に入るまでの過程や、進路を決めるエピソードなど、もっと途中経過を見せてほしかったです。

しかし全体としては、青年期特有の脆さやひたむきな強さがリアルに感じられ、とても引き付けられる作品でした。青春を追体験したい方にオススメ。

8

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